現代のプロメテウス、あるいは


GM:モッズ
"シュテルケ"茅嶋 伊鈴(かやしま・いすず)キャラシート)PL:優水
"撃狼脚"("ウィザール")荒井 勇(あらい・いさむ)キャラシート)PL:しんごろ
"アルナイル"秋月(あきづき) さな(キャラシート)PL:紅井寿甘



メイン 見学


目次



プリプレイ


【今回予告】
UGNエージェント“シュテルケ”がある日助けた子供“イクス”。
それは、FHの狂科学者によって計らずも作り出されたオーヴァードであった。
“イクス”に秘められた能力を狙い、FHが動き出す。
背後で蠢く邪悪な計画と、野に放たれた殺人鬼。
恩讐と狂気の渦巻く戦いの果てに、待ち受ける結末とは。

DX3rd「現代のプロメテウス、あるいは」
───僕たち、生まれなければよかったのにね。

GM:【PCハンドアウト】
GM:PC1 “シュテルケ”茅嶋伊鈴(PL:優水さん)
GM:ロイス “イクス”  P庇護/N不快感
GM:君はふたたび悪夢と対峙しようとしている。
GM:かつて、君と家族の命を奪った殺人鬼、喰能清純が現在、君の所属する街に潜伏している。
GM:追跡の為街を訪れた人員チルドレンと共に捜索する……という任務に向かう最中
GM:君は複数の男たちに追い立てられる子供と遭遇する。
GM:“イクス”と名乗ったその子供は、自覚はないようだがどう見てもオーヴァードであり、保護が必要であった。
GM:君はその子供を助けるが……。

GM:というわけで、茅嶋さんの自己紹介、お願いします!
茅嶋伊鈴:はーい!
茅嶋伊鈴:「どうも、こんにちは、それともこんばんはでしたか。あなたの美少年、”シュテルケ”です。ふふ、好きになっても良いんですよ?」
茅嶋伊鈴:慇懃で芝居がかった振る舞いをする、フェミニンな執事服を身に纏った少女。
茅嶋伊鈴:”謎の美少年”を自称するだけのことはあり、その中性的な美貌は女性からの人気も高い。
茅嶋伊鈴:で、エージェントになってからでした、そいつに家族もろとも殺されたのは。
茅嶋伊鈴:それまでは本当にただの平々凡々な美少年エージェントだったのですが
茅嶋伊鈴:屍人として復活してからは動かない内臓、必要のない生命活動のためのあれこれ、
茅嶋伊鈴:そして殆どのものに対する無感覚により、芝居じみた振る舞いに拍車がかかるようになります。
茅嶋伊鈴:まあそれでも良いかと思っているし、大切な幼馴染がいなければ早晩ジャームになっていてもおかしくないな、
茅嶋伊鈴:と本人は思っています。
茅嶋伊鈴:性能は……強靭骨格を限界まで強化して骨の剣でガード!屍人で減らす!
茅嶋伊鈴:ついでに攻撃もする!というシンプルな性能。
GM:カッチカチだ
GM:いいですねえ!攻防自在よ
茅嶋伊鈴:160点になったことで先陣の火を取り、
茅嶋伊鈴:早い段階で骨の剣できるようになりました。
GM:先手を取らせないクレバーな構えだ
茅嶋伊鈴:あと、IAによって骨の剣の経験点が浮いたので、不安定だったコンセと伸縮腕をあげて安定性をすこし上げました。
茅嶋伊鈴:骨の剣すると見た目がだいぶグロくなりますが
茅嶋伊鈴:クトゥルフとかそっち系?いけるひとなら平気だと思います。
茅嶋伊鈴:以上!
茅嶋伊鈴:なかよくしてね☆
GM:よろしくお願いしますー

GM:PC2 “撃狼脚ヴィーザル”荒井勇(PL:しんごろさん)
GM:ロイス 奇怪な殺人事件
GM
GM:倉庫街の一区画にて、おびただしい数の変死体が発見された。
GM:死体はいずれも肉体に著しい変異が生じており、人為的に改造を施されたか、
GM:あるいはなんらかのエフェクトによる影響を受けたものとみられる。
GM:いずれにせよ、既存の科学技術で解析不可能な異常現象であり、レネゲイドの反応が確認される以上、
GM:君たちの領分であることに違いはない。
GM:君は状況を調査し、対処にあたらなくてはならない。

GM:ということで荒井さん、自己紹介お願いします!
荒井 勇:ヤー!
荒井 勇:「フェンリル殺し?……根も葉もない噂だよ、あんなのは」
荒井 勇:"撃狼脚"ヴィーザル"荒井 勇。フリーランスのオーヴァードで、UGNがお得意様。
荒井 勇:かの"カーネイジ"の直弟子であり、ジークンドーをベースにした我流格闘術の使い手。
荒井 勇:特に、激しい爆発を伴うその蹴りは、かつてフェンリルタイプのジャームを打ち倒したとも言われる程強力。
荒井 勇:そんな逸話を「単なる噂」と受け流しつつ、毎日を平穏に過ごすことを第一にする、イマイチやる気の見えない男。
荒井 勇:データ的にはモルフェウス/サラマンダーの白兵屋。侵蝕率に関係なく安定して打点を出せるのが強み。
荒井 勇:IAに対応した結果、恒常的な火力は落ちましたが、殺戮の秘奥により一度だけHP減少分を火力に転化できます。
GM:一発限りの大技追加だ!
GM:IA対応で得た新たな力、是非ド派手に振るって欲しいですね~!
荒井 勇:イエーイ!やってやりますよ!
荒井 勇:今回もよろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!

GM:PC3 “アルナイル”秋月さな(PL:紅井寿甘さん)
GM:ロイス “白夜”喰能清純
GM:UGNチルドレンである君に託された新たな任務。
GM:それは逃亡した殺人犯の追跡である。
GM:標的である喰能清純は非常に厄介な経緯を持つ殺人者で、本来はUGNに引き渡される手はずであったが
GM:その直前にFH側の介入によって野へ放たれることとなってしまったのだ。
GM:君はこの危険な殺人者を再び捕えるか、もしくは撃破しなくてはならない。

GM:というわけでさなちゃん自己紹介、お願いしまっすー
秋月さな:はーい☆
秋月さな:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjruhmQUM
秋月さな:「さなにばっちし☆おまかせ!」
秋月さな:岳舎町支部所属UGNチルドレン、コードネーム"アルナイル"。
秋月さな:秋月・紗菜(あきづき・さな)、17歳。カヴァーは高校2年生。
秋月さな:チャームポイントは182cmある身長な、オレンジ・スイートの香りを漂わせる女の子です。
秋月さな:エージェントの両親の家庭に生まれ、たくさんのレネゲイド安定調整実験とたくさんの愛情を受けておっきくおおらかに育ちました。
秋月さな:性格としてはきらきらふわふわな少女ですが、チルドレンの仕事はしっかりやります。
秋月さな:性能としてはIA適用版のばーじょん☆つー! バランス調整版!
秋月さな:エンジェルハィロゥ/モルフェウス/ソラリスで、Dロイス・実験体! 感覚9!
秋月さな:高めの行動値から装甲無視火力を叩きこみます。あと《夢の雫》でミドルも万全。
秋月さな:以上、明るく・元気に・朗らかに☆ がんばるので、よろしくおねがいします!
GM:やったぜ!
GM:敵に先手を取らせない構えの人が2人いるチーム!頼もしくもアリ、怖くもある!
秋月さな:しゅばしゅば(先手を取る動き)

GM:では3名の自己紹介もキマったところで
GM:さっそくOPアクトから初めて行きましょうか!よろしくお願いします
秋月さな:よろしくお願いします!
荒井 勇:よろしくお願いしまーす!
茅嶋伊鈴:よろしくお願いします!
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  • OP1:哀れなるものたち


    GM:登場ダイス、よろしくお願いします
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(37 → 44)

    GM:君は現在、任務に向かう途上にいる。
    GM:その内容を思えば、心穏やかではないかもしれません。
    GM:あるいは、自分でも信じられないほど、冷静な心境にいるかもしれません。
    GM:なぜか?それは、あなたとその家族を殺した危険な殺人鬼が、いま、あなたの街に潜んでいるからです。
    GM:UGNはその男───“白夜”の異名を持つオーヴァード、喰能清純を追っています。
    GM:さて、あなたはいま、実際どのような様子ですか?
    茅嶋伊鈴:ただ、いつものように微笑を浮かべています。
    茅嶋伊鈴:にこにこと。
    茅嶋伊鈴:それはとても楽しそうに見えるかもしれません。
    GM:では、そんなあなたの背後から、力ない足音が迫ってきます。
    茅嶋伊鈴:首をめぐらせて確認します。
    イクス:少年とも少女ともつかない、「子供」と形容するのが適切な幼さを残す人物です。
    茅嶋伊鈴:知覚に優れているわけではないので……おっと。
    茅嶋伊鈴:知覚なんてないのでした。
    イクス:どういうわけか素足にボロボロの薄汚れたシャツ、
    イクス:その上から同じような薄汚い風袋の上着を着た子供です。
    茅嶋伊鈴:「おやおや」
    茅嶋伊鈴:「どうやら訳ありのご様子。お困りならば、助けてさしあげられますよ」
    茅嶋伊鈴:「何せ私、”謎の美少年”なもので」
    イクス:「……?」自分に話しかけられた、と暫く時間をかけて気づく。
    イクス:「たす、ける?」
    イクス:「さし、あ、げる?」
    イクス:君の言葉をオウム返しに返すばかりで、理解しているかも怪しい様子です。
    茅嶋伊鈴:「ふむ」
    GM:そこに。次々に追手らしき連中が現れます。
    茅嶋伊鈴:「仕方がないですね」
    黒服:「いたぞ!“ドクトル”に連絡しろ!」
    黒服:「いや、おれ達で捕まえて……あん?なんだ、お前は!」
    茅嶋伊鈴:「ふふふ」とん、と地を蹴り。高く飛ぶ。
    茅嶋伊鈴:「何って───」
    茅嶋伊鈴:瞬間、黒服たちに激しい痛みが奔る。
    茅嶋伊鈴:「”謎の美少年”、ですよ」
    茅嶋伊鈴:地に再び足を着けた彼女の腕は醜い肉塊に変形していた。
    黒服:「ぐああっ!?」多くの黒服たちは、君の放った一撃に呆気なく倒れます。
    リーダー格らしき能力者:「ちっ、こいつ。同類か!」
    リーダー格らしき能力者:その中で、一人の黒服のスーツが裂け、猛獣のそれを模した異形の腕へと変異します。
    茅嶋伊鈴:「ああいけない。私としたことが、です」《ワーディング》を展開します。
    GM:どうやら、キュマイラ能力者のようです。キュマイラの男は異形の腕を横薙ぎに振るいますが、
    GM:君から見て、それはあまりに稚拙な一撃です。難なく防ぎ、あるいは躱すことができるし、
    GM:打ち倒すのも同様に、簡単に出来る力量差があります。
    茅嶋伊鈴:「ふ───」
    茅嶋伊鈴:「今日の私は、気分が酷くいいんですよ」
    茅嶋伊鈴:「ですから」振るわれた獸の腕を大きな肉色の腕でそ、っと包み
    茅嶋伊鈴:「たくさん、優しくしてあげます」
    茅嶋伊鈴:その中に、口を広げた腕から神経繊維が殺到する。
    茅嶋伊鈴:痛い『だけ』の一撃だ。しかし───
    リーダー格らしき能力者:「ぐ、ぎあああああっ!?」
    リーダー格らしき能力者:強烈な痛みに耐え兼ね、白目をむいて叫ぶ。
    リーダー格らしき能力者:強制的に自らの腕を引きちぎると、
    リーダー格らしき能力者:「ぐ……お、覚えておけ!」捨て台詞を吐いて、血をまき散らしながらもその場を後にします。
    GM:後には、気絶した幾人かの男たちと、ぼろぼろの子供がひとり。
    GM:あなた一人であれば、逃げた男を追うことも容易ですが、
    イクス:「…………」
    イクス:子供が君の袖を引きます。
    茅嶋伊鈴:「ああ……もう大丈夫ですよ」腕を覆う肉はジュルジュルと剥がれ落ち、すらりとした腕が下から現れる。
    茅嶋伊鈴:「……やはりオーヴァードなのですね?」
    イクス:「? ?」
    イクス:にこにことしながら、首を傾げる。
    イクス:「イクス!」自分を指差して、繰り返しその言葉だけを告げます。
    イクス:どうやら、それが名前らしいです。
    茅嶋伊鈴:「イクス」
    茅嶋伊鈴:「名前がわかるのはありがたいですね。私は伊鈴。茅嶋伊鈴です」
    茅嶋伊鈴:端末を取り出し、今回の作戦を取り仕切る支部へと通信します。
    イクス:「い…すう?かーぁし、あ!」
    GM:では、あなたは改めて見て、気づくでしょう。イクスと名乗るその人物の、はだけた包帯の隙間から。
    茅嶋伊鈴:「こちら”シュテルケ”。複数オーヴァードと交戦、保護を必要とする子供を……」
    茅嶋伊鈴:「………」それに気づく。
    GM:金属の輝きを放つ、異質の皮膚がちらり、と見えます。
    GM:加えて、そうでない部分にはメスを入れた跡のようなものも。これらは、うっすらと血を滲ませてさえいるでしょう。
    茅嶋伊鈴:「オーヴァード。おそらくは実験体です。……はい」
    茅嶋伊鈴:眉根に薄い皺が寄る。
    茅嶋伊鈴:「イクス」
    茅嶋伊鈴:「痛くは、ないのですか」
    イクス:イクスは“痛い”の意味がわからないようで
    イクス:にこにこと笑みを浮かべながら首を傾げています。
    茅嶋伊鈴:「わかりませんか………はは」
    茅嶋伊鈴:「仲間ですね」
    茅嶋伊鈴:寂しそうな口元に、笑みはなかった。

    GM:シーンエンド!
    GM:“イクス”へのロイスの取得が可能でっす
    茅嶋伊鈴:はーい!
    茅嶋伊鈴:保護対象/”イクス”/共感:○/疑心/ロイス
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  • OP2:許されざるものたち


    GM:シーンプレイヤー 荒井勇
    GM:ダイスをどうぞ!
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(30 → 37)

    GM:UGNに、“魔女”と呼ばれるひとりの超人オーヴァードがいる。
    GM:その由来は、女の持つ症例が非常に悍ましい形での発現であるからだとか
    GM:あるいは、古代種のように幾百年もの年月を生きて来た疑いがあるからだとか
    GM:なにより、本人が冗談めかして時折そう名乗るのだが、その言葉にどうも冗談の軽さを感じないところだとか
    GM:様々な要因はあると思うのだが、少なくともひとつ、君の敵でないことだけは確かだ。
    GM:今回の依頼は、その“魔女”からのものである。
    “魔女”:「やあ。聞いたよ。前の仕事は随分と大変だったようだね?」
    GM:端末上に、燕尾服を着た女の姿が映る。
    荒井 勇:「何処の誰から聞いたかは知らないが、この世界に大変でない仕事なんぞあるものか。……まあ、堪えたという意味じゃあその通りだが」
    荒井 勇:妙な見栄を張らずにいるのは、この女相手にそれは意味がないからであり、時にはそれ自体に意味がないことを知ったからだが、それはそれ
    “魔女”:「心痛、察するに余りあるよ」
    “魔女”:「さて、傷心のキミには些か申し訳ないが、ある街で奇妙な事件が起こった」
    荒井 勇:「奇妙、というのもまあよくある話だろう。……あんたが興味を惹かれる程となると話は別、か」
    “魔女”:「うん、分類的には殺人……なんだがね」
    “魔女”:「見てもらう方が早いな。食事は済ませたかい?」
    荒井 勇:「もったいぶるな。その言葉で想像できたよ、大体はな」
    “魔女”:「ふむ。じゃあ、ポチっと」死語である。
    GM:続けて、通信端末に添付された資料は、ある倉庫の一画を映したものだ。
    GM:そこには、夥しいばかりの人が倒れ伏しているが
    GM:そのいずれも、肉体が奇妙にねじれ……いや。
    GM:何かに「侵された」のか、肉体がところどころ金属や機械に置換され、不気味なオブジェと化している。
    GM:どうあれ、まともな生体機能は得られないだろうそれらが、老若男女の区別なく、完全に死亡していることだけは確かだ。
    荒井 勇:「──なるほど、これは確かに「奇妙」だ。今見た限りの話にはなるが、一貫性が……目的が見えん」
    荒井 勇:普段から刻まれっぱなしの眉間の皺を、一層深くして。それを親指でもみほぐしながら
    荒井 勇:「殺したいのか?それとも、何かを試したいのか?……この有様じゃあ、その手掛かりを探すのも骨だろうに」
    “魔女”:「いい視座だ。流石だよ。では、因子ファクターをもうひとつ」
    “魔女”:「ここにいる彼らはみなオーヴァード、あるいはジャームであったのだが……」
    “魔女”:「体内にあるはずのレネゲイドをみな、この金属に置換されている、と言えば。どうかな?」
    荒井 勇:「それはまた。……扱い方によっちゃあ喜ぶ連中も多そうだが──」
    荒井 勇:「どうやら、大成功とは言い難いらしい」
    荒井 勇:何せ、実態はともかく名目としては「症候群シンドローム」などと呼ばれる自分たちの状態、解消できるとあれば喜ぶ者もいるだろう。だが──
    荒井 勇:「レネゲイドをどうにかした結果がこれじゃあ、な」
    “魔女”:「まったくだ。実を言うとね。このようなことをする人物に一人、心当たりがある」
    “魔女”:「“裏切者ダブルクロス”と言うのはFH側の語だったか。リバース・ガーディアン、と呼ぶのが適切かな?」
    “魔女”:「コインの裏表のようにそれぞれが裏切りを憎んでいるのは興味深いが、そこは一旦置いておこう」
    “魔女”:「今は“ドクトル”と対外的に呼ばれているようだ。君に頼みたいのは2つ」
    “魔女”:「1つはその男を見つけ出し、対処して欲しいということ。方法は任せる」
    “魔女”:「もう1つは、かの“ドクトル”くんがどのようにしてこの方法を行っているのか、という点だ」
    “魔女”:「彼自身の能力なのか、他に道具があるのか」
    “魔女”:「そちらも調べて、可能であれば君に対応を任せたい」
    荒井 勇:「注文の多い依頼主だ。……まあ、見合った額が示されている以上、最大限に応えにゃあならんか」
    荒井 勇:「その"方法"とやらを解き明かせば、後々の面倒も吹き飛ばせるかもしれんし、な」
    “魔女”:「ああ。現地のUGNとは協力できるよう、私から支部長へ働きかけておいた」
    “魔女”:「そちらも何やら大変なようで、渋い顔をされてしまったがね」
    荒井 勇:「そりゃあそうだろう。ただでさえ大事が起こっている上に、厄介な魔女が首を突っ込んできたとなれば尚更だ」
    荒井 勇:「俺もあんたも、諸手を挙げて歓迎されるような人間じゃあないからな」
    荒井 勇:くつくつと、喉を鳴らすように笑う
    “魔女”:「ふふ、そうかもしれないな。ともあれ」
    “魔女”:「君にとってこれは好機かもしれないよ。この世界で起こるこの手の事柄は」
    “魔女”:「大抵、どこかで糸が繋がっているものだ。あるいは、厄介事を増やす羽目になるかもしれないが」
    “魔女”:「君なら対処できるだろう。なに、そう見込んで声を掛けたのだもの」
    荒井 勇:「ああ、厄介事は大好きだよ。好きすぎて夜も眠れない程に、な」
    荒井 勇:皮肉めいて唇を歪めながら、やはり小さな笑みすら零しながら
    荒井 勇:「まあ、せいぜい──あんたの見立てが間違ってないことを証明するよう、努力するさ」
    荒井 勇:端末の画面から魔女の姿が消え、残った凄惨な現場の情景もブラックアウトしてゆく
    荒井 勇:瞼の裏に焼き付いてしまったそれを、振り払わねばやっていけないほど、ナイーブではないにしろ
    荒井 勇:「──本当に。世に災厄の種は尽きまじ、だ」
    荒井 勇:嫌悪感も露に吐き捨てて、目的に向かい歩き出す

    GM:シーンエンド!
    GM:奇妙な殺人事件に対して、ロイスの取得が可能です。
    荒井 勇:はーい!「好奇心/■嫌悪」で取得!
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  • OP3:死すべきものたち


    GM:シーンプレイヤー 秋月さな
    GM:ダイスどうぞ!
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(36 → 43)

    エージェント:「どうも!遠い所をお疲れ様です」
    GM:君が支部へ到着すると、その言葉とともに、歳が近そうなエージェントが迎え入れます。
    秋月さな:「いえいえ、そちらこそたいへんな中、おつかれさまでっす!」
    秋月さな:ぺこりと一礼。
    エージェント:「いやいやいや!“アルナイル”さんこそ」
    エージェント:「前の事件からホームに戻ってすぐさま、こちらへお越しいただいたとかで!お疲れ様です!」
    GM:事務方らしきこの人物は、戦闘要員でもある君にぺこりと一礼されたことに関して
    GM:感激と緊張があるのか、君のそれに対抗するように深くお辞儀をする。
    秋月さな:「お辞儀合戦になっちゃった! さなの力が必要なら、どこへでもびゅん☆だからだいじょーぶ!」
    秋月さな:「今回の任務についてのお話とか、さっそくあるのかな?」
    エージェント:「はい!ええと、まず今回の事件なんですが」
    エージェント:ファイルを手に、君に追従する。
    エージェント:「喰能清純……“白夜殺人”の犯人と言えば、ええと、ご存じだと思うんですけど」
    GM:その言葉に、君はいやなものを感じるかもしれない。
    GM:“白夜殺人”。UGNの支局、ひいては日本支部において、ある種の語り草タブーとなっている案件だ。
    エージェント:「この喰能、ええ、清純と言う男はですね」
    エージェント:「オーヴァードであるのですが、それ以前に殺人者でありまして」
    エージェント:「厄介なことに、彼の犯行の多くは、人間として、人間に対して振るわれているのですね」
    エージェント:「それゆえに、表の社会においても、殺人者として知られていた。いや、いる、んです。はい。ご存じの通りでありますが…」
    エージェント:「Wikipediaとかもあるらしく…一種の知名度が高いと言いますか……意味わからないですけど……」私見が入ってるのか、もごもごと言っている。
    秋月さな:「うん。わる~い意味でのゆーめーじん。でも、確か……この前確保はされたんだよね?」こめかみに人差し指を当てながら、憶えている情報を引っ張り出す。
    エージェント:「ええ、その通りです。その上で、表向きは司法に裁きを委ねつつ」
    エージェント:「その後の処置はこちらで、という話になっていたんです」
    エージェント:「もちろん、法や社会の秩序と言う意味ではグレーといいますか!かなりブラックな方法ではあるのですが……」
    秋月さな:「……ホントに司法の裁きを受けるのは、レネゲイドの治療法が見つかってから……っていっても、それはまあ問題だよねぇ」
    エージェント:「はい。それに…先ほどは、犯行の多くが表社会での、と言いましたが」
    エージェント:「日の当たる場所で、それほどの凶行を重ねた男です」
    エージェント:「いつからオーヴァードだったのか、犯行の経緯や動機にどの程度衝動があるのか、そのあたりは釈然としませんが……」
    エージェント:「ことによっては、我々や司法が把握している以上の殺人を犯していてもおかしくないのです」
    エージェント:「殺されたオーヴァードの中には、UGNの職員が含まれている、という噂もあるくらいでして……」
    秋月さな:「ぞっとしないよね。それだからこその、語り草なんだろうけど」
    エージェント:「はい。ともあれ、拘留から一時的な司法への譲渡の後」
    エージェント:「ふたたび我々のもとで拘束という流れを経るハズであったのですが…」
    エージェント:「FH側の介入が行われまして。彼らにとって、どのような利点があるのか不明ですが」
    エージェント:「妨害工作と戦闘員の投入による攪乱が行われ、その最中に喰能は姿を消し、そして……」
    エージェント:「………現在はこの街に身を潜めている可能性が高い、と言うのです」
    GM:ゾッとした様子を隠さず、かすかに声を震わせてあなたに告げる。
    秋月さな:「……呼ばれた理由は、だいたいおっけー。つまり、喰能を探して、もっかい捕まえちゃう! ってこと……だよね?」
    エージェント:「その通りです!」
    エージェント:「危険な男なので、この街でも優秀なエージェントと組んで貰って……です」
    GM:残像が見えかねないほどの速さで首を縦に振った後で。
    秋月さな:「一緒に戦ってくれる人が居るなら、おおだすかり! ありがと~!」
    秋月さな:「今日は待っててくれてるのかな? それとも、お外でそーさ中?」
    エージェント:「“シュテルケ”さんですね!今ちょうど、こちらへ向かってる最中で」
    エージェント:「すごいんですよ!今いる中だともうほんと、一二を争うくらいの優秀な方で……いや、優劣をつけるものではないんですけどね!?」
    エージェント:「それに、なんといっても……ですよ」
    秋月さな:「なんといっても……?」ごくり。
    エージェント:「もう、ものすっっっっっっごく、顔が良いんです」
    秋月さな:「きゃっ☆ 素敵なヒトなんだねぇ~」
    エージェント:「びっくりしますよ!本当にお綺麗な方で……ちょっとしたアイドルですよね!キャーッ!」
    エージェント:「あ、すいません。興奮しすぎました。ごめんなさ……い?」
    GM:我に返った事務エージェントがぺこぺこと頭を下げる中で、
    GM:やにわに、周囲の騒がしさに辺りを見回す。
    GM:あなたも、その様子から、この支部にとって何かただならぬことが起きてる様子が伺えます。
    秋月さな:「……どしたのかな。いきなり、さなのお仕事かな?」ラインストーンとフリルでデコったガンケースに手をやる。
    事務エージェント:「あ、あのう。どうかしたんですか?」
    GM:エージェントあらため事務エージェントが、確認します、と言ってから周囲を駆けまわるエージェントのひとりに声をかける。
    捜査要員:「どうかした、じゃないよ!事件だ、事件!」
    捜査要員:「“シュテルケ”が子供を保護したって話だ。それと……」
    捜査要員:「死体だよ、死体!すごい数の死体が、埠頭の方から見つかったって話だ!」
    事務エージェント:「え、ええ……!?」どうすべきか判断に困り、捜査員と君の方を次々に見返す。
    捜査要員:「あんた、協力要員か!?なら悪い、一緒に来てくれないか!」
    捜査要員:「戦えるヤツがいた方が有難いし、“シュテルケ”との合流も急ぎたい!」
    秋月さな:「あ、"シュテルケ"さんとも合流してからいくんだね! ならおっけー、お話がはやくなるね!」
    秋月さな:「案内、ありがとうございまーっ☆ さな、行くね! "シュテルケ"さんのお顔、楽しみにしとく!」事務エージェントさんに最後に一礼し、ガンケースを担いで表へ走る!
    事務エージェント:「は、はい!よろしくお願いしますーっ!」
    事務エージェント:「秋月さん、元気でいい人だったなあ。……ううん、これ以上、大事にならないと良いけど」

    GM:シーンエンド!
    GM:このシーンに出ていませんが
    GM:“白夜”喰能清純へのロイス取得が可能ですし
    GM:事務員に取っても構いません(登場人物がそんなに多くないミニマルなセッションなので)
    秋月さな:事務員ちゃんにすごい取りたい気分あるな……取りましょう
    秋月さな:喰能清純/執着/○憤懣、事務エージェント/○親近感/不安でロイス取得します。
    GM:了解!
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  • ミドル1:名もなき命の解剖録


    GMシーンプレイヤー  荒井 勇(ほか登場可能)
    GM:シーン登場したい人はダイスをどうぞ!
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(37 → 38)
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(44 → 48)
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(43 → 47)
    GM:きれいに10点差!?
    GM:あわわ

    GM:その後。
    GM:支部の動きはやや混乱しており、捜査に向かった班は途中で2手に別れ
    GM:“シュテルケ”に合流するチームと、現場保全に向かうチームの2手に別れることとなった。
    GM:本来であれば、ここで“アルナイル”は“シュテルケ”に合流するのが最善であるが
    GM:レネゲイドによる大量殺戮が日常茶飯事、というわけもなく、まして前触れなしに埠頭で大量の死体が出たとあれば
    GM:現場が混乱するのもやむなしで、結果として秋月さなが合流できたのは、
    GM:埠頭の一区画に先んじて訪れていた荒井勇と遭遇し、再び支部へと───肉体の大部分を金属や詳細不明の機械装置へ置き換えられた奇妙な死体と共に───
    GM:帰還した折である。
    事務エージェント:「お帰りなさい、“アルナイル”さん!」
    秋月さな:「ただいまっ☆」
    事務エージェント:「あ、すいません。なにやら現場で入れ違いがあったみたいで……こちらがその、さっきお話した」
    事務エージェント:僅かに頬を赤らめて、隣の美少年を紹介しようと身振りを振るう。
    事務エージェント:「“シュテルケ”さんです。うちのおそらく筆頭といいますか、最強と言いますか……」
    事務エージェント:「あ、顔は一番です。一番良い」
    茅嶋伊鈴:「”シュテルケ”です。どうぞ宜しく、”アルナイル”」
    秋月さな:(わわわ、ほんとに美形さんだぁ)
    秋月さな:「さなはさなだよ! "アルナイル"、秋月さな! よろしくね、"シュテルケ"さん!」
    秋月さな:ふわりとスカートを広げて一礼。辺りにオレンジ・スイートの香りが広がる。
    茅嶋伊鈴:「確かに私は臨都でも一等の美少年ですが」
    茅嶋伊鈴:「他にも見目麗しき方々は沢山いらっしゃいますから」
    茅嶋伊鈴:「ですから、どうぞ楽しんでいってくださいね、さな」
    茅嶋伊鈴:「私は茅嶋伊鈴」
    茅嶋伊鈴:「謎の美少年です」
    秋月さな:「みすてりあす・びゅーてぃ……」
    秋月さな:「うん! 平和にした後、楽しむねっ」
    荒井 勇:そんなところに、軽く扉をノックする音。部屋に誰がいるのかは知っている、と言わんばかりに、返事を待つことなく扉は開いて
    茅嶋伊鈴:「おや」
    荒井 勇:「悪い、正式な協力要請の手続きがどうのこうのと長引いた。……まったく。口を出すならその辺りも整えておけ、というもんだ」
    荒井 勇:ここにいない魔女への愚痴をひとつ零してから
    荒井 勇:「改めて──さっきは助かったよ、秋月。顔見知りがいてくれて、話も存外スムーズに済んだ」
    茅嶋伊鈴:「おやおや」
    秋月さな:「うぇへへ。貸しが一つですな、勇さんっ」もちろん、本気で貸しだとは思ってない、にこにこした顔。
    茅嶋伊鈴:「お二人は知り合いなのですね」
    茅嶋伊鈴:「ならば私もひとつ、輪に入れていただかなくては」
    茅嶋伊鈴:「置いて行かれてしまいますものね?」
    荒井 勇:「ああ、ちょっと前にな。年は一回りばかし離れちゃいるが、頼りになる友達だ」
    秋月さな:「うん! ひとつ前の――」元気に紹介しようとして、その『ひとつ前の事件』で彼が負った傷の事を想い、
    秋月さな:「――事件でね、いっしょだったんだぁ」若干トーンを下げて、言葉を続ける。
    荒井 勇:そんな気遣いに、これは本当に借りがひとつだ、などと感謝交じりの苦笑いを浮かべて
    荒井 勇:「──で、そう言うあんたが、この支部のエージェントか。……荒井だ。荒井勇。撃狼脚ヴィザールなんて呼ばれもするが、好きに呼んでくれていい」
    茅嶋伊鈴:「はい。”シュテルケ”茅嶋伊鈴です。宜しくお願いしますね、勇」
    荒井 勇:「……なるほど。声も所作も優雅なもんだ。それにこれほどの美人とくれば、支部内でファンがつくのも当然か」
    茅嶋伊鈴:「身に余る栄誉」優雅に腕を胸の前に翳して一礼する。
    秋月さな:「ほんとに美少年だよねぇ……いろんなとこ回って来たけど、なかなかみないよ。あ、あんまり見た目の事言われたくなかったらごめんね?」
    荒井 勇:「……?……ああ、そうか。初対面の今のうちに聞いておいた方がいいかもな」
    茅嶋伊鈴:「そんなことはありませんよ。自ら見た目を売りにしているのですから」
    荒井 勇:「あまり触れない方がいいなら言ってくれ。男らしく女らしく、なんて言うつもりも無いが──」
    荒井 勇:「美女を面と向かって褒められる機会なんてのは、そうないからな」
    秋月さな:「……むぇ?」
    秋月さな:勇さんの視線は、まっすぐ伊鈴さんを向いているのを確認。
    茅嶋伊鈴:右の青い目と、左の白く濁った目が瞬く。
    茅嶋伊鈴:その時初めて目が閉じられたことに、気付いても良い。
    荒井 勇:──あるいはそれこそ、触れてはならない部分なのだろうかと。言葉よりも目が語っているように思えて、一瞬、視線を伏せる
    荒井 勇:「……取り立てて隠してはいない、でも自分から言い出すこともない。そんなところか?」
    茅嶋伊鈴:「……ええ、隠してはおりませんとも。プールにも行きますしね。……ただ、素敵でしょう?」
    茅嶋伊鈴:「”謎の美少年”、なんて」
    秋月さな:口を半開きにしてぽかーんとしている。
    捜査員:「あ、“シュテルケ”!ここにいたか」
    茅嶋伊鈴:「おや、どうやらお呼びがかかったようだ」
    荒井 勇:「そいつには同意するが、時と場合によりけり……おっと」
    捜査員:「それに、外部要員と……あんたは、“魔女”の使いできたイリーガルだって?」
    秋月さな:ぶんぶんとかぶりをふって、お仕事モードに切り替える。
    荒井 勇:「ああ。厳密に言えばフリーランスだが、まあその認識でだいたい合ってるよ」
    捜査員:「丁度よく、動けそうなのは全員いるみたいだな」
    捜査員:「まず、お前が連れて来たガキだが……ありゃ、いったいなんだ?」茅嶋さんに目を向けて
    茅嶋伊鈴:「さて。私は学者でも博士でもありませんので」
    捜査員:「Rラボの連中が蒼褪めてゲロ吐くなんてよっぽどだぞ。怒ってる奴もいたが……」
    茅嶋伊鈴:「わかる方がいらっしゃるであろうこちらに連れてきたのですが……嘔吐を?」
    茅嶋伊鈴:首を傾げる。
    捜査員:「ああ、まあ、あのガキだけじゃなく」
    捜査員:「運ばれてきたその他大勢と否応なしに紐づいちまったのかも……な」
    秋月さな:「むぇー……」現場の凄惨な様子を思い出す。訓練してなかったらきっとごはんが胃から飛び出していただろう。
    荒井 勇:「……なんだ。連れて来た……ってことは、あの状態に近い体で生きてる奴がいる、と?」
    茅嶋伊鈴:「そのようですね。私は埠頭の方々の様子を直接見たわけではございませんが」
    茅嶋伊鈴:「イクスは、確かに一部が金属化していました」
    茅嶋伊鈴:「あの子を探していた者たちは”ドクトル”というものに連絡を試みていましたが」
    茅嶋伊鈴:「おそらくその”ドクトル”がイクスをあのようにしたのでしょうね」
    荒井 勇:「そいつが俺の目的、だな。その"ドクトル"なる奴をどうにかすること、あとは「どうやって」を調べて、そして潰すのが俺の仕事なんだが……」
    秋月さな:「うみゃ。勇さん、喰能を探しに来たんじゃなかったんだ……!!」
    秋月さな:一緒の目的で戦えると思い込んでいたので、ちょっと落胆する。
    捜査員:「“ドクトル”だ?くそ、喰能のやつだけでも厄介だってのに別件かよ……?」ガシガシと頭を掻いて。
    荒井 勇:「確かに、そいつを名指しこそされちゃいないが。……この支部で抱えてる厄介事なんだろう?なら、そいつを手伝うのも"魔女"の使いの役目だ」
    荒井 勇:「そっちの仕事に割り込んだんだ。そのくらいはサービスするさ」
    茅嶋伊鈴:「そう、さなは元々私と共に清純を捕らえるために派遣されたのですよね」
    秋月さな:「やったぁ☆ じゃあ、さなも"ドクトル"って人の事についてお手伝いしちゃうねっ」
    茅嶋伊鈴:「私もそちらに注力したいところですが……」
    茅嶋伊鈴:「無視するわけにも行きませんから」
    茅嶋伊鈴:「UGNとして、やるべきことはやります」
    秋月さな:「ごめんね、伊鈴さん……伊鈴ちゃん? ……うーん、やっぱり伊鈴さんで……」
    秋月さな:「かきゅー的すみやかに、両方解決しちゃうから! さなにばっちし☆おまかせ、だよっ!」
    荒井 勇:「……イクス、と言っていたか?茅嶋が連れて来た子供というのが、今のところ、唯一の手掛かりだ」
    荒井 勇:「話を聞くだの何だのは任せることになるかもしれんが、こちらも出来る限りの手伝いはする。依頼人の、そしてこの支部の面子を潰すわけにもいかんし、な」
    捜査員:「その“イクス”は、検査の結果待ちだが」
    捜査員:「他の仏さんと併せて結果出し、急がせよう」
    捜査員:「足がいる時は言えよ、こっちも動けるところは片っ端からやるからな……また暫く徹夜かもなあ、こりゃ」
    GM:そういうと捜査要員は足早に廊下を走っていく。
    事務エージェント:「ますます大変なことになってしまいましたが……自分も、裏方としてやれることは精一杯させていただきます!」
    事務エージェント:「物資の調達は皆さんを最優先するよう処理しますので!くれぐれもこの街のこと、お願いします!」
    秋月さな:「うん! がんばろーね、二人とも!!」
    茅嶋伊鈴:「臨都も物騒になりましたからね。件のセルは形を潜めているとはいえ」
    茅嶋伊鈴:「ジャームの出現率も上がっている中でこのような事態が起こるのは由々しきことです」
    茅嶋伊鈴:「……私はUGNですので。ええ。必ず解決してみせますとも」
    荒井 勇:「ああ。しっかり報いないと、な」
    荒井 勇:ひとつは、これから忙しくなるであろう、支部の面々の働きに。そして──
    荒井 勇:「──そのために集った俺たちだ」
    荒井 勇:もうひとつは、為された行いに

    GM:シーンエンド!
    GM:ロイスの取得・調達が可能です
    茅嶋伊鈴:どうしょっかな もう1シーンぐらいお話ししてからにしようかな
    荒井 勇:ロイス!茅嶋さんに「■連帯感/不安」、さなちゃんに「■信頼/恥辱」で!
    茅嶋伊鈴:恥辱だ
    茅嶋伊鈴:調達は何はともあれボディアーマー!
    荒井 勇:恥ずかしいところを知られているのでェ……
    秋月さな:茅嶋伊鈴/○感服/隔意、荒井勇/○友情/悔悟でロイス取得!
    秋月さな:ロイス枠埋まっちゃったや
    茅嶋伊鈴:2dx+1>=12
    DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 8[4,8]+1 → 9 → 失敗

    茅嶋伊鈴:うぬん
    秋月さな:調達、シューターズジャケット狙います
    秋月さな:2dx+6>=13
    DoubleCross : (2DX10+6>=13) → 10[6,10]+1[1]+6 → 17 → 成功

    秋月さな:買えた!
    荒井 勇:こちらもまずはボディアーマーかなあ。おくすり(ブルゲ)はリサーチ後どれくらい財産が余るかで!
    茅嶋伊鈴:調達力がすごい
    秋月さな:装備して以上で!
    荒井 勇:2dx+3>=12
    DoubleCross : (2DX10+3>=12) → 4[2,4]+3 → 7 → 失敗

    荒井 勇:グワーッ失敗!以上です!
    秋月さな:欲しかったら雫投げるよ~
    茅嶋伊鈴:こちらも以上〜
    荒井 勇:こっちはまだ大丈夫かな…!防具が重要なのは茅嶋さんの方でしょうか
    茅嶋伊鈴:そうですね
    秋月さな:今から茅嶋さんの判定に雫投げれます?
    GM:いいですよ
    秋月さな:じゃあ投げます!
    秋月さな:▼ふぃーりん☆はっぴー=《夢の雫》Lv4
    茅嶋伊鈴:やったー!
    秋月さな:達成値+8して茅嶋さんの調達を成功に。
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加(47 → 50)
    茅嶋伊鈴:ではボディアーマー着込みます〜
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  • マスターシーン:救済の技法


    GM:臨都の何処とも知れぬ闇の中。
    GM:白い闇が、周囲の黒をも飲み込まんばかりの狂気まばゆさを放ち、肩を怒らせ何事かを不満げに呟いている。
    GM:白衣にペストマスクを身に着けたこの狂医師こそ、まさに“魔女”が探しているUGNからの裏切者、“ドクトル”であった。
    “ドクトル”:「まったく!お使いひとつ満足にこなせないとはねえ」
    “ドクトル”:「君たちはSoGやギルドのチンピラとは違うのだよ?」
    “ドクトル”:「FH、世界を影から支配してきた、そして、これからの世界を統べる」
    “ドクトル”:「真に超越者たる集団、その細胞なのだろう?自覚と矜持を持ちたまえよ」
    “ドクトル”:「かつて敵対していた身として、そして今やその一員である身として、この体たらくはまったく嘆かわしい限りだよ!」
    GM:手勢からの満足な答えを得られなかったのか、“ドクトル”は暫しの沈黙の後、ため息を溢す。
    “ドクトル”:「いいかね?」
    “ドクトル”:「“X”はまさしく私の求める“超越存在X-factor”!」
    “ドクトル”:「その手がかりとなる重要な存在なのだよ」
    “ドクトル”:「アレさえ手に入れば、私の研究は今度こそ完成する!」
    “ドクトル”:「その時こそ、不完全な生に呪われた我らが、真に超人類たる時が、救済が等しく訪れるのだよッッッ!」
    GM:興奮気味にまくしたてると、肩を落として息を整える。
    GM:それから再度、大きくため息を溢すと、闇の中へといくらか落ち着いた声を投げる。
    “ドクトル”:「“白夜”くん。君ばかりを頼りにして申し訳ないがねえ。頼めるかい?」
    喰能清純:“白夜”と呼ばれた男は、“ドクトル”の部下への𠮟責は我関せず読書をしていたが
    喰能清純:そこで本を閉じ、医師へ目を向ける。
    喰能清純:「構いませんよ。ですが、その子は……」
    “ドクトル”:「問題かね?」
    喰能清純:「“化け物オーヴァード”なのでしょう?恐ろしいな」
    “ドクトル”:「心配しなくていい。君がこれまで連れて来てくれた検体とは違う。遥かに非力な存在だよ」
    喰能清純:「いえ、そういうことではなく……」
    喰能清純:「強弱に関わらず、怖いですよ。怪物は。僕は人間ですから」
    喰能清純:「……でも、そうですね」
    喰能清純:「博士には、助けて貰った恩がありますから。お返しはしないと。ですよね?」
    GM:柔らかく微笑むと、喰能は椅子から立ち上がる。
    “ドクトル”:「まったく、好青年だよ君は。部下にも見習わせたいネ」
    “ドクトル”:「……あー、その前に」
    喰能清純:「なんです?」
    “ドクトル”:「服は着替えていきなさい。今のままだと、すぐ警察が来てしまうからねえ。それは嫌だろう?」
    喰能清純:医師の言葉に初めて、血で汚れた衣服に気づいた様子で、はにかんで見せる。
    喰能清純:「ああ、すいません。では、お言葉に甘えて」
    GM:それから、喰能は気恥ずかしそうに席を立ち、その場を後にする。
    “ドクトル”:「アレさえなければ、いいエージェントになったのだろうがねえ……」
    “ドクトル”:「まあいい。今一番私に必要なのは、有能な手足だ」
    “ドクトル”:「いささかプロジェクトが大きくなり過ぎた今」
    “ドクトル”:「いつあの“魔女”めが私の存在を嗅ぎつけるとも知れないからねえ。そうなると厄介だ!」
    “ドクトル”:「彼女自身が来るのも面倒だが、手の内を知らぬオーヴァードを刺客に遣わされることを思うと、ゾッとするよ!」
    “ドクトル”:「そうなるよりも速く、計画の完成を急がせなくてはねえ。……そう思うだろ?君も?なあ?」
    GM:部下からの答えはない。
    GM:“ドクトル”が手にした部下の頭部は、既に8割が無機質な金属片に置換され、眼窩から抜け出たボルトが数本、床に甲高い金属音を漏らすのみだ。
    “ドクトル”:「………こいつも失敗か」
    GM:底冷えするような理性のつぶやきを漏らすと、脊椎から金属支柱へ置換されたそれを、無造作に床へ放り捨てる。
    GM:やがて、急速に無機質なオブジェへ置換される骸から興味を失った狂える医師は、片隅で怖気づくまだ生きた部下の肩を叩く。
    “ドクトル”:「こら、固まってる場合かね!我々はいま、1秒を争う状態なのだよ!」
    “ドクトル”:「さあ、早く次の検体を!実験を急ぎ、完成させねばならないのだから!」
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  • ミドル2:X-factor


    GM:シーン2 X-factor
    シーンプレイヤー 茅嶋伊鈴(ほか全員登場可能)

    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(48 → 54)
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(38 → 46)
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(50 → 59)

    GM:まずはリサーチシーンから!
    GM:というわけで情報項目を出します
    GM:■情報項目
    GM:調査報告─“イクス” 情報:UGN 目標9
    GM:検死結果─埠頭で発見された遺体に関して 情報:UGN 目標7
    GM:喰能清純に関して 情報:9
    GM:いま調査できるのはこのあたりです
    茅嶋伊鈴:ふむふむ!
    茅嶋伊鈴:清純さんも情報:UGNかな?
    GM:あ、抜けてた! そうです
    荒井 勇:なるほど。じゃあこちら、目標が低いのをいかせてもらえると(情報:UGNがないので)
    秋月さな:さなは9のどっちか……ロール的には喰能かな
    茅嶋伊鈴:伊鈴ちゃん的には清純さんも気になるけど、
    秋月さな:そうね、どっちでも大丈夫!
    茅嶋伊鈴:んー、難易度も同じだし清純さん行かせていただけると!
    秋月さな:おっけです! じゃあイクスさんの調査結果を貰いに行ってみよう
    荒井 勇:ではこちらで検死結果を!
    GM:おっけおっけ
    GM:では皆さんダイスをどぞー
    荒井 勇:まずは判定前、自分に《砂の加護》をシューッ
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(46 → 49)
    荒井 勇:そしてコネも使って判定!
    荒井 勇:8dx
    DoubleCross : (8DX10) → 9[3,3,4,8,8,9,9,9] → 9

    荒井 勇:成功!
    茅嶋伊鈴:ぱちぱち
    茅嶋伊鈴:では、情報UGNでコネ使って判定!喰能清純さんについて
    茅嶋伊鈴:4dx+2>=9
    DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 4[4,4,4,4]+2 → 6 → 失敗

    GM:うわーっ4ゾロ
    茅嶋伊鈴:ヒイーッ
    秋月さな:うーん さっくりいっちゃいましょう
    秋月さな:▼ふぃーりん☆はっぴー=《夢の雫》Lv4
    秋月さな:達成値+8
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加(59 → 62)
    荒井 勇:ナイス!
    茅嶋伊鈴:やった!さなちゃん大好き!
    秋月さな:えへへ~
    茅嶋伊鈴:一緒に調べました
    秋月さな:じゃあこっちも判定! コネ:UGN幹部使って、情報:UGNで調査報告!
    秋月さな:3dx+6>=9
    DoubleCross : (3DX10+6>=9) → 9[3,5,9]+6 → 15 → 成功

    秋月さな:ばっちし!
    荒井 勇:ド安定!
    GM:全員突破~!
    GM:では項目を

    GM:■調査報告─“イクス”
    GM:オーヴァード。外見年齢は10代前後に発育しているが、実年齢は生後約10日未満。
    GM:身体の各部に金属質の生体組織および、一部の臓器などが機械によって完全に代替稼動している。
    GM:これらの生物的特徴は改造によるものではなく、生まれついてのものである。
    GM:身体各部の手術痕に関しては、“イクス”のこうした特性を調査するために入れられたもの。
    GM:生まれついてのオーヴァードは“大拡散”以降の世代においてたびたび発見されるが、
    GM:先天的な機械化はブラックドッグ・シンドロームの中でも珍しい症例と言える。
    GM:なんらかの人為的な実験などにより生まれた可能性が高い。

    GM:■検死結果─埠頭で発見された遺体に関して
    GM:直接の死因は皆、主要な臓器や脳の器官、神経系統を金属や機械部品に置換されたことによるもの。
    GM:加えて犠牲者は全員オーヴァードもしくはジャームであり、
    GM:本来なら機能するはずのリザレクトが使用不能な状態にあったため、これらの状態から回復不能であった。
    GM:奇妙なことに、体内から検出されるはずのレネゲイドウイルスの反応が極端に低下ないし活動を停止しており、
    GM:見方によっては「人間に戻った為に死亡した」と言うこともできる。
    GM:犠牲者の多くは腕部、もしくは身体のいずこかに同規模の注射痕があり、未知の毒物反応が(血液が液体金属化していないものからは)発見された。
    GM:この毒物の反応はトランスの投与を検出した時のものに近しいため発見できたが、詳しい組成は不明。
    GM:また、発見された犠牲者のうち一人は妊娠しており、死亡の前後に出産したらしき痕跡がある。
    GM:→「未知の薬物について」
    GM:→「“イクス”について 2」
    GM:がリサーチ可能になりました。

    GM:■“白夜”喰能清純について
    GM:“白夜殺人”として世間に知られる一連の殺人事件の犯人。
    GM:公に知られる犯行だけで14名もの一般人を殺害しているシリアルキラー。
    GM:まったく理解しがたい理屈であるが、「人間である証明のために人間を殺す」ことにこだわりを持つ。
    GM:過去にFHの陰謀に加担する形で、あるいは偶然的な接触などによりオーヴァードと戦闘することもあったが
    GM:オーヴァードを殺害することには興味を持たず、むしろ忌避している様子さえある。
    GM:これは単純に、オーヴァードを狩りの対象に定めていないが故のものである。
    GM:茅嶋伊鈴の家族を殺し、彼女の命をも奪った本人であるが、オーヴァードを殺したことに関しては若干気に病んでいる節がある。
    GM:とはいえそれも「間違ってポテトを頼んだけど、やっぱりサイドはナゲットにした方が良かったかなあ」程度の罪悪感に過ぎないが。
    GM:根本的な価値観がすべて自己の認識する世界を中心に定義されているため、相互理解の類は不能。
    GM:能力はエグザイル/サラマンダーであるが、
    GM:狩りにおいてこれらの異能を使うことはほとんどなく、純粋にオーヴァードとしての基礎身体能力のみで殺人を行う。
    GM:▽過去にUGNエージェント“シュテルケ”が交戦した際の情報によれば、身体の一部を切り離して別の生き物として遠隔操作する異質な白兵型。
    GM:分離した肉体による奇襲に加えて、発火能力により自爆ドローンのように特攻させることも可能な様子。
    GM:……現在は“ドクトル”と呼ばれるFHエージェントの下で、彼の実験に必要な人材オーヴァードの拉致や、有事の護衛を務めている。
    GM:→“ドクトル”について
    GM:が調査可能になりました

    GM:リサーチ第一サイクルはこんな感じで
    GM:第二サイクルもこのまま行っちゃいましょうか
    茅嶋伊鈴:おおーサクサク
    荒井 勇:おっ、侵蝕上げて続けてリサーチする感じかな
    GM:あ、いやー どうしよ
    GM:ちょっと待ってね!
    荒井 勇:あいあい!
    GM:OKです 侵蝕上げずにこのままシーン継続で振りましょう
    GM:項目は
    GM:・「未知の薬物」について 情報:UGN/裏社会 目標8
    GM:・「イクス」について 2 情報:UGN 7
    GM:・「ドクトル」について 情報:UGN/噂話/裏社会 9
    GM:です
    秋月さな:こっち、どこでも大丈夫!
    茅嶋伊鈴:イクスか未知の薬物!
    荒井 勇:じゃあ裏社会あるので、毒物かドクトルかな
    荒井 勇:ではドクトルを頂きましょう!
    秋月さな:じゃあ未知の薬物もらっちゃおう
    荒井 勇:では判定!今回も《砂の加護》を乗っけてコネも使って
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(49 → 52)
    荒井 勇:8dx+2>=9
    DoubleCross : (8DX10+2>=9) → 9[2,3,4,4,5,7,8,9]+2 → 11 → 成功

    荒井 勇:うむ!
    秋月さな:コネ:UGN幹部使って情報:UGNで、未知の薬物について!
    秋月さな:3dx+6>=8
    DoubleCross : (3DX10+6>=8) → 10[3,7,10]+5[5]+6 → 21 → 成功

    秋月さな:よくわかった
    荒井 勇:めっちゃ分かってらっしゃる
    茅嶋伊鈴:ではイクスちゃんについて、UGNでコネ!
    茅嶋伊鈴:4dx+2>=7
    DoubleCross : (4DX10+2>=7) → 6[2,3,5,6]+2 → 8 → 成功

    茅嶋伊鈴:ほっ

    GM:「未知の薬品」について
    GM:・基盤となっている技術はトランスと思われる。
    GM:ただし、レネゲイドの出力強化でなく、モルフェウス/ソラリス能力により変性を加えられており、接種者の肉体を別の構造へ変異させてしまう。
    GM:目的は不明だが、オーヴァードがこれを投与された場合、ほぼ確実に死亡することが想定される。

    GM:「イクス」について
    GM:・犠牲となった女性が妊娠していたことから、彼女が出産したものと考えられる。DNA上はほぼ一致。
    GM:・肉体の金属化は胎内にいる間にトランスの影響を受けたため。同時に、この薬品に対して抵抗性を持つ現在唯一のオーヴァードである。
    GM:・“ドクトル”はその肉体を解剖することで、薬品に対する耐性や生物としての特徴を検め、自分の目的に利用しようとしている。
    GM:・体内には小型の発信機が埋め込まれており、位置は“ドクトル”により追跡が可能である。トリガーシーン発生。

    GM:「ドクトル」について
    GM:・FHの研究機関“ツータイム”セルに所属するオーヴァード。
    GM:・かつてはRラボに所属する研究員であった。“魔女”とはこの折に若干の面識がある。
    GM:・研究テーマは「レネゲイドウイルスの治療」であり、オーヴァードの抱えるジャーム化のリスク……つまり、レネゲイドウイルスに脅かされている事実の解消を目標とする。
    GM:・UGN時代は「人間に戻す」という形での治療を目標としていたが、現在の技術では不可能なことに失意。
    GM:プライメイトオーヴァードの情報を知り得たことで、「別種の生命への進化」をテーマに掲げ、FHへ転向した。
    GM:現在の彼の関心は目下、オーヴァードをより優れた生命体へと完成させることにある。
    GM:能力はモルフェウス/ソラリス。錬成能力による強制執刀を得意とする。

    GM:情報はこんな感じ!

    事務エージェント:「皆さん、こちらラボからの報告書類です。“イクス”ちゃんの検査結果も」
    茅嶋伊鈴:「ありがとうございます」
    荒井 勇:「助かる。この手の話はどうにも明るくなくてな……」
    茅嶋伊鈴:「それでも、調査にはお二方とも同行したのでしょう」
    茅嶋伊鈴:「大いに皆さん助かっていると思いますよ」
    茅嶋伊鈴:「そんな中で私は本来の任務の調査を進めていましたが」
    茅嶋伊鈴:「……どうやら、こちらの件にも絡んでくるようでして」
    茅嶋伊鈴:プリントアウトされた資料を数枚回す。”白夜”についての基本情報。
    秋月さな:「うみゃ。別々の仕事じゃなくて……喰能がこの、機械化変死事件にも関わってる、ってこと?」
    秋月さな:手元に来た資料を読む。
    茅嶋伊鈴:「はい、その通りです」
    荒井 勇:「例の殺人鬼、か。……なるほど、どこで出会ったかは知らんが、繋がっているわけだ」
    茅嶋伊鈴:「戦闘能力の極めて高いオーヴァードです」
    茅嶋伊鈴:「今は”ドクトル”と呼ばれるFHエージェントの下にいる」
    茅嶋伊鈴:「あとは、資料を読んでいただければ早いかと」
    茅嶋伊鈴:そこに記されている自分の情報については特に触れることはない。
    秋月さな:「……」ぺらぺらと資料をめくり、その記述に行き当たり……彼女の方から何も言わないことから、なにかを察して追及はしない。
    荒井 勇:「……オーヴァードとして、という以前に。人間として厄介な手合いだということはよく分かった。まあ、人間性については人のことはとやかく言えんが」
    荒井 勇:ちらりと見えた名前を、ひとまずは情報としてだけ受け取りながら頷く
    荒井 勇:「──さて、となるとそいつがつるんでる"ドクトル"とやらの話になるが……その前に、事実の確認だな」
    茅嶋伊鈴:「ええ。まずは”イクス”と埠頭の死体のことですね」
    荒井 勇:ああ、と頷きながら
    荒井 勇:「これについては資料、というより写真を見た方が早い。と言っても秋月と俺は実際に目にした後だが」
    荒井 勇:ぱさりぱさりと、卓上に広げられるのは、ヒトとしての機能も外観も留めぬ遺体の写真
    秋月さな:「あんまり何度もみたいものじゃないよね……」
    茅嶋伊鈴:「なるほど。これが話に聞く、機械化した人たちですか」眉ひとつ動かさず、いつもの微笑のまま。
    荒井 勇:「機械化、と言えば聞こえはいいが。つまるところ、無理矢理人間に戻そうとしたなれの果て、というわけだ」
    茅嶋伊鈴:「人間に?」
    秋月さな:「……機械にしたら人間とは遠ざかりそうだけど……どゆこと?」
    荒井 勇:「元々そういう仕組みなのか、副作用なのかは分からんが……オーヴァード、あるいはジャームが体内に持つレネゲイドを"錬り直した"ものらしい、とさ」
    荒井 勇:続いて卓上に置かれた資料は、被害者に残るレネゲイド反応の薄さ、反対に"患部"で見られる著しい反応の大きさを示している
    荒井 勇:「──オーヴァードが備えた再生能力も、ジャーム特有の生命力も奪われた上で。体の一部が無理矢理機械に変えられたら、まあこうもなるだろう」
    荒井 勇:「……治療なんぞ、そう簡単にできるわけがないというのに、な。或いは、それを理解してしまったからこその鞍替え、か」
    荒井 勇:努めて淡々と、感情を交えぬよう語る唇は、微かに皮肉げに歪んでいる
    秋月さな:「うみゃみゃ……」
    茅嶋伊鈴:「……オーヴァード、あるいはジャームの治療に心を囚われた者は道を違えやすいと聞きます。N市でもそのような例があったとか」
    茅嶋伊鈴:「しかし……」もう一度写真を見て
    荒井 勇:「ああ、茅嶋も気付いたか。……この状態に近い、そして今も生きている者を知っているな?」
    茅嶋伊鈴:「彼らの状態は”イクス”とよく似ているように見えます。あの子の検査結果も確認しなくては……」
    茅嶋伊鈴:頷いて。
    秋月さな:「はいはい! じゃあ、イクスちゃんについて教えてもらったこと、話すね!」
    秋月さな:「まず、イクスちゃんというか、イクスくんというか……人間のせーぶつ学的な性別が発現してないみたいなんだけど、それはそれ」
    秋月さな:「見た目は10歳くらいなんだけど、細胞を調べたらぜんぶ新しくって、生後10日くらいみたい」
    茅嶋伊鈴:「……それならば、あの反応も無理はない」
    茅嶋伊鈴:「むしろ早熟と言って良い方ですね」
    秋月さな:「二人が睨んでる通り、身体の一部が金属化したり、臓器が機械で代替されてたりしてもへーきみたい」
    秋月さな:「ただ、これは……後から手術したんじゃないみたい、なんだよね」
    秋月さな:「体に手術の痕はあるけど、どっちかというとこれは『機械化してることを確かめる』ためにばーって開いてまた閉じた痕」
    荒井 勇:「つまり……"そういう生物"として生まれた、と?」
    茅嶋伊鈴:「……もしかして」
    秋月さな:「そう。いくらブラックドッグ能力者って言っても、『生まれた時から機械』っていうのは、レネゲイドビーイング以外ではまずないんだけど」
    秋月さな:「そうとしか言えない、って」
    茅嶋伊鈴:先ほどの検死結果を見直す。
    茅嶋伊鈴:「……やはり」
    茅嶋伊鈴:「『犠牲者内一名に出産の形跡あり』」
    秋月さな:「……じゃあそれが、イクスちゃんのママ……?」
    茅嶋伊鈴:端末の画面に指をスライドさせ、最新の情報を引き出す。
    茅嶋伊鈴:「DNA上ほぼ一致………」
    茅嶋伊鈴:「薬品についての記述も見られますが、これについては?」二人の顔を見る。
    秋月さな:「うん。さっき勇さんが言ってたけど、レネゲイドを強制的に機械に錬成置換する薬品みたいだね」
    秋月さな:「『そうやって殺す』のが目的か、『結果的に死ぬ』のか……わからないけど、つまり猛毒」
    秋月さな:「オーヴァードの致死率はほぼ100%。……たぶん、例外ひとりを除いて」
    茅嶋伊鈴:「……”イクス”はその猛毒への耐性を持って生まれてきた……」
    荒井 勇:「──それは切り刻みたがるわけだ。何せ、奴が──"ドクトル"が掲げる目標への大いなる一歩、なんだからな」
    荒井 勇:手元の資料のうち、最後の一枚。論文表紙のコピーらしきものを、忌々し気に卓上に投げ置く
    荒井 勇:タイトルには、「オーヴァードの更なる進化──生命としての可能性、その追及──」とある。著者名は無記名だが──
    荒井 勇:「あいつがUGNで最後に書き残していたもの、だとさ」
    茅嶋伊鈴:「はあ」
    茅嶋伊鈴:「……人為的な進化ができると考えてしまったわけですね」
    茅嶋伊鈴:「それがコントロールできるのであれば……」
    茅嶋伊鈴:「もう少しマシなカタチになっていたでしょうに」自分のことを言っているが
    茅嶋伊鈴:埠頭で死んだ彼らを指しているように聞こえるかもしれない。
    荒井 勇:「……小難しいことを考える奴は、大抵、自分の中だけで話を完結させるからな。本人からすれば、これも理に適ったことなんだろうさ」
    荒井 勇:「まあ、俺たちがやるべきは論文の査読じゃあない。力づくで踏みつけてでも、奴らを止めることだ」
    秋月さな:「さなも、レネゲイドの人為的コントロールのあるイミでの成功例だけど。同じ事は多分二度はできないって」
    秋月さな:「……うん。止めなきゃね」
    秋月さな:「それと、ちょっと気になることがあるの」
    秋月さな:「イクスちゃんの身体……機械でいっぱいで、電磁波とかも当然びりびり出てるんだけど」
    秋月さな:「『外に飛び出す』波形が時々観測された、って書いてあるの」
    茅嶋伊鈴:「それは……」
    秋月さな:「手術の時に、体に元々なかった機械を入れても、さなたちにはわからない」
    秋月さな:「最悪のケースをかんがえといたほうがいいかも」
    荒井 勇:「……まあ、それはそうか。木を隠すなら森の中、とは言うが……元から逃がすつもりはない、と」
    茅嶋伊鈴:「会敵可能性が高いですね。皆様、ご準備の程は」
    荒井 勇:苦虫を噛み潰したような顔に。伝えられた言葉だけで、"何が起こりうるか"は想像できる
    秋月さな:「いつでも大丈夫。戦闘チルドレンだもんね」部屋の隅に置いてあるガンケースを一瞥。
    荒井 勇:「ああ。そのためにここに遣わされたってのもあるだろうからな」
    茅嶋伊鈴:「OK。良いですね。今は別のFHセルの捜索もあり、人員も少ないですが」
    茅嶋伊鈴:「臨都に我あり。簡単に思い通りにはさせませんよ」
    GM:君たちがまさに戦いへの懸念を示してみせた、その折を狙いすませたかのように
    GM:振動が響き、続けて警報が支部内に響きます。侵入者あり!
    事務エージェント:「ひあっ!?えっ、し、侵入者!?」蒼褪めた様子で。
    事務エージェント:「た、対処をお願いします!私たち非戦闘員は避難を!」
    荒井 勇:「早速、か。どうやらよほど大事な子供らしいな、そのイクスとやらは」
    秋月さな:「おまかせ☆ 非戦闘員のみんなは安全第一でねっ!」
    茅嶋伊鈴:「落ち着いて行動を。誘導は”アンブラ”たちに任せます」
    茅嶋伊鈴:端末の群体を用いて防御を担当するエージェントだ。
    茅嶋伊鈴:「そして、勇とさなの盾は私が」
    茅嶋伊鈴:「行きましょう」

    GM:シーンエンド!
    GM:ロイスの取得が可能です。購入も……可にしましょっか。次ミドル戦闘!
    荒井 勇:はーい!購入は自分用にUGNボディアーマー!
    荒井 勇:2dx+3>=12
    DoubleCross : (2DX10+3>=12) → 9[2,9]+3 → 12 → 成功

    荒井 勇:買えたので装備!
    茅嶋伊鈴:ロイス!二人にとって行きます
    茅嶋伊鈴:同輩/秋月さな/有為:○/隔意/ロイス
    茅嶋伊鈴:協力者/荒井勇/有為:○/警戒/ロイス
    秋月さな:ロイスはいっぱい! 購入はグレネードランチャー狙います!
    荒井 勇:ロイスはPC2人には取ってて、のこり1枠を空けておきますので今は保留で!
    秋月さな:3dx+6>=13
    DoubleCross : (3DX10+6>=13) → 9[2,3,9]+6 → 15 → 成功

    秋月さな:グレネードランチャーを装備してサブマシンガンを所持品に移動!
    茅嶋伊鈴:リアクティブアーマーでも狙おうか……
    茅嶋伊鈴:2dx+1>=24
    DoubleCross : (2DX10+1>=24) → 8[1,8]+1 → 9 → 失敗

    茅嶋伊鈴:終わり!以上です
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  • ミドル3:太陽は夜も輝く


    GM:シーンプレイヤー 秋月さな
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(52 → 61)
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(54 → 59)
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(62 → 69)

    GM:支部内を急ぐ君たちが目にしたのは、
    GM:焼けた研究室と、座り込む“イクス”。
    GM:そしてその前に佇む、穏やかな雰囲気を放つ青年───喰能清純であった。
    喰能清純:「ああ。こんにちは」
    喰能清純:君たちの姿を認めると、ごく当然の調子で挨拶して見せる。
    茅嶋伊鈴:「ごきげんよう、清純」恭しく一礼。
    荒井 勇:「ああ、あんたが喰能──"白夜"、か。こちらは初めて顔を合わせるな。自己紹介は必要か?」
    荒井 勇:タンタン、と軽く踵で床を踏み鳴らしながら
    喰能清純:「ああ───君は」茅嶋の姿を認める
    喰能清純:「よかった。元気だったんだね」
    茅嶋伊鈴:「ええ、元気ですとも」
    茅嶋伊鈴:「やっとあなたに逢えたのですから」
    茅嶋伊鈴:ウインク。生前は青かったであろう、白の瞳が彼を見る。
    秋月さな:「……あなたを、再確保するよ。理由は説明されなくてもいいよね」短機関銃を構える。
    喰能清純:「怖いな。そんなもの、ヒトに向けちゃいけないよ」
    喰能清純:「自己紹介はいいよ。君も、怪物オーヴァードなんだろう」荒井さんに
    喰能清純:「逮捕、かあ。んー」ぞるり、と。青年の肌の内で何かが蠢く。
    喰能清純:「今は、先生のお手伝いがある。それに、捕まったら」
    喰能清純:「僕は人を殺せない。それは嫌だな。だから、ごめんね」
    秋月さな:完全な倫理観の破綻。当人にしか通じない論理。
    茅嶋伊鈴:「つれないですね」
    茅嶋伊鈴:「あなたも私も怪物なのですから」
    茅嶋伊鈴:「仲良くしましょう?あのときより、ずっと『優しく』できるようになったんですよ」
    茅嶋伊鈴:「ふふ」
    茅嶋伊鈴:蠱惑的に微笑む。
    荒井 勇:「……この物言いじゃあどっちが怪物なんだかな。──ああ、だがまあ、違いは明確か」
    荒井 勇:「あんたも俺も、世間から見りゃ人殺しのクズだろうが──少なくとも、外道に堕ちた覚えはない」
    荒井 勇:「きっと、"こっち側"にいる超人オーヴァードは皆、な」
    秋月さな:「これ以上の殺しも、殺しへの加担も許さない。ここで止めるよ、覚悟してっ!」

    GM:エンゲージ
    GM:[茅嶋・荒井・秋月]-10m-[喰能]

    GM:ラウンド1
    GM:セットアップ
    GM:どうぞ!
    秋月さな:▼しゃいにー☆ぱふゅーむ=《活性の霧》Lv4
    秋月さな:自分に!
    秋月さな:ラウンド中攻撃力+12、ドッジダイス-2個
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加(69 → 72)
    荒井 勇:自分は無し!
    茅嶋伊鈴:あっやります
    茅嶋伊鈴:《先陣の火》
    茅嶋伊鈴:行動値+5
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のイニシアチブを8に変更(3 → 8)
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を2増加(59 → 61)
    GM:OK エネミー側の行動はナシ

    GM:最速は引き続き秋月さんですね
    GM:行動ドゾ!
    秋月さな:はーい!
    秋月さな:マイナーはやることなし!
    秋月さな:メジャー!
    秋月さな:▼ぐらす☆らいと=「グレネードランチャー」+《C:モルフェウス》Lv3+《ペネトレイト》Lv1
    秋月さな:射程:30m、対象:単体の射撃攻撃。
    秋月さな:対象は喰能!
    GM:カモン!
    秋月さな:(8+1+1)dx7+10 命中
    DoubleCross : (10DX7+10) → 10[1,1,3,4,6,7,8,8,8,10]+10[1,1,7,7,8]+10[4,4,8]+3[3]+10 → 43

    茅嶋伊鈴:mawatta!
    GM:相変わらずミドルの出目強いね!
    GM:ダメージどうぞ!
    荒井 勇:でかーい!
    GM:あ、ごめん
    GM:このゲーム毎回こっちでリアクションするんだったね
    秋月さな:そうよ!
    GM:えーと、でも出目43か!そしてペネトレイト持ちだから…いちおうドッジかな?
    喰能清純:14DX+2
    DoubleCross : (14DX10+2) → 10[1,1,2,3,4,5,6,6,7,8,9,9,10,10]+5[1,5]+2 → 17

    茅嶋伊鈴:ダイス多い!
    GM:失敗!見事命中です。ダメージどうぞ
    秋月さな:d10+1d10+9+12 ダメージ
    DoubleCross : (1D10+1D10+9+12) → 8[8]+5[5]+9+12 → 34

    秋月さな:34点、装甲無視!
    茅嶋伊鈴:あれ、
    秋月さな:あ、待って
    秋月さな:命中ダイス足りてない
    茅嶋伊鈴:なんかさいしょへんになってる
    GM:D10になってるね!
    秋月さな:あと4D振り足します
    秋月さな:4d10+34
    DoubleCross : (4D10+34) → 30[9,2,10,9]+34 → 64

    秋月さな:改めて、64点装甲無視!
    茅嶋伊鈴:つよーい!
    荒井 勇:ひえーッ
    GM:OK、OK!いきなりの大ダメージ!いい数字
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を5増加(72 → 77)
    GM:いちおうエネミー側はまだ継戦です 演出どうぞー
    秋月さな:「この距離なら……こっち!」
    秋月さな:グレネードランチャーをガンケースから引っこ抜き、構える!
    秋月さな:安らぎを齎すオレンジ・スイートの香りを一層強くして、己に集中を強い……
    秋月さな:背中に"つる座"をかたどる光の点が浮かぶ。サイドリール因子活性化の証明。
    秋月さな:「しゅーと☆」
    秋月さな:榴弾が飛び、喰能にぶち当たった衝撃で爆ぜる!!
    秋月さな:KA-BOOOOM☆
    秋月さな:「まずは先制いっぱつ☆どーだっ!」
    喰能清純:「危ないな。死んでしまうじゃないか」
    GM:榴弾の爆熱を、衝撃で裂けた喰能の身体から出た異形が呑み込む。
    GM:平坦な発音に変わりはないが、流した血が床を染めている。

    喰能清純:喰能の攻撃
    喰能清純:〈炎の加護〉
    喰能清純:メジャー
    喰能清純:〈C:エグザイル〉〈爪剣〉〈フレイムタン〉〈紅蓮の衣〉
    GM:対象は
    GM:奇数 茅嶋さん 偶数 荒井さん 1D10
    GM:1D10
    DoubleCross : (1D10) → 1

    GM:茅嶋さん シナリオ力だ
    茅嶋伊鈴:ナイス!
    喰能清純:17DX7+4
    DoubleCross : (17DX7+4) → 10[1,2,3,3,3,4,4,5,6,6,6,7,8,8,8,8,9]+10[1,5,6,6,7,8]+10[4,10]+5[5]+4 → 39

    GM:達成値39です リアクションどうぞ
    茅嶋伊鈴:ドッジします
    茅嶋伊鈴:6dx+1>=39
    DoubleCross : (6DX10+1>=39) → 9[1,2,4,7,7,9]+1 → 10 → 失敗

    喰能清純:12+4D10
    DoubleCross : (12+4D10) → 12+24[9,3,3,9] → 36

    GM:36点装甲・軽減有効です
    茅嶋伊鈴:ふむ
    茅嶋伊鈴:まず、装甲で8へらし28
    茅嶋伊鈴:《氷雪の守護》
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を3増加(61 → 64)
    茅嶋伊鈴:28-2d
    DoubleCross : (28-2D10) → 28-8[7,1] → 20

    茅嶋伊鈴:さらに屍人
    茅嶋伊鈴:20-2d10
    DoubleCross : (20-2D10) → 20-8[5,3] → 12

    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のHPを12減少(31 → 19)
    茅嶋伊鈴:生存!
    GM:OK!ではさっくと演出!
    喰能清純:パキッ サッ
    喰能清純:裂けた身体の一部が変異し、無数の指と単眼を持つリモート爆弾に変化
    喰能清純:タタタタタタタ、と音を立てて君たちに忍び寄ると、赤熱・爆発!
    喰能清純:茅嶋さんに飛びついて炎を噴き上げ自壊する
    茅嶋伊鈴:「……ああ」
    茅嶋伊鈴:「やっぱり、痛くはないですね。寂しいものです」
    茅嶋伊鈴:爆発で表面が焼け焦げるも、その肌は白いまま。

    GM:続けて茅嶋さんの行動、どうぞ!
    茅嶋伊鈴:はい!
    茅嶋伊鈴:マイナー ▼異界侵蝕:《骨の剣》素手データ変更
    茅嶋伊鈴:攻撃17、命中-1、ガード12
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を3増加(64 → 67)
    茅嶋伊鈴:メジャー ▼痛覚愛撫:《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》
    茅嶋伊鈴:対象は当然清純さん!
    GM:カモン!
    茅嶋伊鈴:6dx7
    DoubleCross : (6DX7) → 10[2,3,3,7,9,10]+10[2,7,10]+10[6,10]+10[7]+10[7]+2[2] → 52

    茅嶋伊鈴:?
    GM:なんかみんな
    GM:ミドルの出目高くない?
    GM:いい傾向ではある!
    茅嶋伊鈴:こ、こんなに伊鈴ちゃんでハネたの初めて……
    茅嶋伊鈴:ダメージしますね……
    GM:いちおうドッジ振らせて!
    喰能清純:14DX+2
    DoubleCross : (14DX10+2) → 10[3,3,4,5,6,6,6,7,7,8,8,9,10,10]+8[1,8]+2 → 20

    茅嶋伊鈴:そうだった
    茅嶋伊鈴:こわ!!!
    GM:ダメみたいですネ
    茅嶋伊鈴:普段の伊鈴ちゃんだったらよけられていたな
    茅嶋伊鈴:6d10+17
    DoubleCross : (6D10+17) → 26[3,6,9,2,2,4]+17 → 43

    茅嶋伊鈴:諸々有効!
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を4増加(67 → 71)
    GM:ミドル用データのHP……80点!
    GM:戦闘不能後、〈蘇生復活〉〈瞬間退場II〉で“イクス”を拉致しシーン退場します。
    茅嶋伊鈴:イクスー!!
    秋月さな:あっなんてやつ!
    GM:まずはトドメ演出どうぞ!

    茅嶋伊鈴:「ねえ、清純?」めきめき、と音がする。
    茅嶋伊鈴:「私は、あなたに感謝しているんですよ?」じゅるじゅる、と音がする。
    茅嶋伊鈴:腕は肥大し、差し伸べられた手には口が開き、歯をガチガチと鳴らしている。
    茅嶋伊鈴:「お陰様で、なにも感じることがなくなりました」
    茅嶋伊鈴:「虚しくて寂しくて不快ですよ、こんなカタチになってしまって」
    茅嶋伊鈴:ほう、と息を吐き、眼を細める。
    茅嶋伊鈴:「あなたならもう一度灼けるような痛みをくれるかもしれないと思ったのですけれどね」
    茅嶋伊鈴:ぼこぼこと音を立てながら指が伸び、指先が開き、そこから神経繊維の大群が押し寄せる。
    茅嶋伊鈴:「あなたにあげたことのない痛みです」
    茅嶋伊鈴:「さあ、よく味わって食べてください」
    茅嶋伊鈴:喰能の身体に根を張り、侵入し、一気に痛覚を弾けさせる。
    喰能清純:「ぐ─────ああッッッ!」
    GM:全身の神経系を侵す激しい痛みに、叫びをあげ、その場で倒れ伏す。
    イクス:「あ…?た、お、す?した?」
    GM:あ、じゃあちょっとここで
    GM:【感覚】でチェック振ってみてください。目標10
    茅嶋伊鈴:フッ
    茅嶋伊鈴:2dx>=10
    DoubleCross : (2DX10>=10) → 9[6,9] → 9 → 失敗

    茅嶋伊鈴:うわおしい
    荒井 勇:じゃあ折角だし自分に《砂の加護》!
    荒井 勇:7dx+1>=10
    DoubleCross : (7DX10+1>=10) → 10[2,3,3,5,6,8,10]+10[10]+1[1]+1 → 22 → 成功

    荒井 勇:なんかすっごいわかった
    茅嶋伊鈴:さすがじゃん
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(61 → 64)
    秋月さな:感覚で振る!
    秋月さな:10dx>=10
    DoubleCross : (10DX10>=10) → 9[2,3,5,5,6,6,6,7,8,9] → 9 → 失敗

    荒井 勇:!?
    秋月さな:あ、固定値が2あるので
    秋月さな:成功です
    荒井 勇:よかった!
    茅嶋伊鈴:モデルチルドレン効果!
    GM:では、少なくとも誰の目からみても……トドメを刺した“シュテルケ”自身の手応えと経験から見ても
    GM:まず間違いなく、喰能は絶命したように見えます。
    GM:その違和感に真っ先に気づいたのは、荒井さん。続いて、秋月さんになりますが
    GM:“イクス”が君たちに近づこうとした時
    GM:死んだ筈の喰能の瞳が僅かに動きます。
    茅嶋伊鈴:(………死んだ?)
    茅嶋伊鈴:「イクス、ここはまだ危険です───」
    茅嶋伊鈴:(こんな、簡単に?)
    荒井 勇:「──秋月!」
    秋月さな:「うんっ……」
    荒井 勇:その名だけを叫び、走り出す。僅かな距離とはいえ、一息で駆け抜けることはできない。なら──
    荒井 勇:"手の長い"者に頼る他にない
    秋月さな:ここから撃ち抜く。……だが。
    秋月さな:その手にあるのは、グレネードランチャー。ここからではイクスを巻き込む。
    秋月さな:それでも、サブマシンガンを手にして引き金を引く方が、勇さんの到達より早い。
    秋月さな:……あるいは、その判断の時間が命取りか。
    喰能清純:ぐ、ば
    喰能清純:脊椎に沿って巨大な口が生成されると
    茅嶋伊鈴:「あ」
    喰能清純:ふたつに裂けた巨大な口が、“イクス”を飲み込む。
    荒井 勇:疾駆の勢いのまま、倒れた頭を踏み砕こうと叩きつけた足裏は空を切り、床に放射状のひび割れを生じさせたのみ
    荒井 勇:「──ち。最初から狙いはそっちか…!」
    茅嶋伊鈴:その男を『抱きしめる』ことは叶わない。
    秋月さな:先んじて浴びせかけていた拳銃弾の雨も、うねる体組織に弾かれている。
    茅嶋伊鈴:ぐたぐたと肉は腕からこぼれ落ちていく。
    喰能清純:「殺してはいません。それでは、“ドクトル”に怒られてしまう」
    喰能清純:「それに、怪物狩りは僕の領分ではないからね。……君が生きていてくれて、本当によかった」
    GM:茅嶋さんへ目を向けて。
    茅嶋伊鈴:「……生きていてくれて、ですって?」
    茅嶋伊鈴:ひきつった笑いが浮かぶ。
    茅嶋伊鈴:「あれだけ、完膚ないほどまでに殺しておいて」
    茅嶋伊鈴:「何が、よかった、ですか」
    茅嶋伊鈴:「この身体のどこが生きているって言うんですか!!」素手で、殴りかかる。
    荒井 勇:「──茅嶋!」
    荒井 勇:異形と化すことなく振るわれる拳、その軌道上に割って入る
    茅嶋伊鈴:「───っ」
    喰能清純:喰能はその言葉には答えず、拳が到達する前に
    喰能清純:全身が解れ、それぞれに肉で出来た異形の鳥や蜘蛛、獣の形に分裂すると、四方へ逃げ去っていく。
    茅嶋伊鈴:感覚のない拳はそのまま勇に沈み。
    茅嶋伊鈴:「にげるなっ……清純っっ───!!!!」
    荒井 勇:「……あいつの中には、イクスがいた。もちろんあいつ自身が言ったように、ここで殺すつもりはなかったんだろうが──」
    荒井 勇:「"やってしまった。まあいいか"。そう言いながら笑うような奴だと、誰よりも理解しているのはお前だろう、茅嶋」
    荒井 勇:拳から伝わる奇妙な痛みに顔を顰めながら、四散してゆく小さな生き物を静かに見つめる
    茅嶋伊鈴:「………」
    茅嶋伊鈴:「そうですね。……私は、UGNです」自分に言い聞かせるように。
    茅嶋伊鈴:「あの子を、見殺しにしてはいけない」
    茅嶋伊鈴:(叶介を、ひとりにしてはいけない)
    茅嶋伊鈴:「ごめんなさい」
    秋月さな:「……ううん、いいよ。……って、さなが許すことじゃないかもしれないけど……」
    秋月さな:常に精神的に余裕がありそうだった伊鈴から、初めて聞いた激情の声。
    秋月さな:その重さが、分からないわけじゃない。
    秋月さな:「こっから。ぜんぶ、取り返そう」
    荒井 勇:「……偉そうなことを言ったが、俺だってきっと同じことをしていただろうさ。だから、この話はここまで、だ」
    荒井 勇:「もし何か思うところがあるなら──そうだな。俺たちは、この支部のことには詳しくない」
    荒井 勇:「非難した奴らが戻る前に、まずは怪我人がいるか確かめなきゃならん。茅嶋、案内を頼む」
    荒井 勇:突き放すわけでも、励ますわけでもない、普段通りの何もかもが面倒そうな低い声。けれど、決して冷たいものではない
    茅嶋伊鈴:深呼吸の真似事をする。1、2、3、4。1、2、3、4、5、6、7、8。1、2、3、4。
    茅嶋伊鈴:「はい。行きましょう。非オーヴァードの人員もいたはずです───」
    茅嶋伊鈴:そう言って、立ち上がる。その目は、何も流していない。一滴さえも。

    GM:シーンカット!
    GM:ロイスの取得・購入・アイテムの使用が可能です
    GM:HPの回復とか……させておこう!
    茅嶋伊鈴:応急キット買います!
    茅嶋伊鈴:3dx+1>=8
    DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 9[5,6,9]+1 → 10 → 成功

    茅嶋伊鈴:即使う
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のHPを2D10(→ 4)増加(19 → 23)
    荒井 勇:もう1個買いましょうか
    茅嶋伊鈴:お、お願いします…
    荒井 勇:押忍!では応急手当キットを調達判定!
    荒井 勇:3dx+3>=8
    DoubleCross : (3DX10+3>=8) → 10[3,6,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

    荒井 勇:無駄に回る!これを茅嶋さんに譲渡!
    茅嶋伊鈴:仇/喰能清純/恍惚/激情:○/ロイス
    茅嶋伊鈴:いただきます!
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のHPを2D10(→ 7)増加(23 → 30)
    秋月さな:この回復観てから調達決めるね
    茅嶋伊鈴:ほぼ満タン!
    茅嶋伊鈴:あと1だけなので、好きなもの買って良いですよ!
    秋月さな:じゃあ小型ロケットランチャー調達しちゃう!
    秋月さな:3dx+6>=13
    DoubleCross : (3DX10+6>=13) → 10[8,10,10]+8[5,8]+6 → 24 → 成功

    茅嶋伊鈴:すごっ
    秋月さな:回っちゃった 所持品にして終了!
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  • ミドル4:did you see the sunrise?


    GM:シーンプレイヤー 茅嶋伊鈴
    GM:他の人も登場可能です~
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(71 → 79)
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(77 → 78)
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(64 → 72)

    捜査要員:「……被害は以上だ。幸い、人的被害は軽微で済んだが」
    捜査要員:「施設の損傷が酷い。この機に乗じて他のセルや勢力のエージェントが攻撃を~……なんてことになったら目も当てられない以上」
    捜査要員:「この件に関してはお前たちに任せる他ないだろうな。こっちは防衛に意識を割く必要がある」
    事務エージェント:「それに、連れ去られたイクスちゃんを引き戻せるだけの戦闘力を備えた人がどれだけ動けるかも……」
    茅嶋伊鈴:「戦闘力に関して言えば、私たちで充分と言うべきでしょうね」
    茅嶋伊鈴:「実際、私たちはまだ余裕を残していた。そこを突かれたと言えば言い訳も利きませんが」
    荒井 勇:「──まあ、そうだな。せいぜいが、様子見に部隊が仕掛けてくる、くらいに思っていたが……まさか、件の殺人鬼が来るとはな」
    荒井 勇:「あの魔女め。こうなることを予測して俺を遣いに出したのかもしれん。……ああいや、こっちの話だ、すまん」
    秋月さな:「ともかく! 今度はこっちから討って出て、イクスちゃん奪還! 喰能とドクトルをどっかん☆ ……するしかないねっ」
    茅嶋伊鈴:「ええ、シンプルな話になりました。必ず制圧しましょう」
    茅嶋伊鈴:淡々と語っているが、それ故に普段の彼女らしくない。
    茅嶋伊鈴:疲弊していることが伝わるだろう。
    荒井 勇:「……調子が悪いなら、少し休んだらどうだ。そう時間があるわけじゃないが、一服するくらいは誰も咎めんだろう」
    荒井 勇:細かな所作から性別を見て取ったように、疲労もまた然り。"人を殺す技術"のため培われた眼力ではあるが
    茅嶋伊鈴:「……先ほどは少し、取り乱しました。今も尾を引いているようです」
    秋月さな:「りふれっしゅする時間、必要だと思うよっ」
    茅嶋伊鈴:「こういうとき、私は嗜好品を楽しめないので、手持ち無沙汰になってしまうんですよね」
    秋月さな:香る匂いはサンダルウッド。少しでも疲労に効くように……と思ったのだが。
    茅嶋伊鈴:「?」眉尻を下げて微笑む。
    秋月さな:「……?」普通の人なら、『香りが変わった』ことに、なんらかのリアクションをする。
    秋月さな:それから、戦闘中の発言を思い返す。まさか、『何も感じない』というのは――
    荒井 勇:「……普通、人を全力で殴ったなら、それなりに拳は傷むもんだ。格闘術を学んだなら話は別だが、そういった体捌きでもなかった」
    荒井 勇:「だのに、痛む素振りすらない。茅嶋。さっき見せた妙な頑丈さのカラクリは、そういうことか」
    茅嶋伊鈴:「ええ、はい。私の身体は死んでいるので」
    茅嶋伊鈴:「かろうじて、生きてるふりができるよう、レネゲイドが動かしているだけですね」
    茅嶋伊鈴:「だから感覚も殆どがありません。視覚は別ですが……」
    荒井 勇:「そうか。……なら、煙草や酒を勧めるわけにもいかんか。そもそも、まだハタチには少し足りないくらいに見えるしな」
    荒井 勇:これまでの様子と変わらない─ように見える─語り口から、同情や慰めを求めているわけではないことは分かる。だから、こちらも普段するような物言いで応じて
    秋月さな:勇さんの機微を感じ取り、こちらも対応を考える。……考えるけど、上手く言葉はでてこない。
    茅嶋伊鈴:「ふふ。死体は歳を取るのでしょうかね」
    秋月さな:「……もし取らなかったら、永遠の美少年?」
    茅嶋伊鈴:「ですねえ。まったく!素晴らしいことですよ」両手を大袈裟に頭上で広げて見せる。
    荒井 勇:「羨ましい限りだ。……まあ、死体イコール死人というわけでもないだろう」
    茅嶋伊鈴:「スタンドバイミーで探してもらうのも良いかもしれませんね」
    荒井 勇:「死んだはずの奴が動いている、なんてことはこの世界じゃあざらにある。それに──死体であろうが、殺すこわす手段はいくらでもある」
    荒井 勇:「だから、お前がこうして動いて、考えて、喋っている間は。他の奴と何ら変わらん。……少なくとも、こうして出会ったばかりの俺や秋月にとってはな」
    秋月さな:「うん! それは、絶対にそう!」そこだけは力強く頷く。
    茅嶋伊鈴:「……はい。私も、特別扱いされたいわけでは……いえ、特別扱いはしていただけたほうが良いですね?」
    茅嶋伊鈴:「謎の美少年なのですから」
    荒井 勇:「それだけ言えるなら十分か。……すまんな。余計な心配だった」
    茅嶋伊鈴:「いえいえ。勇とさなのおかげですよ」
    茅嶋伊鈴:「普通に休むより、こうやって会話してる方が……いいリフレッシュになります」
    茅嶋伊鈴:「おのおの、リフレッシュしたら───」
    茅嶋伊鈴:「夜は夜に。人は人に」
    茅嶋伊鈴:「責務を果たしに行きましょう」

    GM:シーンカット!
    GM:調達・ロイス取得が可能。調達はここが最終になります
    茅嶋伊鈴:ロイスは埋めた!調達どうしようかな
    茅嶋伊鈴:リアクティブアーマー!
    茅嶋伊鈴:3dx+1>=24
    DoubleCross : (3DX10+1>=24) → 3[1,1,3]+1 → 4 → 失敗

    茅嶋伊鈴:あまりにもだめ
    茅嶋伊鈴:以上!
    荒井 勇:ロイスは1枠残しのまま!調達は……どうしましょうかね。こちらも狙ってみましょう、リアクティブアーマー
    荒井 勇:コネ:手配師と、《砂の加護》も使って──
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(72 → 75)
    荒井 勇:10dx+3>=24
    DoubleCross : (10DX10+3>=24) → 10[3,4,5,5,5,5,6,8,9,10]+6[6]+3 → 19 → 失敗

    秋月さな:あ、じゃあ!
    秋月さな:▼ふぃーりん☆はっぴー=《夢の雫》Lv4
    秋月さな:達成値+8
    荒井 勇:ヤッター!
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加(78 → 81)
    茅嶋伊鈴:やった…!
    荒井 勇:ではこれを茅嶋さんにパス!軽減に役立ててください!
    茅嶋伊鈴:ありがとうございます!
    秋月さな:こっちはロイスいっぱいの、購入はホローポイント弾で!
    秋月さな:4dx+6>=10
    DoubleCross : (4DX10+6>=10) → 10[3,4,5,10]+5[5]+6 → 21 → 成功

    茅嶋伊鈴:装着して行動値1に
    秋月さな:今日凄い回るな……
    秋月さな:所持しておきます、以上!
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  • ミドル5:Strike back


    GM:シーンプレイヤー 荒井勇(ほか登場可能)
    GM:FS判定なので人数が多い方がよいのではないか!
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(75 → 77)
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(79 → 85)
    茅嶋伊鈴:出るぜ出るぜ
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(81 → 91)

    GM:では早速判定に行きましょう

    GM:【FS判定:“ドクトル”の隠れ家を見つけ出せ!】
    GM:判定第一段階 〈運転〉〈知覚〉目標9
    GM:FS総合目標値 20
    GM:最大達成値 30/PP+4

    GM:セットアップ。ハプニングチャートは一括してGMが振ります
    GM:1D100
    DoubleCross : (1D100) → 72

    GM:しょっぱな「チャンス到来!」
    GM:判定ダイス+5
    GM:では行動値順に判定をどうぞ
    秋月さな:はーい!
    秋月さな:それじゃあ〈知覚〉で判定!
    秋月さな:16dx+2
    DoubleCross : (16DX10+2) → 10[1,1,2,2,3,3,4,5,5,5,6,6,9,9,9,10]+6[6]+2 → 18

    秋月さな:▼ふぃーりん☆はっぴー=《夢の雫》Lv4
    秋月さな:達成値+8
    荒井 勇:ぶち抜いていった……!
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加(91 → 94)
    秋月さな:これで26!
    茅嶋伊鈴:すごい
    GM:いいですねえ!
    GM:ではまずPP+3
    GM:3/20
    GM:続けて荒井さんどうぞ まだ判定は運転or知覚です
    荒井 勇:では、《砂の加護》を使っての肉体素振り!運転がないので……
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(77 → 80)
    荒井 勇:10dx
    DoubleCross : (10DX10) → 9[1,1,2,3,5,5,5,6,7,9] → 9

    GM:フワァーオ
    GM:ん
    GM:あれ
    GM:チャンス到来のぶんのダイス足してます?
    荒井 勇:あっ、なかった!振り足します!
    荒井 勇:5dx
    DoubleCross : (5DX10) → 7[2,2,4,6,7] → 7

    荒井 勇:駄目だった
    GM:oh……
    GM:では+1で
    荒井 勇:押忍!あ、そも判定ごとの目標値いくつでしたっけ…!
    GM:目標9ですね!
    荒井 勇:イエッサ!
    GM:10ごとでさらに+1のやつ
    GM:現在PP 4/20
    GM:では茅嶋さんのターンです どうぞ
    茅嶋伊鈴:はーい!運転で!
    茅嶋伊鈴:肉体+B+チャンス
    茅嶋伊鈴:12dx>=9
    DoubleCross : (12DX10>=9) → 10[1,2,2,3,3,4,4,5,5,9,9,10]+8[8] → 18 → 成功

    GM:現在PP 6/20
    GM:最初のフラッグになる5を突破したので
    GM:判定項目が変化!

    GM:【FS判定2:怪しげな廃墟を発見!隠された入口を見つけ出せ】
    GM:判定の前に……
    GM:……君たちは捜索の末、郊外の解体中である製薬研究施設に電力が未だ通っているのを確認した。
    GM:どうやら、ここが敵の拠点であるらしい。
    GM:しかし、見当たる範囲を調べても、それらしい入口は見つからない。どうやら、隠された入口を探す必要がありそうだ!
    GM:判定 〈知覚〉〈知識〉〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉目標9
    GM:現在PP/総合PP 6/20

    GM:全員の行動が1週目終了したので2週目の処理として実施します
    GM:ハプニングチャート
    GM:1D100
    DoubleCross : (1D100) → 41

    GM:一か八かのチャンス:目標値+10/最大達成値+10
    GM:これにより、全員の判定達成値が+10されると同時に、目標が19に変化します。
    茅嶋伊鈴:あ、今回支援判定ってどのようになってますか?
    GM:それがあった!
    GM:支援判定はそうね【肉体】か【感覚】で目標値9振って
    GM:成功時次に振る人の達成値+3(10以上が出たら+1追加、最大5)
    GM:にしましょう
    荒井 勇:あいさー!

    GM:では秋月さんどうぞ
    GM:秋月さんにまず支援と言うことなんで
    GM:イニシアチブタイミング、支援判定どうぞ
    荒井 勇:では、こちらは情報:裏社会で!コネも使います
    荒井 勇:6dx+2>=9
    DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 7[1,3,5,5,7,7]+2 → 9 → 成功

    荒井 勇:ギリ……!
    茅嶋伊鈴:肉体で支援判定します
    茅嶋伊鈴:5dx>=9
    DoubleCross : (5DX10>=9) → 9[4,5,7,7,9] → 9 → 成功

    秋月さな:二人の支援を受けて情報:UGNでコネ使って判定!
    荒井 勇:そこに《砂の加護》、ダイス+4個!
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(80 → 83)
    秋月さな:ありがたし! 社会2のボーナス2のコネ2の加護4でダイス10個!
    秋月さな:10dx+6+3+3
    DoubleCross : (10DX10+12) → 10[1,1,3,3,4,6,8,9,10,10]+8[4,8]+12 → 30

    秋月さな:今回は夢の雫はいらないな……達成値30!
    茅嶋伊鈴:すご!
    荒井 勇:ナイス……!
    GM:お見事!
    GM:これでPP+4なので
    GM:一気にPP10/20
    GM:第二段階も突破!

    GM:【FS判定第3段階:襲い来るFHエージェントを撃破しろ!】
    GM:判定 〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉 目標値9 最大達成値 40
    GM:現在FS進行値 10/20
    GM:セルへの入り口を発見し、突入した君たちのもとに、アジトを防衛するFHエージェントが立ち塞がる!
    GM:これを突破し、“ドクトル”の元へたどり着け!

    GM:全員2巡目の行動を終了したので、3巡目と見做して判定を開始していきます。まずハプニング
    GM:1D100
    DoubleCross : (1D100) → 60

    GM:「綱渡りのような状況」!強敵でもいたのかな。このラウンドの難易度+1D10
    GM:1D10
    DoubleCross : (1D10) → 5

    GM:難易度14に上昇!
    荒井 勇:うぐーッ
    茅嶋伊鈴:ひええ
    茅嶋伊鈴:これ、メジャー攻撃エフェクト使用可能です?
    GM:使ってダイスを増やしてもいいですよ。コンセも可!
    GM:支援判定は引き続き
    GM:【肉体】【感覚】に加えて【精神】で振っても良いです。支援目標値は固定で9。達成値ごとのボーナスもさっきと同じ。
    GM
    GM:というところで
    GM:行動値順の処理だと秋月さんからですが
    GM:イニシアチブに割り込んで支援する人はいますか?
    茅嶋伊鈴:支援は今回はしない!
    荒井 勇:同じく!
    GM:おっけおっけー
    秋月さな:このラウンドですが、さなは一旦待機します!
    GM:了解!
    GM:では荒井さん、どうぞ!
    荒井 勇:はーい!マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト/炎の刃》で白兵判定!ここに《砂の加護》も乗せます
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(83 → 86)
    荒井 勇:10dx7+6
    DoubleCross : (10DX7+6) → 10[1,5,5,6,6,7,8,8,8,9]+10[4,7,7,8,10]+10[1,4,10,10]+10[6,9]+10[7]+2[2]+6 → 58

    茅嶋伊鈴:?
    荒井 勇:回った回った
    茅嶋伊鈴:みんな回るな今回…
    秋月さな:やったー!
    荒井 勇:というわけで上限いっぱい!
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を4増加(86 → 90)
    GM:PP+5で
    GM:16/20!
    茅嶋伊鈴:わー!
    GM:判定の変化はありません このまま殴りぬけろ!
    GM:ということで
    GM:茅嶋さんの判定どうぞ
    茅嶋伊鈴:んじゃあやっちゃお!
    茅嶋伊鈴:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》!
    茅嶋伊鈴:7dx7>=14
    DoubleCross : (7DX7>=14) → 10[1,1,3,5,8,8,10]+10[1,7,8]+10[3,9]+5[5] → 35 → 成功

    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を4増加(85 → 89)
    茅嶋伊鈴:ぴったし!
    GM:+4で20/20!突破だー!
    荒井 勇:イエーッ!!
    秋月さな:やったやった!
    GM:君たちは襲い来るFHの戦闘員を退け、ついに“ドクトル”達の待ち受ける部屋へたどり着いた!最後の戦いだ!
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  • クライマックス:現代のプロメテウス、あるいは


    GM:全員登場
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(90 → 91)
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(94 → 99)
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(89 → 99)

    GM:君たちがラボにたどり着いた時、まさに“ドクトル”が“イクス”の身体へ通そうとしていたメスを止め、侵入者へ目を向ける。
    “ドクトル”:「なんだい、不躾な輩だね」
    “ドクトル”:「手術室へ立ち入る際は術衣を身につけたまえよ、君たち」
    茅嶋伊鈴:「あなたのしていることも医療行為にしては乱雑に見えますが」
    茅嶋伊鈴:「”イクス”に刃は通させませんよ」
    秋月さな:「表の騒ぎも聞こえないくらい夢中だったのかもしれないけど……UGNだよっ。あなたを確保しますっ」
    荒井 勇:「そういうわけで、悪いが邪魔をする。──文字通りの意味で、な」
    荒井 勇:「まあ、俺にとっちゃ元の仕事を果たすことにもなるんだが。……俺の標的はアンタだよ、"ドクトル"。魔女の遣いでやって来た、と言えば分かるか?」
    “ドクトル”:「ふん、忌々しいねえ!私の研究は人類を、ひいては君らを救うものだと言うのに」
    茅嶋伊鈴:「やれやれ、気持ち悪い人ですね」
    茅嶋伊鈴:「レネゲイドの偶然に何を期待しているんです?」
    茅嶋伊鈴:「……救う、なんて」
    茅嶋伊鈴:「傲慢にもあげつらうべきではありませんよ」
    秋月さな:「全くの犠牲なくしての進歩はないのかもしれないけど……あなたのそれは、度を過ぎてる」
    秋月さな:「これ以上の蛮行、見過ごせないっ」
    荒井 勇:「……人間に火をもたらした神様は、今もどこかでハラワタを突かれているんだったかな。アンタもまあ、そのお仲間ではあるんだろうが──」
    荒井 勇:「やめてくれ、有難迷惑だ。……そう言ってる奴がいるなら、耳を傾けてみるべきだとは思うんだが、それこそ聞く耳持たぬってところか」
    荒井 勇:「──ついさっき、アンタのお仲間とも、話が通じないと痛感したところだしな?」
    “ドクトル”:「愚か者どもめ!生物としての欠点を乗り越えたいと思わないのか?」
    “ドクトル”:「まあ、よかろう。救いは万人に用意されるべきだ。であれば、喰能くん。手伝ってもらうよ」
    喰能清純:「はい、先生。……僕は、どうでもいいのだけれど」
    喰能清純:「戦うの、あんまり好きじゃないんだけどな」
    GM:そう嘯きながら、喰能の肉体から分離した獣が炎を噴き上げ、戦闘態勢を取る。
    GM:先ほどと異なり、本格的な対オーヴァード戦闘を前提にした攻撃手段だ。同時に、空間に張りつめたキリング・オーラが滾る!

    GM:衝動判定。難易度9
    秋月さな:3dx+2>=9
    DoubleCross : (3DX10+2>=9) → 10[5,7,10]+6[6]+2 → 18 → 成功

    荒井 勇:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 10[8,8,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

    荒井 勇:?????
    茅嶋伊鈴:思い出の一品使用
    茅嶋伊鈴:3dx+3>=9
    DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 5[1,4,5]+3 → 8 → 失敗

    秋月さな:▼ふぃーりん☆はっぴー=《夢の雫》Lv4
    秋月さな:達成値+8
    茅嶋伊鈴:さなちゃん!
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加(99 → 102)
    茅嶋伊鈴:ありがとう
    荒井 勇:ナイスリカバー!
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を2D10(→ 12)増加(99 → 111)
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を2D10(→ 6)増加(102 → 108)
    荒井 勇:2d10+91
    DoubleCross : (2D10+91) → 18[8,10]+91 → 109

    荒井 勇:グワーッ
    茅嶋伊鈴:ひええ

    GM:エンゲージ
    GM:[茅嶋・荒井・秋月]-10m-[“ドクトル”・喰能]
    GM
    GM:勝利条件 敵の全滅
    GM:敗北条件 味方全員の戦闘不能・敗北

    GM:第一ラウンド/セットアップ
    GM:どうぞ
    秋月さな:▼しゃいにー☆ぱふゅーむ=《活性の霧》Lv5
    秋月さな:自分に!
    秋月さな:ラウンド中攻撃力+15、ドッジダイス-2個
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加(108 → 111)
    荒井 勇:自分は無し!
    茅嶋伊鈴:ドクトルのイニシアチブは幾つになります?
    GM:あ、やば ステータス出すの忘れてた
    GM:ドクトルはイニ8です
    茅嶋伊鈴:ありがとうございます!
    茅嶋伊鈴:《先陣の火》行動値+10!
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のイニシアチブを11に変更(1 → 11)
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を2増加(111 → 113)
    喰能清純:〈先陣の火〉
    茅嶋伊鈴:こ、こいつ…
    喰能清純:こちらは行動値+6で行動値17へ
    荒井 勇:すばやい…!
    GM:ギリギリ秋月さんのが勝つねェ
    “ドクトル”:〈レネゲイドキラー〉LV3
    “ドクトル”:ラウンド中、“ドクトル”以外はエフェクト1つ使用ごとにHP3点失う。

    GM:イニシアチブ!加速はなし
    GM:秋月さんが最先手です。アタックどうぞ
    秋月さな:はーい!
    秋月さな:マイナー! 「グレネードランチャー」の効果起動!
    秋月さな:メインプロセス中、対象:範囲に変更。
    秋月さな:メジャー!
    秋月さな:▼ぐらす☆らいと=「グレネードランチャー」+《C:モルフェウス》Lv4+《ペネトレイト》Lv2
    秋月さな:射程:30m、対象:範囲の射撃攻撃。
    秋月さな:敵エンゲージを撃つ!
    秋月さな:妨害なければ判定行きます
    GM:妨害なしです どうぞ!
    秋月さな:(8+3+1)dx7+9 命中
    DoubleCross : (12DX7+9) → 10[3,3,3,4,5,7,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,4,5,7,9,9]+10[6,9,9]+10[4,7]+2[2]+9 → 51

    秋月さな:▼ふぃーりん☆はっぴー=《夢の雫》Lv5
    秋月さな:達成値+10
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加(111 → 114)
    秋月さな:秋月さなのHPを3減少(23 → 20)
    秋月さな:61からリアクションどうぞ。
    GM:避けらんねえ……
    GM:良い出目出しますねエ!
    秋月さな:レネゲイドキラー、メジャーぶんも喰らいます
    秋月さな:秋月さなのHPを6減少(20 → 14)
    喰能清純:〈崩れずの群れ〉
    喰能清純:“ドクトル”に向かうダメージをカバー
    喰能清純:ガード時〈自動触手〉。15点ダメージ。
    茅嶋伊鈴:うわっ
    秋月さな:みゃ~!? 死んじゃう!
    GM:自分はここで6点HP失います
    茅嶋伊鈴:死ぬ〜!
    秋月さな:伊鈴ちゃんのロイスをタイタス化して即時昇華、復活!
    秋月さな:秋月さなのHPを11に変更(14 → 11)
    GM:deha
    GM:ダメージロールどうぞ
    秋月さな:7d10+1d10+9+15 ダメージ
    DoubleCross : (7D10+1D10+9+15) → 41[6,5,9,4,1,6,10]+10[10]+9+15 → 75

    茅嶋伊鈴:ナイス出目
    秋月さな:ガード有効、装甲無視。倍付けでどうぞ!
    喰能清純:自分の手番前なので形状変化できないのん 素面ガード値しかねえ
    荒井 勇:いいタイミングでいい火力が!
    GM:装甲なんて便利アイテムないのん ガードもナイフだから0 150点喰らったら死にます。奥義しかねえ!
    茅嶋伊鈴:げっ
    喰能清純:〈透過〉。HPダメージを0に
    秋月さな:むぅ
    秋月さな:致し方なし!
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を5増加(114 → 119)
    GM:HPダメージを0にしたのに
    GM:味方のエフェクトで3点HPを失うんノス
    GM:演出どうぞ

    秋月さな:「まとめて☆どっかん!」
    秋月さな:グレネードランチャーのトリガーを絞る。
    秋月さな:オレンジ・スイートの香りを増幅させて、一層の集中を図り――
    秋月さな:その瞬間。
    秋月さな:「けふっ……!?」
    秋月さな:身体が痺れる。……レネゲイド活性に対する妨害作用。"ドクトル"の仕業か。
    秋月さな:背に負う"つる座の光"グラスライトが明滅し、集中が削がれたことを伝える。
    秋月さな:引きかけたトリガーは止まらない。そのまま、榴弾は敵たちの元へと飛び――
    秋月さな:KA-BOOM☆
    秋月さな:爆ぜる。が。
    喰能清純:肉の樹が異形の生命圏を形成し、“ドクトル”と自身を守る。
    喰能清純:「困るなあ」
    喰能清純:「この先生は、君たちを人間に戻す治療法を考えてくれてるのに。人間に戻るのは、嫌かい?」
    喰能清純:「僕は、君たちに人間に戻って欲しいけどな。化け物なんか、殺しても意味がない」
    秋月さな:「はぁっ、はぁっ……それについては、いろんな人が居ると思うけど」
    秋月さな:「さなは生まれた時から一緒のもの、無理に手放そうとは思ってない」
    秋月さな:「大切なのは、『人であること』じゃなくて、『みんなでなかよくできること』だから」
    秋月さな:「手段の一つに拘り過ぎるのはどうかと思うし……」
    秋月さな:「殺したい人のエゴのためなんか、もっとヤ!!」
    喰能清純:君の言葉に、不愉快気に眉を顰める。

    GM:喰能の反撃!
    喰能清純:マイナー 〈炎の加護〉
    喰能清純:〈Cエグザイル〉+〈爪剣〉+〈踊る髪〉+〈異形の祭典〉+〈フレイムタン〉+〈紅蓮の衣〉
    GM:対象は10m先の3体全員
    茅嶋伊鈴:ぐええええ
    荒井 勇:ウワーッ
    秋月さな:は、白兵硬直罪を!
    秋月さな:場合によっては勇さん守ったげて、伊鈴ちゃん!
    茅嶋伊鈴:ですね、白兵に硬直はきつい!
    荒井 勇:ありがたい……!まずはドッジを試みます
    荒井 勇:の前に相手の判定か!
    GM:そうだヨ
    喰能清純:18DX+4
    DoubleCross : (18DX10+4) → 10[2,2,3,3,3,4,4,5,5,5,6,6,8,8,9,9,9,10]+7[7]+4 → 21

    GM:おっと出目死亡
    茅嶋伊鈴:わ、ワンチャン!
    秋月さな:夢の雫とっとけばよかった……!
    茅嶋伊鈴:あれ
    GM:あ
    茅嶋伊鈴:コンセ抜けて
    GM:CR抜けてるわ
    秋月さな:C値
    喰能清純:18DX7+4
    DoubleCross : (18DX7+4) → 10[1,2,4,4,5,5,6,6,6,6,7,7,9,9,9,9,9,10]+10[1,4,4,4,5,8,8,9]+10[1,6,8]+6[6]+4 → 40

    秋月さな:ぐえー
    茅嶋伊鈴:のびる〜
    GM:そうよね 18個はそう
    茅嶋伊鈴:一応ドッジをして…
    荒井 勇:ワンチャンあるかもだしね…
    茅嶋伊鈴:8dx+1>=40
    DoubleCross : (8DX10+1>=40) → 10[1,2,2,3,4,5,8,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

    荒井 勇:7dx+1
    DoubleCross : (7DX10+1) → 8[2,2,3,3,7,8,8]+1 → 9

    荒井 勇:なかったわ
    秋月さな:こっちもドッジ……モデルチルドレンはクライマックス入ったら失効しないから……
    茅嶋伊鈴:《崩れずの群れ》
    秋月さな:1dx+3>=40
    DoubleCross : (1DX10+3>=40) → 3[3]+3 → 6 → 失敗

    茅嶋伊鈴:勇さんをカバー。ガード扱いにはしない
    荒井 勇:助かる……!
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を2増加(113 → 115)
    秋月さな:レネゲイドキラーが入る……!
    茅嶋伊鈴:そうだ!
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のHPを3減少(30 → 27)
    茅嶋伊鈴:あっちも7個分はいるのか
    秋月さな:そうですね、既に入ってる
    茅嶋伊鈴:ほんとだ
    荒井 勇:無差別なんだなあ
    GM:ですね レネゲイドキラーは自分以外全員標的
    GM:ではダメージ行きましょう
    喰能清純:12+5D10
    DoubleCross : (12+5D10) → 12+37[8,4,10,5,10] → 49

    GM:49点ダメージ、装甲・ガード有効
    茅嶋伊鈴:んー、多分死ぬな 41の倍で82
    茅嶋伊鈴:屍人は自動なので
    茅嶋伊鈴:82-2d10
    DoubleCross : (82-2D10) → 82-8[2,6] → 74

    茅嶋伊鈴:まあどう足掻いても死ぬな!
    茅嶋伊鈴:勇さんのロイス昇華して復活!
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のHPを15に変更(27 → 15)
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の残ロイス数を1減少(6 → 5)
    秋月さな:こっちも死ぬ! 勇さんのロイスをタイタス化して即時昇華、復活!
    秋月さな:秋月さなの残ロイス数を1減少(5 → 4)

    喰能清純:肉体が幾つかの獣に分離する。
    喰能清純:炎の角を灯した肉の牡鹿が突撃。
    喰能清純:続けて、鋭い鉤爪を持った猛禽や異形の蜘蛛に変化した肉体が次々に襲来し、爆発する!
    茅嶋伊鈴:「勇、私の後ろに!」
    茅嶋伊鈴:「あれは、移動を封じます」
    秋月さな:動きの鈍った体ではとても躱せるものではない! 爆破を次々に受け、床へと投げ出される。
    荒井 勇:「──すまん、頼む!」
    茅嶋伊鈴:「承知いたしました!」
    荒井 勇:殺傷力はもちろんのこと、アレの目的はおそらく"食らいつく"こと。つまるところ、効率のいい足止めだ
    茅嶋伊鈴:その身を投げ出し、肉を広げて角を、爪を、爆発を食い止める。
    荒井 勇:であれば、自分には分が悪い。それに──任せろと叫んだ仲間を信じずして、なんとする
    茅嶋伊鈴:ボロボロと肉が千切れるが、何ひとつとして痛みはない。
    茅嶋伊鈴:だからこそ、自分の身の限界を見極める必要が、ある。
    茅嶋伊鈴:「……ハ………この程度の爆発」
    茅嶋伊鈴:「どこかの少年に比べたら大したことはないですね」
    茅嶋伊鈴:「では、お覚悟を」

    GM:茅嶋さんの反撃どうぞ!
    GM:ダメージ受けてるので硬直状態なのをお忘れなくよ~
    茅嶋伊鈴:ふふ…歩く必要はない
    茅嶋伊鈴:マイナー▼異界侵蝕:《骨の剣》素手データ変更
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のHPを3減少(15 → 12)
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を3増加(115 → 118)
    茅嶋伊鈴:攻撃19、命中-1、ガード12
    茅嶋伊鈴:メジャー ▼痛覚愛撫:《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のHPを6減少(12 → 6)
    茅嶋伊鈴:対象はドクトル!
    “ドクトル”:こっちに来たか~!?
    GM:妨害ないので
    GM:まずは命中どうぞ
    茅嶋伊鈴:8dx7
    DoubleCross : (8DX7) → 10[1,6,6,7,7,8,8,10]+10[4,6,8,9,10]+10[1,3,8]+6[6] → 36

    GM:うお、いい出目
    茅嶋伊鈴:そこそこ!
    GM:19+4D10かー ダメージでかでっかーだな
    “ドクトル”:“ドクトル”のリアクション
    “ドクトル”:5DX>=36
    DoubleCross : (5DX10>=36) → 10[1,7,8,8,10]+10[10]+6[6] → 26 → 失敗

    茅嶋伊鈴:えええ
    GM:めっちゃ避けるじゃん、素振りで
    GM:しかし命中!
    GM:カバーリングは……ありません!
    GM:ダメージどうぞ
    茅嶋伊鈴:OK!
    茅嶋伊鈴:4d10+19
    DoubleCross : (4D10+19) → 20[4,3,4,9]+19 → 39

    茅嶋伊鈴:よしよし
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を4増加(118 → 122)
    “ドクトル”:〈ディスマントル〉ダメージ12点軽減
    GM:装甲で5点削って22点ダメージ受けます。いったいー!
    茅嶋伊鈴:こ、この野郎!
    GM:演出どうぞ~
    茅嶋伊鈴:はーい!

    茅嶋伊鈴:注意深く観察する。自分は感覚で劣る分更にだ。
    茅嶋伊鈴清純あの男が”ドクトル”を守るのならばそれもよし。
    茅嶋伊鈴:……レネゲイドを冒す毒は無差別にばら撒かれている。
    茅嶋伊鈴:ならば狙うのは───
    茅嶋伊鈴:「失礼致します、崇高な理想を持った怪物様」
    茅嶋伊鈴:脚が縛られていても関係ない。このにくはどこへだろうと伸びるのだから。
    茅嶋伊鈴:「あなた様の病気には少々お薬が必要なようで」
    茅嶋伊鈴:しゅるり、しゅるりと緩慢に、それでいて逃がさないように絡みつく。
    茅嶋伊鈴:「はい。お注射と参りましょう」
    茅嶋伊鈴:その神経を無理やりに甚振る。
    “ドクトル”:「ぐうっ!?不躾なだけでなく、無粋な能力だねぇ!」
    GM:“ドクトル”の瞳が仮面の奥で忌々し気に、苦痛で見開かれる。大ダメージだ!

    GM:ここでエネミーターン
    “ドクトル”:マイナー 〈苦痛の矢〉
    “ドクトル”:メジャー〈C:モルフェウス〉+〈カスタマイズ〉+〈レインフォース〉+〈クリスタライズ〉
    GM:対象は荒井さんなのだ
    “ドクトル”:12DX7+4
    DoubleCross : (12DX7+4) → 10[1,1,1,1,3,3,4,4,7,9,9,9]+10[6,6,8,10]+4[3,4]+4 → 28

    GM:出目がしょぼいのだ
    GM:リアクションをとるのだ
    荒井 勇:ではドッジを試みるのだ
    荒井 勇:7dx+1
    DoubleCross : (7DX10+1) → 9[1,2,2,3,4,8,9]+1 → 10

    荒井 勇:やっぱり駄目だったのだ……
    GM:ダメージ行くのだ
    “ドクトル”:25+3D10
    DoubleCross : (25+3D10) → 25+23[8,9,6] → 48

    GM:48点なのだ 死ぬのだ
    荒井 勇:死ぬのだ!なので"ドクトル"に「執着/■嫌悪」でロイスを取得!
    荒井 勇:タイタス化して昇華、HP14で復活!

    “ドクトル”:「“魔女”の遣いめ、思い知るがいい!」
    “ドクトル”:懐からグレネードを取り出すと、床へ滑らせる。
    GM:特殊なトランスがガス状に噴き出すと同時に、“ドクトル”が精製した毒の矢を撃ち込む。
    GM:化学反応が発生し、レネゲイドウイルスがいびつな金属片へ置換され、肉体を内から破壊する!
    “ドクトル”:「ちっ、これも失敗か!」
    荒井 勇:「──人を無断で実験体にするなよ、ヤブ医者。インフォームドなんとかってのがあるんだろう、今の時代は」
    荒井 勇:自分の体とコートのはためきでガスの拡散を抑え──つまりはその効果を自分一人で受け──ながら、不敵に笑う
    荒井 勇:無論、苦痛は激しい。だが──
    荒井 勇:「高くつくぞ、この礼は」
    荒井 勇:歩みを止めるには、まだ早い

    GM:OK!荒井さんのターンだ!
    荒井 勇:はーい!マイナーで戦闘移動、"ドクトル"と喰能がいるエンゲージへ!
    荒井 勇:メジャー:■撃槍・破狼 《コンセントレイト/炎の刃》 対象:単体の白兵攻撃
    荒井 勇:ここに《砂の加護/砂塵霊》も乗せて、《レネゲイドキラー》によるHP喪失は12点、残りHP2!
    荒井 勇:攻撃対象は"ドクトル"、そしてこの攻撃に殺戮の秘奥を使用。「最大HP-現在のHP(最大30点)」を攻撃力に加算します
    GM:お、アイテム切って来た!
    荒井 勇:つまり最大値の30点上乗せ!
    GM:命中どうぞ~
    荒井 勇:11dx7+6
    DoubleCross : (11DX7+6) → 10[2,2,2,2,3,3,6,6,7,10,10]+4[1,2,4]+6 → 20

    荒井 勇:グエーッ
    “ドクトル”:5DX
    DoubleCross : (5DX10) → 7[2,4,5,7,7] → 7

    GM:命中!
    GM:ダメージどうぞ
    荒井 勇:ほっ では割り込みもないようなので!
    荒井 勇:3d10+19+12+30
    DoubleCross : (3D10+19+12+30) → 22[8,7,7]+19+12+30 → 83

    荒井 勇:装甲有効、83点!
    “ドクトル”:総HP40点なので
    “ドクトル”:耐え切れずに死亡します
    “ドクトル”:復活札なし!
    GM:とどめ演出どうぞ~
    荒井 勇:あーい、では侵蝕を上げてから!
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を7増加(109 → 116)

    荒井 勇:──いまだ熱と血のにおいが晴れぬ中、言葉通り、応報のため駆ける
    荒井 勇:怒りを言葉にする必要は、もうない。ただ行動で示すのみ──そう理解しつつも
    荒井 勇:「──ああ、そうだ。言いたいことは、言える時に言っておかないとな」
    荒井 勇:自分は正義の味方ではないし、秩序の側に立つ人間でもない。それでも
    荒井 勇:「くたばれ、外道」
    荒井 勇:吐き捨てるような一言と同時、男の姿は掻き消える──少なくとも、知覚力に秀でぬ者には、そう見えるだろう
    荒井 勇:疾駆の途上、いかなる歩方か、足音もなく軌道が変わる。丁度、"ドクトル"を中心に半円を描くように回り込んで
    荒井 勇:その後方、ペスト医師めいた姿の直近に歩み寄ると同時、その背に掌を押し当てて──
    荒井 勇:移動距離は1ミリにも満たぬ掌打。だが、そこに乗る衝撃は、理論上人体から発せられるそれを遥かに超えるもの
    荒井 勇:──まさに。人の身で怪物ジャーム殺しを為したという師の業にも劣らぬ殺しの芸術フェイバリットアーツ
    荒井 勇:そして叩き込まれた打撃は、胎内を縦横無尽に荒れ狂い──
    “ドクトル”:「バカなああああああああ!?」
    GM:内で爆ぜる強烈な衝撃波を受け、“ドクトル”の身体が吹き飛ばされ、粉々に砕け散る!

    GM:クリンナップ!
    茅嶋伊鈴:行動値が戻ります
    荒井 勇:こちらは特に無し!
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のイニシアチブを3に変更(11 → 3)
    茅嶋伊鈴:あ、ちがう1だ
    茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のイニシアチブを1に変更(3 → 1)
    秋月さな:こっちも特になし!
    GM:特に他の処理はなしかな

    GM:2ラウンド目!
    GM:セットアップ
    GM:エネミーの行動はありません!
    茅嶋伊鈴:なしです!
    秋月さな:▼しゃいにー☆ぱふゅーむ=《活性の霧》Lv5
    秋月さな:自分に!
    秋月さな:ラウンド中攻撃力+15、ドッジダイス-2個
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加(119 → 122)
    荒井 勇:自分も無しで!

    GM:行動値順の処理に参りましょう
    GM:さなちゃんからですが
    GM:どうしますか
    秋月さな:自動触手を喰らうのがメチャメチャ嫌ではあるんですけれども
    秋月さな:あるんですけれども どうしよう
    GM:異形の祭典はシーン1回なので
    GM:ここからこいつは単体攻撃になることを念のため教える
    秋月さな:ここはちょっと……待機!!
    秋月さな:手番を次に回しましょう
    GM:OK!

    GM:エネミーターン
    喰能清純:マイナー〈炎の加護〉
    喰能清純:メジャー〈Cエグザイル〉〈爪剣〉〈フレイムタン〉〈紅蓮の衣〉
    喰能清純:対象は残ロイス数が多い……の、荒井さんなのか
    喰能清純:フレイムタン要らなかったな。まあいいや。食らうがいい!
    荒井 勇:来いーッ!!
    喰能清純:18DX7+4
    DoubleCross : (18DX7+4) → 10[1,2,2,2,2,3,3,3,3,4,5,5,6,7,8,9,10,10]+10[2,6,9,10,10]+2[1,1,2]+4 → 26

    GM:急に出目が腐っていくよォ~~~~~ッ!?
    荒井 勇:うおおおドッジ!
    荒井 勇:7dx+1
    DoubleCross : (7DX10+1) → 10[1,1,4,4,6,8,10]+6[6]+1 → 17

    茅嶋伊鈴:!
    秋月さな:これは……
    茅嶋伊鈴:さなちゃん!
    荒井 勇:……いただけますか!
    秋月さな:避けてもらいましょうか
    秋月さな:▼ふぃーりん☆はっぴー=《夢の雫》Lv5
    GM:ワンチャン雫で避けれる!
    秋月さな:達成値+10
    秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加(122 → 125)
    荒井 勇:27になってドッジ成功!ありがとう!
    GM:まとめて処理進行します

    GM:続けて荒井さんの手番どぞどぞ~
    荒井 勇:はーい!マイナーなし!
    荒井 勇:メジャー:■撃槍・破狼 《コンセントレイト/炎の刃》 対象:単体の白兵攻撃
    荒井 勇:オートで《砂の加護/砂塵霊》を入れて!
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(116 → 119)
    荒井 勇:12dx7+6
    DoubleCross : (12DX7+6) → 10[1,1,1,2,3,3,5,6,6,6,10,10]+5[4,5]+6 → 21

    荒井 勇:出目がアカンことになってきた
    茅嶋伊鈴:塩をもらないと…
    GM:ふっふっふっふっふ
    喰能清純:14DX+2
    DoubleCross : (14DX10+2) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,5,6,7,9,10,10]+6[3,6]+2 → 18

    GM:しかし命中!
    荒井 勇:怖ッ
    茅嶋伊鈴:こっっっっわ
    秋月さな:こわっ
    GM:ダメージどうぞ
    荒井 勇:ではダメージ!
    荒井 勇:3d10+19+12
    DoubleCross : (3D10+19+12) → 23[10,5,8]+19+12 → 54

    荒井 勇:だが殺意は高い!装甲有効、54点!
    GM:うお……ダメージでっか……
    喰能清純:【Eロイス:死は甘きもの】
    GM:ダメージを与えた相手の侵蝕率が3上がります。
    GM:その上で
    荒井 勇:ぬぅーッ!!
    GM:喰能は戦闘不能、復活札なし。死亡します。君たちの勝利だ!
    茅嶋伊鈴:なんと
    GM:復活札なしっていうか
    茅嶋伊鈴:あ、じゃあなんですけど
    GM:〈蘇生復活〉シナリオ1回でミドルで使っちゃったわけ
    茅嶋伊鈴:とどめっていうか、
    茅嶋伊鈴:看取らせてもらえると嬉しい
    荒井 勇:なるほど、ではそれを踏まえた演出と振りを入れていきましょうか
    荒井 勇:ひとまず侵蝕を、Eロイス分とメジャー分上げて、と
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を7増加(119 → 126)
    茅嶋伊鈴:GMもOKなら是非に…!
    GM:もちろんOKですよー

    喰能清純:腕が二つに裂け、鋭利な棘が生えた肉の鞭が横薙ぎに振るわれる!
    GM:熱を帯びたそれはチェンソーめいて、触れればオーヴァードとて断ち切る死の刃だ!
    荒井 勇:"ドクトル"に全力の一撃を叩き込み、体は未だ残心の中。退くことはならず、かといって守りを固めるには遅すぎる
    荒井 勇:迫る熱、肉が焦げるにおい。命を繋ぐため、レネゲイドの過剰励起を覚悟したその時──
    荒井 勇:「(──これは)」
    荒井 勇:不愉快なにおいに混じって、微かに漂うものに気付く
    秋月さな:あなたに届けと、秋月さなから放たれた香り。
    秋月さな:ローズマリーの香り。その効能は集中力の増加。
    秋月さな:あなたの心と体とレネゲイドを、香りに乗った秋月さなのレネゲイドがほんの少しだけ後押しする。
    荒井 勇:そう。必要なものは、死地の中から活路を見出す集中力。身を守ることに意識が向くあまり見失いかけたそれを、小さおおきな後押しで取り戻す
    荒井 勇:ゆえに、動くべきは"どう避けるか"ではなく──
    荒井 勇:「──はッ」
    荒井 勇:小さな笑みさえ零しながら。短い気合と共に、自ら肉鞭の斬撃へと飛び込んで──
    荒井 勇:その下を文字通りの間一髪で潜り抜け。半ば倒れ込むような姿勢からの足払い、そして
    荒井 勇:地から天を突きあげるような蹴撃が、殺人鬼の胴を穿つ!
    喰能清純:「────が、あっ!」
    喰能清純:強烈な一撃を受け、肉体が真二つに裂ける!
    GM:裂け飛んだ上半身が数メートル先へ放り出され、壁へと叩きつけられます。致命傷だ!
    荒井 勇:「──これで一丁上がり、だ。茅嶋、ここから先は任せる。ここの支部の正式なメンバーはお前だけ、だからな」
    荒井 勇:「……秋月も、それでいいな?」
    荒井 勇:ただならぬ因縁のあるらしい相手の処遇を任せる、というのは聊か不穏ではある。あるが──
    荒井 勇:少なくとも。この殺人鬼の"終わり"をひっくり返すようなことだけはないだろうと、それだけは確信しながら
    秋月さな:「うん。……処分については色々あるだろうけど……伊鈴さんに任せるのなら、きっと大丈夫」
    茅嶋伊鈴:「───ありがとうございます」
    茅嶋伊鈴:肥大した両腕を引きずって、壁の方へと一歩、一歩進む。
    茅嶋伊鈴:「清純。ほら。目を開けてください」
    茅嶋伊鈴:「私を見て」
    喰能清純:「ああ。君か」
    茅嶋伊鈴:「……あなたには、私はどのように見えますか?」
    茅嶋伊鈴:緩慢に腕を持ち上げる。
    茅嶋伊鈴:整った顔と無秩序に歪んだ腕。
    喰能清純:霞む目を向けると、力なく笑う。
    喰能清純:「わかるだろう?怪物だよ」
    茅嶋伊鈴:「……それは、いけませんね」
    茅嶋伊鈴:「きっと、この腕がなくてもあなたはそう答えるのでしょう」
    茅嶋伊鈴:「では、こう聞きましょうか」
    茅嶋伊鈴:「死ぬ前の私と、死んだ後の私は」
    茅嶋伊鈴:「……変わって見えましたか?醜く、なりましたか」
    喰能清純:けふ、と血を吐く。
    喰能清純:「おかしなことを、聞くね」
    喰能清純:「腕と同じだよ。どっちだって、同じだ」
    喰能清純:「命はそこにあるだけで、醜い。皮肉だね」
    喰能清純:「世界はこんなにも綺麗なのに」
    茅嶋伊鈴:「───ああ」
    茅嶋伊鈴:「変わらない」
    茅嶋伊鈴:「なら、いいんです」
    茅嶋伊鈴:「私の命はもう終わってしまっていて」
    茅嶋伊鈴:「それでも、変わらないというならば」
    茅嶋伊鈴:「……あなたの、思惑を、崩せたのでしょう」
    茅嶋伊鈴:「ありがとうございます」
    茅嶋伊鈴:「愉快でしたよ」腕の肉がぼとぼとと落ち、
    茅嶋伊鈴:引き裂かれた傷口に触腕を伸ばす。
    茅嶋伊鈴:「では、安らかな眠りを」
    茅嶋伊鈴:───不協和音のような痛みを。
    喰能清純:喰能は痛みに満ちた最期の中で、自嘲するように笑いながら血を吐き、絶命する。
    GM:その肉体がレネゲイドの負荷に耐え兼ね、塵と崩れ去っていきます。悪夢は去りました。二度と蘇ることもないでしょう。

    GM:■バックトラック
    GM:Eロイスは1個、【死は甘きもの】だけです。これ振った上であとは自力で帰って来てほしい!
    秋月さな:うおおEロイス分振ります!
    秋月さな:125-1d10
    DoubleCross : (125-1D10) → 125-10[10] → 115

    秋月さな:115から、残ロイス4の倍振り!
    茅嶋伊鈴:振ります!
    秋月さな:115-8d10
    DoubleCross : (115-8D10) → 115-45[3,4,2,5,9,9,10,3] → 70

    茅嶋伊鈴:122-1d10
    DoubleCross : (122-1D10) → 122-4[4] → 118

    秋月さな:帰還、3点!
    茅嶋伊鈴:うーん
    荒井 勇:ではまずEロイス分!
    荒井 勇:126-1d10
    DoubleCross : (126-1D10) → 126-4[4] → 122

    茅嶋伊鈴:倍振りしますか
    荒井 勇:122で残ロイス5……期待値ならいけるけど、ここは安定取って倍振りで!
    茅嶋伊鈴:屍人デメリットもあるしね
    茅嶋伊鈴:10d10
    DoubleCross : (10D10) → 61[5,9,7,9,1,2,3,10,7,8] → 61

    荒井 勇:122-10d10
    DoubleCross : (122-10D10) → 122-54[4,9,1,4,7,2,7,8,3,9] → 68

    荒井 勇:3点で帰還!
    茅嶋伊鈴:61-9で52
    茅嶋伊鈴:C(118-52)
    DoubleCross : c(118-52) → 66

    茅嶋伊鈴:3点帰還!
    GM:全員帰還だー!よかったよかった
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  • ED1:かくて役者は


    GM:数刻後、UGN支部にて。
    GM:君たちは手当と簡単な侵蝕率のチェックを受けた後、再びひとところに集まっています。
    GM:この後はそれぞれ、また自分の日常へ戻っていくことになるのでしょう。
    GM:ですが、今回の件であった仲間に、別れの挨拶を残していくのも良いかもしれません。
    秋月さな:「それじゃ、ほんっと~に☆おつかれさまでした~!」勢いよく頭を下げながら、皆へ。
    茅嶋伊鈴:「お疲れ様でした。随分と付き合わせてしまいましたね」
    茅嶋伊鈴:「さなも勇も。ありがとうございます」
    荒井 勇:「世話になった。というより……すまなかったな。押しかけ助っ人のような真似をしたのは、こちらの方だ」
    荒井 勇:「何かの役に立てていればいいんだが……少なくとも、役目は果たせたかとは思う」
    茅嶋伊鈴:「ご謙遜なさらずに。あの二人を仕留められたのは勇の働きが大きいです」
    茅嶋伊鈴:「さなも、大きく敵の力を削いでくださいましたし」
    秋月さな:「うぇへへ。どうもどうも」
    秋月さな:「これからも、この街をお願いね。伊鈴さん」
    荒井 勇:「また助けが必要なら呼んでくれ。……そうならないのが一番ではあるけど、な」
    荒井 勇:「面倒なことは起こらないに限る。おそらく誰にとっても、そして俺にとっては確実に」
    茅嶋伊鈴:「面倒ごと、嫌いそうですものね、勇は。その癖断れないタイプと見ました」
    荒井 勇:「まさに。……よりにもよって、断ると余計に厄介になりそうなことばかり起こるのはもう、そういう星の下と諦めてるさ」
    荒井 勇:「──幸運の星が必要なのは、俺よりも茅嶋と、そして──あの子だな」
    荒井 勇:尋常ならざる経緯で、尋常ならざる体を以って生まれた子供。その先を憂う──それほどの関りがあったわけではない、が
    荒井 勇:それでも、気にするなというのは無理な話だ
    秋月さな:「そうだね、イクスちゃん……!」
    茅嶋伊鈴:「イクスには幸運が確かに必要です。……そこに私も含まれてるのは解せませんが……」
    茅嶋伊鈴:「……大丈夫。あの子はきっと、やっていけます」
    茅嶋伊鈴:「謎の美少年が言うのです。間違いありませんよ」
    荒井 勇:「……ずっと言おうと思ってたんだがな。その肩書を名乗り続けるのは、余程の度胸だぞ。だが──」
    荒井 勇:「確かに、大丈夫だろうさ。──その顔で言えるんなら、な」
    荒井 勇:少なくとも──"変わらない自分"を卑下するような色は感じられない。その点に、いくらかの安堵と頼もしさを覚え、小さく頷いて
    秋月さな:「伊鈴さん、謎の美少年のままなのか、謎の美青年になるのかはまだわかんないけど」
    秋月さな:「きっといつか、確かめにまた来るね」
    茅嶋伊鈴:「ありがとうございます」ボウ&スクレイプ。
    茅嶋伊鈴:「……謎の美少年はね。ヒーローなんですよ、きっと」
    茅嶋伊鈴:「夜、暴漢に襲われている女の子を助ける王子様のような」
    茅嶋伊鈴:「……私は、ええ。自分にとってもそうありたい。そして」
    茅嶋伊鈴:「敵を愛するのも、きっと私の役割なのです」
    荒井 勇:「……役に徹するのもいいが。役者だって、舞台を降りれば仮面を外すだろうさ」
    荒井 勇:「そういう日が来ることを祈ってるよ。……じゃあな、茅嶋、秋月。改めて、世話になった」
    荒井 勇:足元の、決して大きくはないバッグをひょいと背負い。振り返って、ひらひらと手を振りながら立ち去ってゆく
    秋月さな:「あっ、もう行っちゃうの!? 今回もこの前もありがとね、勇さ~ん!」ぶんぶん手を振ってそれを見送り、
    茅嶋伊鈴:もう一度恭しく礼をして見送る。
    秋月さな:「……それじゃ、さなもおいとまするね」
    秋月さな:「いつかまた。げんきで☆会おうね! それじゃっ!!」
    茅嶋伊鈴:「ええ、必ず」
    秋月さな:大き目のキャリーケースを引いて、途中何度も振り返っては手を振りながら歩き去る。
    茅嶋伊鈴:「………」
    茅嶋伊鈴:演じれば演じるほどに、それが本当の自分になっていく。
    茅嶋伊鈴:「まだまだです」
    茅嶋伊鈴:「私の仮面を外せるような方は、それこそ───」
    茅嶋伊鈴:「とびっきりの、王子様でしょう」
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  • ED2:とびきりのさよならを


    GM:キャリーケースを引き、支部から去る君を呼び止める声がある。
    事務エージェント:「“アルナイル”さ……じゃなくて、秋月さん!」
    秋月さな:「……あ! お仕事、大丈夫だった!?」
    秋月さな:彼女にも挨拶を直接しておきたかったが、なにせ事務方は、戦闘エージェントが一仕事終えた後が一番忙しい。
    秋月さな:なので手紙を残して、おじゃましないように支部を出てきたのだが……
    事務エージェント:「ええ、はい。ぜんぜ…ダイジョブです」
    事務エージェント:ちょっと息を切らしていたが、息を整えると、君に頭を下げる。
    事務エージェント:「改めて、今回はありがとうございました!おかげで“イクス”ちゃんも助かりましたし」
    事務エージェント:「あのラボで作られていたものが完成していたら、この街どころか世界がどうなっていたか……」
    GM:というわけで、エージェントはペコペコと頭を下げる。
    秋月さな:「さなたちは、いつも通りの仕事をしただけ。……さなもね、じぶんですっごい頑張ったな~とは思うけど」
    秋月さな:「そこから、世界が日常へと戻って行けるのは、事後処理をしてくれる事務方や清掃班や、み~んなのおかげだから」
    秋月さな:「もちつもたれつ! これからも、やってきましょ」むふ~、と笑いながら。
    事務エージェント:「……はい!」
    事務エージェント:「この後、秋月さんは岳舎町ホームへ?」
    秋月さな:「うん! ……その次の仕事がどうなるかはわからないけど、侵蝕が落ち着くまではおうちでゆっくり」
    秋月さな:「また別の所に行くのか、岳舎町でなにかあるか……いずれにせよ、まだまださなはがんばるよっ」
    事務エージェント:「そうですか。……うう、短い間でしたけど、寂しくなります」
    事務エージェント:「どうか、お元気で!また臨都に立ち寄った時は、ぜひ報せてくださいね!」
    秋月さな:「絶対すぐ知らせちゃう! そっちも、気をつけてね! ばいばい☆げんきでね~っ!!」
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  • ED3:“撃狼脚”と“魔女”


    GM:街を立ち去る君の端末に、“魔女”からの連絡が入る。
    “魔女”:「やあ。どうやら、事件は無事解決してくれたようだね」
    “魔女”:「流石だよ。君を頼って正解だった」
    荒井 勇:「随分と根深い因縁も絡んでたようだがな。まあ、なんとかなったらしい。──それはそれでいいんだが」
    荒井 勇:端末を持ったまま、空いた片手で懐を探る。煙草の箱から手のスナップで一本を飛び出させ、それを咥えて
    荒井 勇:「あんた、あの医者野郎に随分恨まれてたようじゃないか。あんたからの遣いだと言ったせいか、物凄い顔で襲ってきやがったぞ?」
    荒井 勇:無論、マスクの下の顔を見たわけではない。ちょっとした嫌味が半分、素直な感想が半分、といったところ
    “魔女”:「そうか。はは、一度は友だった間柄にそうも恨まれるとは」
    “魔女”:「いや、なかなかに堪えるものだね」
    荒井 勇:「……まあ、そうだな。あんたが直接やりあうようなことにはならかった、それだけでも決して悪い話じゃあない」
    荒井 勇:「友達同士で殺し合うなんぞ、好き好んでやるもんじゃあない。たとえそれが"元"だとしてもな」
    “魔女”:「改めて礼を。“撃狼脚”」
    “魔女”:「……しかし、皮肉な話だね」
    “魔女”:「彼はかつて、テレーズ嬢の父君が健在の折には、その麾下にいたんだ」
    “魔女”:「その頃は純粋な少年だったのだが。純粋故に、かな」
    荒井 勇:「純粋さが免罪符になるわけじゃあないが……ああ、やろうとしたことは間違いじゃあないんだろう、確かにな」
    荒井 勇:「──だが、"それ"を自分の一部として受け入れている、そしてそう在ろうと努力している奴だっている」
    荒井 勇:「そんな奴が、友達として今も隣にいれば、この結末もちょっとは変わったかもしれん」
    荒井 勇:咥えたままだった煙草に、ようやく火をつけて。一つ、二つ、ゆっくりと数えるように煙を肺に流し込む
    荒井 勇:「──"もしも"の話は嫌いか、魔女?」
    “魔女”:「…………」ふ、と笑みを溢して。
    “魔女”:「いいや。希望ユメのある話は好きだよ」
    荒井 勇:「そうか。なら、機会があったら俺の友達を紹介しよう」
    荒井 勇:「未来ゆめのある話をするのが、とびっきり似合う奴を、な」
    荒井 勇:──きっとその"機会"も、平穏無事なものではなく。あの自称"永遠の美少年"が語ったように、首を突っ込まざるをえない厄介事に連なるのだろうけれど
    荒井 勇:それはそれで、"魔女ヘクセ"らしい物語に、きっとなる。今は、それを楽しみに──
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  • ED4:歩み続けるものたち


    GM:今回の事件から数日後の臨都支部。
    事務エージェント:「茅嶋さぁん!友達だって人が来てるんですけど……」
    茅嶋伊鈴:「ふむ。どなたでしょうね?」
    茅嶋伊鈴:「お会いしましょう。楽しみです」
    景山稔:「よっ。久しぶり!」
    茅嶋伊鈴:「稔!」
    GM:ひょい、と手を振って挨拶をするのは、“ブラックタイド”景山稔。
    茅嶋伊鈴:「ああ、本当にお久しぶりです!」
    GM:UGNチルドレンで、現場仕事であちこちの街を転々とするフィールド・エージェントのひとりだ。
    GM:茅嶋さんとは、過去に同じ事件を担当した縁を持つ。
    景山稔:「仕事で来たんだがね。どうやら、既に誰かが代わりにやってくれたみたいで」
    景山稔:「聞けばそいつにお前も関わってるって話だったんで挨拶がてら、な。元気そうじゃないの」
    茅嶋伊鈴:「とすると先日のツータイムセルの事件ですかね」
    茅嶋伊鈴:「ふふ、元気も元気、絶好調です」
    茅嶋伊鈴:透き通るような白い肌に、笑みを浮かべて。
    景山稔:「そうそう。“ドクトル”だっけか」
    景山稔:「因縁の相手も居たんだって?結構ハードな仕事だったみたいだが」
    景山稔:「どうだった?」
    茅嶋伊鈴:「そうですね……」瞼を下ろし、口元に手を当て、むむ、という表情。
    茅嶋伊鈴:「因縁って、運命的と言うか」
    茅嶋伊鈴:「恋人みたい、ですよね」
    茅嶋伊鈴:「まあ今回は私の片思いだったようですが」
    景山稔:「そいつぁなんというか、災難だったな」
    景山稔:「ま、そのうちいい相手が見つかるさ」
    景山稔:「あー……いや。どうなんだ?この場合」
    景山稔:「恋人はともかく、敵は別に結構か?そーいうの」
    茅嶋伊鈴:「ふふ」
    茅嶋伊鈴:「味方でも敵でも、いい相手はいいものです」
    茅嶋伊鈴:「特に私は、そうですね……格好をつけたり、戦ったり」
    茅嶋伊鈴:「そう言ったことが本当に好きですので」
    茅嶋伊鈴:「まあ、何でしょうか。いい出会いをいつでも待っていますよ」
    景山稔:「そうか。……あ、そうそう」
    景山稔:「オレ一応、事後処理も頼まれててね」
    景山稔:「“イクス”だっけか。伊鈴が助けてくれた子についてなんだが」
    茅嶋伊鈴:「ああ。処遇の方はどうなりましたか?悪いものでないと良いのですが」
    景山稔:「詳しい場所は秘密だそうなんだが、国内からちょっと離れた場所に」
    景山稔:「UGNウチで特殊な環境要員のオーヴァードの学級施設オーヴァード・アカデミアとやらがあるそうで」
    景山稔:「そこの預かりになるそうだ」
    茅嶋伊鈴:「アカデミア!」
    茅嶋伊鈴:「いいところだと聞いてますね。オーヴァードと人間の共存」
    茅嶋伊鈴:「よく、楽しそうな話を小耳に挟みます。温泉が出たとか」
    茅嶋伊鈴:「……よかった」
    景山稔:「良い報せになったなら、何よりだ」
    GM:“ブラックタイド”は笑みを浮かべる。
    景山稔:「さて。それじゃ、そろそろ行くよ」
    茅嶋伊鈴:「もう、次のお仕事ですか?」
    景山稔:「そんなとこ。同僚と落ち合う予定なんだが」
    景山稔:「あんまり待たせるとオレの財布がそいつの食費で消えちまうんでね」
    茅嶋伊鈴:「それは大変。財布の紐が持っていかれてしまうのは困りますからね」
    景山稔:「だろ?……またな。お互い、しぶとく行こう」
    GM:冗談めかすと、別れの挨拶を告げて、青年は去っていきます。
    茅嶋伊鈴:「ふふっ」
    茅嶋伊鈴:「しぶとく。いいですね」
    茅嶋伊鈴:「さて、これからどうしましょうか……」
    茅嶋伊鈴:果たされることのないと思っていた仇打ちは終わってしまった。
    茅嶋伊鈴:それは想像よりずっとあっさりしていたし、自分の中で何かが変わったか?と言われると……返事に窮する。
    茅嶋伊鈴:「でも……まあ」
    茅嶋伊鈴:「悪くはないですね」
    茅嶋伊鈴:想像よりずっと、自分はこの状態で動き過ぎた。
    茅嶋伊鈴:だから、こんなになにもなくてもうつろでも───
    茅嶋伊鈴:そこそこ、楽しんでしまえるのだ。
    茅嶋伊鈴:「私は、茅嶋伊鈴」小さく呟いてみる。
    茅嶋伊鈴:「”シュテルケ”。UGNエージェント」
    茅嶋伊鈴:そして。
    茅嶋伊鈴:「謎の美少年、です」
    茅嶋伊鈴:楽しもうじゃないか。ロスタイムの長い劇を。


    GM:DX3rd「現代のプロメテウス、あるいは」
    GM:end


    GM:いかん、大事なことを忘れていた
    GM:シナリオ側からの経験点配布は諸々込みの25点です
    GM:ここにバクトラぶんを足して受け取ってくんな!
    秋月さな:28点!
    荒井 勇:こちらも28点!
    茅嶋伊鈴:センキュウ!28点だぜ!
    GM:OK!
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