シナリオクラフト:ジャームハント


GM:紅井寿甘
"アルターヴィルゴ"綾女 亜紀(あやめ・あき)キャラシート)PL:切子圭
"ジガ―・ジグ"加賀地 類(かがち・るい)キャラシート)PL:さささ
"撃狼脚"("ウィザール")荒井 勇(あらい・いさむ)キャラシート)PL:しんごろ
"コロラートゥム"雁 継実(かり・つぐみ)キャラシート)PL:ハゴニン



メイン 見学


目次



プリプレイ


◆◆◆◆◆
Double Cross The 3rd Edition
◆◆◆◆◆
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◆◆◆◆◆
Preplay
◆◆◆◆◆

GM:本日はお集まりいただきありがとうございます
GM:ひっさしぶりに完全なる運否天賦にチョイスを時折添えて!
GM:シナリオクラフト、やります!!
雁 継実:やんややんや!
綾女亜紀:わいわい
荒井 勇:イエーイ!!
加賀地 類:うおー
GM:ストーリーパターンテンプレート決定チョイス!
GM:choice[守るべき日常,少女の秘密,エスケープ・フロム,ジャームハント,アイテムチェイス]
DoubleCross : (choice[守るべき日常,少女の秘密,エスケープ・フロム,ジャームハント,アイテムチェイス]) → ジャームハント

GM:ジャームハント!
荒井 勇:オーソドックス!
雁 継実:王道!
加賀地 類:いい感じ
綾女亜紀:やるぞー
GM:ぺらぺら……(PEをめくっている)
GM:グランドオープニング決定ダイス!
GM:突如として現れ、暴走しながら(表A1:暴走内容)という凶行を繰り返す強大なジャーム(表A2:ジャームの種類)。
GM:そのジャームの傍に佇む謎めいた(ヒロイン)。ジャームを追う(ライバル)。
GM:(協力者)はジャームの目的を突き止めれば居場所が特定できると言うが……
GM:というわけで切子圭さん! A1を決めるために1d10をお願い!
綾女亜紀:1d10   いけっ
DoubleCross : (1D10) → 9

荒井 勇:うわーッ!?
雁 継実:あかーん!!
加賀地 類:やべーやつ
GM:A1:次々と人々をジャーム化させている
綾女亜紀:わぁ大災害
GM:まぁこの辺は上手い事処理したり、素材の味をお出ししたりします
綾女亜紀:シェフのお任せコースだ
GM:続いてささささん! A2を決定するための1d10をお願いします!
加賀地 類:はーい
加賀地 類:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

GM:A2:剣鬼
GM:人斬り抜刀斎
荒井 勇:ナイフではなく日本刀をペロペロしているお方だ
雁 継実:よくないタイプの剣道を教えて回ってるのかな…
加賀地 類:辻斬りかも
GM:この卓にも石動雷十太先生が……?
綾女亜紀:現代レネ剣術を憂いてる?
雁 継実:なんてこった
荒井 勇:令和に蘇ってしまわれた
GM:次はデザイアチャート! しんごろさん、1d100をお願いします!
荒井 勇:りょ!
荒井 勇:1d100
DoubleCross : (1D100) → 91

GM:デザイア:憎悪
荒井 勇:憎んでいる。全てを
GM:Eロイスに《憎しみの連鎖》《黒き業炎》がセットされました
雁 継実:た、他者を巻き込んでる
綾女亜紀:憎しみが深すぎたんだ
GM:両方ともクソ面倒な効果だな……部分的に導入されることがあるかもしれません
GM:バックトラックでのEロイス数に数える予定ですが、たぶんうっかりGMが発動を忘れたりする可能性が濃厚です
GM:エネミーチャート振ってないのにクライマックスでしれっとエネミー増加したりもするかも
GM:それではプレサージ決定!
GM:今回のヒロインはどんな子かな? ハゴニンさん、6d10をお願いします
雁 継実:責任重大だ…行きます!
雁 継実:6d10
DoubleCross : (6D10) → 31[4,1,6,4,6,10] → 31

GM:カヴァー:大学生 ワークス:UGNチルドレン
GM:外見:大人びた佇まい 性格:戦いに疲れている
GM:夢や理想:PCへの復讐 PCへの感情:憧憬
GM:……そうですね
GM:じゃあこの子は、かつてゾディアックウェポンを巡る選抜に落ち、そこから人生が右肩下がりで
GM:チルドレン課程満了を機にUGNを辞めようかと考えているJDにしましょう
GM:選抜を超えた先にいる綾女さんには「いつか見返して(復讐)やりたい」と思ってるし、「憧憬」も持っている……といった
綾女亜紀:なるほど
GM:PC的に「いやそういうのじゃない……」ってなったら撤回してなんかうまくするので
GM:よろしければ……いかがか?
荒井 勇:生まれちまったな……ヒロインが……!
綾女亜紀:ばっちこい
GM:よっしゃ! じゃあそんなヒロインの名前は……こっちで振っちゃおうか
GM:2d100
DoubleCross : (2D100) → 95[85,10] → 95

GM:神城・雪
雁 継実:!?
綾女亜紀:神城!?
荒井 勇:"一族"じゃんッ
加賀地 類:どういう流れでチルドレンに
GM:神城グループとの関わりは……なんかなさそうな気がするので、偶然の一致ということにします
荒井 勇:よくある苗字!
加賀地 類:はーい
綾女亜紀:よかった、とんでもないのから恨み買うところだった
雁 継実:チルドレンになる神城グループ一族なんていなかった!
GM:面倒なので、提案を受け字を変えます
GM:上代・由紀
GM:こっちを真とします
加賀地 類:わおわお
荒井 勇:ゆきちゃん!
綾女亜紀:はーい
雁 継実:イェイイェイ
GM:いろいろな紛らわしさに配慮し、今後はこれで通しますよ
GM:続いてライバルチャートだ
GM:一巡して切子圭さん! ライバルプレサージを決定する6d10をお願いします!
綾女亜紀:6d10
DoubleCross : (6D10) → 24[1,4,3,3,6,7] → 24

GM:カヴァー:高校生 ワークス:FHエージェント
GM:外見:剥き出しの獣性 性格:戦いのために戦う
GM:夢や理想:最強を目指す PCへの感情:強敵
GM:……
荒井 勇:ストレートなライバルだ……!?
GM:君、チョイスで作った?
GM:コテコテすぎんか
加賀地 類:筋が通ってる!
綾女亜紀:やったー真っ当なライバルだぁ
雁 継実:一本筋が通ってる
GM:では、こいつはFHの中でもゴリゴリの武闘派セルに所属し、日々研鑽を積んでいるタイプのワイルドな男子高校生
GM:今回も「強そうなジャームが出てきた→そいつをぶっ倒せば俺が最強」というシンプルな思考回路でPC達の前に姿を現したり現さなかったりするでしょう
荒井 勇:派閥争いとかあんま気にしてなさそう
加賀地 類:かわいいな君
綾女亜紀:シンプルでよろしい
GM:昨日SideMのライブ見てきたから頭の中に牙崎の漣くんがポップしてきたな
加賀地 類:想像しやすい!
雁 継実:イメージプールが泉のように沸いている
GM:そんなキミのお名前は
GM:2d100
DoubleCross : (2D100) → 108[32,76] → 108

GM:ここは組み合わせて
GM:長谷部・飛龍フェイルン
荒井 勇:長谷部!
加賀地 類:つよそう!
雁 継実:へし斬りそう
GM:また長谷部だな……(以前のシナクラでも長谷部を引いた)
GM:まぁ1/24でダブるんだしいつか被りまくるものよ
綾女亜紀:つよそう!
GM:フェイルンくんと仲良く喧嘩してあげてね
加賀地 類:うおー
GM:最後! 協力者チャート!
GM:ささささん、頼むぜ6d10!
加賀地 類:6d10
DoubleCross : (6D10) → 39[9,6,7,1,6,10] → 39

GM:カヴァー:どうぶつ ワークス:セルリーダー
綾女亜紀:どうぶつ
GM:外見:会うたびに違う 性格:探求心旺盛な研究バカ
GM:夢や理想:PC1の調査 PCへの感情:敵愾心
GM:これはあれですね
GM:《ハンドリング》で毎回違う動物を操ってPCにちょっかいかけにくるタイプの奴です
加賀地 類:やったー
綾女亜紀:なんでみんなドロドロした感情向けてくるのー
荒井 勇:大人気じゃん
GM:PC1、行動値順で入ってもらっただけなので、因縁が集中するとよくないかな~とは思ってるんですけど
雁 継実:ハーレムですよ!ハーレム!
GM:PC1向けの設定をしているので、ちょっと利用させてください、綾女さん
綾女亜紀:はーい
綾女亜紀:どうぞどうぞ
GM:UGN内部では「スターアリズン」と呼ばれる希少なレネゲイド現象を発現したあなたを追い回し、
GM:「自分のとこでもそれを再現するんだもん!」とめちゃめちゃ躍起になっているタイプのセルリーダー
荒井 勇:「もん!」じゃないんだよ
加賀地 類:協力してね
GM:決して自らは表舞台に上がらず、さまざまな動物を媒介にしてあなたたちの前に姿を現し、
GM:時に利用し、利用され、裏切り裏切られの関係を続けているギャグ補正が若干乗った腐れ縁の宿敵みたいな立ち位置です。
綾女亜紀:めっちゃ興味対象だった……
加賀地 類:おいしい
雁 継実:スターアリズンっていうかスターアライズ?
GM:つよいほしのせんし
GM:お名前は
GM:2d100
DoubleCross : (2D100) → 124[26,98] → 124

GM:二条マリア
荒井 勇:女性!?
加賀地 類:おおー
雁 継実:ハーフ? いやクオーター!?
綾女亜紀:なんか強そうな名前だ
GM:女性にしてみようと思ったけど、どうだろうな もっと正体不明っぽいラインがいいんだけど
GM:チョイスしてみようか
雁 継実:ワオワオ
GM:えー、あらためまして
GM:二条・伊吹
荒井 勇:あっ、不明っぽい
加賀地 類:いいですね
GM:男性名チャートから引っ張ってきてるけど、性別不詳ってことで
雁 継実:人類かどうか微妙に疑わしい
綾女亜紀:RBかもしれない
綾女亜紀:いいですね
雁 継実:京都のほうの山にお住まいだったことは?
GM:京風で鬼めいている名前なことだなぁ
GM:でも大丈夫 たぶんクソガキ感が出るタイプのよくわからん奴になると思います
荒井 勇:ラッパを吹く鬼の方かもしれない
加賀地 類:たのしみ
雁 継実:かわいい
綾女亜紀:楽しみですね
GM:これだけで1時間も使っちゃったけど、ランダム生成タイムはここでおしまい!
荒井 勇:いえーッ
GM:これからは主役……PCたちにスポットを当てていくぞ!

GM:自己紹介・タイム!
GM:PC1、綾女亜紀さんから! お願いします!
綾女亜紀:はーい
綾女亜紀:綾女亜紀(あやめ あき)、15歳のUGNチルドレンです。
綾女亜紀:皆さんご存じの通り、ゾディアックウェポンの使い手であり、スターアリズンの発現者
GM:みんな知ってるね
綾女亜紀:性格は丁寧に楽しくをモットーに日々を生きています。
綾女亜紀:ただ、過去に裏切りにあって後ろから襲われたことがあり、裏切りには厳しいかもしれないです。
綾女亜紀:能力は金砂操作を用いるモルフェウスで
綾女亜紀:味方や自分を援護しながら戦います
綾女亜紀:起源種なのでレベルの上がるのもちょっと早いですよ! フレーバー的にはスターアリズンの起源に近い感じ。
綾女亜紀:という感じで……みなさま、よろしくお願いいたします!
GM:はーい! 今回はいろいろNPCの感情を背負ってくれてありがとう GMもがんばるね よろしくお願いします!

GM:続いてPC2! 加賀地類さん! お願いします!
加賀地 類:はい!
加賀地 類:加賀地類(かがち・るい)。31歳男性のバーのマスターで、フリーランスのオーヴァードもやってます。
加賀地 類:昔は海外でよろしくない仲間とつるんでいたりしたんですが、今は足を洗ったそうです。
加賀地 類:ギルドのエンブレムと、やたらと多い財産点が名残りです。懐かしい思い出です。
加賀地 類:基本、落ち着いた穏やかなマスターをやっているので、安心してください。ワークスは気にしちゃだめだよ。
GM:マフィ……はい、きにしません
加賀地 類:足は洗いました
GM:信じます
加賀地 類:シンドロームはサラマンダー/モルフェウス/ノイマンのトライで、Dロイス業師を所持しています。
加賀地 類:能力としてはイージー《熱感知知覚》でデータを得てそれを分析するイメージ。
加賀地 類:エンブレム『マネーパワー』で金の力で攻撃力を強化し、『舞台は踊る』でシナリオ1回敵味方の行動値を調整、
加賀地 類:エネミーより先に動いて《インフェルノ》入りの射撃攻撃で上手く攻撃を無効化していければいいなーという構成です。
加賀地 類:行動値調整については、使う場合戦闘の時に相談をさせてもらうと思います!
加賀地 類:情報は強くないんですが、上手く財産点で補強していきたいです。よろしくお願いします!
GM:ひぇっ 《インフェルノ》
GM:面白いな~と思ってもなかなか自分で使う勇気の出なかったギルドエンブレム 楽しみです
GM:よろしくお願いします!

GM:それではPC3、荒井勇さん! 自己紹介お願いします!
荒井 勇:ヤー!
荒井 勇:「フェンリル殺し?……根も葉もない噂だよ、あんなのは」
荒井 勇:"撃狼脚"ヴィーザル"荒井 勇。フリーランスのオーヴァードで、UGNがお得意様
荒井 勇:かの"カーネイジ"の直弟子であり、ジークンドーをベースにした我流格闘術の使い手
荒井 勇:特に、激しい爆発を伴うその蹴りは、かつてフェンリルタイプのジャームを打ち倒したとも言われる程強力
荒井 勇:そんな逸話を「単なる噂」と受け流しつつ、毎日を平穏に過ごすことを第一にする、イマイチやる気の見えない男
荒井 勇:データ的にはモルフェウス/サラマンダーの白兵屋、Dロイスは伝承者:白兵、シナリオ3回までヒサツ・ワザ(クリティカル-1)を放ちます
荒井 勇:また、"カーネイジ"のリレーションアイテムを2種類所持。素手の強化、ならびにシナリオ1回のダメージ増強(HP減少分を上乗せ)が可能です
荒井 勇:ミドルでは《砂の加護》で自分や誰かのダイスを増やしたりして、進行に寄与していく構え!
荒井 勇:財産ポイントも7点あるよ(ひかえめ)
荒井 勇:自己紹介としてはこんな感じで!よろしくお願いしまーす!
GM:IA130点では初めてということで 色々あるけどそれでも行ける行ける!
GM:よろしくお願いします~!

GM:それではお待たせしました、トリを飾るのは雁継実さん! おねがいします!!
雁 継実:はーい!
雁 継実:かり つぐみ。 こちらも15歳のUGNチルドレン、女の子みたいな名前だけど男性です。
雁 継実:神社から現れた化け物が故郷で暴れまわり、逃げ込んだ神社の中でちぎれた
雁 継実:注連縄の先にあった古い木剣を拾って、『適合』してしまいました。
雁 継実:仇は討てたものの変える場所はなく、UGNに身を寄せています。最近訓練課程を終えました。
雁 継実:能力としてはカバーリングと妖精の手による支援! 剣でダウジングする(ミーミルの覚書)ことで情報収集もこなします。
GM:万能選手~
雁 継実:あと、剣の力を解放して最大出力を出すと攻撃も出来ます。ただし聖剣の王者は2回目で折れる
雁 継実:以上です! うまく支援に回れたらいいな。
GM:かゆいところに手が届く存在、GMとしても非常に助かります よろしくお願いします!

GM:では、皆さんのPCも出揃ったところで! シナリオクラフト:ジャームハント、開始していきます!
GM:よろしくお願いします!!
綾女亜紀:よろしくお願いします!
加賀地 類:よろしくお願いします!
荒井 勇:よろしくお願いしまーす!
雁 継実:よろしくお願いします!
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  • OP1:綾女 亜紀&雁 継実


    GM:◆◆◆◆◆
    GM:OP-01
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:登場プレイヤーは綾女亜紀、雁継実。他登場不可。
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(33 → 34)
    綾女亜紀:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 10

    綾女亜紀:43です

    GM:某所 市街地

    GM:UGNチルドレンとは、常として不自由なものである。
    GM:同じ年ごろの者たちが思い思いに街に繰り出しているような時間。
    GM:君たちも場所こそ同じくしているものの、任務……パトロールの最中にあった。
    綾女亜紀:「今のところは大きな騒動もなく、何よりな平和でございますね」長い睫毛が特徴的な両金目で周囲を伺いながら、数歩前を行く少年に話しかける
    綾女亜紀:「雁様は、何か気になる事などございますか?」
    綾女亜紀:ガーターベルトを指で撫で、ショートパンツの少年が問いかける
    雁 継実:「えっ、あっ」量販衣類店のパーカーとチノパン姿の少年が、振り向きながら所在なげに反応する。
    雁 継実:「そう…ですね? パトロールって、これでいいんですか?」
    雁 継実:「なんか、普通に街を歩いてるだけみたいな…」
    綾女亜紀:「そうですね、立ち寄り所のように寄る店もございますが」
    綾女亜紀:「基本的にはこのように、歩くだけの仕事でございます」腰のリボンを揺らして
    雁 継実:「そうなんですね…」少し視線を逸らす。 この子と話していると、ちょっと落ち着かない。
    雁 継実:「何もないなら、それはいいことなのかな…」白木の、小さな鞘を握りしめる。
    綾女亜紀:「そうなのです」握りしめる手を見て、頼もしいなと思いながらも
    綾女亜紀:身体を傾げ、上目遣いになるように雁を見て。
    綾女亜紀:「基本的には何もないのはUGNとしては良い事なのですから、喜んでおきましょう」クスクスと笑い
    綾女亜紀:「それとも、腕を振るう機会が少ないのを心配なさっているのですか?」
    雁 継実:「まさか」その答えは口をついて出る。
    雁 継実:「…あ、いや、緊急事態がイヤだッて意味じゃあないんですけど」
    綾女亜紀:「はい、わかっていますとも」
    綾女亜紀:「で、あるならば、他に何か心配事はございませんか?」
    綾女亜紀:訓練に飢えているようならば、帰った後相手をするのに、などと思いつつ。
    雁 継実:「それは…もうすぐ学校が中間試験だとか、何かあったときにちゃんとやれるのかとか、いろいろありますけど」
    雁 継実:「…何だろう。こんな風にしていていいのかな、って」 曇り気味の、低い秋の空をすこし見上げる。
    綾女亜紀:「焦燥感、ですか」それに倣うように、空を見上げ
    綾女亜紀:「誰でも感じるものではありますが、雁様はUGNチルドレン。その立場故のものもございましょう」
    雁 継実:「綾女さんも焦ったりするんですか?」
    雁 継実:すごく強いひとだと聞いた。 世界に12本しかない、そういう武器を任されているらしい。
    雁 継実:自分と年はかわらないのに。
    綾女亜紀:「ええ、それはもう……毎日のように」胸に手を当て
    綾女亜紀:「私ごときが賜っていい立場であるのか、振るうべき剣であるのかどうか」
    綾女亜紀:「だからこそ、一生懸命に鍛錬に励むものですが」十字架を模した胸飾りを指で弾いて
    綾女亜紀:「難しいですね、自己の肯定と冷静な評価は裏返しのようでそうではない。」
    雁 継実:「自分を信じられるかどうか、ですか」
    綾女亜紀:「そうです、分かりやすい表現ですね。」
    雁 継実:あまり考えたことが無かった。自分を信じるか信じないかだとか、それ以前の問題だ。
    雁 継実:だって自分より先に、おれはこの剣を…
    雁 継実:「ん?」
    雁 継実:カタカタ、カタカタ
    雁 継実:「なんだ? 鍔鳴りが…」
    綾女亜紀:「まるで……剣が反応しているようですね?」
    GM:その時。日の光が遮られ、地面に影が落ちる。
    GM:雲一つない天気であったはずだが……見上げれば、黒雲。いや。
    GM:「カァーッ!!」「アアーッ!!」「カーッ! カーッ!」
    GM:群れた鴉だ。
    GM:君たちの頭上に殺到し、漆黒の塊となったそれから、一匹の鴉が降りてくる。
    二条伊吹:『カーッ、アッ、アア……げふん。久しぶりだな。"星生み"』
    GM:一匹の鴉が、喋り出す。
    GM:《シークレットトーク》。君たちにしか聞こえない声ではあるが。
    雁 継実:「喋った!?」
    綾女亜紀:「これはこれは……鴉の友人に心当たりはありませんが」
    綾女亜紀:目を丸くしながら言葉を返す
    二条伊吹:『私の顔を見忘れたか……と、一度も顔を見せたことはないわけだが。カカッ』
    二条伊吹:カツカツと鴉が嘴を鳴らし、笑うような動作。
    綾女亜紀:「あなたですか、"二条伊吹" 随分と俗世的な姿を選ばれたのですね」
    二条伊吹:『いいだろう? 案外可愛げもあるんだぞ』
    雁 継実:(あ、知り合いなんだ…)
    綾女亜紀:「雁様、こちらの慈鳥様は一応FHの構成員」
    綾女亜紀:「悪趣味にも私を付け回す動物の妖になります」
    二条伊吹:『面白がってゾウやキリンを使ったときは、なに。UGNだけでなく動物園のスタッフやマスコミにも追われたからな』
    雁 継実:「いや何してるんですかこの人」思わず素で答える。
    雁 継実:「…いや、それ以前にFHって…!」剣の柄に手をかける。
    綾女亜紀:「何してるのでしょうねぇ」紅のさした唇を撫でて。
    二条伊吹:『構成員とはなんだ。確かに零細セルではあるが頭だぞ。リーダーだぞ。牛後よりすごいんだぞ鶏口は』
    綾女亜紀:「そうでしたね、ええ……そのリーダーがなんで私などを追い回しているのかという話なのですが」
    綾女亜紀:「あ、こちらの鴉は単なる端末なので、斬ってもあまり意味はないのです」雁に
    雁 継実:(なんでわざわざ目立つ動物でストーキングを…)困惑しながら構えを緩める。
    二条伊吹:『卑下するな"星生み"! 十二宮の器の覚醒者!』
    二条伊吹:『いずれ貴様を超えるまで、じっくりねっとり分析してしっかりばっちり礎にしてやるからな~!』
    綾女亜紀:「超えられては困るのですが、しっかり手早く逃げてじっくり適当に捕まえなくてはいけなくなります」
    二条伊吹:『それに貴様が自分を下げると超えられない私がもっと下になるだろ! 上げろ! がんがん上げるがいい!』
    綾女亜紀:「クスクス……自分に厳しいとこんな副次効果もあるのですね」
    雁 継実:「…都会の自分に厳しい人ってこんなのばっかなんですか?」
    綾女亜紀:「基準に使うのにはあまりオススメしませんし、何事も程度は弁えませんとね」
    二条伊吹:『カァー! ……そうだ。私とて暇を持て余しているわけではない』
    二条伊吹:『貴様らに用事を伝えに来たのを忘れるところだったぞ』
    綾女亜紀:「そうでしたか、単に雑談しに来ただけだったら嬉しかったのですが」
    雁 継実:「用事…?」
    綾女亜紀:「そちらの方は鳥頭でなくて良かったですね」
    綾女亜紀:「して、用事とは?」
    二条伊吹:『天才だぞ!?』
    二条伊吹:『……なに、なんならもう、じきに分かるかもしれんが……』
    雁 継実:(紙一重でダメなやつじゃないかな?)
    GM:――遠方から、強大な《ワーディング》の気配。
    綾女亜紀:「これは____」
    二条伊吹:『実はな。ジャームがこの街に解き放たれた』
    雁 継実:「うわ…!?」
    綾女亜紀:反射的に雁の前に出て
    綾女亜紀:「おっと」すぐに数歩戻る
    雁 継実:「…?」
    綾女亜紀:「ジャームが? この気配、尋常なモノではないようですが」
    二条伊吹:『クワァーしい事情は省くが』ちょっと鴉にひっぱられている。
    二条伊吹:『アレは、私にとっても都合の悪い存在でな』
    二条伊吹:『ここはこの! 天才である私が! 貴様らに協力してやろうというわけだ』
    二条伊吹:『ありグワァーたく思い、平伏し、伊吹さまありがとうございますと心の中で三度唱えてから』
    綾女亜紀:とっつかまえます
    綾女亜紀:「えいっ」
    二条伊吹:『速やかにヤツを殲滅するの……グェッ!?』
    綾女亜紀:「協力要請ですね、ありがとうございます」
    綾女亜紀:「ところで此処に、力作の鳥籠があるのですがー」
    綾女亜紀:いつの間にか空いた手に金色の鳥籠が乗っている。
    二条伊吹:『罪なき鴉さんをいぢめるのカーッ!?』
    雁 継実:「罪がないってことはないでしょ!?」
    綾女亜紀:「そういうわけなのでええ、協力はしますとも」
    綾女亜紀:「雁様もそれで、よろしいでしょうか?」罪ある鴉を押し込みながら。
    雁 継実:「大丈夫です…正直気持ち悪いのはともかく」籠を手で持って押さえながら。
    綾女亜紀:「あとで手は洗っておきましょう、都会の鴉は怖いですからね……で」
    綾女亜紀:「詳しくお話を、お聞かせ願えるでしょうか? 鴉さん?」笑顔で首を傾げる
    二条伊吹:『クワァ~……』
    GM:鳥籠に鴉を捕らえ、君たちは《ワーディング》の発生源へと急ぐのであった。

    GM:ロイスの取得のみ可能です。
    雁 継実:二条伊吹 〇信頼 / 違和感
    綾女亜紀:雁 継実 〇期待/猜疑心
    雁 継実:変態には何も取らないでおきます
    綾女亜紀:二条伊吹 信頼 / 〇脅威
    綾女亜紀:変態!?
    二条伊吹:e-n-a-i、母音はあってるが変態ではなく天才だぞ! カァーッ!!
    雁 継実:綾女亜紀 〇信頼 / 違和感
    雁 継実:失礼しました
    綾女亜紀:よかった
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  • OP2:加賀地 類&荒井 勇


    GM:◆◆◆◆◆
    GM:OP-02
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:登場プレイヤーは加賀地類、荒井勇。他登場不可。
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(36 → 42)
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(30 → 35)

    GM:某所 バー『ジグザグ』

    GM:店の外ではまだ日も高く、普段なら客もまず入っていないだろう時間帯。
    加賀地 類:日の光は半分閉められたブラインドで多少遮られ、暗くも明るくもない程度の照度を維持している。
    加賀地 類:落ち着いた色調の店内には、席や棚に透明のガラス細工がいくらか飾られているが、特徴はそれくらいだ。
    加賀地 類:店員はカウンター内にマスターがひとりだけいて、透き通ったグラスをさらに念入りに磨いている。
    荒井 勇:そんな空気に相応しく──と言ってよいかは分からないが、客も今はカウンターに一人きり
    荒井 勇:実際、正式な開店時間はまだなのだから当たり前ではあるが。顔馴染みであれば融通が利くのも、個人経営の店の良いところだ
    荒井 勇:──などと思いながら、琥珀色の液体をゆっくり揺らし、一口
    荒井 勇:「……いつも思うんだがな、加賀地さん。この店、儲けは出ているのか」
    荒井 勇:「趣味が良いのは結構だが、俺以外の客がこの時間に居るのを見た記憶がない」
    加賀地 類:「普通はね、アルコールを入れるのはもう少し暗くなってからにするものですよ」少し苦笑して。
    加賀地 類:磨き上げたグラスを大事そうにそっと置く。
    加賀地 類:「まあ、こうしてのんびりと続けていられる程度には……かな」
    荒井 勇:「なるほど、そりゃあ良かった。小言交じりとはいえ、日の高いうちから一杯やれる店は貴重なんだ」
    荒井 勇:「たまに儲け話が転がり込んでくるとなれば尚更、な。……まあ、何事もなく飲めるのが一番ではあるんだが」
    荒井 勇:ここが起点で受けた「仕事」も少なくはない。そんな実利的な好みもまあ、あるにはあるが──
    荒井 勇:ゆったりと店内を見渡す視線には、この場所そのものへの愛着がほんの少しだけ滲んでいる──かもしれない
    加賀地 類:「正直なところ、その儲け話のおかげでこっちをのんびりとやれている、というのもあるんだけどもね……」
    加賀地 類:「なかなか、難しいところですよ。騒がしいことがすっきり何もなく、とはそういかない」
    加賀地 類:「まあ、荒井くんにはよく助けられているね、そういう意味では」
    荒井 勇:「店の存続に一役買えてるならよかったよ。……俺としても、厄介事はないに越したことはないんだが」
    荒井 勇:「残念ながら、平穏無事な生活とはまだまだ縁が薄いらしい。加賀地さんも俺もな」
    荒井 勇:ため息半分、そして楽し気な笑いが半分、といった具合の声色。ただ、視線はやはり、穏やかなまま
    加賀地 類:揺れる氷の音に微かに目を細めて、二つ目のグラスを手に取ったところで。
    上代由紀:ドアに備えられた、これまたガラス細工付きのウィンドチャイムを揺らし、客が一人入ってくる。
    上代由紀:背は高く大人びており、長いストレートの黒髪が歩くたびになびく。
    上代由紀:整った顔立ちではあるものの、その表情にはどこか疲れのようなものが見え隠れしていた。
    上代由紀:「失礼。お邪魔しても?」
    加賀地 類:「いらっしゃいませ」ゆったりとお辞儀をして迎える。
    加賀地 類:《熱感知知覚》でそっと彼女の様子を伺う。攻撃的な様子ではないかどうか。
    上代由紀:攻撃的な様子は見られない。落ち着いている……いや。ことによっては、ひどく落ち着きすぎているように感じられるかもしれない。
    荒井 勇:ちらりと来客を一瞥し、自身のグラスに口をつける
    荒井 勇:──仮に自分と同じくまっとうな客ではないとしても。お互い詮索しないのが、表も裏も共通のマナーというものだろう
    加賀地 類:問題ないと判断、ただしその様子を気に留めておく。
    加賀地 類:磨いたばかりのグラスに、研いだ氷と冷えた水を注いで彼女の下に。
    加賀地 類:「ごゆっくりお過ごしください」
    上代由紀:「……心遣いはありがたいけど、さっそく注文してもいいかしら」
    加賀地 類:「ええ、もちろん」
    加賀地 類:穏やかな笑顔を浮かべたまま答える。
    上代由紀:その言葉を聞くと、カウンターに置かれた白鳥のガラス細工を手に取り、
    上代由紀:『紙ナプキンを敷いて、その上にガラス細工を置きながら注文する』。
    上代由紀:「シャーリー・テンプルを」
    加賀地 類:「あいにく、材料を切らしておりまして」
    加賀地 類:スッ、と紙ナプキンを抜き取る。ガラス細工は微動だにしない。
    加賀地 類:「代わりに、しばらくお話でも伺いましょうか?」
    加賀地 類:そっと表のドアに向かい、『OPEN』の札を裏返した。
    荒井 勇:そこまでの流れを見てから、ぐい、と一息でグラスの中身を干す
    荒井 勇:「──ご馳走さん。どうやら込み入った話になるらしいな。俺は帰るよ」
    荒井 勇:自分自身も幾度かしたやりとり。その意味するところを察して、カウンター上に紙幣を置き立ち上がる
    上代由紀:「……これは私の判断だけど」
    上代由紀:「そのまま聞いていてもいいわ。"撃狼脚"」
    荒井 勇:「……一枚噛むかどうかは話次第だ。それでいいか」
    上代由紀:「えぇ」
    加賀地 類:それを聞いてドアに鍵をかけ、店内に戻る。
    荒井 勇:「わかった。……加賀地さん、同じのをもう一杯。そちらの別嬪さんには注文通りのものを」
    荒井 勇:「初めての来店のようだからな。先客として奢らせてもらおう」
    加賀地 類:「了解しました」材料が切れた、との言葉はどこへやら、カウンターで手早く飲み物を用意する。
    加賀地 類:そこまでが符丁だったからだ。
    上代由紀:ふぅ、とやりとりが一区切りついたことを確認して、安堵のような息をつく。
    上代由紀:……落ち着いて見えたのは、やはり何かしらのタネによるもので。内心はやや緊張していたらしい。
    上代由紀:「では、依頼させてもらいます」
    上代由紀:「UGNから。Exレネゲイドアイテムの破壊、および付随する障害の排除が用件です」
    上代由紀:「対象は『ジャームを生む妖刀』」
    加賀地 類:「穏やかでないな」
    荒井 勇:「ここに持ち込まれる話で、穏やかものがあったか?……それにしたって物騒極まる、というのは同意だ」
    荒井 勇:「UGNが依頼元というのなら不満はない、が……見た所、ハタチかそこらってところか。エージェントにしては若いな?」
    上代由紀:「チルドレンですから。19です」
    加賀地 類:「それは、お酒を頼まない分別があって何より」
    荒井 勇:「なるほど。……いや、すまん、話の腰を折った。続けてくれ」
    荒井 勇:チルドレンにも色々いるものだ、と当たり前のことに納得しながら頷く
    上代由紀:「UGN分類で、ブレインブレイドと呼ばれる兵装の一種なのですが」
    上代由紀:「感染したExレネゲイドが、通常の脳では処理しきれないほどの過剰な情報をウィルスと一緒に使い手や斬られた被害者に流し込み……」
    上代由紀:「適合できなければ発狂、感染、最悪の場合ジャーム化に至るという」
    上代由紀:「封印指定の物品だったのですが、流出したとの情報を掴みましたので、早いうちに処理できるよう人材を集めている途中です」
    加賀地 類:「なるほど、それでうちに白羽の矢が」
    加賀地 類:「それは、荒井くんの手も借りられるのなら確かにありがたい事案ですね」
    上代由紀:「勿論、報酬はお支払いいたします」
    荒井 勇:「体は空いてる。依頼元は確かで、金も貰えるなら文句はないさ」
    荒井 勇:「それに、狩りならなるほど、俺向きの話だ」
    加賀地 類:「ふむ……」指先を微かに弄って。
    加賀地 類:「引き受けない理由はありませんが、ただ、うちはこの通り表向きの店の件もありましてね」
    加賀地 類:「危なそうな案件は先に前金を頂くことにしてます。それでも構いませんか?」
    加賀地 類:ということで、エンブレム『グリーディ』を使用したいです
    上代由紀:「はい。そう聞いていますので、備えはしています。明朗会計といきましょう」
    GM:許可します。どうぞ!
    加賀地 類:加賀地類の財産を2D10(→ 12)増加(20 → 32)
    加賀地 類:やったー!!
    荒井 勇:結構増えた!
    加賀地 類:「ありがとうございます。今後とも、相互に良い関係を」微笑む。
    荒井 勇:「ちゃっかりしてるよ、本当に。……それじゃあ、口頭ではあるが契約の成立を祝して」
    荒井 勇:前祝いにはだいぶ早いがな、と小さく笑い、グラスを掲げる
    上代由紀:目の前に置かれたカクテルグラスを小さく持ち上げ。
    加賀地 類:自分用にも、冷えた水のグラスを手に取り掲げる。
    上代由紀:「乾杯」
    GM:硬質な澄んだ音が静かな店内に響いた。

    GM:シーンカット。ロイスの取得のみ可能です。
    加賀地 類:荒井くんに〇信頼/隔意、上代さんに〇有為/不安で取得します
    荒井 勇:加賀地さんに「■信頼/隔意」、上代さんに「■連帯感/猜疑心」で!
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  • ミドル1


    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Middle-01
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:固定イベント(合流)シーンとなります。全員登場。
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(34 → 38)
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(42 → 49)
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(43 → 44)
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(35 → 36)

    GM:某所 街外れ

    GM:《ワーディング》の発生源に向けて、2人と1羽で急行する君たち。
    GM:通りを進むにつれて、錆びた鉄のようなニオイが漂ってくる。
    綾女亜紀:「これは……雁様、警戒を」片手に鳥籠を提げて
    綾女亜紀:周囲を警戒する
    二条伊吹:『カァーッ! かよわき鴉ちゃんを楯にするでないわ!』
    雁 継実:「この匂い、まさか…」嫌な事を思い出している、そんな面持ちで。
    GM:嫌な予感がしたならば、それは的中を――否。君たちの予想を上回る形で現出する。
    GM:道端に転がっているのは、人の遺骸だ。しかし、ただのヒトではない。
    GM:ある者は奇妙に肥大化した腕を投げ出し、ある者は未だ消えない炎を纏い。
    GM:ヒトの身ではありえない破壊の痕を周囲に残し、それも及ばずこと切れている。
    GM:そう。ここに転がるものの半数ほどは、『ジャームの死骸』だ。
    雁 継実:「なん、」声が続かない。
    綾女亜紀:「オーヴァード、いえ、ジャームでしょうか」
    綾女亜紀:残骸の一つにヒョイと歩み寄り、その様子を観察して
    雁 継実:「ジャーム…」吐き気を堪えながら弱弱しく返す。
    雁 継実:「これ、全部ですか…!? いったい、何人」
    綾女亜紀:「数え切れませんが、どれも同じ相手の仕業だとしたら恐ろしい事ですね」
    綾女亜紀:「雁様、顔色がすぐれない様子ですが大丈夫ですか?」
    綾女亜紀:「辛いようであれば、いったん下がって落ち着くまで待つのも一つですが」
    綾女亜紀:「情報も、もっと聞き出したい事ですし」鳥籠を揺らす
    雁 継実:「おれは、大丈夫です。 …下がれません」
    雁 継実:「解き放たれたっていうのは、こいつらですか」鳥籠に目をやる。
    二条伊吹:『何をカァーん違いしている』
    二条伊吹:『こいつらは全員、副産物に過ぎん』
    二条伊吹:『流出したジャームとは、刀だ』
    二条伊吹:『それを持てば。あるいは、それに斬られれば。選ばれない限りはこうなる』
    雁 継実:「…ッ」鞘を握る手が白く震える。
    綾女亜紀:「刀のジャーム……適合者がいなければこうなる、ですか」
    綾女亜紀:「厄介ですね、放置しておけば被害が次々に拡大していく」
    綾女亜紀:「手早く済ませた方が良さそうです、二条様が私たちに助けを求めたのも納得と言うべきでしょうか」
    雁 継実:「選ばれなければ… 選ばれなければ、これ、って」
    雁 継実:「ただ選ばれなかった、それだけで…!? おかしいでしょう、こんなの!?」
    綾女亜紀:「ええ」
    綾女亜紀:「恐るべき理不尽、不条理にもほどがありますね」
    綾女亜紀:その激昂する様に、ただの怒りだけではないものを感じ取りながら、言葉を返す。
    綾女亜紀:「雁様?」
    綾女亜紀:スッと距離を詰めて、顔色を窺う。
    綾女亜紀:ふわりと、華の香りがする。
    雁 継実:鼻先をくすぐる香気にはっとする。 もうずいぶん長い間、血の匂いしか嗅いだことがないみたいだった。
    雁 継実:「…居る」
    雁 継実:何も考えられない。 だから、考えたというよりは直感なのかもしれない。
    雁 継実:「刀が、ない。 誰か…選ばれたやつが、もう居るんだ」
    雁 継実:「そういうことなんでしょう?」
    綾女亜紀:「ええ、この場にない以上、そうなりますね」
    二条伊吹:『カァー……選ばれたか、魅入られたか。振るうやつがいる、という推測は正しい』
    二条伊吹:『追え追え! 貴様たち! そう遠くはないはずだ!』
    綾女亜紀:「たしかに、手に入れた玩具ではしゃいでいてくれているのであれば、近場でしょうね」
    雁 継実:「そういうことなら…!」
    雁 継実:鞘の「柄」にあたる部分を抜き、そのまま放り捨てる。 取り出したのは、くすんだ平たい木片。
    綾女亜紀:(あれが雁様の……)
    雁 継実:二の腕ほどの長さのそれを握りしめ、呼吸を整える。 …ざわ、と表面の一部に、一方向に向けて新芽が吹く。
    雁 継実:「あの路地を抜けた向こう、右です!」
    綾女亜紀:「お見事。では追いかけるといたしましょうか……しかし、これは」
    綾女亜紀:「先客様ですか」そう言いながら雁の後ろをついて破壊痕を辿っていく
    GM:この空気にも飲まれていない君ならば分かるだろう。
    GM:破壊痕の種類が、道を行くにつれて絞られている。
    GM:最終的に残るのは二つ。斬撃痕と打撃痕。
    GM:この先には、少なくとも『二人』いる。
    GM:路地を抜けたその先……
    GM:ギャ キン !!
    GM:金属同士が激しくぶつかり合う音が響く。
    長谷部飛龍:「なかなか歯応えあるじゃねぇの!!」
    "妖刀使い":「……」
    長谷部飛龍:棍を構え、長髪を一つに括った、獣性をむき出しに笑う少年と、
    "妖刀使い":大ぶりの刀を構えた、スーツの男。
    GM:君たちの視界の先にいるのは、この二人だった。
    綾女亜紀:「おやおや、これは剣呑な場に居合わせてしまったようですね」
    雁 継実:「戦ってる…!?」
    綾女亜紀:「そのようですね」
    長谷部飛龍:「あ? 新手おかわりか?」
    長谷部飛龍:「今はアイツと戦ってる最中だが……何、多対一ってのもまたソソる!」
    綾女亜紀:「非常に分かりやすい性格をしてらして助かります、残念ながらそちらの刀にスーツで合わせた方の敵ですよ」
    長谷部飛龍:半身に開き、両方をいつでも相手どれるように構え直す少年。
    雁 継実:向けられた戦意にためらいながらも、スーツの男に向けて訓練どおりに構える。
    長谷部飛龍:「……何? つまりこの俺を……最強・最高・大天才の俺様を無視するってのか?」
    綾女亜紀:「やる気満々ですね」それを見て、少々困惑しながらも両手を広げる
    長谷部飛龍:ギラついたオーラが君たちを捉える。
    綾女亜紀:「自己評価も高い。羨ましいですね」
    綾女亜紀:「無視といいますか、優先順位の問題ですが……協力は……無理そうですね」
    二条伊吹:『あいつは……思い出した! FHの戦闘セル系列の戦闘バカだ! 確か名を、飛龍!』
    綾女亜紀:「なるほど。根っからのバトルマニアですか、色々と納得いたしました」
    雁 継実:「…おれたちはあの刀を何とかしたいだけです」
    雁 継実:「誰とでも戦いたいわけじゃありません」
    綾女亜紀:「どうもあちらは誰とでも戦いたいみたいです、困りましたね」
    雁 継実:「そんな…!」
    GM:三者動くに動けない状態で空気が膠着しながら、ボルテージが上がっていく。緊張が最大まで高まったその一瞬――
    荒井 勇:──ふわりと、砂塵のような何かが漂う。それは特定のシンドローム発症者にとっては馴染みの深いもの
    荒井 勇:俗に「砂」とだけ呼ばれるそれは、使い手によって様々な性質を持つという。今、ここに漂うそれは──
    綾女亜紀:スッと音もなく動き、雁の肩に手を触れ、姿勢を落とす。
    加賀地 類:「3、2、1」低い声の合図は自分だけに向けたもの。そして。
    雁 継実:「!」倣って身を屈める。
    加賀地 類:「0」
    加賀地 類:ダン! 発砲音と共に、薄く炎を纏った弾丸が放たれる。
    加賀地 類:それは散布された火薬状の性質を持つ「砂」に瞬時に火を放つ!
    荒井 勇助燃財さんそと適度に混ざり合ったそれに火が付けば、起こるのは燃焼ではなく爆発だ
    荒井 勇:少年たちが伏せたそのすぐ頭上を覆うように、炎と轟音が巻き起こり、そして
    荒井 勇:何か、重いもの同士がぶつかる音が、した
    荒井 勇:「──察しが良くて助かるよ。巻き込むのは本意じゃあないからな。だが──」
    荒井 勇:「すまん、加減を見誤った。──手加減しすぎたって意味で、な」
    荒井 勇:熱が散った頃、そこにあったのは。頭を狙ったであろう、ハイキックを放つ姿勢の男と──
    "妖刀使い":刀の鞘を片手に持ち、それをもって蹴りを受け止めるジャームの姿。
    長谷部飛龍:「なんだよ、またおかわりか!」爆炎を回避して後ずさった少年が叫ぶ。
    加賀地 類:「こちらはまだ一杯目なんだけどね」
    加賀地 類:支援するように、取り回しよく切り詰めたソードオフショットガンの銃口をジャームに向けている。
    荒井 勇:「こっちとしちゃあ、一口いちげきで終わらせたかったところだが。──3人とも味方同士、って感じじゃあないな」
    上代由紀:「……あっちの奥のほうは知ってる顔。UGNよ」
    上代由紀:「動物使いアニマルテイマーではなかったはずだけど」
    綾女亜紀:「おや、たしかにそちらは知った顔でございますね。」
    綾女亜紀:「見事なお点前、私はとても感心してしまいました」蹴りを放った男の方をちらと見て
    綾女亜紀:その後ショットガンを持った男に視線を移し、そして全体を見て
    綾女亜紀:「ええ、こちらは協力者の鴉様でございます」一応守った鳥籠を揺すり
    綾女亜紀:「それで……まだ戦いますか? こちらの方が数は多いようですが」コテンと首を傾げ、敵対者二人に声をかける
    二条伊吹:『焼き鳥になるかと思ったぞ!!』
    "妖刀使い":その言葉を聞いたかは定かでないが。
    荒井 勇:「──なるほど。そっちの食いしん坊も、別口の狩人ってところか」
    "妖刀使い":飛び退るように距離を取ると、壁を走るようにして遠ざかっていく。
    加賀地 類:ダン! もう一発銃弾を放つが、その速度には届く様子もない。
    "妖刀使い":《軽功》からの《瞬間退場》。
    綾女亜紀:「おや、逃げられてしまいましたか……引く程度の知能があるならなおさら厄介な刀ですね」
    長谷部飛龍:「あっ! 逃げるな、このッ」
    長谷部飛龍:《ロケッティア》からの《瞬間退場》。
    GM:敵対者は退出し、君たち5人と1羽だけがここに残される。
    荒井 勇:「……刀の性質を考えるなら、俺たちも走って追いかけるべきなんだろうが──」
    綾女亜紀:「……とりあえず敵対的な方々はいなくなられましたか」
    加賀地 類:「難しいな。人数がいるなら、一旦連携を取った方がいいかもしれない」
    荒井 勇:「あの狩人、身のこなしを見るに相当「やる」奴だな。追いかけっこはしばらく任せておけるかもしれん」
    雁 継実:「あなたたちは…?」
    綾女亜紀:「刀の件をご存じとなると、そちらのお二方は上代様が集めていらしたのでしょうか」
    加賀地 類:「ああ、そう。UGNから依頼を受けた者です」
    綾女亜紀:「なるほど、流石は上代様ですね、優秀なイリーガルに声をかけられたようで」
    上代由紀:「フリーランスの協力者を集めて、アレの対処をしようとしてたんだけど。状況は想像より進んでるみたいね」
    綾女亜紀:「ええ、かなりの被害者が出てしまっているようです」
    上代由紀:「一度出直して、正式にチームアップしましょうか。……貴方がいるなら、解決もすぐでしょう」その声には、いくつかの感情が滲んでいる。
    荒井 勇:「……状況の把握と、自己紹介をする時間くらいはありそうだな。何より──」
    荒井 勇:「──そっちの関係も、どうやら立ち話で聞くには向いていなさそうだ」
    荒井 勇:依頼主のチルドレンと少年、二人の間で交わされた視線に、肩を竦めるようにしながら
    加賀地 類:「さっきのに備えられる子たちだ、腕は確かそうだな」銃をしまい直す。
    雁 継実:(綾女さんがいなかったら黒焦げだったかもな…)内心で冷や汗をかいている。
    綾女亜紀:「そう言っていただけるなら幸いです。」
    綾女亜紀:「一旦出直すのも、その方が良さそうですね」と、いつの間にか手の中にあった投擲用ナイフを砂に戻して
    綾女亜紀:(あの動き、参考になりそうだ……あの方、さぞ名の知れたイリーガルに違いない)
    二条伊吹:『カァー! 出直して、さっさとヤツを確保するぞ、貴様ら!』

    GM:シーンカット。このシーンまではロイスの取得のみ可能です。
    雁 継実:了解です ロイスの取得はもうちょっと待ちます!
    加賀地 類:ロイスは保留で!
    綾女亜紀:ロイスは自己紹介あとまで待機で!
    荒井 勇:同じくロイス保留で!
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  • ミドル2


    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Middle-02
    GM:◆◆◆◆◆

    GM:このシーンからはリサーチイベントとなります。シーンプレイヤーは荒井さん、他登場自由。
    GM:今からでも後からでも、シーンに出ると決めた方は登場侵蝕を振ってくださいね。
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(36 → 46)
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(49 → 51)
    荒井 勇:ウワーッ
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(44 → 52)
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(38 → 45)
    加賀地 類:よしよし
    綾女亜紀:アキーッ
    雁 継実:バランスがとれてる
    GM:では、イベントチャートとかを振っていくとしましょう
    GM:まずは暴走の結果チャート表
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 10

    GM:被害者がジャーム化する
    GM:してますね。
    荒井 勇:してたわ
    綾女亜紀:結果論
    加賀地 類:被害者ー!
    雁 継実:転がってた
    GM:で、イベントチャート表。
    綾女亜紀:まさかGMはこれさえ見越して……
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 5

    GM:ライバルの活動
    荒井 勇:おっ、やってんねえ長谷部くん!
    GM:これは本来トラップが発動するのですが、GM権限でトラップ判定はくしゃっとしてぽいっとします
    加賀地 類:活動だ
    加賀地 類:ありがたや
    荒井 勇:わーい
    綾女亜紀:やったー
    雁 継実:ライバルにちゃんと出番が
    GM:なんでかっていうとサプライズとトラップが有効になると、だいたい4/10の確率でしかプライズポイントが溜まんないからですね
    荒井 勇:きびしい
    GM:ということで、普通にプライズポイントが貯められるシーンとなります
    GM:中身!
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 2

    GM:PCに共闘を申し出る
    荒井 勇:デレた!?
    GM:ほんとか?
    加賀地 類:長谷部くん!
    綾女亜紀:なんと
    雁 継実:これはモテモテ
    GM:PCの視点からそれって共闘と言えるか? って感じの申し出をしてくると思います
    綾女亜紀:なるほど
    GM:で、シーンの頭に情報収集判定もして、それからロールする形式で行きます
    GM:・リサーチイベント
    GM:PP:0/10
    GM:情報収集:難易度9(〈情報:UGN、噂話、裏社会〉)
    GM:シナリオフラグ:プライズポイント10
    GM:アドヴェント:7シーン
    GM:なんとなくやったことある人が大体だと思うので詳しい説明は省きますが、情報収集してなるべく高い目を出してポイントをゲットしよう! というやつです。
    GM:登場している人はさっそくレッツトライ!
    雁 継実:うおー!
    荒井 勇:ではレッツゴー!裏社会で、コネと《砂の加護》を自分に使います
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(46 → 49)
    荒井 勇:8dx+1
    DoubleCross : (8DX10+1) → 10[2,3,4,5,5,6,7,10]+1[1]+1 → 12

    加賀地 類:裏社会コネなしで振ります
    荒井 勇:2ポイントは確保!
    加賀地 類:2dx+1>=9
    DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 6[1,6]+1 → 7 → 失敗

    加賀地 類:おおい
    雁 継実:ミーミルの覚書をコネ:UGN幹部として使用し、<情報:UGN>します
    綾女亜紀:《砂の加護》を雁様に
    綾女亜紀:ダイス+4個どうぞ
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を3増加(52 → 55)
    雁 継実:ありがとうございます!
    雁 継実:9dx+1
    DoubleCross : (9DX10+1) → 8[1,2,3,3,3,6,7,8,8]+1 → 9

    雁 継実:あふん
    綾女亜紀:私も無意味ですが一応振りますか、コネUGN幹部使って判定へ
    綾女亜紀:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 8[4,7,8]+1 → 9 → 成功

    綾女亜紀:一応成功
    加賀地 類:回るかもしれないし無意味ってことはないぜ!
    綾女亜紀:それもそうですね
    GM:無限上方ロールには無限の可能性が詰まってるんだーッ
    GM:では、これで確定かな。プライズポイントは2点溜まって、2/10。
    GM:荒井さんにはプライズチャート1d10を振ってもらおうかな
    荒井 勇:はーい!
    荒井 勇:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 4

    GM:ヒロインと強いつながりを持っているらしい
    荒井 勇:上代さん……?
    加賀地 類:つながり
    綾女亜紀:関係性
    GM:ではそんなことを踏まえて、ロールのほうに移っていきましょう

    GM:某所 街外れ

    GM:君たちは一度腰を落ち着け、情報交換と自己紹介を済ませて、改めて"妖刀"を追う運びとなった。
    二条伊吹:『話は済んだカァー!? 終わったのならさっさと追うぞ!』
    二条伊吹:この鴉もセルリーダー兼協力者(一応)として紹介が済んだ後である。
    雁 継実:「このひとに急かされるのは釈然としないけど…!」
    綾女亜紀:「たしかに急ぐべき場面ではあるでしょうね、しかし情報も集めなければならない」
    綾女亜紀:鳥籠をシェイクしながら考え込む
    荒井 勇:「俺が言えた口じゃあないが、組む相手はよく考えろよ、本当に。……まあ、何よりも手掛かりが欲しいってのは確かにその通りだが」
    二条伊吹:『あががががっ』
    二条伊吹:上下に揺れている。
    綾女亜紀:「どうも、あちらから来た縁でありまして」
    上代由紀:「……ま、利用するだけしましょうか」
    上代由紀:「UGNの方も、この街の封鎖に向けて動き出してる。けど、早期の解決を望むなら私たちでケリをつけるべき」
    綾女亜紀:「その通りですね、現在動けるのは私たちだけのようですし」
    加賀地 類:「といって、僕はこちらにはあまりコネはないからね。情報は君たちに頼ることになりそうだ」
    荒井 勇:「……やけに拘るな。こういう時、組織の力を頼るのもチルドレンらしさじゃあないのか」
    荒井 勇:咎めるような口調ではない。どちらかと言えば、探るような声色
    上代由紀:「……今の私だけならそうしたでしょうね。でもここには亜紀がいる」
    上代由紀:「この子、『ゾディアックウェポン』の使い手よ。言い換えれば、UGNチルドレンの中で十指に入るほどの実力者ってこと」
    上代由紀:「解決できない事件のほうが珍しいでしょ。なら、より手早く被害が小さいうちに片付けられる方に賭ける」
    上代由紀:「そのほうがクレバー、違うかしら」
    雁 継実:「支部との連絡もしないんですか?」
    上代由紀:「最低限の情報共有は終わらせてるわ。ただ、死んでるとはいえジャームが次々生まれてることが問題で」
    上代由紀:「そっちの処理で手一杯みたい」
    上代由紀:「簡単な情報提供ならしてくれるだろうけど、やっぱり解決に向かうほどの力はないわ」
    綾女亜紀:「期待されているのはなんとも気恥ずかしいですが、たしかに被害が小さいうちに片づけるのは大切ですね」
    加賀地 類:「我々が実働隊としてやっていくしかないってことか」
    綾女亜紀:カップに注がれたホットチョコレートを飲みながら答える。
    上代由紀:「少なくない投資をしてるんだから、頼むわね。フリーランスさんたち」
    荒井 勇:「なるほど、な。必要な戦力が揃っているなら、即座に動くのは理に適ってる。……ただ、問題は、だ」
    二条伊吹:『クァ? 問題だと?』
    荒井 勇:「あの食いしん坊はどうする。今のところ、被害を抑え込む助けになってくれてはいるが、イレギュラー要素の最たるものだろう」
    荒井 勇:「……ああいう手合いは、こじれると面倒だぞ」
    綾女亜紀:「戦闘狂バトルマニアな方に見えましたね」
    加賀地 類:「ああ、いいプランを立てても、ああいうのが野放しだと大抵台無しになる……」髪をかき上げる。
    綾女亜紀:「たしかに、戦闘中に乱入でもされたら面倒ですね」
    加賀地 類:「手なずけられればいいんだけどね。あの勢いだとどうかな……?」
    二条伊吹:『カーッ、ならばだ』
    二条伊吹:『食いしん坊なら、先に満腹にしてやるか、もっといいエサをぶら下げて"待て"をするかだ』
    綾女亜紀:「流石、あのような方の扱いは手慣れたものですね……もっといいエサ、ですか」
    雁 継実:「あの。餌って、まさか」
    雁 継実:「こっちに呼び寄せるってことじゃないですよね…?」
    二条伊吹:『顔も合わせずに交渉ができるカァー』自分のことを完全に棚に上げて言う。
    綾女亜紀:「そうですね、話をしたいなら顔をあわせる必要は出てくるでしょう」
    二条伊吹:『あいつも闘争衝動の虜バトルマニアではあるが、殺戮衝動の虜シリアルキラーじゃあない』
    二条伊吹:『その辺から妥協点を見つけて交渉するしカァーなカァーろう』
    綾女亜紀:「いないのが一番ですが、盤上にいらしてしまった以上、何かしら対処は考えないといけないですね」
    荒井 勇:「……理には適ってるな、こっちも。だがまあ、交渉と言うなら、それこそ──」
    荒井 勇:「綾女がチルドレン屈指の実力者というのが知れたなら、そこに食いつくかもだ」
    綾女亜紀:「あと棚上げは良くありませんよ~ そーれ、くるくるー」鳥籠が回る
    二条伊吹:『カァ~~~~アァ~~~~!?』
    綾女亜紀:「私ですか? たしかに魅力的に感じていただけるのでしたら、それはそれで活用法がありそうですね」
    綾女亜紀:「お眼鏡に適うほどの使い手と判断されるかは、賭けですが」
    綾女亜紀:と、細く白い人差し指を立てて自分を差し
    上代由紀:「……決まりね。まずは長谷部飛龍を探してコンタクトを取りましょう」
    GM:----
    GM:果たして、長谷部飛龍を見つけるのにはそう時間はかからなかった。
    GM:……というより、向こうもこちらを待っていた、そういう風にすら見える。
    長谷部飛龍:「……来たか」両肩に通して棍を担いで、君たちを見やる。
    長谷部飛龍:その足元には、妖刀の影響で生まれたらしい新たなジャームの死骸が転がっている。この少年が斃したのだろう。
    荒井 勇:「そっちも元気にやってるようで何よりだよ。さて、それじゃあ早速だが話を──」
    荒井 勇:「……と言いたいところだが、俺じゃあ役者不足もいいところだな。加賀地さん、頼めるか」
    加賀地 類:「おっと、了解」察していたように、スッと前に出る。
    加賀地 類:「話といってもね、そちらも大体わかってるとは思うけど」
    加賀地 類:「君は君で闘いたい、今のそいつらくらいじゃあ物足りないんだろ?」
    加賀地 類:足元の死骸を爪先で示す。
    長谷部飛龍:「そうだな。その通りだ」
    加賀地 類:「ただ、こちらもこちらで仕事がある。事態をややこしくしたくない……無事に鎮めたい」
    加賀地 類:「一番強いやつと闘いたいのなら」
    加賀地 類:「君も力を思い知ってる、あのジャームを倒した奴とやった方が手っ取り早くはないかい?」
    長谷部飛龍:「……上手い事ノせようって感じだな」
    加賀地 類:自分と、とは別に言わない。実際、自分の得物も力も、この中ではさほどではないから。
    長谷部飛龍:「言葉を選ぶのも上手い。兄さんからは、血の匂いがそんなにしねぇ」
    長谷部飛龍:「こっちの社会特有の感覚はするのにな。上手い事やってきた証拠だ」
    加賀地 類:「どうも、ありがとう」目を細めて笑う。
    長谷部飛龍:「丁度いい、ノせられてやるよ。一時休戦、共闘だ」
    加賀地 類:「ありがたいね。君が強いのもよく知っているから。先にこちら同士が潰れちゃ両損だ」
    加賀地 類:ふう、と軽く息を吐き、振り返る。
    加賀地 類:「そういう話になりそうだよ。どうにか」
    荒井 勇:「見事なもんだ。正直、ここで殴り合いになってもおかしくないと思ってたが──」
    綾女亜紀:「お見事な交渉術でございました」帽子を正して
    雁 継実:「頼もしいです」
    雁 継実:(…何をやってきた人なんだろう?)
    長谷部飛龍:「そうだ。食う順番は選ばせろよ」
    長谷部飛龍:「ちょっと迷うが……一番は、お前だな」雁くんを棍で指す。
    雁 継実:「…」
    雁 継実:「えっ」青褪める。
    綾女亜紀:(おや)
    雁 継実:「ちょ、どういう事ですか!? おれを食べても美味しくないですよ!?」
    長谷部飛龍:「んなわけあるか。そんなもの・・・・・をぶら下げておいて」
    長谷部飛龍:君の持つ得物を見て、獰猛に笑う。
    長谷部飛龍:「確かに、持ち主のお前はまだ血の匂いが薄い。それは未知数ってことで……つまり、面白そうじゃねぇか」
    雁 継実:「ーッ」
    雁 継実:狂っている。ただそんな理由で、夕食の献立を考えるみたいに命懸けの戦いを?
    雁 継実:でも。
    雁 継実:「…わかりました。 あれを倒した後でなら」
    雁 継実:今は話を合わせるしかない。でないと、加賀地さんがこじあけたチャンスがふいになってしまう。
    長谷部飛龍:「悪くない目だ。覚えとけよ」
    長谷部飛龍:「……ま! 一番最初にゲテモノを味見して……絶対美味いものを口直しにとっておく、って意味もあるけどな」
    長谷部飛龍:「ゾディアックウェポン。カーネイジの拳。やりあうのが楽しみだ」
    荒井 勇:「……こっちはロックから外れてたと思ったんだがな。なかなかどうして、目敏いもんだ」
    綾女亜紀:(見た目に似合わず)「……案外調べていらっしゃるのですね、こちらは眼中にないものかと」
    長谷部飛龍:「バトルバカが勉強しないと思ったら大間違いだぜ」
    長谷部飛龍:「……それと。共闘するなら一言言っておく」
    長谷部飛龍:「あのジャーム、『お前らが来てから急にオーラが変わった』」
    長谷部飛龍:「気に留めておけ。くれぐれも俺と闘る前に死ぬなよ」
    加賀地 類:「オーラが……?」微かに訝しむようにして。
    加賀地 類:「ああ、わかった。何。一度こうして約束をしたんだ。場を整えるまでは守るさ」
    加賀地 類:周囲を見回す。特別な得物、才能、力、そういったものは確かに持ち合わせている面々だが……。
    加賀地 類:(……あるいは?)疑問はまだ薄く漂わせたまま、表には出さずにいた。

    GM:シーンカット。
    GM:ロイスの取得と調達が可能です。
    荒井 勇:ロイス、めちゃ・悩みの介……!
    加賀地 類:長谷部くんに取っちゃうと……PCに取れなくなる……!
    綾女亜紀:加賀地 類 〇信頼/脅威
    雁 継実:PC間ロイスは全員分欲しい…!!
    雁 継実:迷いますがまだ保留で!
    加賀地 類:あーいやでもうーん、ここは会話したし長谷部くんに取っちゃおう、勢いで
    加賀地 類:〇有為/脅威で取得します
    荒井 勇:ではこちら、綾女くんに「■期待/脅威」で!
    雁 継実:あっそうか、調達も出来るんだ
    雁 継実:グレネードランチャーの自販機を探します
    加賀地 類:調達しなきゃ
    綾女亜紀:調達しますか
    荒井 勇:購入は、うーん。トラックスーツを狙ってみましょう。装甲は1だけど行動値のペナは0、そして白兵ダイスが1増える!
    荒井 勇:あっ、この場合ラウンド1回の《砂の加護》は、調達に使ってもいい感じでしょうか>GM
    GM:いいですよ~!
    荒井 勇:やったー!じゃあ《砂の加護》、そして手配師も使ってしまいましょう
    綾女亜紀:良い事聞いた、砂の加護欲しい人ー
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(49 → 52)
    荒井 勇:9dx+3>=22
    DoubleCross : (9DX10+3>=22) → 10[2,2,3,3,5,6,10,10,10]+7[1,2,7]+3 → 20 → 失敗

    加賀地 類:あっすごい
    荒井 勇:財産点2を入れて購入!
    加賀地 類:自分はシューターズジャケットいきます
    雁 継実:こっちは素で!
    雁 継実:3dx>=13
    DoubleCross : (3DX10>=13) → 5[4,4,5] → 5 → 失敗

    加賀地 類:あっじゃあ加護いただけると嬉しいです~
    綾女亜紀:はーい
    綾女亜紀:【β=Zavijava】《砂の加護》ダイス+4個
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を3増加(55 → 58)
    加賀地 類:ありがたく
    加賀地 類:6dx+4>=13
    DoubleCross : (6DX10+4>=13) → 10[3,4,8,9,9,10]+5[5]+4 → 19 → 成功

    荒井 勇:おおー!
    雁 継実:ワオワオ
    加賀地 類:たかいよ 成功! 装備!
    加賀地 類:以上です
    綾女亜紀:あ、私は素でグレラン狙いで
    綾女亜紀:1dx>=13
    DoubleCross : (1DX10>=13) → 1[1] → 0 (ファンブル) → 失敗

    綾女亜紀:はい
    GM:はい
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  • ミドル3


    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Middle-03
    GM:◆◆◆◆◆

    GM:引き続いてのリサーチシーン。雁くんがシーンプレイヤーで、登場は任意です。出る方は登場侵蝕をどうぞ。
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(45 → 52)
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(52 → 61)
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(58 → 59)
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(51 → 55)
    荒井 勇:ボーナス1番乗り!
    雁 継実:さっそく行きますね。さきほどと同様にミーミルで<情報:UGN>
    綾女亜紀:【β=Zavijava】《砂の加護》
    綾女亜紀:さきほどと同じくダイス+4個で
    雁 継実:ありがとうございます!
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を3増加(59 → 62)
    GM:あ まぁトラップとサプライズをサビ抜きしてあるから先に調査で問題ないや
    GM:振っちゃって!!
    雁 継実:9dx>=9
    DoubleCross : (9DX10>=9) → 10[1,2,3,4,4,5,7,8,10]+7[7] → 17 → 成功

    加賀地 類:すごーい
    荒井 勇:おお、いい出目
    雁 継実:財産3使って20に乗せます。残り2!
    GM:財産は全員の出目見てからでいいですよ~
    綾女亜紀:一応コネ込みで振ります
    GM:素振りで20出した人がいたら差戻し許可します
    綾女亜紀:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 10[8,8,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

    加賀地 類:でた
    GM:いたわ
    綾女亜紀:いたわ
    荒井 勇:出ちゃった
    雁 継実:なるほど…
    加賀地 類:裏社会で素振りします
    荒井 勇:じゃあ自分も、ここはコネのみで!
    加賀地 類:2dx+1>=9
    DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 9[7,9]+1 → 10 → 成功

    荒井 勇:5dx+1>=9
    DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 6[1,4,5,6,6]+1 → 7 → 失敗

    加賀地 類:まあまあ
    荒井 勇:グワーッ
    加賀地 類:わー
    雁 継実:ではお言葉に甘えて財産の差し戻しを
    GM:ではプライズポイントは3点で確定、現在5/10! 折り返し!
    綾女亜紀:ヤッター
    GM:じゃあいろんなチャートを振っていきましょうね
    GM:暴走の結果チャート
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 6

    GM:建造物が倒壊する
    GM:大惨事
    加賀地 類:建造物ー!
    GM:(潜伏以外全部大惨事)
    綾女亜紀:ワシノビルガー
    荒井 勇:シャチョォー
    雁 継実:街がたいへんなことに
    GM:うまくあるなきれいであるなここちよくあるな……
    GM:イベントチャート表
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 1

    GM:NPCチャート
    GM:これ「NPCチャートを振って、その後どうするか」が書いてないんだよな
    綾女亜紀:肝心な所が!
    荒井 勇:わからん……なんもわからん……
    GM:シナクラの雑なとこ
    GM:実際にNPCが登場するかはおいといて、試しに振ってみましょう
    雁 継実:つまり逆に何をしてもいいのでは?
    GM:1d100
    DoubleCross : (1D100) → 84

    GM:GMの任意
    GM:マルナゲするんじゃないよ!!!!
    荒井 勇:ふわっふわなところに!!
    加賀地 類:ww
    荒井 勇:つまりシナクラNPCでもいい……ってコト!?
    加賀地 類:自由にシーン作っていこうぜ
    GM:えー では愚痴るだけ愚痴ったので
    GM:八百長ダイスを使います
    荒井 勇:wwwwwwwwwww
    GM:choice[ヒロイン,ライバル,協力者]
    DoubleCross : (choice[ヒロイン,ライバル,協力者]) → ライバル

    GM:出番だぞ飛龍ッ
    綾女亜紀:また来た!
    加賀地 類:長谷部くん!
    荒井 勇:棒殴り長谷部!
    雁 継実:ここでまた来るとは
    GM:へしきらない!
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 7

    GM:ジャームと戦うも返り討ちに合う
    加賀地 類:長谷部ー!!
    GM:飛龍ーッ!!
    荒井 勇:長谷部ーッ!!
    雁 継実:フラグは立ってたけど!!
    加賀地 類:おまえさあ
    荒井 勇:おのれジャーム、よくも長谷部を!
    GM:では、プライズチャート1d10を綾女くんお願いします
    綾女亜紀:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 8

    GM:犠牲者には共通点があるらしい
    GM:あるのか……?
    GM:こじつけていきましょう
    加賀地 類:こじこじ
    綾女亜紀:あるらしい
    GM:では、ロールのターン!

    GM:某所 市街地

    GM:長谷部飛龍と一時的共闘を結んだ君たちは、改めて妖刀を追うこととなった。
    上代由紀:「……支部から連絡が来てるわね。ジャームの検死結果みたい」
    綾女亜紀:「支部の解析班の方々もお仕事が早いですね」
    綾女亜紀:「それで、結果はどのようでしたか?」
    上代由紀:「……共通点が、ひとつ」
    上代由紀:「死体の脳を分析した結果、独特の脳神経回路パターンが検出された」
    上代由紀:「つまり、ノイマンシンドロームの発症者ってことね」
    雁 継実:「ノイマンって、たしか」
    雁 継実:「頭がよくなったり、動きが鋭くなったりする?」
    長谷部飛龍:「なるほど。単に腕がでかいとか燃えてるとか以外にやたら強ぇと思ったら、それか」
    綾女亜紀:「技巧的な面がレネゲイドによって強化されていたわけですね」
    加賀地 類:「先にノイマンになっていた場合はどうなるのかな……僕も気をつけないと」
    荒井 勇:「暴力も、結局のところ理論と理屈の詰め合わせだ。そういう意味じゃ、そうだな」
    荒井 勇:「人間ひととして強くなる、と言ってもいいのかもしれん。……半分師匠ジジイの受け売りではあるが」
    加賀地 類:「どちらかというと、暴力を避けるために使いたいところではあるかな……」苦笑。
    綾女亜紀:「人間ヒトとして強くなる……なるほど、そういった考え方もあるのですね」
    荒井 勇:「加賀地さんにとっちゃそうだろうな。ま、要は使い方次第ってことさ」
    綾女亜紀:「加賀地様もノイマンでしたね、正しい使われ方をなさっているように思います」
    荒井 勇:「長谷部……はまあ、力の使い道は分かりやすくていいな。そっちはどうだ、綾女、雁」
    荒井 勇:「どうも俺は、個性的なチルドレンにやたら縁があるらしい。いい機会だ、何か信念があるなら聞かせちゃくれないか」
    雁 継実:「力…」
    雁 継実:「よく、わからないんです。 使わずに済むのなら、それが一番なんじゃないかって」
    綾女亜紀:「そうですね、使わずに済むならどんな力も何よりも良い事でしょう」
    綾女亜紀:「私ですか? 私はあまり自分語りが得手な方ではありませんが……」
    綾女亜紀:「力には責任があり、振るえばそれは強く問われることになると思っています」
    綾女亜紀:「ただ、無ければ無いで……現実に裏切られてしまう事もある」笑みがスッと消え
    綾女亜紀:「そんな所でしょうか」指を一本、唇の前で立てて。
    雁 継実:(まただ。 綾女さん…?)
    綾女亜紀:フッと自嘲にも見える息を吐き。
    綾女亜紀:(私が力を求めた理由は結局、誰にも裏切られたくないから……自分にも)
    綾女亜紀:その感情が表情に出ているかは、自分でもわからなかった。社会経験の多い者たちには見通されているかもしれない
    荒井 勇:「……どっちも優等生、だな。ああ、文字通りの意味で言ってるんだ。皮肉だとか嫌味だとかじゃあない」
    綾女亜紀:「ありがとうございます、言葉通りに受け取らせていただきます」幼さを残す少年の顔になって、クスリと笑う
    荒井 勇:「チルドレンってのはある意味純粋培養で、UGNの使命が第一の堅苦しい子供たち。少し前まではそういうイメージだったんだが……」
    荒井 勇:「なるほど、複数形で呼ばれるだけはある。後ろ暗い連中ばかりの世界も、なかなか捨てたもんじゃあないな」
    綾女亜紀:「ええ。古今東西津々浦々、様々なチルドレンがいるものですよ」
    荒井 勇:そうだろう、と。恐らくは自分よりも暗い世界を歩んできた男へ、笑いかける
    雁 継実:「つつうらうらはなんか違いませんか?」苦笑する。 この任務で最初に見せた笑顔かもしれない。
    加賀地 類:「僕からすれば、まだまだ眩しい星座だなっていう感じだが……」こちらも口の端を持ち上げる。
    加賀地 類:「君たちは君たちの求める通りにやればいいよ。僕が『上手く避けようとした』みたいにね」
    長谷部飛龍:「……ま、俺は気にしねぇ」
    長谷部飛龍:「使わないのが一番だ、そう思っている奴だろうと、実際振るわざるをえなけりゃ力に頼る」
    長谷部飛龍:「俺はその瞬間にぶつかってくだけ――」
    長谷部飛龍:「ッ、伏せてろっ!!」
    長谷部飛龍:言い放った瞬間、飛龍が高く跳ぶ。
    GM:その直後。ビルの上、高い高い空から――
    荒井 勇:「長谷部……ッ!?」
    "妖刀使い":極限まで息を殺した、殺意の塊が降ってくる。
    雁 継実:一瞬遅れて、剣の表面が緑にざわめく。 頭上!
    雁 継実:「しまっ…」
    加賀地 類:(……伏せろと、そう言うのか。やれやれ、ただ利用するのも悪い気になる奴だな……)
    加賀地 類:言われた通りに身体は動く。低く屈む。
    綾女亜紀:「危ないッ___!」その声に合わせるように鳥籠を真上に放り投げ、上代を押し倒す。
    上代由紀:「……!」
    二条伊吹:『こらーっ!?』
    長谷部飛龍:地上から伸び上がる長谷部の振り上げる棍が、紫電を纏う。
    GM:激突の刹那。
    "妖刀使い":荒井の拳を受け止めたときのように。白鞘を使い、棍による突きを弾きパリィ
    "妖刀使い":続く刀で、飛龍に一閃を見舞う。
    長谷部飛龍:「……チッ!」
    長谷部飛龍:外した突き、棍の先端から雷光が爆ぜ、妖刀使いと自分をまとめて吹き飛ばす。
    綾女亜紀:「長谷部様!」
    長谷部飛龍:宙から落下。地面に追突する。
    "妖刀使い":こちらも弾かれ地に落ちるが……類稀なる受け身をとり、ほぼ無傷での着地。
    "妖刀使い":そのまま、尋常ならざる素早さで姿を消す。
    綾女亜紀:(速い。打ち合いを視界の端でしか追えなかった)
    雁 継実:「ダメだ、あっちはもう探せる近さにいない…!」
    長谷部飛龍:「ッ痛ぇ……くそ、アイツ……本当は"二刀流"だったのか……!」
    長谷部飛龍:「俺とやってた時は遊んでたのか? それとも……」オーラが変わってから、ジャームが成長したのか。
    荒井 勇:「……引き際の判断も見事と来た。これも頭脳の冴えのひとつ、か。──それにしたってお前、嗅覚が鋭いのは見事だが……」
    荒井 勇:「律儀だな。……一足先逃げても、誰も文句は言わないだろうに」
    加賀地 類:「……君が先にやられたって、意味がないだろう……!」駆け寄る。
    長谷部飛龍:「うるっせぇ。俺にとっての『理想』の盤面は、アイツを倒したうえでさらにお前たちとも闘う事だ」
    長谷部飛龍:「……欲張ってこそのFHだろ、違うか?」
    加賀地 類:「その矜持は尊重するが、僕は今無所属でね……」
    綾女亜紀:「傷の具合はどうですか」垂直落下してきた鳥籠を爪先でキャッチし
    二条伊吹:『ぶぎゃ! ……あの武装に対しても、"もともとオーヴァードだった奴"にはある種の抵抗力がある』
    二条伊吹:『ほっといても死にはしないだろ。しばらく傷の痛みと情報中毒で苦しむかもしれんがな』
    綾女亜紀:「……との事ですが、しばらく休まれていた方が良さそうですね」
    長谷部飛龍:「チッ。……おい、共闘の約束はした時点で有効だろうな。それと貸しも一つだ」
    長谷部飛龍:「万全になったら勝負だからな」
    雁 継実:「…わかっています。 今は休んでいてください」
    荒井 勇:「嫌いじゃないよ、欲に正直な奴は。それに、貸し借りをきちっと覚えてる奴もな」
    加賀地 類:「ちゃっかりもしている」
    綾女亜紀:「そういう約束でしたね、失礼しました」そう言いながら、上代に乗っていた身体をどかす。華奢で、重さはほとんど感じさせない。
    綾女亜紀:「こちらも、女性に対して突然失礼しました」
    上代由紀:「……大丈夫よ、亜紀」
    上代由紀:「そうよね……私は……」守られる対象でしかないのか、とは口に出さない。
    綾女亜紀:「そうですか、なら良かった」そう言って立ちながら
    綾女亜紀:「あの敵を見た時の上代様の反応が、普段とは少々違ったように見えましたので、つい」
    綾女亜紀:「悪い癖ですね、正すように努力いたします」
    綾女亜紀:そう言って、白く細い手を差し出す。
    上代由紀:少し迷ってから、その手を取って立ち上がる。
    上代由紀:「……さっさと解決しましょう」
    綾女亜紀:「ええ、手早く終わらせてしまいましょう」
    加賀地 類:(我々が来てから、オーラが変わったという。実際にジャームは強力になっていた……)
    加賀地 類:(キーは、誰……あるいは、何なんだ?)
    加賀地 類:微かに浮かぶ違和感は、繋がりそうでまだ解けたままだ。

    GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
    雁 継実:加賀地 類  〇信頼 / 畏れ
    雁 継実:荒井 勇  〇信頼 / 警戒心
    荒井 勇:ロイスは雁くんに「■誠意/不安」、これで満杯!
    加賀地 類:ロイスはあと一枠なので保留で!
    荒井 勇:購入は強化素材!拳を鍛えます 《砂の加護》も使って……
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(61 → 64)
    荒井 勇:7dx+3>=15
    DoubleCross : (7DX10+3>=15) → 10[1,5,6,8,8,8,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

    加賀地 類:すごい
    荒井 勇:(エンチャント成功の音)
    加賀地 類:ではこちらは照準器
    加賀地 類:2dx+4>=15
    DoubleCross : (2DX10+4>=15) → 8[7,8]+4 → 12 → 失敗

    加賀地 類:財産点3点使用してショットガン(スラッグ)に装着!
    綾女亜紀:ロイスは上代様に 〇信頼/心配
    綾女亜紀:購入は強化素材で
    綾女亜紀:1dx>=15
    DoubleCross : (1DX10>=15) → 5[5] → 5 → 失敗

    綾女亜紀:むりでございます
    雁 継実:自販機の釣銭口にホローポイント弾が残ってないかチャレンジ
    雁 継実:3dx>=10
    DoubleCross : (3DX10>=10) → 3[2,2,3] → 3 → 失敗

    雁 継実:あるわけがない 以上!
    加賀地 類:加賀地類の財産を3減少(32 → 29)
    加賀地 類:あっ以上です
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  • ミドル4


    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Middle-04
    GM:◆◆◆◆◆

    GM:まだまだ続くよリサーチシーン。シーンプレイヤーは加賀地さん、他登場自由。
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(55 → 58)
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(52 → 54)
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(64 → 67)
    加賀地 類:逆にあがらねー
    GM:ジェネシフトとかはいつでもしていいからね
    加賀地 類:そろそろ考慮します!
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(62 → 65)
    GM:ではとりあえずいろんなチャートを決定していきます
    GM:暴走の結果チャート
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 9

    GM:被害者がジャーム化する
    GM:ずっとしてる
    加賀地 類:してる……
    荒井 勇:ジャムジャムしてる
    GM:長谷部がジャームになったりはしないのであんしんだ
    雁 継実:増える一方…!
    綾女亜紀:被害が…拡大している!
    加賀地 類:よかった
    加賀地 類:拡大がよかったわけではないです
    GM:イベントチャート
    GM:そろそろ本格的にグラサイの出番です
    GM:choice[ヒロイン,協力者]
    DoubleCross : (choice[ヒロイン,協力者]) → 協力者

    GM:出てこい二条伊吹ッ
    荒井 勇:二条サーン!
    加賀地 類:カー
    GM:協力者の追求チャート
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 8

    GM:協力者の親しい人がジャームの犠牲に
    加賀地 類:わー
    雁 継実:ナンチューコト
    綾女亜紀:かなしい
    GM:いろいろこじつけます
    荒井 勇:ヒエッ
    GM:じゃあ、張り切って情報収集しましょう
    GM:現在PPは5/10
    GM:難易度9で変わらず、レッツトライ!!
    加賀地 類:判定前にジェネシフトさせてくださいー
    GM:ええで
    加賀地 類:とりあえず1個で試し
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(58 → 66)
    加賀地 類:あがった
    加賀地 類:そして裏社会素振りします
    加賀地 類:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 8[2,3,8]+1 → 9 → 成功

    加賀地 類:ギリ~~
    荒井 勇:では自分は、コネと砂の加護で裏社会!
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(67 → 70)
    荒井 勇:9dx+1>=9
    DoubleCross : (9DX10+1>=9) → 10[1,1,4,5,7,8,9,10,10]+9[4,9]+1 → 20 → 成功

    荒井 勇:おっ
    加賀地 類:すごい!
    雁 継実:すごい!
    荒井 勇:ぴったり20!
    綾女亜紀:凄い!
    雁 継実:続きますね ミーミルの加護で情報:UGN!
    雁 継実:5dx+1>=9
    DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 8[2,4,5,6,8]+1 → 9 → 成功

    雁 継実:特に意味はないけれど成功!
    綾女亜紀:コネも使って判定
    綾女亜紀:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 5[2,2,5]+1 → 6 → 失敗

    GM:では、今回もPPは3かな
    荒井 勇:イエス!
    GM:それでは今回のプライズチャートを荒井さんに1d10していただきましょう!
    荒井 勇:うおーっ
    荒井 勇:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 4

    GM:ヒロインと強いつながりを持っているらしい
    荒井 勇:強い繋がりを感じる
    加賀地 類:つながり……
    GM:ポイント的に真相がここらでほぼ確定した気がしますが、まだワンチャンありますからね(なにがだ)
    雁 継実:チャンスなのかピンチなのかわからないワンチャンが
    GM:ではロールのほうに入っていきましょう
    綾女亜紀:はーい

    GM:某所 街中の公園

    GM:やたらと自信満々の二条伊吹の指示で、公園までやってきた君たち。
    GM:周囲に妖刀の姿は、いまのところ見当たらないが……
    二条伊吹:『カァー! 探せ探せ貴様たち! ここらにいるのはまちガァーいない!』
    雁 継実:「…信じていいんですね?」
    二条伊吹:『この事件が片付くまでは利用しあう関係だろう』
    綾女亜紀:「この事件の間は、信用して良いという事でしょうからね」
    加賀地 類:「今回はそんな話ばかりだな。まあ、やりやすいが……」
    荒井 勇:「いいんじゃないか。無償で手伝おう、なんて言い出すよりよっぽど信用できる。信頼するかどうかはまた別の話だが」
    荒井 勇:「だがまあ……それにしたって、あの刀に執着する奴が多すぎる。そんな気はするがな」
    雁 継実:言われて、被害に遭った人たちの亡骸を想う。 自分もその数に入るだろうか。
    二条伊吹:『まぁ、あの刀は相当なものだからな。寄って集るのも頷けよう』
    加賀地 類:「そもそも、君が先にあの刀のことを知っていたんだよな? やっぱり暴れていたところで知ったのかい」
    二条伊吹:『ガ。それはだな……』
    二条伊吹:『その……』
    二条伊吹:『"星生み"の。カゴを振り回したりするなよ』
    二条伊吹:『あの刀は、もともとはUGNの所有物でな』
    二条伊吹:『ゾディアックウェポンとして登録されるかどうかのところまで行ったところで、ジャーム化して手に負えなくなったという曰く付きの一品なのだ』
    綾女亜紀:放しやすいように目線の高さに鳥籠を上げる
    綾女亜紀:「ゾディアックウェポンとして……?」
    二条伊吹:『UGN内に12本しかないとは言うが、あれの内訳は当然時代によって変わる』
    二条伊吹:『戦闘での破損、出奔による散逸、他組織による強奪、他にも色々』
    二条伊吹:『あくまでも"その一瞬で組織内に12本"というのが、あの武器らだ』
    二条伊吹:『そこで我は考えた。スターアリズン現象を分析するのなら、ゾディアックウェポンになりえた武器があれば早いのでは? と』
    二条伊吹:『八方手を尽くして件の妖刀に目を付けてだな』
    綾女亜紀:「考えは理解できますが……それはとても危険な発想ですね」
    二条伊吹:『ごうだ……有効に再利用してやろうと企んだところで、別のセルとぶつかり合ってしまい……』
    二条伊吹:『で、そいつらに渡すくらいならもう一度UGNの管轄に戻した方がワンチャンある、ということで貴様らに声をかけたのだ』
    荒井 勇:「……このままあっちが持ちっぱなしだとどうなるかは、今まで見て来た通り、か」
    加賀地 類:「その立ち回り方はわからんでもないが……危険すぎたな」
    上代由紀:「そうか、だからあの武器、どこかで……」
    雁 継実:「見覚えが?」
    綾女亜紀:「上代さんの様子がおかしかったのはそれでですか」
    上代由紀:「記憶違いでなければね。……そして、私に限って記憶違いなんてありえないけど」
    上代由紀:「UGNの管理物だった、というのはおそらく本当ね」
    上代由紀:「だからまぁ……こんなやつだけど、信用には値する、というのは真みたい」
    上代由紀:鳥かごをつつきながら言う。
    荒井 勇:「ここで嘘八百を並べる理由もないわけだし、な。いいさ、背景については信じよう」
    雁 継実:「でも、一体この公園のどこに…」刀に意識を集中するが、やはりまだ反応はない。
    綾女亜紀:「どこに隠れていてもおかしくありません、気を付けていきましょう」
    二条伊吹:『カァーッカッカ! そこな二人、我がどうやって貴様らを探し当てたか忘れたカァー?』
    二条伊吹:『《ハンドリング》による物量作戦。さっき確かにここらまで妖刀を補足していたんだからお墨付きよ!』
    二条伊吹:『ほら、やつらが……』
    GM:上空に黒雲、いや、鴉の群れが漂ってくる。
    荒井 勇:「……昔の映画みたいだな、まるで」
    加賀地 類:「縁起でもないことを言うなあ」見上げる。
    GM:そして、君たちを見つけると……
    GM:ものすごい勢いで、降下を始める。
    二条伊吹:『……ん?』
    二条伊吹:『制御ができておらん? まさか……』
    二条伊吹:『妖刀のやつ、"鴉を斬った"のか!?』
    雁 継実:「…!?」
    荒井 勇:「──確か。例の刀に斬られた奴はジャーム化する、だったな?」
    二条伊吹:『人間ならオーヴァード化して耐えるかもだが、鴉ののーみそ程度で情報量は普通流しきれん』
    綾女亜紀:「つまりこれは……非常にまずいのでは?」
    二条伊吹:『十中八九ジャームだろうな。この肉体ボディの仲間もおったのだぞ!』
    二条伊吹:『罪なき鴉ちゃんをなー! よくもなー! カァー!!』
    荒井 勇:「仲間意識に燃えるのはいいがな、拙いぞこいつは……!」
    加賀地 類:(そもそも手先として使ったのは自分では……?)
    荒井 勇:「すまんが、先導は誰か頼む。足止めはするが、本業じゃあないからな!」
    綾女亜紀:「では私が、足止めのタイミングはお任せします」
    荒井 勇:小さく頷き、軽く足先でとん、と地面を叩く
    荒井 勇:如何な力の伝わり方か、その動作だけで、男の周囲に砂埃が舞い上がり──
    GM:「ギャ!?」「カァー!!」
    GM:砂埃に飛び込んだ鴉ジャームの群れが、目標を見失い膠着する。
    荒井 勇:「──今だ、行け!」
    荒井 勇:鴉たちが視界を取り戻しつつあるタイミングで、砂が変質。熱ではなく、激しい光を伴い燃焼する!
    GM:視界を潰され、地に落ち悶える鴉たち。
    綾女亜紀:「はい! 皆さん、こちらです」その声に合わせて、烏の鳥籠を頭上に抱えたまま走り出す
    綾女亜紀:この公園に来た時点で、万一のために逃走のためのルートは頭に入れてある
    雁 継実:ダッシュで続く。 空の敵が相手では分が悪い!
    加賀地 類:逃走しながらの射撃はさすがに厳しい。続いて走っていく。
    荒井 勇:「言い出すだけのことはある…!」
    荒井 勇:見事な手際に、勝算を示す口笛をひとつ鳴らして。4人と1羽に続き走る
    GM
    GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
    荒井 勇:ロイスは満杯!ホローポイント弾の購入を試みます、《砂の加護》込み!
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(70 → 73)
    加賀地 類:ロイスは保留かな……!
    荒井 勇:7dx+3>=10
    DoubleCross : (7DX10+3>=10) → 10[3,5,6,7,7,9,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

    加賀地 類:すごい
    綾女亜紀:保留!
    荒井 勇:やけに出目がいい!買えたので加賀地さんにプレゼント!
    綾女亜紀:強化素材《砂の加護》
    加賀地 類:ありがとうございますー! 覚えておかないと
    綾女亜紀:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 9[1,3,4,5,9] → 9 → 失敗

    綾女亜紀:ムリ!
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を3増加(65 → 68)
    雁 継実:ここは…強化素材!
    雁 継実:3dx>=15
    DoubleCross : (3DX10>=15) → 7[4,7,7] → 7 → 失敗

    雁 継実:ですよね!
    加賀地 類:強化素材は譲渡できないんですよね、どうしようかな
    加賀地 類:防具いる人ー
    荒井 勇:自分は購入済みなので大丈夫!
    雁 継実:うかつに生き残っちゃうとオバロが使えないかも…!
    加賀地 類:ああーそれがある
    綾女亜紀:私も大丈夫です
    加賀地 類:うーん、盾は命中が下がるし、そしたらブルゲか
    加賀地 類:あっもっかいジェネシフトしてもいいですか
    GM:あっ ええですよ
    加賀地 類:はーい、ちまちま調節します。1dで
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(66 → 73)
    加賀地 類:うむ
    加賀地 類:3dx+4>=20
    DoubleCross : (3DX10+4>=20) → 8[3,7,8]+4 → 12 → 失敗

    加賀地 類:では財産点8支払って買います
    荒井 勇:金が……あった!
    加賀地 類:積極的に欲しい人います?
    加賀地 類:綾女くんが持ってると最速になるけど
    雁 継実:入れ替わることを考えると…速い人用でしょうか?
    加賀地 類:あとは侵蝕上げたい人かな
    荒井 勇:自分は特に必要ではない、かな。侵蝕もいい感じに上がってますし
    綾女亜紀:私セットアップ埋まってるんですよねクライマックスは……
    加賀地 類:あっそうか!
    加賀地 類:じゃあ侵蝕低めの雁くんに渡すといいかな
    雁 継実:では頂きます!
    加賀地 類:どうぞー 以上です
    加賀地 類:加賀地類の財産を8減少(29 → 21)
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  • ミドル5


    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Middle-05
    GM:◆◆◆◆◆

    GM:おそらくラストのリサーチシーン! シーンプレイヤーは雁くん、他登場自由! 出る方は登場侵蝕をどうぞ!
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(68 → 71)
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(73 → 77)
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(73 → 83)
    加賀地 類:よしよし
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(54 → 57)
    荒井 勇:し、侵蝕格差が!
    雁 継実:低めだけどジェネるほどでもなさそう!
    GM:では諸々のチャートを振ります
    GM:暴走の結果チャート
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 4

    GM:新たな犠牲者! ランダムNPCチャートへ
    GM:無視します。決断的に。
    綾女亜紀:賢明
    荒井 勇:ナイス判断
    加賀地 類:カット!
    雁 継実:拾うタイミングがない!
    GM:イベントチャート
    GM:choice[ヒロイン,協力者]
    DoubleCross : (choice[ヒロイン,協力者]) → ヒロイン

    GM:ヒロインの挙動
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 10

    GM:返り討ちにあって重傷を負う
    加賀地 類:ウワーッ
    荒井 勇:長谷部に続いて!?
    雁 継実:ああー
    綾女亜紀:怪我人多数!
    GM:……よし、丁度いいな!(なんらか・算段)
    GM:ではここからは情報収集!
    GM:現在PPは8/10! ラストスパート!
    GM:難易度9でレッツトライ!
    綾女亜紀:振ります、コネ込みで
    荒井 勇:うおおー、ここはコネのみの素振りでいきます!
    加賀地 類:裏社会素振りで
    荒井 勇:6dx+1>=9
    DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 7[1,3,3,4,7,7]+1 → 8 → 失敗

    荒井 勇:グワーッ
    加賀地 類:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 9[5,6,9]+1 → 10 → 成功

    綾女亜紀:3dx>=9
    DoubleCross : (3DX10>=9) → 8[2,7,8] → 8 → 失敗

    加賀地 類:うし
    綾女亜紀:しっぱい!
    雁 継実:ミーミルの覚書を使用! <情報:UGN>!
    綾女亜紀:【β=Zavijava】《砂の加護》+4個
    加賀地 類:あっでも
    加賀地 類:もう成功はしてるけど大丈夫ですか
    綾女亜紀:雁くんへと!
    加賀地 類:侵蝕上げたいやつか
    綾女亜紀:侵蝕上げるのが目的なので……
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を3増加(71 → 74)
    雁 継実:そういうことなら!
    雁 継実:9dx+1>=9
    DoubleCross : (9DX10+1>=9) → 8[1,2,4,4,5,6,6,8,8]+1 → 9 → 成功

    雁 継実:さっきからジャストが多くないですか!?
    加賀地 類:なんか出目がね
    GM:だがPPは2溜まって、プライズ満了! 次がクライマックスだ!
    加賀地 類:うおー
    GM:最後のプライズチャート1d10を加賀地さんお願いします
    加賀地 類:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 4

    荒井 勇:イエーッ!
    GM:ヒロインと強いつながりを持っている
    加賀地 類:wwwwww
    GM:めちゃめちゃ強い
    加賀地 類:しってる!!
    荒井 勇:繋がり強すぎない?????
    綾女亜紀:強固
    雁 継実:一貫している
    荒井 勇:見たことあるどころじゃないよこれ
    GM:では、ロールに移っていきましょう

    GM:某所 市街地

    雁 継実:「…こっちです!」緑色をにじませる剣を前に向け、探知を強める。
    雁 継実:「さっきまでより反応が強くなってます。 逃げるのをやめたみたいな…」
    加賀地 類:「君のその剣も、相当な物みたいだな……」言いながら従う。
    雁 継実:「…居た!」姿を現した人影に剣を突き付ける!
    荒井 勇:「首尾よく追い詰めた……のなら、いいんだが」
    "妖刀使い":今までの機敏な動きでの逃走が嘘のように、静かに佇む人影。
    "妖刀使い":「……」元々運動を予期しているものではない。身にまとうスーツはあちこちが擦り切れている。
    "妖刀使い":言葉もなく、ゆらりと。刀と鞘を両手に持つ、独特の構え。
    綾女亜紀:「流石です、雁様。 あちらは戦う気に満ちていらっしゃるようですね」
    荒井 勇:「……あれが、長谷部の言う二刀のカラクリか?そりゃまあ、普通鞘で殴るとは思わんだろうが……」
    加賀地 類:「合理的ではあるな。それだけの腕があれば、だが……あるからなあ……」
    綾女亜紀:「ええ、クレバーな用法ですね」
    雁 継実:「でもこの人数で掛かれば…!」
    "妖刀使い":戦いを前にして、空気が、レネゲイドが張り詰める。
    "妖刀使い":「……!」そして、敵が動く。異常な速度。ノイマンだけでなく、ハヌマーンも発症しているのだろう。
    荒井 勇:「当たり前だが、口上も無しとはな……!」
    荒井 勇:迎え撃つように踏み込み、小爆発で加速した蹴撃を放つ──が、捉えきれない!
    "妖刀使い":掠りはしている。おそらく、まともに打ち合っていたならば、痛み分けは起こったであろう。
    "妖刀使い":しかし、"妖刀使い"は――何かを果たさんとしているのか、君には目もくれずに陣の奥へと走り抜けようとした。
    "妖刀使い":そのことがこの結果を生んだ。
    加賀地 類:「……しまった」構えてはいたが、それは打ち合いに備えてだ。
    加賀地 類:速やかに銃口を少し下げ、疾走の足元に弾丸を放つ。
    加賀地 類:他の面々がいる以上、まずは足止めをすべきだと考えたのだが……。
    "妖刀使い":進路を90度曲げて、真横に体を倒すことでの回避。
    "妖刀使い":勢いは死んでいないが、進行方向は変わる。一瞬の停滞。
    雁 継実:「…やああっ!!」 長さ十数メートルほどの木の枝が、横からしなるように襲い掛かる。
    雁 継実:いや、枝ではない。 剣先は鈍く緑も生い茂ったまま、しかし木剣がその長さまで伸びている!
    "妖刀使い":降りかかる樹木の鞭を、鞘を地に突き立てるようにして防ぐ……が、
    "妖刀使い":技術ではどうにもならない物量差を前に、鞘がはるか上空まで跳ね上げられる。
    "妖刀使い":妖刀使いの体も、跳ね上げられるように空へ。
    綾女亜紀:「お見事でございます」そう言って、右手に黄金色の砂を纏い。
    綾女亜紀:「それでは、こちらも」収束した砂が、撃ち出されるたびに拡散し
    綾女亜紀:妖刀使いの身体を捉え、打ち付ける。
    綾女亜紀:「空中では衝撃の逃げ場が無いと存じますが、如何でしょうか」腰に吊り下げていた鳥籠を太腿で小突き
    綾女亜紀:(今のうちに、刀を____)
    二条伊吹:『見事だ! やったカァー!?』
    "妖刀使い":……確かに、使い手は討ち取られた。
    "妖刀使い":しかし。見ればその手には、すでに刀はなく。
    上代由紀:「う……あ……」君たちの陣の最後方にいた上代由紀に、深々と突き刺さっている。
    綾女亜紀:「____!?」
    綾女亜紀:はじめて見せる、心からの驚愕
    荒井 勇:「しまっ……!?」
    綾女亜紀:「上代様……!」急ぎ駆け出し、刀を引き抜こうと手をかけようとする
    加賀地 類:「……まずいな」
    上代由紀:その動きを待つまでもなく。自らの手をもって、突き刺さった刀を引き抜く。
    上代由紀:そのまま、一度二度と空を斬って血振りをし。
    雁 継実:「…上代さん!?」様子がおかしい。
    上代由紀:くるくると空から落ちてきた鞘を、流れるようにもう片手に収める。
    綾女亜紀:「まさか、乗っ取られて……!?」
    上代由紀:『「……馴染む。よく馴染む」』
    上代由紀:『「選ばれなかった無念が、私たちを引き合わせた」』
    上代由紀:声が二重になって聞こえる。
    綾女亜紀:「会話まで……」
    加賀地 類:その声を遮るように、ダン!と重たい破裂音が響く。
    加賀地 類:今度は躊躇わず、真っ直ぐに額目掛けて発砲した。
    上代由紀:首をかしげるようにして、最低限の動きでその弾丸を見切り、躱す。
    加賀地 類:「……チッ」舌打ち。
    上代由紀:『「この器ならば。前よりももっと速く、もっと上手く動ける。斬れる」』
    上代由紀:『「私は、私たちは、選ばなかった世界に復讐する」』
    上代由紀:『「選ばれしものよ、知るがいい。私たちの憎悪を!!」』
    加賀地 類:「……彼女らの言う通りだな。動きがまるで違う」
    荒井 勇:「……ああ、ああ。そいつは動機としちゃ満点だ。正当とすら言っていいだろうよ。だがな──」
    荒井 勇:「その口でこいつらに語るのは、零点だ」
    雁 継実:風で土埃が晴れた先から近づく足音。 パーカーのフードを被り、その表情は窺い知れない。
    雁 継実:手に握るのは、野太刀ほどの枝。
    雁 継実:「選ばれなかった人の気持ちなんてわからない。だけど」
    雁 継実:「選べないまま、ただ選ばれる気持ちも、おまえにはわからない」
    雁 継実:正眼に構える。
    雁 継実:「…上代さんを放せ」
    綾女亜紀:「二条様」
    綾女亜紀:「あの刀を無理やり引きはがした場合、本人の意識はどうなりますか?」
    二条伊吹:『カァー。曖昧な部分にはなるが』
    二条伊吹:『とりあえず刀を砕けば凶行は止まる。そこからヒトとして留まれるかどうかは』
    二条伊吹:『本人の意思の問題だ』
    綾女亜紀:「ありがとうございます。つまり、叩いて叩いてバラバラにしてしまえば良いのですね」
    二条伊吹:『ただ、試すなら早いうちだ。長引けば長引くほど、分が悪くなる』
    二条伊吹:『躊躇うなよ?』
    綾女亜紀:「知っているでしょう、私に躊躇ソレは許可されていません」
    綾女亜紀:「そういうわけですので、一応警告しておきます」鳥籠を地面に置き
    綾女亜紀:「上代様を解放しなさい、そうすればへし折るだけで済ませておきます」帽子をかぶり直しながら、聞いたこともないような冷徹な声で告げる
    上代由紀:『「断る。今日こそ私たちは、"本物"を超える――!」』
    綾女亜紀:「その視線、まるで私自身が本物になったような気分になりますが」
    綾女亜紀:「いいでしょう、今宵ばかりは"本物"として相手をいたしましょう」
    綾女亜紀:スッと手を前に突き出すと、星屑のように輝く欠片たちが亜紀の前に集っていく。
    綾女亜紀:「来てください上代さん、私は此処で瞬いて在ります」
    GM:星を墜とさんと刃を向ける。身を刺すようなレネゲイド圧が周囲に満ちていく――!

    GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。次がクライマックス!
    荒井 勇:ロイスは……保留!購入はブルーゲイルを狙います、加賀地さんの行動順入れ替えはシナリオ1回なので
    荒井 勇:4dx+3>=20
    DoubleCross : (4DX10+3>=20) → 8[1,3,6,8]+3 → 11 → 失敗

    荒井 勇:届かず、以上!
    加賀地 類:こちらもロイス保留ー
    綾女亜紀:ロイスは保留として、購入は私もブルーゲイルで
    綾女亜紀:1dx>=20
    DoubleCross : (1DX10>=20) → 4[4] → 4 → 失敗

    綾女亜紀:ムリー
    綾女亜紀:以上でございます
    雁 継実:ロイスはいっぱいなので調達を。 ホローポイント弾
    雁 継実:3dx>=10
    DoubleCross : (3DX10>=10) → 9[8,9,9] → 9 → 失敗

    雁 継実:財産1入れて購入、加賀地さんにパスします!
    加賀地 類:あっありがとうございます。二発目!
    加賀地 類:じゃあブルーゲイルいきましょうか
    加賀地 類:2dx+4>=20
    DoubleCross : (2DX10+4>=20) → 9[2,9]+4 → 13 → 失敗

    加賀地 類:んーーーー
    加賀地 類:マネーパワー二発分念のため取っとくのとどっちが優先かな
    荒井 勇:取っておいていいと…おもう!
    加賀地 類:オッケー! では失敗とします。以上!
    綾女亜紀:一応念のためジェネシフトしておきます
    綾女亜紀:74+1d10
    DoubleCross : (74+1D10) → 74+9[9] → 83

    綾女亜紀:以上で!
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  • クライマックス


    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Climax
    GM:◆◆◆◆◆

    GM:全員登場! 登場侵蝕をお願いします。
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(74 → 83)
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(77 → 80)
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(57 → 64)
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(83 → 93)
    加賀地 類:あっここで落ち着いた
    加賀地 類:あっ綾女くんさっきの分上がってないかも
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を9増加(83 → 92)
    綾女亜紀:ほんとだ
    GM:アナウンスだけしたら衝動判定して即座にバトルです。

    GM:・事件の真相:強い繋がり→ヒロインの正体はジャームである
    GM:・Eロイス《ファイトクラブ》が追加セットされました。解除条件は「上代由紀の戦闘不能」です。
    GM:アナウンス以上! 衝動判定、難易度は〈意思〉で9!!
    加賀地 類:うーん、ジェネシフトしてもいいでしょうか
    GM:それはねぇ
    GM:いいよ!!
    加賀地 類:ありがとーーー!!
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(80 → 81)
    加賀地 類:君さあ
    雁 継実:にゃんと
    荒井 勇:ダイスくんさあ
    荒井 勇:自分はこのまま衝動判定!
    荒井 勇:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 10[5,9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を2D10(→ 16)増加(64 → 80)
    荒井 勇:ヨシ!
    綾女亜紀:2dx>=9
    DoubleCross : (2DX10>=9) → 1[1,1] → 0 (ファンブル) → 失敗

    綾女亜紀:はい
    荒井 勇:2d10+93
    DoubleCross : (2D10+93) → 11[6,5]+93 → 104

    荒井 勇:グワーッ
    綾女亜紀:2d10+92
    DoubleCross : (2D10+92) → 14[4,10]+92 → 106

    加賀地 類:3dx>=9
    DoubleCross : (3DX10>=9) → 7[4,5,7] → 7 → 失敗

    加賀地 類:うわー
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を2D10(→ 10)増加(81 → 91)
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を14増加(92 → 106)
    加賀地 類:ぬんぬん
    雁 継実:2dx+1>=9
    DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 9[7,9]+1 → 10 → 成功

    雁 継実:あっ妖精の手が一つ浮いたわ

    GM:エンゲージ!
    GM:(PC達)-5m-(上代)
    GM:▼ラウンド1
    GM:セットアップ!
    GM:エネミーあります。
    上代由紀:《ヴァイタルアップ》Lv2。
    荒井 勇:自分は無し!
    上代由紀:HPの現在値に+[現在侵蝕率-100]。最大を超えても良い。
    上代由紀:本来、侵蝕が追加で上昇するんですが、面倒なのでエネミーのぶんは計算しません。
    雁 継実:ブルゲは温存します!
    雁 継実:セットアップ無し!
    加賀地 類:コンボ『ミリオンダラー』エンブレム『マネーパワー』を使用してラウンド間の攻撃力を上げます。
    加賀地 類:財産点を10点消費して攻撃力10上昇、行動値-5して0になります。
    加賀地 類:加賀地類の財産を10減少(21 → 11)
    綾女亜紀:《原初の白:限界突破》
    綾女亜紀:《砂の加護》を指定して2回使用可能に
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を5増加(106 → 111)
    雁 継実:先輩が大変だ…守らなきゃ
    綾女亜紀:ありがたい……

    GM:ではイニシアチブ!
    GM:なんにもなければ15の上代さんが動く!
    加賀地 類:あっ挟めるなら……動きたいです!
    GM:挟むんなら……どうぞだぜ!
    加賀地 類:コンボ『ベルベット・キス』エンブレム『舞台は踊る』を使用してシーン内のキャラの行動値を入れ替えます。
    加賀地 類:上代さんの15と自分の0を入れ替え、他はそのままでいきます
    GM:わーっ ぐるんぐるん
    GM:というわけで入れ替わりました
    GM:イニシアチブ最速は15の加賀地さんに! 行動どうぞ!
    加賀地 類:うおー
    加賀地 類:マイナーでジェネシフト2d10します!
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を2D10(→ 3)増加(91 → 94)
    加賀地 類:???
    荒井 勇:ダイスくん!?
    加賀地 類:笑ってくれ
    加賀地 類:気を取り直しまして
    加賀地 類:メジャー、『コープス・リバイバー』《氷神の悲しみ》《コンセントレイト:サラマンダー》
    加賀地 類:ショットガン(スラッグ)を使用した射撃攻撃で対象は上代さん。侵蝕5上昇。HP3消費。
    加賀地 類:インフェルノ抜きだチクショー!
    加賀地 類:命中判定いきます
    加賀地 類:9dx7+4
    DoubleCross : (9DX7+4) → 10[7,7,7,7,8,9,10,10,10]+10[1,4,5,6,6,6,8,8,10]+10[4,8,10]+10[9,10]+5[4,5]+4 → 49

    加賀地 類:すごいな
    GM:メチャ・跳ねてる
    GM:だが上代さんはなんかノイマンなのに超肉体派になってるので
    GM:ドッジ!
    上代由紀:14dx>=49
    DoubleCross : (14DX10>=49) → 10[3,3,3,5,5,6,6,7,7,8,9,9,9,10]+5[5] → 15 → 失敗

    加賀地 類:回ってる こわ
    GM:だが避けられない ダメージどうぞ
    加賀地 類:5d10+5+10
    DoubleCross : (5D10+5+10) → 29[8,6,1,7,7]+5+10 → 44

    加賀地 類:まあまあー
    加賀地 類:あ、装甲ガード有効です
    GM:謎の装甲で5点引きまして
    GM:39点貰います
    上代由紀:上代由紀のHPを39減少(0 → -39)
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を5増加(94 → 99)
    加賀地 類:あっまだリザれる……
    GM:あ、氷神の悲しみのHPロスもあるのでは?
    加賀地 類:あっ失礼!
    加賀地 類:加賀地類のHPを3減少(27 → 24)
    加賀地 類:以上です
    GM:演出の時間!
    加賀地 類:装填する弾を替えている余裕はなかった。そのままの装備で事を進めるしかない。
    加賀地 類:「……大体そういうものだな。計画っていうのは、いつも土壇場で上手くいかない」
    加賀地 類:「だが、僕の銃声が合図だ。彼女が動く前に、どうにか止めてみよう」
    加賀地 類:狙いを定め、引き金に指をかける。
    加賀地 類:(……選ばれた者なんて、そうはいないさ。大体、そう思い上がったところで足を踏み外す)
    加賀地 類:(君は、そうなる前に止められればいいと思うよ。もう、そういうのはあまり見たくはないからね)
    加賀地 類:ダン、と重たい音が、ずっと素早いはずの相手の死角から、足元を狙って。
    加賀地 類:銃弾が打ち出される。
    上代由紀:『「……!!」』最速の剣をもって機先を制す。その目論見が挫かれ、傷を負う。
    上代由紀:この場合、重大なのは傷の大小よりも、意思を裏切られたことだ。
    上代由紀:それは敵に動く隙を与える。ことによっては、致命的なほどに。

    GM:続いてイニシアチブ8、綾女さん!
    綾女亜紀:はーい、マイナーで戦闘移動して上代さんとエンゲージ
    綾女亜紀:オートでゾディアックウェポンを引き抜き、メジャー
    綾女亜紀:【γ=Porrima】《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:電光石火》
    綾女亜紀:判定行きます
    綾女亜紀:13dx7-1
    DoubleCross : (13DX7-1) → 10[1,2,3,3,4,5,5,7,7,7,7,8,10]+10[2,3,7,8,9,9]+10[2,3,5,8]+10[10]+3[3]-1 → 42

    GM:また回ったなぁ
    上代由紀:ドッジ!
    上代由紀:14dx>=42
    DoubleCross : (14DX10>=42) → 9[1,1,1,2,2,3,3,3,4,6,7,8,8,9] → 9 → 失敗

    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を8増加(111 → 119)
    綾女亜紀:では、ダメージ
    綾女亜紀:6d10+11
    DoubleCross : (6D10+11) → 30[6,2,3,4,9,6]+11 → 41

    GM:謎の装甲で5点弾き、36点貰います
    上代由紀:上代由紀のHPを36減少(-39 → -75)
    GM:演出!

    綾女亜紀:指先をトンと眼前に向けると
    綾女亜紀:光の欠片たちが集い、結び合い、星座をとなる。
    綾女亜紀:「遥かに巡る宇宙ソラの果て、煌めく欠片よ今ここに」
    綾女亜紀:結び合った星たちの中心から、鋭い柄頭が飛び出してくる。
    綾女亜紀:それに手を突き入れ、引き抜くと
    綾女亜紀:曲線の刃を持った大剣……ゾディアックウェポンが姿を現す
    綾女亜紀:「ここからが見せ場、やって見せましょう」クイと刃を振り絞り
    綾女亜紀:跳躍、肉体の限界を超えた速さで上代との距離を詰める
    綾女亜紀:彼女の感情が分からないわけではない、しかし、だからこそ
    綾女亜紀:「___そんなものに頼るほど、弱い人では無いでしょう、あなたは!」
    綾女亜紀:閃き、一閃
    綾女亜紀:体の捻る勢いを乗せた大剣の一撃が、なりそこないの刀とぶつかり合い
    綾女亜紀:鉄と鉄がぶつかり合う音と一緒に、ハープのような甲高い音が響く。
    上代由紀:『「……あああああ!!」』
    上代由紀:焦がれたものに、手が届きそうでいまだ届いていないという事実を否定するように。
    上代由紀:怨嗟の絶叫をもって、音を搔き消すように吠える。
    上代由紀:地に跡を残し、後ずさる。しかし、膝はまだ折れていない。

    GM:イニシアチブ5、荒井さんか雁くんのどちらか!
    綾女亜紀:1d10 電光石火の反動
    DoubleCross : (1D10) → 1

    綾女亜紀:HP27に
    雁 継実:では私から!
    雁 継実:マイナーで聖剣の王者の効果を使用。このメインプロセスのC値を-2
    雁 継実:メジャーで《オーバーロード》からの《伸縮腕》《コンセントレイト:エグザイル》!
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を3増加(80 → 83)
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を4増加(83 → 87)
    綾女亜紀:【α=Spica】《砂の加護》+《砂塵霊》
    綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を6増加(119 → 125)
    雁 継実:うおお ありがとうございます
    綾女亜紀:ダイス+6個 攻撃力+32です
    雁 継実:9dx5+2
    DoubleCross : (9DX5+2) → 10[1,1,2,3,4,5,6,6,6]+10[1,8,9,9]+10[3,9,10]+10[9,10]+10[3,9]+10[5]+4[4]+2 → 66

    雁 継実:これなら妖精の手は必要ないかな!
    雁 継実:34+32+7d10 ダメージ
    DoubleCross : (34+32+7D10) → 34+32+41[2,6,6,8,4,7,8] → 107

    雁 継実:えっ
    上代由紀:一応ドッジはするぞ!
    上代由紀:14dx>=66
    DoubleCross : (14DX10>=66) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,7,7,7,8,8,10]+6[6] → 16 → 失敗

    上代由紀:まぁ避けられないんだけど……
    雁 継実:メインプロセス終了時、エピックの武器破壊防止効果を消費します
    上代由紀:上代由紀のHPを102減少(-75 → -177)
    GM:演出どうぞ!

    雁 継実:剣が膨れ上がる。街も人も何もかも、理不尽なものぜんぶ気にせず荒れ狂えと語りかける。
    雁 継実:その声を口の中の鉄の味と一緒に飲み込んで、呼吸を整える。 おもむろに剣を振り上げ…そのまま途中で片足を踏み込み、捻りを入れて突く。
    雁 継実:剣の持ち手に向かって童話の豆の蔦のように伸びる樹剣。 あっさりと受けられる。それでいい。さらに深く、深く、深く。
    雁 継実:伸びる、伸びる。 剣先がブロック塀を割って跳ね返り、ゴミ捨て場の籠をひっくり返し、踊り狂う発条の如く街角を暴れ回る。
    雁 継実:鍔迫り合いの形で押し付けた刀身が擦過し、擦過し、擦過し
    雁 継実:…荒れ狂う剣先が、龍の顎門めいて枝を吹く。 頭上から、魔剣を呑み込むように喰らいつく!
    雁 継実:「行…けええええええええッ!!」
    綾女亜紀:「押し込み……ましょう!」
    綾女亜紀:触れたその剣先を、星のごとく輝く金色の棘が装飾する
    綾女亜紀:雁が繰り出す一撃の直前に、自然な形で援護を差し込む
    雁 継実:割けた樹皮から、星の眼光が覗く。 顎が星雲の輝きを息吹く。
    雁 継実:剣と剣が競り合い、星へ延ばされた手とそれを灼く烈日がせめぎ合う!
    上代由紀:『「う ぐ あ っ……!!」』
    上代由紀:また別の選ばれし武器に……否、どんなものであろうと、正しく扱う使い手に。寄り添う絆の姿に。
    上代由紀:圧倒される。吹き飛ばされる!
    上代由紀:――だが。
    上代由紀:『「ま、だ、だっ……!」』
    上代由紀:追い詰められてこそ、眩く輝くものもある。それは、己を焼かんばかりに。
    雁 継実:「…これでも、届かないのか…!?」

    GM:イニシアチブ5! ですが!!
    荒井 勇:おっ
    上代由紀:《加速する刻》
    上代由紀:動きます。
    上代由紀:メインプロセス。
    上代由紀:マイナー無しの、メジャー。
    上代由紀:▼双撃=「日本刀」+「日本刀」+《C:ノイマン》Lv3+《コンバットシステム》Lv3+《マルチウェポン》Lv5+《急所狙い》Lv5+《獅子奮迅》Lv3
    上代由紀:さらに+《神速の鼓動》Lv2!
    上代由紀:対象:シーン(選択)、射程:視界の白兵攻撃。
    GM:命中判定!
    上代由紀:17dx7+4 命中
    DoubleCross : (17DX7+4) → 10[1,3,4,5,5,6,6,6,6,6,7,7,8,8,8,9,9]+10[1,1,4,4,4,6,8]+6[6]+4 → 30

    GM:リアクションどうぞ。
    綾女亜紀:暴走回避不能
    加賀地 類:暴走中です。リア不!
    荒井 勇:ワンチャン、ドッジを試みます!
    荒井 勇:7dx+1
    DoubleCross : (7DX10+1) → 10[1,1,2,3,4,5,10]+2[2]+1 → 13

    荒井 勇:あっ回ったけど駄目!
    加賀地 類:回ったけど!
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を2増加(87 → 89)
    雁 継実:《崩れずの群れ》! 荒井さんをカバーします!
    荒井 勇:ありがたい!
    GM:ではダメージ出すぞよ!
    上代由紀:4d10+20 ダメージ
    DoubleCross : (4D10+20) → 23[1,10,10,2]+20 → 43

    上代由紀:ダメージダイスの出目が極端
    綾女亜紀:無理です、ダウン
    上代由紀:結果平均、装甲ガード有効!
    加賀地 類:倒れてリザレクトします
    加賀地 類:加賀地類の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(99 → 103)
    加賀地 類:よしよし
    雁 継実:7軽減してから2倍、72点! 死ぬので《リザレクト》します!
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(89 → 93)
    綾女亜紀:UGNへのロイスをタイタスにしてHP13で復帰
    雁 継実:HP4です!
    GM:演出!

    上代由紀:裂帛の気合、先ほどの一瞬までは見えていたそれが、突如として消え失せる。
    上代由紀:刀と鞘を上段と下段にそれぞれ構える。それは、一切の音を立てぬほど静かに。
    上代由紀:呼吸が一つ。
    上代由紀:始まり、息を吸い、息を吐き、終わる。
    上代由紀:その間、八合。
    上代由紀:視認できぬほどの高速、そしてその移動の中での超人的な制御による斬撃と打撃。
    上代由紀:痛みすら遅れてやってくるほどに研ぎ澄まされた連撃が終わり、君たちの胸に血の華が咲く。
    加賀地 類:その刹那、見ていたのは使い手ではなく、刀だった。
    加賀地 類:(……昔。僕もそうだったかな。誰にも選ばれない人間として血を這いずり回って)痛みが、遅れてやってくる。
    加賀地 類:(ようやく手に入れた力に溺れかけて)彼にとってそれは、銃の形をしていたのだが。
    加賀地 類:(だから、わかる。だから、止めないとならない。それは……あまりに危険なんだよ)
    加賀地 類:同じような仲間が、何人も溺れて死んでいったのを、自分は見ている。
    加賀地 類:ロイスを取得します。妖刀に懐旧/〇脅威
    加賀地 類:「君だってわかっているはずだろう。こんなことがしたいわけじゃないと!」
    雁 継実:最初のひと呼吸で切り払われていた樹龍を、そのまま無我夢中で振り回していた。 この一太刀は、何かを守れたのだろうか。
    荒井 勇:目では捉えられず、かろうじて気配を感じたのみの斬撃。己が身を断つであろうそれを阻んだのは、壁とも呼べぬ茂みのような木々
    荒井 勇:しかし──
    荒井 勇:「──大した業物だ」
    荒井 勇:木剣──大陸では時に魔除けの意味を持つというそれを、そしてそれを振るう少年を、短い言葉で称賛する
    綾女亜紀:「くっ……」攻撃の端しか視界では捉える事はできない
    綾女亜紀:さらに体内で渦巻く衝動が、動きを鈍らせる
    綾女亜紀:それでも回避しなければ、と、焦りがある
    綾女亜紀:彼女が自分をどう思っているかは知らないが、それでも
    綾女亜紀:この手に握った大剣の使い手として、できなければいけないだろう……期待には、応えなければ
    綾女亜紀:そんな感情とは裏腹に、動きはどんどんと鈍くなり、刃によって肉体を切り刻まれる
    綾女亜紀:「無様なものですね……しかし」金色の砂が体を覆い、傷口を塞いでいく
    綾女亜紀:「それでも、立たねばならないのでしょう、私は」
    上代由紀:『「……まだ、立つか……!」』

    GM:時間の流れが本来に戻り、イニシアチブ5、荒井さんの手番!
    荒井 勇:うおー マイナーで戦闘移動、前方エンゲージへ合流!
    荒井 勇:メジャーアクションは白兵攻撃!組み合わせは……
    荒井 勇:■撃槍・破狼《コンセントレイト/炎の刃》 ここに《砂の加護》でダイス+5個!
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を3増加(104 → 107)
    荒井 勇:判定前にDロイス、伝承者:白兵の効果でクリティカルを1低下!
    荒井 勇:12dx6+4
    DoubleCross : (12DX6+4) → 10[1,1,4,4,6,7,7,8,9,10,10,10]+10[2,3,3,4,5,6,7,8]+10[1,2,8]+2[2]+4 → 36

    雁 継実:《妖精の手》!
    雁 継実:雁 継実の侵蝕率を4増加(93 → 97)
    雁 継実:その2は…10です!
    荒井 勇:ありがたい!では再び回って……!
    荒井 勇:1dx6+4+40
    DoubleCross : (1DX6+44) → 3[3]+44 → 47

    荒井 勇:うぬーッ 達成値47!
    上代由紀:ドッジだ!
    上代由紀:14dx>=47
    DoubleCross : (14DX10>=47) → 10[1,1,3,3,3,4,4,5,6,7,7,8,8,10]+2[2] → 12 → 失敗

    上代由紀:ダメだなぁ
    上代由紀:ダメージどうぞ!
    荒井 勇:まーたきっちり回して……!
    荒井 勇:5d10+10
    DoubleCross : (5D10+10) → 27[9,6,1,5,6]+10 → 37

    荒井 勇:あっ そしてトラックスーツのダイス1個を忘れていたわね……攻撃力も強化素材があるから+1で38だわ
    荒井 勇:振ってしまったのでダイスはこのままで、ダメージは38に!
    荒井 勇:荒井 勇の侵蝕率を4増加(107 → 111)
    GM:……その強化素材、お見事だな……
    GM:装甲で5点弾いて、33点食らって。
    上代由紀:上代由紀のHPを33減少(-177 → -210)
    荒井 勇:強化素材ーッ!!
    GM:ジャストキル! 復活無し!
    加賀地 類:うおーーーー
    荒井 勇:いえーッ!!
    雁 継実:ワオワオワオワオワ!
    綾女亜紀:やったー!
    GM:フィニッシュハー! 最後の演出どうぞ!

    荒井 勇:──斬撃を受け止めた樹の盾が崩れ落ちるよりも早く。その中から飛び出してくるものがある
    荒井 勇:起こした爆発を自ら受け、自分自身を弾丸と化したような真横一文字の蹴撃とびげりが、妖刀使いと化したチルドレンへ飛来!
    上代由紀:鞘でのパリィを決行すべく、構えて受ける。後は軸を外すだけ……だが。
    荒井 勇:断続的に起こる爆発が、それによって押し込まれ続ける圧力が、それを許さない
    荒井 勇:「──お前らとお嬢さんの恨みは、同じものかもしれん。だから俺は正当だと言った。だが──」
    荒井 勇:「その恨みは、お前たちのものじゃあない。お嬢さん自身で抱え込むなり、晴らすなりすりゃあいい」
    荒井 勇錬成そうてんした火薬は燃え尽きて、受ける鞘にかかる圧力が減じる
    上代由紀:その隙を逃すまいと、鞘の後ろに刀を当てる。
    上代由紀:十字に構え、押し返し、返す刀で致命の斬撃を与えるべく。
    荒井 勇:──そこへ、更にカウンターを返すように。男の背後で、再び爆発の連鎖が再開する
    荒井 勇:火薬とはつまり、可燃物と酸化剤を混合して生じるもの。縁もゆかりもないものより、原料を元に錬成する方が遥かに容易だ
    荒井 勇:そして──男の背後には、斬られ、燃やされ、焼け焦げた樹──木炭が大量にある
    荒井 勇:つまり──
    荒井 勇:「悪いが、返してもらうぞ、その恨み」
    荒井 勇:一度受けたが最後。得物を蹴り砕くまで、この脚が止まることはない
    上代由紀:まず最初に、鞘に限界が来る。
    上代由紀:衝撃でひびが入り、脆くなった場所から炭化し、そこからさらに亀裂が広がり砕ける。
    上代由紀:次に刃だ。
    上代由紀:衝撃と熱で一瞬鈍らと化した刃に、蹴りが突き込まれて剝がせない。
    上代由紀:溶け、爆ぜ、刃が砕ける!!
    "妖刀":『あぁぁぁぁぁ!!』
    上代由紀:「……くあっ……!」勢いそのまま、刃を振るっていた身も弾き飛ばされる。
    上代由紀:意識を失い、倒れる。
    GM:……刀の方も、繰り手を失い、沈黙し。これ以上動くことはない。
    二条伊吹:『……うむ! 今度こそ、やったな!!』
    綾女亜紀:「お見事です、荒井様。」
    綾女亜紀:倒れた上代を受け止め、思わず称賛の言葉が出てしまう
    綾女亜紀:荒井 勇 〇尊敬/劣等感
    雁 継実:「お、終わったのか…?」
    綾女亜紀:それほどに、洗練された一撃だった
    雁 継実:へな、とその場に崩れる。 初陣の精神的疲弊だ。
    加賀地 類:「……あそこで止めてもらえて、助かったよ」
    加賀地 類:「僕らのためにも、彼女のためにも」
    荒井 勇:「月並みだが、俺一人じゃあ出来なかったさ。──長引けば、殺す以外に方法はなかっただろう」
    荒井 勇:「それに、だ。綾女、お前、気付いてるか?大変なのはこれからだ、ってことに」
    荒井 勇:「……女の恨みは、怖いぞ」
    綾女亜紀:「ええ、そうですね……あらためて、上代様と向き合うべき時が来たように感じます」
    綾女亜紀:気絶している彼女の髪の毛を整えながら、苦笑を返す。
    綾女亜紀:「ソレも含めて、剣に選ばれた者の責任と思う事にします」
    加賀地 類:「どうか溺れないように……まあ、君なら大丈夫かな」軽く肩をすくめて武器を片付ける。
    綾女亜紀:「社会経験の少ない身ではありますが……その信頼には、応えていきたいものですね」

    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Backtrack
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:どきどき☆バックトラック!!
    GM:今回のEロイスは3つ!
    GM:《ファイトクラブ》と……もう名前も忘れたし使ってないけど最初にセットしたあと2つだ!!
    GM:振りたい人は振るが良い!
    綾女亜紀:振ります
    綾女亜紀:125-3d10
    DoubleCross : (125-3D10) → 125-24[10,5,9] → 101

    加賀地 類:自分は大丈夫!
    加賀地 類:あっナイス出目
    雁 継実:逆に倍振り確定ですしEロも喰らわば皿まで!振ります
    綾女亜紀:回ったな、通常等倍で
    雁 継実:97-3d10
    DoubleCross : (97-3D10) → 97-21[3,8,10] → 76

    加賀地 類:こっちもだいぶ
    荒井 勇:自分はEロイス分なしの、ロイス6つで通常振り!
    荒井 勇:111-6d10
    DoubleCross : (111-6D10) → 111-44[3,10,7,10,8,6] → 67

    綾女亜紀:101-5d10
    DoubleCross : (101-5D10) → 101-10[1,1,1,1,6] → 91

    荒井 勇:あっ下がりすぎた 4点です!
    加賀地 類:6つで等倍振ります
    加賀地 類:103-6d10
    DoubleCross : (103-6D10) → 103-33[7,5,4,7,7,3] → 70

    雁 継実:そのまま倍振りします
    加賀地 類:うわっすごい
    綾女亜紀:えっ
    雁 継実:76-12d10
    DoubleCross : (76-12D10) → 76-63[7,2,7,6,5,1,10,2,6,3,4,10] → 13

    綾女亜紀:何この出目……
    加賀地 類:すごい……
    GM:待って綾女くんの出目極端すぎない?
    雁 継実:波!
    雁 継実:怖すぎる
    GM:帰還確定じゃなかったら発狂してたよ……
    加賀地 類:よ、よかったいい結果で
    荒井 勇:ひえっ
    雁 継実:あっ3点です
    綾女亜紀:5点です
    加賀地 類:私はちょうど……あっ4点だ!?
    荒井 勇:1……!
    加賀地 類:71までだった……!
    GM:シナリオクラフトの推奨経験点いくつだっけ……まぁいいや私の独断で決めます
    GM:いつもの5点、シナリオ点5点、Eロイス3点の13点に
    GM:それぞれの侵蝕ボーナスを加えて取得経験点とせよ!!
    加賀地 類:17点です!
    雁 継実:16点頂きます!
    荒井 勇:17点!
    GM:C((17+16+17+18)/3)
    DoubleCross : c((17+16+17+18)/3) → 22

    GM:GMは22点もらいます!
    綾女亜紀:いっぱいたべな
    加賀地 類:いただきますめしあがれ
    荒井 勇:おかわりもあるぞ(ない)
    雁 継実:わいわい
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  • エンディング


    GM:◆◆◆◆◆
    GM:ED
    GM:◆◆◆◆◆

    GM:某所 バー『ジグザグ』

    GM:ドアに『RESERVED』の札が掛かったバー・ジグザグ。
    GM:先日の事件の打ち上げとして、関わった人々がこの店を訪れていた。
    加賀地 類:常日頃よりも賑やかな店を巡り、飲み物を配っていく。
    加賀地 類:ほとんどはノンアルコールだ。未成年が多いので。
    加賀地 類:「どうぞ」と数少ない酒のグラスを荒井さんの前に置く。氷が揺れて音を立てる。
    荒井 勇:「腕を振るえる面子じゃなくて残念だったな。まあ、後々の常連になってくれるかもしれない子たちだ」
    荒井 勇:大切にもてなさないとな、と。グラスを卓上に置いたまま、小さく揺らしながら笑う
    雁 継実:そんなやりとりを、緊張と高揚を隠せないまなざしで見ている。
    雁 継実:こんなおしゃれなバーは故郷に無かった。
    加賀地 類:「まあ、くつろいでいってください。そうかしこまるような店でもないから」
    綾女亜紀:そんな様子を見て、クスクスと笑いながら
    綾女亜紀:思えば自分もそう来るような場所では無いなと、グラスを取る。
    綾女亜紀:「素敵なお店ですから、緊張してしまうのも無理が無いですね」
    雁 継実:「いや、その…バー自体が初めてで」たしなめられて少し恥ずかしそうに笑いながら、倣ってグラスを取る。
    加賀地 類:「それはそうだ、入り浸っていたら心配するくらいだね」こちらも笑う。
    加賀地 類:「僕みたいになるぞ」自分のグラスを持ち上げて。
    綾女亜紀:「私たちの歳ではそれが普通ですね……加賀地様のようになるなら、悪くないかもしれませんが」あわせて持ち上げて
    荒井 勇:「ま、何もかも「これから」なんだ。ゆっくり覚えていけばいい。酒との付き合い方も、人付き合いもな」
    荒井 勇:揺らす手を止めて、グラスを持ち上げる
    長谷部飛龍:「食前酒、といかないのは残念だが」グラスを掲げ。
    雁 継実:同じように掲げ。
    上代由紀:「……色々ご迷惑をおかけしましたが、なにはともあれ」グラスを持ち上げ。
    加賀地 類:「……では、青少年の健全な育成と、それを見守る我々のために」
    加賀地 類:「今回、こうして皆で顔を揃えられた僥倖のために」
    加賀地 類:「乾杯、かな」
    加賀地 類:一匹いないけど、と少し笑いながら。
    上代由紀:「乾杯」
    荒井 勇:乾杯、と。短く応じてグラスを掲げる
    長谷部飛龍:「乾杯!」
    雁 継実:「乾杯っ」
    綾女亜紀:「乾杯、です」
    綾女亜紀:そう言って、洗練された所作でグラスに口をつける。
    上代由紀:「……」くるり、と一口だけ飲んだカクテルグラスを回し、カウンターに。
    上代由紀:荒井さんと加賀地さんを見て、
    上代由紀:「本当に、お世話になりました」
    上代由紀:重たいものを降ろすようにして、そう零す。
    加賀地 類:「まあ、おかしな形になったとはいえ、依頼はどうにかなったわけで」
    加賀地 類:「君こそ、大変だったろうにね。こっちも躊躇なく撃ったし」あえて軽い調子で。
    上代由紀:「被害の拡大を抑えるには最善の手でしたから。感謝こそすれど、恨みはしてません」
    荒井 勇:「その辺りはまさにお互い様、だ。そっちだって本意じゃない部分が大きかっただろう、ってのは分かるよ」
    荒井 勇:「──あの刀の言うことに、まったくもって心当たりがない、というワケでもないのも確かだろうがな」
    上代由紀:「……お恥ずかしい話ですが」
    上代由紀:「かつて、ゾディアックウェポンの使い手を選ぶコンペティションで、当時の私は亜紀と競い……敗けました」
    上代由紀:「その時から、羨望とも憎悪ともつかない感情が、ずっと巡っていたのは事実で」
    上代由紀:「調子を崩した私とあの子では、どんどん差が開いていって……」
    上代由紀:「……こんなの、語る話でもないんですけどね。酔ってもいないのに」
    加賀地 類:「酒を言い訳にする必要がないなら、その方がいいさ」
    加賀地 類:「語りたい話を語るといい。そういう場だから」
    荒井 勇:「例え隣に座ったのが親の仇であろうとも、店の中じゃあ店主が喧嘩御法度と言う限り、ただの飲み仲間ってものでな」
    荒井 勇:「外のゴタゴタは持ち込まない、ここじゃあみんなフラットだ。だから、ってワケでもないが──」
    荒井 勇:ちらりと、視線は少年たちに向いて
    荒井 勇:「──話せるうちに、話しておけ。恨みが後悔になると、しんどいぞ」
    上代由紀:「……そう、ですね」
    荒井 勇:ああ、と応えてから。小さく苦笑いを浮かべて
    荒井 勇:「……柄にもないことを言ったな。こういうのはマスターの仕事じゃないのか、加賀地さん」
    加賀地 類:「僕はどっちかというと聞き役でねえ」
    加賀地 類:グラスの中身は、よく冷えた水だ。一応業務中なので。
    加賀地 類:「説教をできるような身でもなし。荒井くんくらいの人がそう言ってくれるのがちょうどいいのさ」
    加賀地 類:「まあ……後悔は、出来る限り軽い方がいい、とだけは」
    荒井 勇:「それには同感だ。……ああ、人の命に関わらない程度の後悔なら、抱えてたっていい」
    荒井 勇:「それもまた、ロイスつながりのひとつの形だろう」
    荒井 勇:誰に捧げるでもなく。もう一度、グラスを控えめに持ち上げて
    加賀地 類:「苦いなら、混ぜ物をするのが工夫だからね。この場がそういうものになればいいと思うよ」
    加賀地 類:その動きに合わせるように、こちらも微かにグラスをすっと一瞬差し上げた。
    荒井 勇:乾杯の声も、音もなく。けれど、祈りと願いが向く先は、確かに──

    上代由紀:グラスを片手に、綾女と雁、長谷部の元まで歩んでくる。
    上代由紀:「えっと、その。楽しんでるかしら」
    綾女亜紀:「はい、楽しませていただいております」
    綾女亜紀:片手にカードを持ちながら、上代の方に笑顔を向ける
    雁 継実:真正面から長谷部と睨み合っている。 約束の勝負の時が来たのだ。
    綾女亜紀:「緊張の一瞬と言ったところでございます」
    雁 継実:…ポーカーである。 四角いテーブル席に掛けているので、3人で座っても誰かしら真正面になるのである。
    長谷部飛龍:「……ったく! 確かに『何で戦う』かを決めてなかった俺の落ち度ではあるが……」
    長谷部飛龍:「こんなんで誤魔化しやがって。それに……なんだお前!」
    綾女亜紀:「これも立派な勝負でございますので」
    長谷部飛龍:「トボケた顔して何フルハウス揃えてやがる!」
    長谷部飛龍:「俺の渾身のストレートフラッシュからはベタオリしたくせに……!!」
    雁 継実:「いやだって、ポーカーっていそういうゲームじゃないですか?」力みのない無表情で答える。
    長谷部飛龍:……見ている限り、長谷部は悲しいくらいカードゲームが弱い。
    長谷部飛龍:大物手を狙いすぎるし、揃ったところですぐ顔に出る。
    長谷部飛龍:これが武器を用いての果し合いであれば、もっとクレバーな動きもできようはずなのに……
    綾女亜紀:(コレで収まってくださるのだから、扱いやすいと思うべきか心配すべきか……)
    雁 継実:(さっきのストレートフラッシュ、目がギラッギラしてたうえに殺気まで感じたもんなぁ…)
    雁 継実:先輩に目配せする。たぶん同じ事を考えているだろう。
    綾女亜紀:「上代様もどうですか? 丁度席が一つ、空いていますが」
    上代由紀:「……ゲームをしながら、っていう感じではない気分なのよね」
    上代由紀:「ちゃんと話したいから。亜紀、ちょっとついてきてくれる?」
    上代由紀:そう言って、ドアの方を指さす。
    雁 継実:「…レイズ」
    雁 継実:「あとこれ今言う事じゃないかもしれないかもだけど、ゲテモノから先に食べるのってどうなの」
    雁 継実:「お通しでゴーヤ入りのカニクリームコロッケとか食べたら、あとのものの味とかわからないでしょ」
    長谷部飛龍:「クソッ、何考えてるかわかんねぇところにまっとうなこと言いやがって……」
    長谷部飛龍:「いいんだよ、バトルは味が混ざらないんだから!」
    長谷部飛龍:「オラッ、逃げてたまるか! レイズだレイズ!!」
    雁 継実:「…コール」(よし、ぱっと見強気そうだけど自信はなさそうかな?)
    雁 継実:「…あっ、上代さん」
    上代由紀:「なに?」
    雁 継実:去り際に声を掛ける。
    雁 継実:「あの、うまく言えないんですけど。 おれ、UGNに入る前も将来設計とかで結構悩んで」
    雁 継実:「だから…思ってたのとは違ったかもしれないし、それはおれに想像つかないくらい辛いことなのかもだけど」
    雁 継実:「でも今、選べるんじゃないですか?」
    上代由紀:「……そうね」
    上代由紀:「ありがとう。……先輩にも後輩にも、背中を押されてばかりね」
    上代由紀:微笑むと、ドアに向けて歩んでいく。
    綾女亜紀:「私をお呼びでしたね、では失礼」
    綾女亜紀:ぺこりと頭を下げて、上代に続く
    長谷部飛龍:「……くっ、また負けた……」Kのワンペアをべしりとテーブルに叩きつけて悔しがる。
    長谷部飛龍:「お前、やっぱ拳で決着を……!」壁に立てかけてある棍に手を伸ばそうとして。
    雁 継実:「…!」対して、4のスリーカードから視線を上げようとして。
    加賀地 類:「こらこら。青少年の健全な育成って言ったろ」そっとその手を遮る。
    加賀地 類:「喧嘩をするなとは言わないが、時と場所を選びなさい」
    長谷部飛龍:「ぐ……」
    長谷部飛龍:なんだかんだ、『暴力の世界において、血を見ずに生きてきた人間』が逆にどれだけ強いかを知っているため。
    長谷部飛龍:その言葉に対して、手を止める。
    雁 継実:「ありがとうございます、加賀地さん」札を混ぜて切り始める。
    荒井 勇:「……そんなに殴り合いがしたいなら、長谷部。いい相手を紹介してやろう」
    荒井 勇:「少なくとも、俺とやり合うより"楽しい"相手だと思うぞ。問題は、下手をしたら死ぬかもしれん、というくらいだが」
    長谷部飛龍:「……俺にとっちゃその提案は何よりの御馳走、って言いたいが……」
    長谷部飛龍:「しかたねぇ。今日のところは、こいつを札遊びで倒すまで大人しくしててやる」
    長谷部飛龍:不承不承といった具合にどっかと椅子に座りこみ、雁を睨む。
    荒井 勇:「それがいい。……ま、紹介するってのは半分本気だよ。お前なら、あるいは──あのジジイの望みを叶えてやれるかもしれん」
    荒井 勇:気が変わったら教えてくれ、と。ひらひらと手を振りながら、席に戻ってゆく
    雁 継実:「それ今日で終わるの?」まったく悪意のない疑問で返す。
    長谷部飛龍:「うるせぇ! 次は勝つ!」

    GM:――そして、ドアの外。
    上代由紀:「……ふぅ」中の喧騒から離れ、静かな空気に息を吐く。
    上代由紀:「……色々悪かったわね、亜紀」
    綾女亜紀:「いえ、今回に関しては偶然もありますし巻き込まれただけでしょう」中の喧騒を笑顔で流しながら言葉を返す。
    綾女亜紀:「あの刀がすべて悪い、それで良いかと思います」
    上代由紀:「それだけじゃ私が納得できない、って、そう言いたいのよ」
    上代由紀:「……あのね。チルドレン課程が終了したら、UGN辞めようかな、って思ってたの」
    綾女亜紀:「それは……」どう返すべきか、言葉に詰まる。
    綾女亜紀:「今は、違うのですか?」
    上代由紀:「そうね。気が変わった」
    上代由紀:「なんというか……今回の事件があって、かえって気が晴れたのかも」
    綾女亜紀:上代を見ている寂しげに潤んでいた瞳が、パッと明るくなる
    綾女亜紀:「何よりでございます。気が晴れたのはどの部分でかはわかりませんが……」
    綾女亜紀:「上代様が前向きになれたのならば、それに勝る事は無いでしょう」笑みを作る
    綾女亜紀:「それに……いくらかは、私の責任でもありましたから」
    上代由紀:「それは……きっと違うわ」
    上代由紀:「亜紀が背負う必要はない部分」
    上代由紀:「そこを拾い続けていたら、きっとどうにもならなくなっちゃう、そんな部分だから」
    綾女亜紀:「そう、でしょうか」
    綾女亜紀:「私は上代様の事を、見なかった風にはできませんでした」
    上代由紀:「ありがとう。でも、後ろ向きになったのも、前向きになるのも、私の勝手」
    上代由紀:「亜紀は変わらず輝いていて。そのことで、救われる人もいる。導かれる人がいる」
    上代由紀:「……ただ。私だって、星に手を伸ばすのを諦めるわけじゃないから」
    上代由紀:「いつか掴んで、隣に並び立つ私になってみせる……それまでは」
    綾女亜紀:彼女の考えている事の全てが理解できているわけでもないし、かけられた期待に全て応える事は出来ないのは分かっている
    綾女亜紀:それでも
    綾女亜紀:「ええ、わかりました……それまでは」
    綾女亜紀:「私は変わらず、ここで輝いていましょう……スピカ一番星のように」
    綾女亜紀:「待ってます、いつか隣に共に立てる日を」
    綾女亜紀:そう言って、握手の手を差し出す
    上代由紀:「えぇ。覚悟してなさい」微笑んで、応じる手を出したところで。
    二条伊吹:『つーん』足元から声がする。
    二条伊吹:『楽しそうだのう? かわいいハムスターちゃんを放っておいて!!』
    二条伊吹:『打ち上げがあるというから来てみれば、食品衛生法を楯に門前払い!』
    二条伊吹:『店の中は騒がしいし、外に出てきたと思ったらアオハルしおってからに~!』
    綾女亜紀:「なんでハムスターで来てしまったんでしょうね?」
    綾女亜紀:「でもまぁ、此処からでも中の様子は見れますので、それで満足なさってください」
    二条伊吹:『さみしいではないか! 余計に!!』
    綾女亜紀:「それとも金色の回し車、回します?」
    二条伊吹:『あっ やめ、やめるのだ! 出口のない回し車はやめるのだ!』
    綾女亜紀:「ほら、上代さんも見てらっしゃいますし、可愛いところを見せておかないと」
    綾女亜紀:いつの間にか持っていた籠を片手に笑顔でにじり寄る
    二条伊吹:『……くっ、さらばだ! 次会うときは敵か味方か! 首を洗って待っていろ、"星生み"の!』
    二条伊吹:そういうと、ちったい手足でとてちてとてちて駆けていく。
    綾女亜紀:「また会う時は想像したくありませんがー、上には気を付けてくださいねー!」その後ろ姿を見送りながら
    綾女亜紀:「見た目と言動は凄くかわいらしい御方なのですが、困ったものです」
    上代由紀:「それでセルリーダーの粘着を済ませる亜紀も大概だけどね……」
    綾女亜紀:「傾向と対策はしていますので」
    上代由紀:「大物よね、つくづく」
    上代由紀:「それで、ん」手を出す。
    上代由紀:「握手のつづき」
    綾女亜紀:「そうでした、では」と、手を握り
    綾女亜紀:「その時を、楽しみに待っています」
    綾女亜紀:「この満天彩る星座ホシの下、世界のどこかで、いつまでも」

    GM:シナリオクラフト:ジャームハント
    GM:了

    GM:というわけでシナクラ全行程終了!!
    GM:お疲れさまでした~!!
    加賀地 類:お疲れ様でした!
    綾女亜紀:お疲れ様でしたー!
    雁 継実:お疲れ様でした~!
    荒井 勇:お疲れ様でしたーッ!
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