id-nor-lost
GM:すらい

"????"南野 朱斗(キャラシート)PL:しんごろ

"天頂環"母衣町 カンナ(キャラシート)PL:ジェンガ

"雷神の旋鎚"刀禰・葉月(キャラシート)PL:湊

"荊棘なる野薔薇" 井野場 雷那(キャラシート)PL:ウィンD
メイン 見学
目次
プリプレイ
■トレーラー
好奇心は、解放するための形をしている、
休火山を背にした港湾都HB市は、ある日を境に、神隠し事件が多発。
目撃証言に共通するのは「扉の向こうに消えていった」
R案件と判断したUGNは調査隊を結成し、奇抜な扉をくぐるが…
平穏と静寂を護るためには破ってはならないルールがある。
1:見知らぬ扉をくぐらぬこと
2:孤立しないこと
3:振り返らぬこと
そして―――
Double Cross the 3rd edition 『id-nor-lost』
ダブルクロス それは裏切りを意味する言葉―――
GM:---------------------
GM:というわけで
GM:個人的には記念すべきUA環境での初GM!このビッグウェーブに乗っていくぜ
南野 朱斗:イエーッ!
井野場 雷那:ぱちぱちぱち
母衣町カンナ:ヒューッ!
刀禰 葉月:いえーい
GM:立ち絵位置を確認してもらいつつ
GM:今回はこの、特に知らないでも良い自分用設定を使いながらセッションします ブルクロス用設定『HB市とそのUGN支部』
GM:■PC自己紹介
GM:早速PC1から自己紹介してもらおうかな!
南野 朱斗:はーい!
南野 朱斗:「そんなマンガみたいなこと、起こるわけないだろ!?」
南野 朱斗:名前は南野 朱斗(みなみの・あきと)、HB市内の公立高校に通う高校生です
GM:正真正銘の…一般人!
GM:なんで現代異能TRPGにただの高校生が…?
南野 朱斗:わっかんねえ……自分だけ別システムのPCかもしれない……
南野 朱斗:生まれはそれなりに歴史と格のある家ですが、本人としては「ちょっと家が立派なだけの普通の家庭」という認識(実際その通り)
GM:郷土の歴史にちょっと先祖の名前が出たりするやつですね
南野 朱斗:SK(そんな・感じ)
南野 朱斗:特に部活動は行わず、ライトノベルやコミック、アニメや特撮等を趣味としています
南野 朱斗:根暗というほどでもないけれど、陽キャのグループに関わるのは躊躇する、そんな感じ
南野 朱斗:趣味で触れるような非日常の世界に漠然とした憧れを抱きつつ、そんなことは決して起こらないと諦めに似た気持ちで日々を過ごしています
GM:なんてどこにでもいるただの一般高校生なんだ…
GM:少しオタクっぽいのが更に現代一般高校生らしさがありますね
南野 朱斗:データとしてはミストルティン/ブラム=ストーカーの白兵型。大型武器のアーキタイプを作成し、近寄って殴る、ただそれだけです
南野 朱斗:……データ?データとはいったい……
南野 朱斗:シナリオロイスは指定通り、ひとまず空白にしてあります
GM:なんだい?いきなり横文字を使って…
南野 朱斗:分からない……僕は一体何を言って……
南野 朱斗:ともあれそんな感じで、ミストルティン覚醒PC、やっていきます!
GM:はーい!今回は、シナリオロイスを取得したタイミングで起きるイベントがあるので空けてもらいました。
GM:モチベーションが空白な状態とも取れますが、PC間ロイス等で補ってもらえるとありがたいです!ちょっと無茶要求かも?
GM:ではそんなアナタのハンドアウトはこれ!
PC1 南野朱斗
シナリオロイス:「 」
HB市在住の貴方は昨日と変わらぬ今日を過ごしていた。
街では神隠しの噂が流行っていたが、君は大して気にしていないかもしれない。
そんなある日、目の前に立ちはだかった男の腹部へと君は"落下した"。
君は確かに見たのだ。その男に埋め込まれた"扉"を。
GM:大変なことになってしまった…
南野 朱斗:悪い初夢か何かかな……
GM:今年の運勢は最悪そうですね。
南野 朱斗:ばびゅんと落下していきます。よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:では続いてPC2!
GM:https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=pXjyRI
母衣町カンナ:はーい!
母衣町カンナ:「ふっふーん!アタシの弾丸を避けられるわけないっしょ!」「ギャーッ!耐えてくんのはなし!!!」
GM:かわいいね
母衣町カンナ:天頂環 母衣町カンナ、HB市のUGN支部に所属するエージェント、そしてギャルです
母衣町カンナ:生来のオーヴァードですが、能力を自覚したのは小学校に上がってから、それまではなんとなーくピカピカをクイってできるなー?みたいに呑気をしてた子
母衣町カンナ:本格的に"光を操作する"能力に目覚めた際、UGNの情報網に引っかかる形で勧誘を受け、そのまま軽いノリでついて行ってエージェントになりました
GM:17歳でエージェント!生え抜きですね
母衣町カンナ:なお後から親に怒られたし、なんなら能力訓練をしてくれた玉野さんにも怒られました、解せぬ。
GM:さもありなん
母衣町カンナ:総じて軽いノリのオーヴァードであり女子高生、元気に学校生活を送りながら事件にもエージェント業にもヤッフー!と取り組みます!
母衣町カンナ:能力は光の操作、シンプルな能力ながらその"操作範囲"が際立っており、手元を遥か離れた上空に"弓"を形成、そこから矢をぶっ放していきます
母衣町カンナ:敵が知覚した時には光がすでに貫いており、自身を発光の起点にしない点において圧倒的な制圧性を誇る、こんな強いの持ってるから変に軽い性格なのかも
母衣町カンナ:データ的にはドンブリ型のエンモル射撃、行動値18から範囲射撃をブッパしていきます!UAパワーたる光の宮殿も完備だ!
母衣町カンナ:以上、比較的軽いノリのエージェントとして事件に突撃していくぞーっ!
GM:ドンブリ!
GM:最新データで武装している強敵!エンハイにも棺が増えてGMは戦々恐々です。
GM:そんなアナタのハンドアウトはこれ
PC2 母衣町 カンナ
シナリオロイス:"幻黙"
HB市は周辺地域と連携した大規模なチルドレン養成所として有名なUGN支部を抱えている。君はその所属員だ。
そのHB市にて神隠し騒動と同時に、FHエージェント"幻黙(ファントマイム)"の活動を確認。君は対象と交戦を始めるが、
突如背後から羽交い締めされ、正体不明の男の腹部…正体不明の空間へと"落下した"。
GM:やられとるが…
母衣町カンナ:ぎゃーっ!ナンデーッ!?
GM:もとい、最初にいきなりやられてもらうことになってしまいました。ごめんね。
母衣町カンナ:おのれ……許さん、許さんぞファントマイム……!
GM:ちなみにHB市におけるエージェントは護廷十三隊における席官くらいの立場であり
GM:副隊長とか隊長格くらいの認識を周りから持たれます。
GM:支部もちょっと焦ってるぞ
母衣町カンナ:すげー格がある、恥じぬ力をみせ、みせ……こっから挽回すっし!!!
GM:メンタルが強い!良いことですね。
GM:実力で跳ね返してもらおう!よろしくお願いします
GM:ではネクスト、PC3!
刀禰 葉月:はいはーい!
刀禰 葉月:「お客さん、まずシートベルトを……あ、急ぎ?」
刀禰 葉月:「じゃあOV安全基準でいっかぁ。舌噛まないでね!」
刀禰 葉月:"雷神の旋槌(トルクハンマー)" 刀禰・葉月 (トネ・ハヅキ)
刀禰 葉月:27歳、タクシー業勤続9年、禁煙9年目。
刀禰 葉月:オルクス/ノイマンの発症者にして、遺産"雷神の戦槌"シリーズの適合者。
GM:一気に年齢層が上がってきたわね
刀禰 葉月:学生だったころR案件に巻き込まれ、遺産への適合を機にUGN職員と共闘。以来様々な事件解決に協力した過去がある。
刀禰 葉月:まぁ十数年前の元覚醒枠みたいなもんだね!ニュアンス的には
GM:ベテランだ
刀禰 葉月:若き日のリヴァイアサンともその当時からの知己であり、日本支部長となってからも気安く「ユーゴさん」と呼び信頼する間柄。
刀禰 葉月:人員の輸送、及び簡易な拠点として有機的に動くために特定の支部には所属せず、適宜協力するタクシー運転手として働いている。
刀禰 葉月:能力的には浮かせた警棒にタクシーやヘリのトルクを遠隔で伝播させて動かすようなイメージ。
GM:機械の出力を外部供給出来る…ッてコト!?(あやふや)
刀禰 葉月:《ダンシングシミター》《神速舞踏》があるので、多分ペダル捌きとかで操作してます 武器を
刀禰 葉月:霧谷とのコネを後ろ盾にして情報収集にも活躍します!そんな27歳!
刀禰 葉月:PLは湊です よろしくお願いいたします
GM:よろしくお願いします!味のあるキャラ…こういう人がいるとパーティに深みが出るんですよね(料理番組)
GM:そんなあなたのハンドアウトはこちら
PC3:刀禰 葉月
シナリオロイス:菱刈和義
君の知り合いである菱刈和義は一向に芽の出ない小説家である。WEBで小さい賞に佳作を2~3取ったくらいだ。
彼が余り連絡を送らなくなり、その後程なくして発生した連日の神隠し騒動の調査に追われる中、つい最近近隣の支部員までもが交戦中の通信を最後に行方不明となってしまった。
その様子を捉えた映像を君が確認すると…彼女を取り込んでいるのは、その菱刈和義の容姿をしているではないか。
GM:どういう経緯でこの芽の出ない作家志望と知り合ったことにしましょう
刀禰 葉月:何してんだあいつ 連絡ないと思ったら
菱刈 和義:こんな顔です
刀禰 葉月:菱刈くんって何歳ぐらい?
菱刈 和義:若いが、最早若いだけではカバーが効かないレベルになりつつある年齢
菱刈 和義:23歳とかでしょう。就職を考えずに生きていると怖い年齢
刀禰 葉月:中々つらい年代だ。じゃあ原稿の持ち込みとかでタクシー利用してくれたんじゃないか
刀禰 葉月:その道中で話が弾んで、時折利用するようになった常連さんとか。そのぐらいの距離感でも?
菱刈 和義:良いですね
菱刈 和義:一緒に屋台などに向かったりしたのでしょう。
菱刈 和義:70円の大根がこんなに美味い…
GM:ではそういう感じで、OPでは軽くその時の回想などを仕込みます!
GM:よろしくお願いします。
刀禰 葉月:オーライ!
GM:ではラスト!PC4です
井野場 雷那:「ごきげんよう。……ああ、世間的にはおはようとかこんにちはと言う方が良かったかしら」
井野場 雷那:「落雷の刹那などという物騒な名前ですけど、基本的には穏健な対応を心がけているわ。安心して」
井野場 雷那:井野場 雷那。17歳。HB市の高校に通う高校生にしてUGNチルドレンです。コードネームは『荊棘なる野薔薇』
GM:おしゃれコード!
井野場 雷那:幼少期からのノイマンシンドローム発症者で、最初の頃は喜んでいた両親があまりの頭の良さに手のひらを返して化け物扱いしてきたという、割とテンプレート的ノイマン人生を歩んできています。
井野場 雷那:そのせいで性格が結構なねじ曲がり具合を見せており、12歳頃まではUGNでもRラボの『検体』として扱う、と言う形で保護するしか対応ができなかったほど。
井野場 雷那:エグランタインはフランス語で「棘のある植物」みたいな意味があり、そんなコードネームを自分でつけるぐらいには、まあ、グレておりました。
GM:異能ものでもよくあるパターン…悲しいぜ
井野場 雷那:そんな彼女も、ある二つの出会いによって何とか人生が好転しており、今後よくなっていくといいなあとPLも思っています。
GM:GMも思うことにします
井野場 雷那:出会いの一つは遺産である『野薔薇の花束』との適合。もう一つの出会いは、彼女が『師匠』と呼ぶ人物との邂逅。
井野場 雷那:その辺りはシナリオ内で掘り下げられるかもしれないしそんなことはないかもしれません。
井野場 雷那:オーヴァード能力的には、肉体的にはあまり強くないところをノイマン的戦闘術と遺産により発現した棘のような射撃武器の組み合わせで補うタイプの能力者。
井野場 雷那:物質を操る能力や物体の形質を見抜く能力などを持っており、本編では役に立つかもしれない。役立つといいな。
GM:鋭い視点が期待されます。役に立つかは未知数だ!
井野場 雷那:「『基本的には穏健な対応』と言ったけれど、基本があるなら無論、応用もあるのよね」
井野場 雷那:「では、ごきげんよう。……さよなら、と言った方が分かりやすい?」
井野場 雷那:PLはウィンDです。恐らく初同卓の方が多いと思われます。よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!私も初同卓です
GM:そんなあなたのハンドアウトはこれ
PC4 井野場 雷那
シナリオロイス:小笠原明広
HB市は周辺地域と連携した大規模なチルドレン養成所として有名なUGN支部を抱えている。君達はその所属員、もしくは協力者だ。
市を悩ませる、連日の神隠し騒動の調査に追われる中、つい最近支部のエージェントまでもが交戦中の通信を最後に行方不明となってしまった。
しかし、彼女のレネゲイドパターンが登録されている以上、追跡の手立ては残っている。この事件を解決の端緒とするのか、仲間の犠牲という結果に終わらせるのかは、君達次第だ。
GM:支部の日常だが、エージェントはこのHB支部においてはそれなりに立場がある存在なので少し緊急感がある
井野場 雷那:「そんな。カンナさんがやられたというのですか?」
小笠原雄大:今回の事件担当エージェントが彼だ。
井野場 雷那:あらかっこいい。
小笠原雄大:主に支部の人の事件担当割り振りを決める立場の人です。
小笠原雄大:バックアップも務める。
小笠原雄大:人前でも爪楊枝をずっとくわえているのが玉に瑕だ
井野場 雷那:頼りにします。爪楊枝はペッしてください。
GM:OPではPC3の回想からそのまま2人のシーンにつなぐ形式でやろうと思います。
GM:なので回想はさっくりの予定
GM:よろしくお願いします。
GM:では初めて行くぞ…
南野 朱斗:うおーっよろしくお願いします!
井野場 雷那:よろしくお願いします!
刀禰 葉月:よろしくお願いします!
母衣町カンナ:よろしくお願いします!
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OP1
GM:登場侵蝕…?野卑な異能感染者の戯言です
GM:そのまま登場してください。
南野 朱斗:はーい!
GM:昨日と変わらない今日 今日と変わらない明日
GM:世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
GM:だが、人々の知らないところで。
GM:世界は大きく――
GM:冷えた街の空気に潮騒と磯の香りが僅かに感じられる。ここはHB市
GM:休火山を背負った湾岸都市。それなりの人口、それなりの発展具合
GM:日本に数ある地理条件、環境。日常の象徴のような場所である。
GM:高校生たる君も、おそらくはルーティンのように高校へ通い、勉学や趣味に勤しむゆるやかな毎日を過ごしていることだろう。
GM:そんな日常のアクセントとして、君はあるニュースを耳にしている。
GM:何でも、街の人間が消える『神隠し』が発生しているらしい。
GM:橋桁の下にいる浮浪者や、チンピラを見かけなくなった程度の話だが、君の意識には僅かにでも残っている。
GM:もしかしたら、帰宅中の今でもそういう人がいるかもしれない…そういった思いが、あるかもしれない。
南野 朱斗:「──って言っても、強制退去だの摘発だのだろうし。神隠しなんて、そんな御伽噺みたいなことが起こるわけなし、か」
南野 朱斗:(決して多くはない)自分と同じく部活に入らない友人たちと他愛もない話をし、いい具合の時間になったあたりで学校を出る
南野 朱斗:帰り道に本屋に寄り、何か気になる新刊が出ていないかチェックして、財布の中身と相談しながら1~2冊を買う
南野 朱斗:今日もまた、そんな風に。変わらない日常、というものを過ごしている
南野 朱斗:──もちろん。気にならないというわけじゃない。同じように否定を口にする友人たちには、まあそうだね、と曖昧に応えはするけれど
南野 朱斗:それでも──神隠しというのは、いわば、非日常への拉致でもあるわけで
南野 朱斗:「……どこに行くんだろうな。神隠しなんてのが本当にあるとしたら」
南野 朱斗:想像するだけなら、誰にも咎められることはない。いつもの帰り道を外れないようにだけ注意しながら、ぼんやりと足を動かしてゆく
GM:―――では
GM:通学路のうち、繁華街の目抜き通りから2、3個外れた路地の裏
GM:登下校の時間を考えれば妥当な路を通っている貴方は、この瞬間だけは不幸だったと言えるだろう
???:「ハァッ…ハァッ…」
???:苦しげに胸を上気させている男の眼光が
???:裏路地の暗がりに2つ、らんらんと灯っている。
???:君の姿を認めると、まるで磁力に引き寄せられるかのように視線を注ぎ続ける
南野 朱斗:「……ん?」
南野 朱斗:知り合い、ではない。こちらを見ているのは……何か自分に気になることがあるのだろうか、と疑問に思いながら
???:ズサッ……ズサッ…
南野 朱斗:普段誰かとすれ違う時にそうするように、視線は合わさず、歩みは少し横に軸をずらして──
???:《ワーディング》
GM:出し抜けに、君は世界が塗り替わる感覚を感じ
GM:急に肢体の機能が抜け落ちたかのように崩れ落ちてしまう
南野 朱斗:「あがっ……!?」
南野 朱斗:それ自体が苦しいわけではない。苦悶は、足の力が抜けて転倒したことによるものだ
南野 朱斗:けれど──景色はいつもの通り道のはず、なのに。まるで白黒のように、現実感だけがごそっと削り落とされているように感じる
???:「グッ……すま、ない……だが、こうするしかない。」
???:「俺はこんなところで埋もれているわけには行かない…そうだ。君のような平凡な少年が、夢の一部として組み込まれると考えれば…」
???:「破格の待遇かもしれない…いや、きっとそうだ……」
南野 朱斗:「ゆ、め……?あんた……何を──」
???:「ついてきてくれ…」
???:胸元のスーツをはだけさせ
???:そこにあいた孔……否
南野 朱斗:そう問いかけたつもりだが、発したはずの声は自分の耳にすら届かない。あるいは、唇を動かすことも適っていないのか
???:"扉"が、君の視界いっぱいに広がって―――
???:気づけば、君は落下している。
南野 朱斗:「────ぇ」
GM:どこまで落ちるのか。落ちた先に何があるのか
GM:茫洋とした思考の中でも、十分に考えることが出来るくらいには
GM:長く長く、君は落下していくのであった
南野 朱斗:ただ理解したのは、それが自分が夢想した何処かへの扉である、ということ。そして
南野 朱斗:「──いや、だ」
南野 朱斗:──死にたくない、という。当たり前すぎる自分の感情だった
GM:--------------------------
GM:シーンカット。
GM:ロイス?それは異能人達が勝手に言いだしたルール…
GM:そのまま次のシーンに行きます。
(目次に戻る)
OP2
GM:登場侵蝕を振ってください。貴方はオーヴァードです。
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を1D10(→ 2)増加(35 → 37)
母衣町カンナ:超人の証
GM:HB市 郊外
GM:君は、HB市支部のUGNエージェントである。
GM:HB市は大規模なチルドレン養成施設としての側面が有り、通常の支部では考えられないほどの大規模な施設を用いて日夜訓練が行われている。
GM:そういったチルドレンの指導役として抜擢されるのがエージェントであり、この支部におけるその立場は尋常よりも高く見積もられている。支部長に近しいものだ。
GM:そんな立場である貴方が出撃している理由…それは、FHエージェントである"幻黙"が市の中で活動を確認されたからだ。
GM:"幻黙"…ブラックドッグ能力者であり、放電による肉体強化戦術を得意とすると記録にはある
GM:UGNの情報網で確認できている君は戦術を組み立てているかもしれない…しかし、眼の前の男は
GM:電撃ともう一つ…不可思議な"鎖"を用いた戦術を用いていた。
"幻黙":ガガーッ…ザザッ………ノイズにまみれた声が、君の周囲から響いている
"幻黙":『HB支部の…エージェント級かぁ…面倒臭ぇのが釣れちまった。』
"幻黙":―――ラジオだ。男の胸元や袖から伸びる鎖が接続されたラジオが、彼の声を発している。
母衣町カンナ:「釣りねぇ、でも、分かってんじゃない自分の立場が」その声の中心に、金髪で矮躯の少女が立っている
母衣町カンナ:「どーいう狙いがあったのかとかはどーでもいーわ、アンタはここでぶちのめしたげる」
"幻黙":『ハハハッ!』
母衣町カンナ:《雑踏の王》と分類される知覚能力が、ノイズに塗れた音をものともせずに全周囲を警戒する
"幻黙":『UGNのデータを見て手を全部把握したつもりだろう?』
"幻黙":『ところがぎっちょん!甘くはねェんだなあこれが!』
母衣町カンナ:「ふんっ その変な鎖がご自慢の種かしら? でも、ねぇっ!」
母衣町カンナ:男の気迫に先んじるように能力の指先を手繰る
母衣町カンナ:「―――わざわざ発揮とかさせないわよ!」
"幻黙":指先から放電する鎖を振るおうとして
母衣町カンナ:キュカンッ その指先を、遥か天空から落ちてきた弾丸が貫く
母衣町カンナ:「あのねぇ、有視界戦闘よ?」
"幻黙":『!?ギアアッ……!?』
"幻黙":千切れた指と鎖が落下する。
母衣町カンナ:「エンジェルハイロゥ相手に、油断しすぎじゃない?」
"幻黙":落下した鎖の先端が、地面に触れるやいなや
"幻黙":その周囲の地面が変質し、金属質へ変異していく
母衣町カンナ:いつも通りの先制攻撃、先手必勝を押し付けようと攻撃に思考を回し―――
母衣町カンナ:「わひゃっ!エグザイル?オルクス?あーもうっFHってば碌な発明しないわねっ!」
GM:君はノーティスを聞いているかもしれない。ここ1年で突如として出現した組織、"シャルヴ"。その首魁が扱う新しいシンドローム、"グレイプニル"
GM:その特徴としては鎖と、世界の改変能力。何より、"RBのみしか発現しない"という特性がある。
母衣町カンナ:FHお得意の発明か?だが、咄嗟に飛びずさって距離を取りつつ、最近出回ってきた情報が思考を擽った
GM:眼の前の男は、特にRBらしい特徴はない。人間の転生した個体もいるというが、特徴からは逸脱しすぎている。
母衣町カンナ:「……けどアレ、レネビがなるもんじゃなかったっけ? やっぱFHの新兵器とか?」
"幻黙":『ククク……』
母衣町カンナ:困惑、観察、侵蝕されている地面に触れるのは得策ではなさそうだ
"幻黙":『ちぃとばかし焦ったが…』
"幻黙":指から鎖が伸び、のち肉体を再構成していく。
母衣町カンナ:「げ、端っこじゃ物ともしないってワケ?」
"幻黙":『まだまだそれくらいの認識でいるなら…まだUGNも出遅れてるわけだな。』
"幻黙":『だからそうやって考え事をする余裕があり…つけこむスキもあるってえわけだ!』
母衣町カンナ:「……その言い様、つまりはシャルヴとかいうのが悪さを―――へっ?」
母衣町カンナ:彼女の強みは圧倒的な攻撃性能、そして先制を取っての制圧力であり
母衣町カンナ:膠着状態に持ち込まれた時点で、その強みは半減していた
"幻黙":改変されたラジオが周囲に配置されている。君の知覚は当然それを逃しているわけでもない…しかし
"幻黙":その特性までもを把握出来ているわけではない。
???:即ち、突如として背後に現れた男に対応する事もできず
???:羽交い締めにされてしまうのだ
母衣町カンナ:「はっ?ちょっ ヤバ」光の弾丸であろうと、その発揮には思考を介している
母衣町カンナ:眼前の敵に意識を向けていたなか、咄嗟にそれを打ち抜く思考は間に合わず―――
???:「ハァッ…ハァッ…」
???:「一人やれば、2人も変わらない…!」
???:胸元の"扉"が開き
???:拘束した少女を、奈落へと吸い込んでいく
母衣町カンナ:「協力者とか、支部も知らな……っ あっ わぎゃーーーーーっ!!!」
母衣町カンナ:知覚したのは自らの身体がぐらりと背後によろめく感覚 次いで落下感
???:―――"扉"を閉めた
母衣町カンナ:最後に上げた悲鳴は、扉の向こうへと消えていった
"幻黙":「ククッ…ハァ~ッッハッハッハ!大したことネェ~なぁ~エージェント!」
"幻黙":「お前もちょっとは気合が入ったじゃあねえかあエエ?」
"幻黙":突如現れた男の肩をバンバンと叩く。"幻黙"のラジオは改変能力により、この男を呼ぶと同時にその気配をなくすよう"改変"したのだ。
???:「ハァ~ッハァ~ッ」さっきよりも呼吸が安定しつつあるが、以前として荒い呼吸
"幻黙":「その調子で、バレない程度に人を飲み込んでいくんだな…」
"幻黙":「お前の望みを叶えたきゃなあ!ヒヒヒヒヒ!」
???:「クソ……本当に上手くいくんだよな…!?」
???:「やってやる…やってやるしかない……」
GM:二人の男は、街の暗がりへと消えていく…
GM:--------------------------
GM:シーンカット。ロイスのみ可能です。
母衣町カンナ:シナリオロイスで幻黙は取得済み、ここは保留で
GM:OK
(目次に戻る)
OP3
GM:それぞれ登場侵蝕をお願いします。
刀禰 葉月:はいよ。
刀禰 葉月:1D10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 2[2]+36 → 38
井野場 雷那:はぁい
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を1D10(→ 7)増加(35 → 42)
GM:雪のちらつくようなある日のこと
GM:君と、23にもなるが定職につくための努力を行っていないワケアリの男、菱刈は、おでんの屋台に入っているのであった
菱刈 和義:「大将、がんもと大根…牛すじも。」
菱刈 和義:「日本酒もお願い」
刀禰 葉月:「こっち熱燗で。あとロールキャベツ、こんにゃく、大根」
刀禰 葉月:「で、どうだったん今回は。いい結果貰えた?」
GM:大将がそれぞれのメニューを差し出してくる
菱刈 和義:「ハッ ハフッあっつ」
菱刈 和義:「……佳作だった…」もぐもぐ
菱刈 和義:小説家を目指す彼は、小さい賞にも細かく応募を出しているが
菱刈 和義:一向に芽が出る様子はないのであった。
刀禰 葉月:「ほーん。賞貰えたんだ、すごいじゃん」コートを脱ぎ、箸を割って適当に相槌を返す。
菱刈 和義:「もうそれで喜んでる場合じゃないんだ…!そろそろ金賞とか…目に留まるレベルじゃあないと…」
刀禰 葉月:「あたしなんて文章で賞取ったの顛末書にまつわる賞罰ぐらいだよ」
菱刈 和義:「年齢的にも親の目線とかが辛くなって…」
刀禰 葉月:「まー、今年で22?だっけ?」
菱刈 和義:「遊んでないで就活をしなさいと、言外に伝えてきてるんだよ。」
菱刈 和義:「23……辛い!」ツーン。からしをつけすぎているのだ
刀禰 葉月:「水飲みなさい水。まー、アタマ悪い訳じゃないんだしさー」
刀禰 葉月:「適当に市職員とか応募してみたら?デビューするまでの腰掛けがあれば、親御さんも安心するし」
菱刈 和義:「就職・・・でも、通り一遍の仕事でまともに働けるような人間じゃないって自覚はあるんだよ。」
菱刈 和義:「愛想もよくないし…ミスも見逃しがちで、時間をかけて校正してもよく誤植が残ってて…」
刀禰 葉月:「うーん、通り一遍じゃない仕事ねぇ……」
刀禰 葉月:思い付きはするフレーズだ。ただ、悲しい事に普通の仕事以上に才能に左右される職場でもあるが。
刀禰 葉月:「ま、有名な作家も何年も売れなかったってのはよくある事らしいしさ。あんたもそうじゃないとは誰も言いきれないわな」
刀禰 葉月:「……そろそろいいかな」前に掛かる髪を耳へ寄せ、断ち割って温度を逃がした蒟蒻に手を付ける。猫舌である。
菱刈 和義:「そうであることを願うよ…ねえ、運転手さん…」
刀禰 葉月:「むぐ…………なに?」
菱刈 和義:「もし…自分の能力を信じていて、それでも周りが全然評価してくれなかったら…どうすれば良いと思う?」
刀禰 葉月:「そうだねぇ……」能力で見返す、というのは既に彼が実践し続け、しかし上手くいっていない事だろう。
菱刈 和義:下がり眉のまま、おでんをつつきつつそんな質問を投げかけてくる
刀禰 葉月:彼も相当に参っているのだろう、掛ける言葉は選んだ方がいい。そう考えて暫し思案する。
刀禰 葉月:「……まぁ、何か一つに打ち込んでると、それしか目に入らなくなるもんでさ」
刀禰 葉月:「一度休んだ後に改めて目を向けると、案外あっさり突破口が見つかったりとか。そんな事もあるんじゃない?」
刀禰 葉月:「諦めるんじゃなくて、全力を出すために一度息継ぎをするっていうかさ?」
菱刈 和義:「う~ん……」
菱刈 和義:「そうかも……そうかな……」
菱刈 和義:モグモグ
菱刈 和義:「…考えてみる……」
刀禰 葉月:(ピンときてなさそうだな……)
菱刈 和義:不承不承、といった様子だが
菱刈 和義:まあ検討してみるか…ぐらいのノリのようだ
刀禰 葉月:「あんたが頑張ってるのはあたしもよく知ってるしさ。よーし」
刀禰 葉月:「じゃあ今日は菱刈和義センセーの受賞のお祝いだ!あたしの奢り!」
菱刈 和義:「ええっ良いの…?運賃より高くなるかもしれないのに…」
刀禰 葉月:「帰りの足代払ってくれればいいよ。まさかこっから歩いて帰るつもり?」
菱刈 和義:「ウッ確かに…よーしじゃあ焼酎入れよ!大将お願い!」
GM:雪が少しずつ勢いを強める冬の日のことであった
刀禰 葉月:まあ自分も飲んでいるのだが、平時の運転は車両型RBに任せているので自動運転のようなものだ。大丈夫だろう。多分。
GM:そんな彼もしばらく連絡は途絶え、それはそれとして君はもう一つの顔であるイリーガルとしてHB支部へと招聘されていたのであった
井野場 雷那:「しばらくぶりですね、刀禰さん」 HB支部――施設としては幾つかあるのだが、そのうちの一つ――の談話室、葉月を出迎える少女が一人。
GM:談話室のようなエリアで君たちは待機を指示されている
刀禰 葉月:「はいはい。みんなのお姉さんこと刀禰さんですよ」
刀禰 葉月:「井野場ちゃんも元気そうね。背ー伸びた?」手で測るような仕草。
井野場 雷那:「先日の健康診断では昨年より1cmほど伸びていましたが」「中身が伴わなくてはあまり意味のない話だと思っています」
刀禰 葉月:「相変わらずそうで安心したわ。この変わらないってのはいい意味でね」苦笑。
刀禰 葉月:「それで、今回は井野場ちゃんも出るの?」
井野場 雷那:「安心していただけたようで何より、と言ったところでしょうか」 一礼を返した後。「はい。正式な話は小笠原さんからあるとは思いますが……今回の件への対処で、HB支部は少し遅れを取ってしまっていまして」
井野場 雷那:「戦える者は猫でもしゃもじでも前線に立たせられそうな勢いです」
刀禰 葉月:「それで杓文字が呼び出されたワケね」
井野場 雷那:「刀禰さんほど頼りがいのある猫もないと思います」「先日お見せいただいた技巧、未だに物に出来ていません。頭では理解していると思っているのですが」
刀禰 葉月:「ま、多少バタバタしてるのは……」此処に来るまでの各所の慌ただしい様子を思い返し、言葉を続ける。
刀禰 葉月:「……そう感じてたけど。えー?あれはこう、エンジンをガーって回したら回転で進もうとするじゃん?それをこう………ギュリンって感じで」
刀禰 葉月:擬音と共になにやら難解な手振りを交える。言語化の方向には能力が発露しなかったらしい。
井野場 雷那:「なるほど。ガーっと回したところをギュリンと……」 手振りを真似る。手振りは完コピできているのだが、あくまで手振りなのであまり意味がない
小笠原雄大:談話室の扉が開き、爪楊枝をくわえた癖のある栗色長髪の男が入ってくる。
小笠原雄大:「お二人ともいらっしゃいますね」
井野場 雷那:「……」 手振りが変な形になったところで小笠原と目が合う。即座に手振りをキャンセルして素知らぬ顔。
小笠原雄大:「独特なコミュニケーションを取るのは女性の特徴だと思いますが…」
小笠原雄大:「一体何をされていたのでしょうか」顎に手を当て、爪楊枝をクイクイと動かす
刀禰 葉月:「あ、お疲れー小笠原さん。いや、ちょっとステップの説明を」そのまま挨拶の為の手振りへシフトし、屈託なく返す。
小笠原雄大:「成る程。刀禰さんの能力行使は独特ですからね。」
小笠原雄大:「さて…それでは」二人に資料を渡す
刀禰 葉月:「ま、能力開拓交流はまたの研修の機会として」
井野場 雷那:「……はい」 何がはいなのか自分でもよく分かっていないまま返事を返す。ああ、許されるならこのまま穴に落ちて消えてしまいたい
小笠原雄大:「すでに耳に入っているかと思われますが、つい先刻、弊支部のエージェントがFHエージェントと目される対象と交戦。」
小笠原雄大:「その際、予期せぬ第三者の介入により安否不明の状態となりました。」
刀禰 葉月:(……若い子には悪いことしたなー)ああいう羞恥心が自分にもあったのだろうか。強く生きろ。
小笠原雄大:その様子を記録した監視カメラの状況が資料に添付されている
刀禰 葉月:「………えーと、その第三者って、こいつ?」資料の写真に指を当てて示す。
小笠原雄大:容疑者らしき男の胸に吸い込まれる少女の様子がよく見えるだろう
刀禰 葉月:なんか。すごい。みおぼえある。きがする。
小笠原雄大:「はい。その人物が弊支部のエージェント…“天頂環”を取り込んだものと見ています。」
井野場 雷那:「……」 資料にざっと目を通し、絶句する。「カンナさんが、こんなに呆気なく、ですか……」
刀禰 葉月:「……………多分知り合いですコイツ……」顔に手を当てて覆う。
井野場 雷那:「…………」 しりあい 「……えっ」
小笠原雄大:「彼女が倒せないほどの相手ではないとは思いますが…相手に不審な点を認め、警戒していたところを慮外の一撃で…」
小笠原雄大:「…なんと、知己の方ですか。」
刀禰 葉月:「何してんの!?最近連絡ないと思ったらぁ!」
GM:まさしく、君が以前連絡を取っていた菱刈和義が
GM:少女を胸の中へと取り込んでいるように見えるのである。
井野場 雷那:「そ、そういう事もある、のですね……いや、ありますか? 例えば外見だけ真似られたという線は?」
小笠原雄大:「助かりましたね…手がかりを集めている最中でして。」
小笠原雄大:「もちろんその可能性もあります。しかしそれなりの理由も想定しなければ」
刀禰 葉月:「あるかもしれないけど……まぁ、それは本人を探して確かめるのが早いわね」
刀禰 葉月:「ただ、知る限りではこの間までは、レネゲイドのレの字も知らないような一般人だったわ。仮に直近に目覚めたとしても……」
小笠原雄大:「そうですね。不可思議な部分はその点にもあります。」
刀禰 葉月:「二人がかりとはいえ、このHB市のエージェントを無力化出来るような脅威にすぐ育つか……?」
小笠原雄大:「この1年で出現したシンドローム…"グレイプニル"を、"幻黙"は行使しているように見受けられます。」
刀禰 葉月:「グレイプニル……」その言葉に、幾分か表情を厳しくする。
井野場 雷那:「グレイプニル」「データベースで情報はある程度確認していますが……あの症例はレネゲイドビーイングのみに発露すると聞いています」
刀禰 葉月:「……モヴィも検査受けたやつよね。確か、レネゲイドビーイングしか発症しないんじゃなかった?」
小笠原雄大:「その認識で正しいです。」
小笠原雄大:「しかし、彼らは反応を確認しても人間…しかし、既存のシンドロームでは再現出来ない効果を発揮しているのも事実。」
小笠原雄大:「何より、FHエージェントがそれを行使しているのであれば、向こうの組織も警戒をしているはずです。」
刀禰 葉月:「何らかの迂回経路を開拓したか、あるいは新種が人にも発症するようさらに変異したか……まぁ、手段を考えるのは後か」
刀禰 葉月:「重要なのは、新種との交戦の可能性が高いってこと。ちなみに……」
小笠原雄大:「はい…言えることは、強い脅威であるということです。」
刀禰 葉月:「例の、もうひとつの新種の人とかこの支部にいたっけ……?」
小笠原雄大:「もう一つの…あのシンドロームは」
小笠原雄大:「当支部にも未だ発症者は少なく、貴重なサンプルを研究することに注力している段階です」
小笠原雄大:「"プランナー"の協力により、発症者は少しずつ増えている段階ですが、地方である当支部にその恩恵が届くには多少の遅延があると言わざるを得ません。」
刀禰 葉月:「だーよねぇー……」天を仰いで背もたれに身を預ける。
井野場 雷那:「もう一つの新種……グレイプニルに対抗するために生まれたシンドローム、でしたか」
小笠原雄大:「今回のミッションに起用することは難しいかと…」
小笠原雄大:「あるもので詰めていくしかありません。」
井野場 雷那:「この支部、とは言わずとも、近隣の支部に発症者がいればいいのですが」「まあ、取り合いでしょうからね」
刀禰 葉月:「らしいね。人為的に造られたため、追加ではなく後天的に変異する可能性がある唯一の症例……」
小笠原雄大:「シャルヴの魔の手は、どこに現れてもおかしくありません。」
刀禰 葉月:「ま、どうにもできない事を現場の面子でどうにかするのは、UGNにとっちゃいつものことだよね」
井野場 雷那:「個人的には、いつものことであってほしくはないのですが」「刀禰さんが言われるなら、そうなのでしょう」
刀禰 葉月:「オッケー、あたしもこの件に手を貸すよ。まずは知り合いの所在から洗うとするかな」
小笠原雄大:「よろしくお願いします。裏を返せば、この件を上手く解決することで対抗の端緒となるかと。」
井野場 雷那:「助かります。私は、カンナさん……天頂環のレネゲイドパターンの方を追ってみましょう」
井野場 雷那:「実際見えている通りの現象かはともかく、カンナさんはあの男性の中に落ちていったように見えました。であれば、レネゲイドの痕跡を追えばあの男性……少なくともカンナさんまでは辿れるはずです」
刀禰 葉月:そういや感情指定してなかった。「菱刈 和義」へのロイスを 友情/憤懣☑でとっとこう。 何してんだあいつ!
小笠原雄大:「素早く筋道を建てていただき助かります。手が空いている人間にも解析データを洗わせてみましょう。」
井野場 雷那:そういえばこちらもまだ指定していませんでした。「小笠原雄大」へのロイスを ○有能な上司の方です/時々何を考えているかわからなくなります で取得
刀禰 葉月:「さ、時間が経つほど痕跡も足取りも薄くなる。特急で行こう!」
井野場 雷那:「はい」 こくり、と頷き 「では、井野場雷那、『荊棘なる野薔薇』――任務に入ります」
GM:----------------------
GM:シーンカット。ロイス取れるけど…調整してもらったので大丈夫そうですね
(目次に戻る)
ミドル1
GM:PC1&2のミドルシーン。PC2のみ登場侵蝕をお願いします。
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を1D10(→ 2)増加(37 → 39)
GM:----------------------
GM:?????
GM:----------------------
GM:―――色の失せた迷宮、といったところか。
GM:ただの偶然だ。常人である南野と、超人たる母衣町が意識を取り戻す時間のラグが噛み合い、ほぼ同時に目覚める形となった。
母衣町カンナ:「……ん、つ つぅ……んぇっ」ばっ 跳ねるように上体を起こす
GM:身を起こすであろう君たちの視界には、上記のような形容をすべき空間が広がっている。天井も壁も床も、全て色がなく、光源らしいものも無いのに視界はそれなりに通る場所
南野 朱斗:「ぅ、ぁ……?」
南野 朱斗:頭痛をこらえるようにこめかみを抑え、ゆっくりと見を起こす
母衣町カンナ:左右に頭を振れば金髪が揺れ……「っとぉ、第一村人発見?ってか何されたんだーアレ?」
母衣町カンナ:周囲に知覚を広げつつ、眼に着いた彼の元へと近づく
南野 朱斗:「きみ、は……?いや、それよりここは一体……!?」
母衣町カンナ:「んーっとアタシもよくわかってねーっつーか……ってアレ?」
母衣町カンナ:こてんと首を傾げ、じーーーっと全身を観察
南野 朱斗:「な、なに……?」 身を上半身だけ起こしたまま、思わずじりじりと下がる
母衣町カンナ:「んー、んー、んー……えーと何だっけ名前、同級生だったよね?確か」
母衣町カンナ:「なんかこー、喉元まで出かかって……」
南野 朱斗:「……ぁ」 なるほど言われてみれば見覚えがある、と思いながら頷いて
南野 朱斗:「……南野。南野朱斗。きみはたしか……母衣町、さん?」
母衣町カンナ:「あーっそうそう!南野クン! うんうん母衣町であってっよ、母衣町カンナね!」
母衣町カンナ:「やーよかった小骨が引っかかったみたいな感じで んでんで」
母衣町カンナ:「ここ、どこかワカルー?」
母衣町カンナ:……自らが何かしらの場に引きずり込まれたのは分かっている、そして、目の前の彼が一般人だとも
南野 朱斗:「い、いや、僕にも何が何だか……学校から帰る途中に突然、変な男の人に捕まって……そして、その人のお腹に開いた穴に落ちて……」
母衣町カンナ:会話をし、緊張をほぐし、なんとか脱出をさせてあげなければ
母衣町カンナ:「うへ、なんそれ不審者ぁ……? あっでも、アタシも後ろから羽交い絞めにされたかも……うわぁ、うわぁ……」
母衣町カンナ:「ってか落ちた……かぁ……うーーーん、確かにそんな感じ……あったかも……」
母衣町カンナ:ところどころ棒読みになりつつも、やはり彼も被害者だと断定
南野 朱斗:「……って、そんなことあるわけないよな……きっと何かの見間違いで、ほんとは道路の陥没とかそういうので……」
南野 朱斗:何とか、目にしたものを否定するように言葉を並べるが。震える声が、それが欺瞞に過ぎないことを、自分自身にも教えている
母衣町カンナ:「……っし!ならどっかから上に上がってみっか!」
母衣町カンナ:「よくわからんけども、落ちたんなら上がれば戻れるっしょ!多分!」
GM:と、君たちが活動を再開しようとした時。
GM:両者とも〈知覚〉で振ってみてください。
母衣町カンナ:むむっ
母衣町カンナ:(6+0)dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 10[1,4,6,6,9,10]+6[6]+1 → 17
GM:一般人である南野君は何の補正も受けられません
南野 朱斗:Oh……では素振り!
南野 朱斗:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 9[3,5,7,9] → 9
南野 朱斗:技能は乗るのであれば+1の10です
GM:結構強いな…
GM:なんでこんなに強いんだろう…まるで2200のようないびつな能力配分のシンドロームのせいのような…
GM:では素早く母衣町さんは察知し、一般人としては稀有なレベルの知覚能力で南野君も察します。
母衣町カンナ:「……っ」一般人の同行あり、早く離脱したかった、が……
"死盤":部屋の床から、突如として石油が湧き出したかのように、文字が湧き出し、節足動物の形状を象っていく
南野 朱斗:「……えっ……」
母衣町カンナ:「ぅぇぇぇぇええっ、キッショ!!!」
"死盤":虫とは言うが、1体1体が子犬ぐらいのサイズはある。
南野 朱斗:「む、虫!?いやでも大きいし……なんだこの数!?」
"死盤":そして中々の数だ。形成されたそれは、すべての個体が出現する前に君たちを認め
"死盤":特有の瞬発力を以て、君たちへと接近してくる―――!
母衣町カンナ:「! ゴメン、後で説明したげるから下がってて!」
母衣町カンナ:言って、一歩前に出る
母衣町カンナ:ここがどんな場所かはわからない、が
母衣町カンナ:「見えてんなら、着弾済みぃ!」 キュカンッ!!!
南野 朱斗:「だ、ダメだ、あんなの相手にするのは──」 無理だ、と。至極当たり前の言葉が口から出るよりも、「それ」は速かった
母衣町カンナ:周囲の光が矢弾となって虫たちを貫き終えていた
南野 朱斗:「……ぇ」 何度目かの、間の抜けた声
"死盤":バヂィッ!君の練度からすればそれは脆弱に過ぎる強度だ。
母衣町カンナ:「説明はあとでねっ……ところで聞きたいんだけど」
"死盤":貫かれた個体は、気色の悪い体液を撒き散らすでもなく、文字として散逸し、虚空に千切れ消えていく。
母衣町カンナ:その散っていく様を油断なく見据えつつ、拡げた知覚が周囲を探り―――
母衣町カンナ:「脚、速いほうだったりする?」
南野 朱斗:「……クラスじゃ下から数えた方が早いけど、今見たこと、後で説明してくれるって言うなら」
南野 朱斗:「なんとか、頑張ってみる」
GM:と、ここで
GM:唐突に、母衣町カンナは、己の右腕が存在していないかのように感じるだろう。
母衣町カンナ:「おっけ、なら早く逃げ……はぇ?」バッと、右腕を上げようと"した"
"死盤":―――視線を向ければ、右手には虫の噛み跡が認められるだろう。いつの間にか接近され、傷を負わされている
南野 朱斗:「……母衣町さん!?」
"死盤":大した傷ではない。オーヴァードにとっては無意味とさえ言えるレベルの外傷は、しかし、君にとって致命的な要素を奪い取っている。
母衣町カンナ:「―――ゃ ば!」カッッッ!!! 咄嗟に右腕から光を放つ、奥の手でもある発光能力
母衣町カンナ:虫たちを堕とし、再度周囲を見渡しなおす
"死盤":《封印の鎖縛》。ドーンブリンガーを指定し、使用不能にする。
母衣町カンナ:「……文字、虫、強奪……虫食い?そーいう……いやまって、ちょっとまってヤバ」
"死盤":《支配者への供物》。使用不能にしたドーンブリンガーを所有しているように扱う。
母衣町カンナ:出力が、およそ半分削り取られた 今の一瞬だけで
"死盤":光に焼かれた個体は、出力の低下で死亡にまでは至らず
"死盤":その身に新しい文字列が増えたことが視認出来る。
母衣町カンナ:(ウロボロス?グレイプニルだけじゃないっての?)「って考えてる場合じゃ、あー、もうっ!」
"死盤":"Light"。
"死盤":1個体が光線を放ち、君を追い詰める中、他の虫も君たちに群がっていく。明らかな危機である。
母衣町カンナ:「っげぇ!? っぱウロボロス混じってんじゃん!」
母衣町カンナ:だが、それはつまり……
母衣町カンナ:「っ 走って逃げちゃって!南野クン!」
母衣町カンナ:ウロボロスが捕食するのはレネゲイドだ 一般人なら少なくとも"捕食対象"ではないだろう
南野 朱斗:聞きなれない言葉への疑問であるとか、逃げろという指示を肯定する言葉であるとか、口に出すべきものはあった
南野 朱斗:だけど──
南野 朱斗:「───んか」
南野 朱斗:おおよそ武器と呼べるものはないけれど。教科書やらがたっぷりつまった重い鞄、鈍器を担ぐようにその取っ手を握る
南野 朱斗:「……置いていけるもんか」
南野 朱斗:虫の群れと、友人とまでは呼べない、けれど他人でもない同級生の間に立つ
母衣町カンナ:「ちょっ何してんの!早く行きなっての!」
母衣町カンナ:「アタシはこーいうの慣れっこなの!出る幕じゃ……!」
南野 朱斗:「それでも!」
母衣町カンナ:「!」
南野 朱斗:「怪我した人を、しかも女の子を残して行けるわけないだろ!僕だって──」
南野 朱斗:──男だから?違う、こうして思わず体が動いてしまったのは
南野 朱斗:「──きみと同じ、人間なんだ!」
母衣町カンナ:「……ったくもーナマイキ言うな~、でも あんがとね」
母衣町カンナ:(っし……限界まで、リザレクトに任せてひたすらにぶち込む)覚悟を決める
母衣町カンナ:(持ちこたえれば、後はシブチョーとか、雷那ちゃんとかが何とかしてくれるっしょ!)
母衣町カンナ:「ふっふーん、後で教えたげるって約束したしっ ちゃんと切り抜けてみせっかんね!」
"死盤":いよいよ部屋の面積の半分を埋めようかというほどに増殖した群れは、母衣町の力を奪い取った個体を筆頭に、君たちを蹂躙せんと接近していく…
"死盤":君達の意気とは裏腹に、絶望的な状況…しかし、ここで
GM:何が幸いをしたのかは分からない、が。南野の奮起と対応するかのように、床の一部が白み始め、文字を象る…
GM:否…全てが漆黒で構成されているがゆえに判別が出来なかったが…そもそもが、この部屋は全て文字で出来ていた。
GM:真っ白に塗り替わった床が、君の目に留まる。そこに答えがあると君は直感する。この状況を打破する"鍵"がそこに。
南野 朱斗:「────」 あの時、自分が何故そうしたのか。後々になっても、はっきりとした答えは出なかった
母衣町カンナ:何かの変化を知覚する、押し寄せる虫たちに光を浴びせながら、その文字に、彼に《スポットライト》を当てる
南野 朱斗:"そこ"へと、迷わず腕を伸ばす。白い、何もない場所にある何かを掴むように
GM:根拠の無い確信と共に、君は自分の変貌を知覚した。
GM:己が身にある力を自覚した君は、武器を取ると同時に侵蝕率を+2d10してください。
南野 朱斗:2d10+33
DoubleCross : (2D10+33) → 10[4,6]+33 → 43
南野 朱斗:──伸ばした手に掴み取ったのは、柄。それは片手で持つには長く、明らかに両手で保持することを前提としたもの
南野 朱斗:だが、その先に続く刃は酷くアンバランスだった。まるで長巻の柄に、脇差の刃を括り付けたようなもの
南野 朱斗:手に取った瞬間、これでは足りないと理解する。そして、不足するものが何処にあるのかも、また
南野 朱斗:「ッ……ああああああああっ!」
南野 朱斗:迷わず、その刃を自分の腹に突き立てる。制服が、両手が、顔が、跳ねる血で赤く染まり──
母衣町カンナ:「ぅっそ、こんな時に覚醒ぃ!? 暴走までしてねっ!? しかもあれって……!」
南野 朱斗:ずるり、ずるりと。引き出す刃に絡みつくのは腸ではなかった
南野 朱斗:柄に相応の、否、長巻以上に長大な刀身。勢いよく抜き放ったそれは、空中に飛び散った血をも喰らって、2m余りの血刃を形作る
南野 朱斗:「──ああ、なんだ──」
南野 朱斗:「最初から、自分にあったんだ」
南野 朱斗:抗う術を手に、安堵と、そして高揚感が沸き上がる
母衣町カンナ:その刃はブラムストーカーの血刃にも見える、だが、武器の取り出し方からして、アレは
母衣町カンナ:「―――"神殺す刃"!?」
南野 朱斗:「──母衣町さん」
南野 朱斗:聞きなれぬ言葉がもう一つ、けれど今は
南野 朱斗:「僕もやるよ。きっと「これ」は──」
南野 朱斗:「そのためにあるんだ」
南野 朱斗:根拠のない、けれど確信に満ちた声と共に。虫の群れを睨む
"死盤":君の振りかざした刃の力を見て取ったのか、本能的に虫の進行が停止する。
母衣町カンナ:「―――!」その覚醒に驚愕も、衝撃も、動揺もあったが
GM:母衣町には知識があるはずだ。"その"シンドロームは、グレイプニルシンドロームに対する特攻能力を持つ。
母衣町カンナ:「おっけー!それはアイツらに絶対に"効く"!やっちまえーっ!」引き込んだそれは、鬼札だ
南野 朱斗:「──ぁあああああああああああああああああッ!」
南野 朱斗:声に背を押され、長大な刃を振り回す。力任せでは扱えぬそれを操る技術を学んだことはもちろん、ない
南野 朱斗:けれど、振るう太刀筋は鮮やかなもの。思考でも、体に染みついたものでもなく。刃と体に巡る血が、かつて振るわれた技を再生する
"死盤":緋色の弧がモノクロの室内を照らし、虫の群れを水平に分かつ。小気味の良い手応えと共に、それは崩れ落ち、文字にすら還元されず塵と消えていく。
"死盤":先頭にいた虫も大差なく切り裂かれ、同時に母衣町の右腕へと再び力が戻っていく。
母衣町カンナ:「わひゃっ!った、よかった回復!ラッキー!」
GM:オーヴァードの戦闘能力は、時に時間の概念では測れない程の成長を見せることがある。特に覚醒時は
南野 朱斗:「やっ……た……?」
南野 朱斗:調理実習以外で「刃物で何かを切る」という経験は無い。ただそれでも、手応えが奇妙であることは分かる
母衣町カンナ:「すっげーじゃん南野クン!マジで助かっちゃったし!」
南野 朱斗:「っ……で、でも母衣町さん!あいつらまだまだたくさんいる……斬るだけじゃ追いつかない!」
母衣町カンナ:「ふっふーん、安心しろっての!」
母衣町カンナ:「不意打ち続きでアレだけど―――」キュ カンッッッ!!!!
母衣町カンナ:「アタシ、これでも結構つえーから」瞬きの間に、その空間に光が満ち、文字どもを焼き消していた
南野 朱斗:「……!」 全力の光景を目にして、零れ出たのは
南野 朱斗:「……なんて、綺麗な」
南野 朱斗:血染めで呟くには似つかわしくない、素朴な感想だった
母衣町カンナ:「ぷはっ 何それ口説き文句か~?」
母衣町カンナ:ニカッと明るい笑顔で、切り抜けたことを喜んだ
南野 朱斗:「口説……!?」
南野 朱斗:茶化すような明るい言葉に、赤面しつつたじろいで、けれど──
南野 朱斗:──よかった、と。文字通り血の気が失せていく太刀を手に、ほっと胸をなでおろした
GM:君達2人の前に、虫の大群は蹂躙されていく。程なくして戦いは終わるであろう。
GM:シーンカット!ロイスのみ可能です。
南野 朱斗:押忍!ちなみにシナリオロイスは指定あるまで空白のまま置いとく感じでしょうか
母衣町カンナ:南野朱斗:〇助かった!/憂慮 覚醒直後は色々不安定だからね
南野 朱斗:どちらにせよカンナさんへのロイスを取得!「■連帯感/不安」にて!
GM:まだシナリオロイスは空けておいてもらえると
GM:ではシーンカットです
(目次に戻る)
ミドル2
GM:続いてPC3と4のシーン
GM:情報収集のシーンになります。項目はこちら
・菱刈和義について 情報:UGN 7
・神隠し事件について 情報:噂話 8
GM:2つ情報を抜くと更に情報が現れ、2人は未行動状態となります。
GM:判定失敗しても1d5を振ることで再挑戦が可能!
GM:では登場侵蝕を振ってもらい、後判定をどうぞ
GM:シーンプレイヤーは刀禰さんです
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を1D10(→ 1)増加(42 → 43)
刀禰 葉月:刀禰 葉月侵蝕値1D10(→ 3)(38 → 41)
刀禰 葉月:そうだ、ちょっとコネ周りの事で相談したいんだった
刀禰 葉月:Q1:アイテム「ミーミルの覚書(IA90p中央)」でリレーションアイテムのコネは指定、効果を使用できますか?
刀禰 葉月:Q2:アイテム「ミーミルの覚書」で『効果はシナリオ1回まで使用可能』と書かれたコネを指定し、その効果を使用した場合、以後シナリオ中「ミーミルの覚書」を使用できなくなりますか?
刀禰 葉月:それはそれとして「†イリーガルモービル」の効果でこのシーンでは乗用車に乗っておくよ。多分他の選択肢であるモーターボートやヘリの出番はない気がするが。
GM:今回は「指定したコネに再び変更して使用することはできない」という形とします
刀禰 葉月:オーケー、ありがとう。
GM:あとミーミルは情報判定にのみ使用出来るので、例えば調達師のようなコネにはできたりしません。
GM:そこだけ気をつけてもらえればOK!
刀禰 葉月:じゃああたしは菱刈の方を調べようかな。
GM:そして使えるイージーはいつでも歓迎だ
井野場 雷那:では私は神隠し事件の方ですね。噂話技能はないですが、まあ何とかなるでしょう
刀禰 葉月:とりあえず、情報収集の直前に「ミーミルの覚書」を効果で「コネ:霧谷雄吾」に変更。「キリタニコネクション」と併せて、情報:UGNの判定にダイス+3、達成値+3で判定するよ。
刀禰 葉月:(3+4+3)DX10+3>=7
DoubleCross : (10DX10+3>=7) → 10[1,3,4,4,5,5,8,8,9,10]+6[6]+3 → 19 → 成功
GM:霧谷さん…いつもあなたは小さい現場にまでも顔を出してくれる…
刀禰 葉月:毎度ユーゴさんにはお世話になってるよ。とりあえずあたしは成功。
井野場 雷那:お見事です、ではこちらも行きましょう。判定に《巨匠の記憶》を使用。今の所ダメージも判定失敗もしていないので「ホールスキン」「モデルチルドレン」の効果を両方とも受けられます。
GM:最強クラスのチルドレンエンブレム!
井野場 雷那:(2+2+0+1)dx10+2>=8
DoubleCross : (5DX10+2>=8) → 10[1,3,4,5,10]+10[10]+1[1]+2 → 23 → 成功
井野場 雷那:無事成功です。
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を2増加(43 → 45)
GM:強すぎる…
GM:ではふたりとも成功!情報開示します
・菱刈和義について 情報:UGN 7
23歳、一応は芽の出ない文筆家希望という立場であり、刀禰のタクシー業を出版社への持ち込みの際によく利用していたようだ。
平凡への反発というよりは、自分が普通の仕事を行うビジョンが持てないというところに起因した諦めを抱いていたようで、物書きだけは見込みが見いだせていたと思われる。
連絡が取れなくなっていた間に何が起こったかは不明。少なくとも監視カメラの様子を確認したところ本人には間違いないが、彼とは思えない挙動が散見されており、
何かしらのエフェクトによって性格が改変されている可能性が高い。
・神隠し事件について 情報:噂話 8
HB市に流れている、人間が蒸発しているという噂…もとい事件。UGNは噂の調査時にエフェクトの痕跡を見出したため、早々にR案件だと把握し情報封鎖を行った。
事件進展の遅れにより噂として語られるレベルとなってしまっている。現場の痕跡を確認すると、モルフェウスやオルクスとは明確に違う変質が残っており、グレイプニル
シンドロームによるものであることが推測される。
GM:2つ情報を抜いたので、こちらの情報が提示されます。
GM:・菱刈和義と事件の関係性 知識:レネゲイド 情報:UGN 10
刀禰 葉月:『改変』かァ~~。まぁ完全に不審者の事案だったもんね……
GM:ふたりとも未行動になります。ミーミルは効果をリフレッシュして使用して構いません
井野場 雷那:『改変』と一口に言いますが、性格まで変えられるものなのですね。恐ろしい話です。
GM:具体的には、グレイプニルのエネミーエフェクトの効果になります
井野場 雷那:なるほど
GM:《改変のリング》。性格や人格を書き換えるエフェクトですね。
刀禰 葉月:はーいありがと。特に何もなければ、また私が調べて霧谷さんに裏取りして貰おうかな
井野場 雷那:お願いします。こちらも失敗時のバックアップは可能なので、お気軽に。
刀禰 葉月:あ、既に変えたやつにはもっかい変えられないんだっけ。ならUGN幹部に変えるか
刀禰 葉月:というわけで、今度は「コネ:UGN幹部」に変更して使用。ダイスがさっきより1個減るね
刀禰 葉月:(3+4+2)DX10+3>=10
DoubleCross : (9DX10+3>=10) → 10[1,1,2,3,7,8,9,10,10]+5[1,5]+3 → 18 → 成功
GM:成功!
GM:あ、変えられないのはコネそのものに回数制限があるものっていう意味ですね。他はシーンをまたげば自由に変えていいです
GM:では開示します
GM:・菱刈和義と事件の関係性 知識:レネゲイド 情報:UGN 10
UGNの情報封鎖時期と彼と連絡が取れなかった時期は、実は対応関係にない。記憶を辿ってみれば、刀禰が最後にあったタイミングで既に事件は発生している。
つまり事件そのものは菱刈が引き起こしたものとは想定しづらく、第三者によるものの確率が高い。
……本人の行動痕跡も確認された。追跡は十分に可能である。
刀禰 葉月:ふぅーん?井野場ちゃんの読みが当たってたかもね。
井野場 雷那:ふむ……とはいえ、容貌が酷似している以上、何らかの関係はあるのでしょう。
井野場 雷那:本人を追跡できるならまずそちらを当たりましょうか
GM:では情報共有のロールから
GM:--------------------
GM:HB市支部
GM:--------------------
GM:HB支部は郊外の、更に人気の少ない山間部の手前に配置されている。
GM:表向きは、採用基準の特殊な中高一貫の学校とされており、尋常の入学や編入手段は存在せず、日夜多くのチルドレンが訓練をこなしている。
GM:そして支部を冠する以上、調査に必要なインフラも十分に整っている。君達は支部の機能を利用し、事件を追跡していた。
刀禰 葉月:「……うん、うんうん。やっぱそんな感じー?」
刀禰 葉月:「所見助かったよ。また今度ね、ユーゴさん」
刀禰 葉月:何やらやり取りをした後、端末の画面共有を切って手元の本を閉じる。
刀禰 葉月:「第三者の方は調べが付いたよ、井野場ちゃん」
井野場 雷那:「なるほど。……ええ、十分よ。ありがとう。お礼に今度、質のいい茶葉の仕入れ先を教えるわ。……ふふっ、ではまた」
井野場 雷那:手元のスマホの通信を切り、振り返る。「ありがとうございます。こちらも、市内のいわゆる『神隠し』の件は一通り当たれました」
刀禰 葉月:「優秀~。じゃ、母衣町ちゃんを待たせてもアレだしパパッとすり合わせよっか」
井野場 雷那:「了解です。まず、介入している第三者の件から行きましょう。どうでしたか?」
刀禰 葉月:「第三者の名前は菱刈和義。23歳、職歴なし、内定なし、小説の受賞歴あり……」
刀禰 葉月:「まぁその辺は置いとくとしても、普段の彼と明らかに性格っていうか、言動が違っておかしかったわね」
刀禰 葉月:「専門家にもカメラの映像見て貰ったけど、エフェクトか何かで『改変』されてる可能性が高い、ってさ」
井野場 雷那:「『改変』……なるほど。であれば、こちらの件とつながる可能性は高いですね」
井野場 雷那:「今回の連続失踪案件――世間的な噂では『神隠し』と言われているようなのでその呼称を引用して、『神隠し』案件」
井野場 雷那:「一応UGNの情報統制もかかっているのですが、長引いてしまったためか世間的にも噂となってしまっています。残念ながら」
刀禰 葉月:「まー、人の口に戸は立てられないからねぇ」レネゲイドに関する認識を奪う事は出来ても、単なる失踪と認識されたのであれば話は別だ。
井野場 雷那:「そして、現場の痕跡を確認できたのですが……これを」 スマホを操作。事件現場と思しき地点の写真を表示する。
刀禰 葉月:「現場のエフェクト痕?」
井野場 雷那:「はい。解析班の所見では、既存のシンドローム……ああ、この場合の既存とは『十三種』と言う意味ですが……それらにはいずれも該当しない、とのことです」
刀禰 葉月:「『新種』絡みが確定かぁ………」面倒なことになった、というように髪を掻き上げる。
井野場 雷那:「私も現状確認できる痕跡の映像は見たのですが……あれは、なんと言ったらいいのか」
井野場 雷那:「たとえば、モルフェウスの変容であればある程度の法則性は割り出せます。ですが、あの様子はそういった埒の外にある」
刀禰 葉月:「少なくとも領域じゃあないかな。いや、より正確に言うなら私みたいなオルクスじゃあない」
刀禰 葉月:「"奪える"って話が本当なら、それを利用した空間ぐらいはあるかもだ……神隠しされた人がいる場所はね」
刀禰 葉月:「……ン、情報封鎖?」
刀禰 葉月:「UGNが封鎖張ったタイミングって分かる?」
井野場 雷那:「……」「確か、神隠しが発生した翌日頃には裁可がおりていたはずですが」 スマホを高速で操作してメール履歴を確認し
刀禰 葉月:「あー、なるほどなるほど?じゃあちょっと待ってね………」ぱらぱらと手元の白紙の本を捲る。
刀禰 葉月:やがて浮かび上がった文字を指で指す。「この人か」
刀禰 葉月:「もしもしユーゴさん?ちょっとまた追加で調べてほしいのがあって……あ、すぐ連絡取れる?ありがと」
刀禰 葉月:「よし。お」閉じるや否や、新たにメールが届き端末が震える。
刀禰 葉月:「仕事速いな~。内容は……」
井野場 雷那:「……当たりましたか?」
刀禰 葉月:「うん、やっぱり。こいつ、最初の神隠しより後にあたしと会ってる」
井野場 雷那:「と、なると」「初動の『主犯』の線は消えますか」
刀禰 葉月:「最後に会った時はこんな様子じゃなかったから、菱刈は主犯とは考えづらいね」
刀禰 葉月:「居場所も割れた。早速、"インタビュー"行ってみる?」
井野場 雷那:「話が早くて助かります」「では、この男を追っていただけますか、運転手さん?」
GM:シーンカット。ロイスと購入ができます
GM:なんと今ピンチの2人分も代理で購入が出来るので
GM:一人2回購入判定が可能だ
井野場 雷那:わおわお
刀禰 葉月:イエイ!
刀禰 葉月:じゃあとりあえず斧でも狙うか。イリーガルモービルが乗って+4個。
刀禰 葉月:7DX10+1>=11
DoubleCross : (7DX10+1>=11) → 9[1,1,2,4,7,7,9]+1 → 10 → 失敗
刀禰 葉月:財産ポイント1点使用して成功!ストックしておくね。
刀禰 葉月:もう一本行っとくか。同じく+4個。
刀禰 葉月:7DX10+1>=11
DoubleCross : (7DX10+1>=11) → 8[1,4,5,7,8,8,8]+1 → 9 → 失敗
刀禰 葉月:残り2点なので丁度使い切って成功。サイドボードに入れておくね。
GM:井野場さんも買ってね
井野場 雷那:ではこちらは高性能治療キットにチャレンジします。
井野場 雷那:3dx+2>=9
DoubleCross : (3DX10+2>=9) → 8[4,7,8]+2 → 10 → 成功
井野場 雷那:買えました。
井野場 雷那:あと1回は……念のためもう1度行っておきましょう。高性能治療キットで
井野場 雷那:3dx+2>=9
DoubleCross : (3DX10+2>=9) → 10[7,8,10]+7[7]+2 → 19 → 成功
GM:2つも治療が出来る
GM:ではシーンカットできます
井野場 雷那:今日の私は運がいいようです。成功。
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ミドル3
GM:PC1と2のミドルになります。
GM:さっきのシーンから地続きなので侵蝕率は1d5でいいです
南野 朱斗:やったー
南野 朱斗:1d5+43
DoubleCross : (1D5+43) → 3[3]+43 → 46
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を1D10(→ 3)増加(39 → 42)
GM:-----------------
GM:?????
GM:-----------------
GM:虫たちを一掃した君達は、部屋の内部を調査する段階に来ている。
GM:部屋の外側にある扉は物理的な損壊や通常の開閉動作に反応をする様子はない。
母衣町カンナ:「んーむ、開く感じなし、なんか出てくる感じも無しかぁ~」
母衣町カンナ:ふぎぎぎ~~っ と力を込めてみて、げしっと一発扉に蹴りを入れてからぼやく
南野 朱斗:「動かせそうなところもないし……登るなんてもっての外かな……」
母衣町カンナ:「雷那ちゃんとかが何か掴んでくれてっといーんだけど、なんもしないってのもねー」
母衣町カンナ:未だに"敵"の空間の中、最低限の説明をした後、脱出のための探索を行っていた
GM:手がかりを掴みたいならば、まずは〈知覚〉判定をしてもらうと良いでしょう
南野 朱斗:「UGN……だっけ。街の中には、母衣町さんの仲間がいるんだね」
母衣町カンナ:「そのとーり!みんな頼りになっからさ~、アタシのことも伝わってっからもう動いてる!はず!」
母衣町カンナ:では知覚振ります~
南野 朱斗:ふりまーす!
南野 朱斗:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 9[1,5,6,9]+1 → 10
母衣町カンナ:(6+0)dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 10[3,4,4,6,6,10]+5[5]+1 → 16
南野 朱斗:流石だ
GM:では、戦闘の前後で変わったことが、覚醒以外にももう一つあることに二人は気づきます
GM:南野の、おそらくは血に濡れた服の中に、何か異物が転がっていることに気づく
GM:取り出してみますか?
南野 朱斗:イエス!
南野 朱斗:「……ん?これって……」 懐に入っていた何かを手に取り、母衣町さんに示すように掌に載せる
母衣町カンナ:「ありゃ?なんじゃろコレ?」
母衣町カンナ:ひょい、と近づいて覗き込む
GM:それは…文字通りの"鍵"だ。
南野 朱斗:「(距離が……距離が近い……!)」 それになんだかいい匂いがする、などと場違いにどぎまぎしつつ
GM:※何色の鍵にしますか?
南野 朱斗:そらもうこういう場合は銀ですよ銀
GM:では銀色の鍵です
南野 朱斗:「……僕、こんなの持ってなかったよ。少なくとも、あの男の人に落とされる前には」
母衣町カンナ:「鍵?覚えはない……みたいだねっ、う~~ん?」
母衣町カンナ:「すっごい安直に考えると、まぁ鍵なんだし、なんかを開けるわけじゃん?」
母衣町カンナ:つぃ……と、視線を扉に向ける
母衣町カンナ:「開いたりすっかな?」
GM:君の訝しむ気持ちを写し取るかのように銀色の輝きが揺れている。
GM:本能的に、君自身の所有物であることを感じるだろう
南野 朱斗:「……やってみよう。これは、なんというか……信じていいものな気が、する」
母衣町カンナ:「おけおけ、そのカンを信じてみよっ」
母衣町カンナ:「キミの能力はミストルティン……魂を武器にするなんて代物だかんね」
南野 朱斗:「……魂」
母衣町カンナ:「まだよく分かんねー分類だし、その端っこが表出してんのかも?なーんて」
南野 朱斗:だとすると、あの太刀筋も。自分の血に染みついたものなのだろうか、と。暗い思考に偏りかけたけれど
母衣町カンナ:「だから、信じられるってんなら信じてみなって!」ぱんっ と背中を叩く
南野 朱斗:「……うん。母衣町さんがそう言うなら、考えるのは後にするよ。今は──」
南野 朱斗:「できることを、試してみなきゃ」
南野 朱斗:幾分か、心が軽くなったような気がして。掌の銀鍵を、しっかりと握りしめる
南野 朱斗:「まずは、これをどこかに使えないかだけど……」
母衣町カンナ:「んー、とりま……扉にかざしてみっとか?開けゴマ的な」
母衣町カンナ:外側に配置され、びくともしなかった扉に目を向ける
南野 朱斗:「……自分で言いだしておいてだけど、そんなマンガみたいなことがあるわけ……」
南野 朱斗:そう言いつつ、ひとまずは提案通り、鍵を持って扉に近づいていく
GM:扉は、鍵に対して怯えるかのように波紋を揺らめかせる
南野 朱斗:「は、反応した!?」
母衣町カンナ:「ふんふん、やっぱその鍵、キミの能力の副産物っぽいね」
母衣町カンナ:「さっきチラッと言ったけど、これ起こしてる連中の力に対して特攻なワケよ、それ」
母衣町カンナ:「つまり……覚醒したてでゴメンだけど!こっから先めっちゃ頼りにすっから!」
母衣町カンナ:ふんす、と腕を組んでなぜか自信満々に言い放った
南野 朱斗:「う、うん……頼られた分は応えてみせるよ、きっと」
母衣町カンナ:「ってわけでゴーゴー!多分開けれる開けれる~!」
南野 朱斗:その姿に、戸惑いと、そして頼もしさを感じて。半ば引きずられるように、鍵を握ったまま扉に触れる
GM:扉は、触れた手のひらから広がるように
GM:ボロボロと文字を崩れさせていく。先の部屋の様子が見えるだろう。
GM:―――というわけで、貴方達はこの迷宮の探索が行えるようになりました。
南野 朱斗:やったぜ
母衣町カンナ:ヤッター!
GM:迷宮内を探索することで、こちらの情報が調べられます
・迷宮について 知識:レネゲイド 知覚 9
・迷宮の怪物 RC 知覚 情報:UGN 8
母衣町カンナ:とりあえず私は知覚で振るのがよさげだ、どっち行きます?
南野 朱斗:じゃあ低い方を頂きましょう。こちらも知覚で、脱出方法をやらせてもらいたく
母衣町カンナ:ではこちらは迷宮についてを
母衣町カンナ:(6+0)dx+1>=9 迷宮について
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 7[1,1,1,5,5,7]+1 → 8 → 失敗
母衣町カンナ:げぇっ
南野 朱斗:ウワーッ
南野 朱斗:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 9[2,3,7,9]+1 → 10 → 成功
南野 朱斗:さっきから知覚で10しか出てない
母衣町カンナ:ざ、財産点は使えますか……?
GM:良いぜ
母衣町カンナ:助かった!1点使って成功!
母衣町カンナ:母衣町カンナの財産を1減少(3 → 2)
GM:その財産がどう使われたかは、偶然持ち寄ってた何等かが役に立ったことにします
母衣町カンナ:戦闘中に落っことした化粧ポーチのファンデで文字がくっきり見えたのでしょう
南野 朱斗:女子力が高い
GM:やったね
GM:では情報開示
・迷宮について 知識:レネゲイド 知覚 9
天井・壁面・床、全てがモノクロで構成されている迷宮のような空間。扉はあるが、物理的な破壊や開閉は困難。唯一南斗の所持する銀の鍵によってのみ開くことが確認出来る。
・迷宮の怪物 RC 知覚 情報:UGN 8
文字で構成された節足動物に見える。噛まれるとそこから『肉体を構成する文字に穴が開いた』かのように、目的とする機能を停止させられる。(腕なら持ち上げる能力、操作する能力等)
数が多いが、アーキタイプ武装に限らず通常のエフェクトでも落ち着けば撃破は可能なようだ。
GM:2つ空けたことでイベントが発生します
GM:扉を開放出来たことで、君達は本格的に探索というものが可能となった。
GM:部屋の規格は殆ど単一であるが、ここは南野の学習道具が役に立つ場面である。大まかに部屋のあたりをつけ、少しずつではあるが進行方向を間違わずに奥へと進むことができている。
GM:時折重力の歪んだ部屋、高熱、あるいは低温の部屋等、異常環境の部屋もあったが…そのどれもが中途半端で君達に害を及ぼすレベルには至っていない。先ほどの虫もたまに湧いては君達に蹴散らされている。
GM:まるで要領を得ない三文小説を読まされているかのような空間を、君達は順調に進むことができているのであった。
母衣町カンナ:「よっしゃよっしゃ、扉も何のその!ナイスだぜ~南野クン!」
南野 朱斗:「ど、どういたしまして……?……それにしたって、なんというか……凄いね、母衣町さんは」
母衣町カンナ:「ってもこー、イマイチ統一感ねーってか書き散らしめいてるってーか……およ?」
母衣町カンナ:急な賞賛に目をぱちくりとさせた
南野 朱斗:「慣れてる……っていうのとも違う感じなんだけど。……不安だったり、怖かったりしないのかなって」
南野 朱斗:少なくとも、自分なら。彼女のように振る舞うことはできないだろう。そんな風に、驚きと憧れが混じったような視線を彼女に向けながら
母衣町カンナ:「ん~~~、まー確かに急に拉致られたり変な虫に集られたりしたわけだけども……アレッ結構致命的だったな……?」
母衣町カンナ:「こほんっ!ともあれ大丈夫大丈夫っ 皆もきっと動いてくれてっし!巻き込んじゃった形だけど南野クンもいっしね!」
母衣町カンナ:「あとあと、チラッと話したけどさ~、アタシらって非日常に慣れ過ぎるとアブねーわけよ」
母衣町カンナ:「だから!こーして日常通りでいた方が、日常にも帰りやすいってわけ!多分!」
母衣町カンナ:「ままっこれも慣れっしょ慣れ!南野クンもシリアスになり過ぎっと、コロッとコケちゃうかもだし、肩の力ぬいてこーぜ、アタシもついてっしな!」
南野 朱斗:多分、と。言い切らない形で締めたことに思わず苦笑交じりの笑みが零れる
南野 朱斗:けれど、やっぱりそれこそが頼もしくて
南野 朱斗:「……うん。まずはここから出ることから、だね」
母衣町カンナ:「そゆことっ」
南野 朱斗:これまでより半歩分、母衣町さんに先に歩みを進めてゆく
母衣町カンナ:「んーしっかし、文字だらけだったり、虫食いモチーフ?っぽかったりしたけど……」
母衣町カンナ:「なんか雑? コピペだらけってか、書いては捨てまくりってか、読みにくいってか」
母衣町カンナ:言いながら南野クンと共に歩みを進めれば、また次の扉が見えてきた
南野 朱斗:「あの虫みたいな奴は、攻撃すれば消えるっぽいから大丈夫かな……大きなのがいたりしたらまた別かもだけど……っと」
南野 朱斗:「……こいつの出番、かな」
南野 朱斗:もう一度、あの銀の鍵を握る。手に取らなくても、身に着けさえしていればいいのかもしれないけれど
GM:再び鍵を扉に近づけることで開放されていく部屋…またも代わり映えのしない景色、かと思いきや
GM:部屋の床に、結晶状のものが析出している。薄い緑色の、くすんだエメラルドのようなものだ。
母衣町カンナ:「およ、なんだありゃ?」
南野 朱斗:「こんなの……今までなかったよね。何かの鉱石……?」
母衣町カンナ:自然に周囲を警戒しながら、結晶を観察する
GM:君達が部屋に入ると、それに呼応するかのように光る。
母衣町カンナ:「うーむ見るからに異物感、またグレイプニルの何かかー?」
GM:やがて、君達の脳裏に何者かの声が響き出した…
菱刈 和義:『また佳作…多産であることは取り柄だと思うが、会心の出来だと思っても相手の反応は鈍過ぎる。』 『才能が無いと言えばそれまでだが…才能が無いと言えばそれまでになってしまう…』
菱刈 和義:『そもそも俺の中でこれだ!と言えるものがある以上、世間が理解していないだけなのだ!次こそは本に…どんな手を使ってでも…』
南野 朱斗:「本……?佳作……?何を言って──」
南野 朱斗:思わずそう口にして、はたと気付く。今ここに、自分たち以外の姿はない
南野 朱斗:「……母衣町さん。聞こえた?」
母衣町カンナ:「ん、確かに聞こえたね~、本って、作家的なアレかな?」
GM:※結晶は取り出すこともできます。
母衣町カンナ:「今までとの差は……やっぱこの結晶かな?」
母衣町カンナ:ひょい、と屈んで結晶をつつく
南野 朱斗:「……うん。これ……外せそうだ」
南野 朱斗:母衣町さんに続いて、その結晶にそっと触れる。……ちなみにGM
南野 朱斗:イージーエフェクトの《共鳴探知》(グレイプニルのオーヴァードや、その痕跡を大まかに探知する)があるのですが、この結晶にグレイプニルっぽい感じはありますか
GM:ほうほう
GM:逆ですね。周囲からはグレイプニルの気配で充満した感覚ですが、この結晶はそういう感覚は逆に薄いです。
母衣町カンナ:ほうほう
GM:しかし、そういった気配が結晶の中に侵入しているような感覚もまた感じるでしょう
南野 朱斗:「……あ、れ。これって──」
母衣町カンナ:「むむっ、どしたん?何かビビッときた?」
南野 朱斗:「──これ、周りの壁とかとは違う。この迷宮のあっちこっちからぞわぞわした感じがするけど……これだけ、そういうのがない」
南野 朱斗:「逆に……なんだろう。ちょっとずつ、周りから嫌なものがこれに入っていく……?」
母衣町カンナ:「ふむふむ……研修で聞いた探知能力って奴かな?んーてことは」
母衣町カンナ:「雑な考察だけど~、結晶が記憶的なアレ、で、文字が悪いバイキン的なアレとか?かも?」
南野 朱斗:「……うん、なんとなく、母衣町さんの言うことは分かる。じゃあ──」
南野 朱斗:結晶に触れ、その手にゆっくりと力を込めて。そうっと床から外す
GM:ビシッ
GM:外すが速いか、部屋に亀裂が走り…そこから風が吹き込んでくる
GM:12月の気温…外の香りだ
母衣町カンナ:「おわっ!これって……!」きらきらと目を輝かせ、南野の方を見る
南野 朱斗:「出口……!?」
母衣町カンナ:「間違いなし!お手柄だぜ!」
南野 朱斗:「よし……行こう、母衣町さん!」
母衣町カンナ:「もち!」
南野 朱斗:逸る気持ちが、思わず腕を動かして。母衣町さんの手を掴む
南野 朱斗:そのまま、もう片方の手に。外した結晶と、そして鍵を握りこんで──
母衣町カンナ:キョトンとしてからニカッと笑い、一緒に亀裂へと踏み込んでいく―――
GM:シーンカット。ロイスのみ!
母衣町カンナ:ロイスは保留で!
南野 朱斗:母衣町さんには先ほどとったので保留にて!
GM:OK!
(目次に戻る)
ミドル4
GM:ミドル戦闘シーン
GM:一先ずPC3・4登場!
刀禰 葉月:刀禰 葉月侵蝕値1D10(→ 3)(41 → 44)
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を1D10(→ 5)増加(45 → 50)
GM:---------------
GM:HB市 郊外の空き地
GM:---------------
"幻黙":「クククッ…今日で累計5人…意外と浮浪者がいるじゃあねえか。大当たりだ。」
菱刈 和義:「………」
GM:1台の高級車が郊外の空いた道路を飛ばしている。
"幻黙":「しかしそろそろUGNも嗅ぎつける頃。お前もとっとと市の外に出て"食い扶持"を見つけるこった…」
菱刈 和義:「な……聞いてないぞ!?この"扉"は無敵だって…逆らう存在はいないって!」
"幻黙":「バカが!バカ、バカだ!力がありゃあ争いが起こるに決まってる!!」
"幻黙":「想像力の欠片もありゃしねえ!」
菱刈 和義:「ぐっ…!」嫌な指摘だ。言葉が詰まる
"幻黙":「フン…情けねえ。そんなんだから手伝ってやってもまだ2人ばかしなんだよ。」
"幻黙":「10もこなしゃタダの数になる。さっさとやれ…」
"幻黙":「お前はもう選択肢なんざねえんだ…」《改変のリング》
"幻黙":悟られない程度に、少しずつ気性を改変していく。自分の意思で選択したと認識させるためだ。
刀禰 葉月:では、その高級車の進行方向、道路最寄りのビル。
刀禰 葉月:ビルの側面、正確には『角』から姿なき猛烈な排気音が近付く。
刀禰 葉月:不意に、ビルの角が『撓む』
刀禰 葉月:そこから飛び出すは、鋭角的なフォルムの車──オルクス能力による、ショートカットの類だろう。
刀禰 葉月:「──ドンピシャ、お手柄よモヴィ!」
"幻黙":「!?なにっ」
刀禰 葉月:通過した車の中に知り合いの顔を認め、すぐさま追跡にハンドルを切る。
菱刈 和義:「何だ…!?車!?」
刀禰 葉月:「あー、そこの車追いかけて!ってシチュエーション、何回やっても楽しいわねぇ!」
井野場 雷那:「同感です。……一応、法的には真っ黒です、とは指摘しておきますが」
刀禰 葉月:「そこはホラ、こっちがパトカーみたいなもんだから。運転席の方、さっきの一瞬で見えた?」
井野場 雷那:「はい、あの車で間違いありません。車も運転手も、形状が全く同じですので、見間違いようもありません」
井野場 雷那:イージーエフェクト《構造看破》。物体の構造を記憶するなど、雷那にとってはカードの番号を記憶するようなもの。
刀禰 葉月:「オーケー、そ・ん・な・ら~~~……っと!」加速しながらコンソールを叩き、窓を開く。前方に向かって声を張り上げる。
刀禰 葉月:「あー、こちらUGN!大人しく投降した方が身の為よ!」
"幻黙":「UGN…!もう追っ手かよ!仕方ねえ迎撃エリアに行くぞ!」
"幻黙":トップギア!
"幻黙":猛烈な唸り声を上げ、高級車が君達を引き離さんとする!
井野場 雷那:「速度を上げました。……刀禰さんから逃れられるスペックではないですが、念のため対応を」
井野場 雷那:「あるいは、逃げるのではなく誘っているのかもしれませんが、その時はその時です」
刀禰 葉月:「オッケー。飛ばすから、舌噛まないようにね!井野場ちゃん!」
刀禰 葉月:「モヴィ、トップギアで!」レバーを操作し、ペダルを全力で踏み込むと更なる駆動音で応える。前に負けじと追い縋る!
井野場 雷那:こくり、と頷く。前はここで返答した結果噛んだのだ。二の轍は踏まない。
GM:2台の車がタイヤ痕を引きずりながら
GM:辺りに何も見当たらない、企業の管理する空き地へとなだれ込んでいく
"幻黙":「……よぉ、UGN。」
"幻黙":息一つ切らさず、止めた高級車から降りてくる男
"幻黙":「こっちはビズで忙しいってのに。近頃はガソリン代も高騰してんだぞ。」
"幻黙":「どう弁償してくれるんだ?エエッ!?」
刀禰 葉月:「あら、もう終わり?悪いけどこっちはレネゲイドで走るから、燃費とか分かんないの」
菱刈 和義:「う、うう…終わりだ……」
刀禰 葉月:「ガソリン代は別に払ってやってもいいけど、その前に神隠しした人たちを耳揃えて出しなさい」
刀禰 葉月:「あとそこの作家。君はほんとに何してんの」
菱刈 和義:「刀禰さん…!?」
井野場 雷那:「大方、そこの男の口車に乗ったという所だと思うけれど」
菱刈 和義:「そ、そんな…貴方にだけは……」愕然。
井野場 雷那:「世の中にはホワイト案件とバレない嘘はないですよ。警察の啓蒙が足りていないようですが」
刀禰 葉月:「あー、そこの鎖野郎の口車に載せられた感じ?」
菱刈 和義:「俺は…作家にならないといけなくて…」
菱刈 和義:妙な前提の狂い。君は情報に出てきた改変を早期するだろう
刀禰 葉月:「本ッ当、目の当たりにすると厄介な能力ね」そこで菱刈から視線を切り、もう一人の男を睨む。
刀禰 葉月:「欲望や、衝動すら都合よく捻じ曲げ『改変』して利用する。……こいつの扉がそんなに便利だった?」
"幻黙":「"こいつの"ォ?」
"幻黙":「おいおい敵に塩を送るのは嫌なんだけどよぉ、その勘違いだけは癇に障るぜ!!」
"幻黙":「いいか、この」ネクタイを解き…シャツを勢いよく開く!
"幻黙":「"扉"は、俺が与えてやったんだよ!!!」
井野場 雷那:「……なるほど?」
"幻黙":やはり、"扉"。肉体と不可分な程に癒着したそれは禍々しいレネゲイドをたたえている
刀禰 葉月:「能力の、継承……!」
井野場 雷那:「“繋がらない”。なるほど、あなた方らしい逆説的なネーミングね」
"幻黙":(実際にはもっと"上"からの下賜だが…まあ勘違いさせておくに限る)
刀禰 葉月:一部の能力による蘇生や覚醒の補助によって“親”と似た症例が顕れる事はあるが、それも確実なものではない。新種はそう言ったことも可能なのか。
"幻黙":「お前達、たった2人かよ」
"幻黙":「肩慣らしにもなりゃしねえ…俺の"扉"の養分にしてやろうじゃあねえか。」
井野場 雷那:「……」 溜息 「先ほどの言葉をそのまま返します」
井野場 雷那:「敵に塩を送るのは嫌ですが、その勘違いは癪に障る」
刀禰 葉月:「いいねいいね。言ってやんなさい、井野場ちゃん」
井野場 雷那:「2人、ではありません」「私と、刀禰さん、そして」 ざわ、ざわと何かがうごめく音
菱刈 和義:「…ウ、グッ……!?」
菱刈 和義:胸元を抑え、青ざめた表情。
菱刈 和義:「な、なんだ…!?グ、オエッ」
井野場 雷那:「……ああ、そちらのタイミングも合いましたか」「どうやら、私の癪の問題ではなくなりましたね」
母衣町カンナ:……ピシッ カ ッ
母衣町カンナ:菱刈の胸元から光が漏れ出て
刀禰 葉月:「作家くんに忠告」
刀禰 葉月:「他人の個性を無理矢理取り込もうとしても、文が壊れるぜ」
母衣町カンナ:どかぁっ!!! と扉を蹴破り、少女と少年が手と繋いで飛び出してくる!
母衣町カンナ:「―――よっしゃあ!だっしゅ~~~つ!!!」
菱刈 和義:「ギャアアアアア!?」
南野 朱斗:「うわああーーーッ!?ほ、ほんとに外に……!!」
"幻黙":「な アアッ!?」
"幻黙":「嘘だろ…!"扉"から帰ってきた事例なんて聞いたことがねえ…!オーヴァードだって…!」
南野 朱斗:何故だか、少年の方は血まみれ──ただし乾いて赤黒くなってはいる──で、もう片方の手には奇妙なものをふたつ、手にしていたけれど
母衣町カンナ:「へっへん!言ったろ何とかなるって!」
"幻黙":愕然とした表情。本当に一切の経験が無い事態らしい。
刀禰 葉月:「……!」男の言葉と、飛び出した少年が持つものに直感を得る。
刀禰 葉月:「母衣町ちゃん!まずはお帰り!」
井野場 雷那:「……」 カンナと少年の方を交互に見て。「ひとまず、おかえりなさい、カンナさん」
菱刈 和義:当の本人は、"扉"から飛び出た衝撃か意識を失ってしまったようだ。
母衣町カンナ:「あっ雷那ちゃんに葉月さんに!ただいま~! ん、でぇ」周囲の状況は知覚"済み"
井野場 雷那:「それで、そちらの方は」「単なるボーイミーツガール以上の物を期待させていただいても?」
母衣町カンナ:その言葉にニカッと笑い
母衣町カンナ:「相手は能力奪ってくるタイプのグレイプニル、んでこっちは"特攻札"!」
南野 朱斗:「──あの人たちが、母衣町さんの言ってた……UGNの人……!?」
刀禰 葉月:「そう。この土壇場でそんな物を引き当てるなんて、持ってるわねぇ新人君!」
母衣町カンナ:「おうっ!頼りになっから安心しとけよ~!」簡潔に迅速に、最低限の情報を橋渡しする
刀禰 葉月:「お察しの通り、私たちが母衣町ちゃんの仲間、UGN。そんで───」向き直る。
"幻黙":「特攻札だァ…!?」
"幻黙":冷や汗が流れる。ウイルスに対するワクチンの如きシンドローム。
刀禰 葉月:「あっちが、HB市で超能力使って色々悪さをしてる犯罪者、って訳!」
"幻黙":神殺しの武器を宿すシンドローム…「お前…"ミストルティン"か…!」
南野 朱斗:頷き、そして見知らぬ男二人──とりわけ、体に鎖を巻いた男に意識を向ける
南野 朱斗:「──そう呼ばれてる力だって、ついさっき教えてもらったよ。特に──」
南野 朱斗:ぞわりと、体の中で何かが震える。理論を飛躍して、直感が告げる
南野 朱斗:「あんたみたいな奴をぶった斬るための力だって!」
"幻黙":「……!!」ただの啖呵が、その中に含まれる微量なレネゲイドによってこっちの肌を僅かにでも灼いてくる
"幻黙":「なッッ…舐めンじゃねえぞ青二才…!!なりたてが粋がれるほど甘い世界じゃねえんだよここは!!!」
"幻黙":ジャララララ!!!
"幻黙":鎖が手から伸び、気絶している菱刈の胸元の扉へと伸びる!
"幻黙":「貸せッ役立たず!!!」
井野場 雷那:「ミストルティン……なるほど、彼が」「魂を武器に鋳造するシンドローム、興味は尽きませんが」「今はその興味の前に――」 視線を、伸ばされた鎖の方へ
刀禰 葉月:「あっ、何する気!?」
"死盤":強引に開け放たれた"扉"から、夥しい虫が這い出てくる。
母衣町カンナ:「! 文字モチーフの虫!アレに噛まれっと能力とかを"虫食い"にされる感じ!」
刀禰 葉月:「菱刈くんの心象領域から……引っ張り出した!?」
刀禰 葉月:「なるほど、文字通りのワームって訳ね!」
"幻黙":「良い気になるなよ旧世代に青二才…」
"幻黙":「グレイプニルシンドロームこそ、この世を牛耳る神の力!!今からそれを証明してやる!!!」
母衣町カンナ:「へんっ!アンタこそグレイプニル歴は一年未満でしょーが覚えたて!」
母衣町カンナ:「みんな!やるわよ!」
刀禰 葉月:「……だってさ。どうする?神殺しくん?」
南野 朱斗:その問いかけで、一瞬、沸騰した思考が鎮まる
南野 朱斗:──ジャーム。レネゲイドの衝動に吞まれた、人ならざる存在。そういうものがいると、迷宮の中で聞かされてはいた
南野 朱斗:そして、それは大抵、人の形を保っているのだとも。その通り、目の前にいるのは、どう見ても人間で──
南野 朱斗:──けれど。恐怖よりも、躊躇いよりも
南野 朱斗:「──そのための力だって言うんなら──」
南野 朱斗:「喰やってやるよ、化け物……!」
南野 朱斗:闘争への高揚が、心の刃を呼び起こす
刀禰 葉月:「いい意気だ。この場でヤツに届く刃を持つのは君だけ、でも緊張する事はない」
井野場 雷那:「はい、道は私達が切り開きます」
刀禰 葉月:「あたし達が支えるからね。まずは初陣、助け合って生き残ろう」
"幻黙":《ワーディング》。衝動を喚起するほどの出力ではないが…慣れた人間でも鋭い違和感を感じざるを得ない、不気味な感覚を覚えさせるレネゲイド展開。
井野場 雷那:「必要であれば、戦術指示は出せる」「まずは、その力を乗りこなして、戦いましょう」
"幻黙":地球に存在しなかったAdレネゲイドのその猛威が、この場所でも振るわれることとなったのだ。
GM:ミドル戦闘 開始
GM:PC初期配置
"死盤"A・B-(1m)-"幻黙"-(1m)-"死盤"C・D
|
PC一行
GM:"幻黙"の所有するオリジナルEロイス、『"黄昏の果"』。所有者は人間であるにも関わらずグレイプニルシンドロームを保有出来る。
GM:その代わり、尋常のグレイプニルシンドロームよりも弱点が顕著に現れる。ミストルティンシンドロームのエフェクトやアーキタイプによる攻撃の被ダメージ+10(ガードや装甲、ダメージ軽減等の計算前に加算されます)。
GM:というわけで、セットアップ
母衣町カンナ:【照準は良好、よく見えるよ】《光の銃》/武器作成/侵蝕+5
"幻黙":あるよ
母衣町カンナ:もちろん使うぜ、攻撃力28の光の銃作成だ
南野 朱斗:自分は無し!
刀禰 葉月:宣言なし。空いたタイミングで禁煙パイプ吸ってるよ。
"幻黙":120%エフェクト、《堕落の鎖》!
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を5増加(42 → 47)
井野場 雷那:こちらはありません
"幻黙":対象はシーン(選択)。なので自分以外全てを対象に
"幻黙":〈意思〉12の判定をしてもらう!
"幻黙":失敗時は暴走!衝動判定ではないので侵蝕はあげないでいいよ
南野 朱斗:ウワーッ!!
南野 朱斗:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 1[1]+1 → 0 (ファンブル) → 失敗
刀禰 葉月:8DX+1>=12
DoubleCross : (8DX10+1>=12) → 10[5,5,9,9,10,10,10,10]+7[1,2,5,7]+1 → 18 → 成功
母衣町カンナ:ウワーッカンナは意思が低い!
南野 朱斗:グワーッ!!
母衣町カンナ:(1+0)dx>=12
DoubleCross : (1DX10>=12) → 5[5] → 5 → 失敗
井野場 雷那:(3+1)dx+2>=12
DoubleCross : (4DX10+2>=12) → 8[4,6,7,8]+2 → 10 → 失敗
刀禰 葉月:おっかない効果だ。ひとまずあたしは成功。
母衣町カンナ:失敗、暴走!まぁDロ破壊者だからそこまで痛くなしだ
井野場 雷那:うわーっ判定失敗。そして判定失敗したので暴走を受け、さらにモデルチルドレンが失効です
南野 朱斗:体は闘争を求める(暴走します)
GM:モデルチルドレン、軟弱なエンブレムよ!えっミドルフェイズだけの失効!?信じられない強さだ…
"死盤":虫どもはなし
GM:ではイニシアチブ、母衣町さんの手番!
母衣町カンナ:はーい!
母衣町カンナ:マイナーは空いてるので1mだけ下がってエンゲージを分けておこう、暴走解除しても大して意味がない
母衣町カンナ:そしてメジャー、幻黙を狙う!
母衣町カンナ:【弾丸はもう、キミに届いてる】《ギガンティックモード》《コンセントレイト》/範囲攻撃、武器破壊/侵蝕+5
母衣町カンナ:特に妨害なければ判定します!
GM:ゴーだぜ
母衣町カンナ:(8+0)dx7+2 攻撃力28+1d10
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[2,3,3,4,5,6,7,9]+10[1,9]+6[6]+2 → 28
母衣町カンナ:いい感じの出目~
"幻黙":ドッジをするわけだが、こいつはトランスエフェクトを所持している
母衣町カンナ:なにっ
"幻黙":ブラックドッグのトランスエフェクト…《エリミネイター》!
母衣町カンナ:ゲェーッ
"幻黙":攻撃とドッジの達成値に+6される!
南野 朱斗:なにーッ
"幻黙":9DX+7
DoubleCross : (9DX10+7) → 9[3,5,6,6,8,8,8,9,9]+7 → 16
"幻黙":ヌウーッ
母衣町カンナ:せ、せーふっ 何もなければダメージだぜ!
GM:命中!ダメージどうぞ
母衣町カンナ:3d10+28+1d10 装甲有効
DoubleCross : (3D10+28+1D10) → 20[8,10,2]+28+7[7] → 55
母衣町カンナ:おらっ
"幻黙":グワーッ!
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を5増加(47 → 52)
母衣町カンナ:手番終了です!
"幻黙":かなり食らったが…このUAインフレ環境に合わせてこいつはそこそこ丈夫だ!
"幻黙":ナメんなよ!まだまだいけます
母衣町カンナ:タフな奴……!
GM:イニシアチブ、"幻黙"の手番!
"幻黙":ヒヒイーッ行くぞ!
"幻黙":マイナー無し、メジャーで
"幻黙":《ハイコンセントレイト》+《神の鉄槌》+《拡大する鎖》!範囲対象なのでPC全員を対象にするぜ
"幻黙":C値なんと-5!
刀禰 葉月:カンナちゃんだけエンゲージ分けてるから除外ね!
GM:ほんまや ごめんね
南野 朱斗:来るがいい!我々の大半は暴走しているからリアクションできんぞーッ!
"死盤"A・B-(1m)-"幻黙"-(1m)-"死盤"C・D
|
PC一行
|
母衣町
母衣町カンナ:分けててよかったエンゲージ
"幻黙":9DX5+4 フハハハハハ!
DoubleCross : (9DX5+4) → 10[1,3,3,5,6,6,7,9,10]+10[3,4,7,10,10,10]+10[1,2,7,10]+3[2,3]+4 → 37
"幻黙":割と普通の出目!
刀禰 葉月:一応回避……!言うて回避振ってないんだけど!
刀禰 葉月:5DX
DoubleCross : (5DX10) → 10[3,6,8,9,10]+4[4] → 14
刀禰 葉月:ちょっと頑張った!命中!
井野場 雷那:暴走中なので回避不可ですね
井野場 雷那:南野君も暴走中のはず
GM:南野君もそのまま喰らうかな?
GM:タイタスをいきなり3つ斬って全力でドッジとかする?
南野 朱斗:ですね、リアクション不能なのでそのまま!
"幻黙":4d10+21 ではダメージ!諸々有効!武器威力を加算できないんだよなこの攻撃
DoubleCross : (4D10+21) → 10[2,1,4,3]+21 → 31
刀禰 葉月:車に今は乗ってないので装甲もなし!
南野 朱斗:防具があったら生きてたかもしれない数値!HPは29で装甲はないのでそのままいただきます、戦闘不能!
南野 朱斗:いきなり戦えなくなったぞ、いったいどうすれば……
井野場 雷那:おや、31? 祈りの造花の防具効果で8点引いて23ダメージ、HPは25なので2点残って生きてます。
GM:オーヴァードには…無限の力がある!
GM:最強のエフェクトを発動させるのだ
刀禰 葉月:刀禰 葉月HP0(19 → 19)
刀禰 葉月:刀禰 葉月HP19(19 → 0)
南野 朱斗:なるほど、この自動取得の…!
南野 朱斗:というわけでリザレクト!
南野 朱斗:南野 朱斗の侵蝕値を1D10(→ 1)増加(46 → 47)
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を1D10(→ 8)増加(44 → 52)
南野 朱斗:グエーッ
GM:ブラムスには酷な数字!
GM:しかしこれがオーヴァードの世界だ!頑張って行きてくれ
GM:というわけでイニシアチブ
GM:行動値9組のターンだ
井野場 雷那:ではお先に失礼して
GM:あ、ちなみに言いそびれてたことがあります。
井野場 雷那:なんだろう
GM:まず井野場さんはホールスキンもこれで剥がれますかね
井野場 雷那:あ、そうですね、剥がれます。
GM:OK!
GM:そして最初の《堕落の鎖》は宣言通り"幻黙"以外全員に適用されたので
"死盤":全員暴走!そして《超越者の鼓動》《超越者のマント》が起動。メジャーダイスが3個増え、装甲が+5!
井野場 雷那:うわぁ
南野 朱斗:虫ーッ!!
GM:というのを宣言し忘れてました!通常通りのラウンド進行に戻ります。
母衣町カンナ:ぎょわーっ!
GM:井野場さんのターンでOKです
井野場 雷那:りょ、了解しました。とはいえ単体攻撃なので幻黙くんを撃つんですが
井野場 雷那:流石に刀禰さんのシーンアタックを生き残るほど虫君たちが硬いとは思えない
井野場 雷那:ではまずマイナーで
井野場 雷那:【狂い咲き】:《ハンドレッドガンズ》《ダブルクリエイト》
井野場 雷那:マイナーアクション / ― / 自動成功 / 自身 / 至近
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を6増加(50 → 56)
井野場 雷那:そしてメジャー
井野場 雷那:【荊棘なる野薔薇の花束】:《コンセントレイト:モルフェウス》《ペネトレイト》《コンバットシステム:射撃》《マルチウェポン》
井野場 雷那:メジャーアクション / 射撃 / 対決 / 単体 / 武器
井野場 雷那:侵蝕上昇12点を予約しつつ、対象は幻黙くんです
井野場 雷那:妨害とかなければ振ります
"幻黙":ガード!
"幻黙":《スタンシールド》!ダメージと同時にこっちもダメージを与えつつ放心を付与するぞ
井野場 雷那:ゲェーッ
井野場 雷那:ひ、ひとまず命中をふります。実は値がしょっぱいのでちょっと助かった節はあるぜ
井野場 雷那:(3+3+0+0)dx(7+0)+4-4+0
DoubleCross : (6DX7) → 10[1,2,5,6,7,8]+10[8,9]+10[3,7]+3[3] → 33
"幻黙":10ダメージ返す!
"幻黙":で放心も付与
井野場 雷那:ぐぬぬ。では倒れつつダメージを振ります
井野場 雷那:4d10+26+0 ダメージ
DoubleCross : (4D10+26+0) → 26[3,9,9,5]+26+0 → 52
井野場 雷那:52点、ガード有効装甲無視!
"幻黙":でダメージは…このままだと死ぬので《電磁反応装甲》で受ける!
"幻黙":2枚使って-40点である
"幻黙":もう装甲がなくなりつつある
GM:スタンシールドって白兵限定だったので、無しです!
GM:倒れなくてOK!
"幻黙":12ダメージもらう!
井野場 雷那:倒れませんでした。ちょっと得した気分
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を12増加(56 → 68)
井野場 雷那:メジャー分の侵蝕も上がって行動終了!
GM:OK
南野 朱斗:では割り込みなければ続いて動きます!
GM:ではイニシアチブ、南野君はどうする
南野 朱斗:というわけでこちらの行動。マイナー:心象抜剣 《神殺す刃/狼の魔剣》
南野 朱斗:白兵武器を作成後、戦闘移動。前方の"幻黙"に接敵します
南野 朱斗:南野 朱斗の侵蝕値を7増加(47 → 54)
南野 朱斗:メジャー:神喰らう剣 《C:ミストルティン/鋭き魔剣/パニッシュメント》
南野 朱斗:"幻黙"を対象に白兵攻撃!
南野 朱斗:7dx8+2
DoubleCross : (7DX8+2) → 10[1,5,6,7,8,8,9]+6[2,4,6]+2 → 18
南野 朱斗:ヌゥーッ
"幻黙":ガード!
"幻黙":《スタンシールド》である
南野 朱斗:デスヨネー!
南野 朱斗:では前述のEロイスの効果で、ダメージ+10も加味しつつ
南野 朱斗:2d10+18+10
DoubleCross : (2D10+18+10) → 8[1,7]+18+10 → 36
南野 朱斗:諸々有効36点!
"幻黙":最後の《電磁反応装甲》!
"幻黙":-20点して…喰らう!ダメージは10点与えて放心もくれてやる
南野 朱斗:ウワーッ 方針をもらいつつ、ダメージも喰らって……再度のリザレクト!
南野 朱斗:南野 朱斗の侵蝕値を1D10(→ 7)増加(54 → 61)
南野 朱斗:南野 朱斗の侵蝕値を7増加(61 → 68)
南野 朱斗:メジャー分の侵蝕も上げて、行動終了!
GM:OK!では刀禰さんのターンである
刀禰 葉月:はいはーい。
刀禰 葉月:まずはマイナー、《†イリーガルモービル》の効果で得ている乗用車に乗るよ。装甲が6点。
刀禰 葉月:メジャーアクション、以下のコンボを使用して死盤すべてと“幻黙”へ攻撃。
【重金属の雨に唄えば】《雨粒の矢Lv1》+《ダンシングシミターLv4》<斧,斧,スタニングバトン,スタニングバトン>/RC/視界/シーン(選択)/コスト7/攻撃力+24の射撃攻撃を行なう。ダメージダイスを2個選択して振り直し可能。HP-3
刀禰 葉月:妨害等なければ、まずは振るわね?
GM:どうぞ!
刀禰 葉月:8DX
DoubleCross : (8DX10) → 10[3,3,7,7,8,8,8,10]+10[10]+10[10]+10[10]+10[10]+4[4] → 54
刀禰 葉月:は?
刀禰 葉月:……え、ええと、とりあえず追加で宣言行くわね!
GM:これが噂に聞く神速舞踏か~
GM:えっまだ足してない…?
刀禰 葉月:【手の舞い足の踏む所を知らず】《神速舞踏Lv5》/コスト1/攻撃の判定直後に使用。達成値+[LV×2]。一判定に[攻撃に使用した武器の数]回まで重複して使用可能。
刀禰 葉月:【手の舞い足の踏む所を知らず】《神速舞踏Lv5》/コスト1/攻撃の判定直後に使用。達成値+[LV×2]。一判定に[攻撃に使用した武器の数]回まで重複して使用可能。
刀禰 葉月:【手の舞い足の踏む所を知らず】《神速舞踏Lv5》/コスト1/攻撃の判定直後に使用。達成値+[LV×2]。一判定に[攻撃に使用した武器の数]回まで重複して使用可能。
刀禰 葉月:【手の舞い足の踏む所を知らず】《神速舞踏Lv5》/コスト1/攻撃の判定直後に使用。達成値+[LV×2]。一判定に[攻撃に使用した武器の数]回まで重複して使用可能。
GM:素敵なステップです、ご友人!
刀禰 葉月:計四回、達成値+40。
GM:アイエエエ
刀禰 葉月:最終達成値……94…!
"幻黙":無理だよ!でもドッジ
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を+4(52 → 56)
"幻黙":9DX+7
DoubleCross : (9DX10+7) → 10[1,2,4,4,4,5,5,7,10]+2[2]+7 → 19
"幻黙":だめ…
"死盤":全員暴走!
GM:ダメージどうぞ!
刀禰 葉月:残念。それじゃダメージダイス振るわね!装甲、ガード有効!
刀禰 葉月:10D10+24
DoubleCross : (10D10+24) → 59[7,7,1,8,7,6,1,6,8,8]+24 → 83
刀禰 葉月:1ふたつを振り直し。
刀禰 葉月:2D10+81
DoubleCross : (2D10+81) → 6[3,3]+81 → 87
刀禰 葉月:最終87点!
"幻黙":ウギャアーッッ強すぎる!
"幻黙":吹っ飛ぶ!
"死盤":当然吹っ飛ぶ!
"死盤":おのれーっ生きてたらそのエフェクトもぶっこ抜いてやる予定だったのに!
刀禰 葉月:抜かれてたまるか!!
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を+7(56 → 63)
刀禰 葉月:刀禰 葉月のHPを-3(8 → 5)
GM:エネミー全滅!
"幻黙":《蘇生復活》するが…
GM:ここでイベントが入ります。戦闘終了
GM:------------------------
"幻黙":「グレイプニルの力は無限だ…俺の気に入らねえもの全てを改変することが出来る!!!」
"幻黙":"扉"から四方八方に鎖が伸び…空き地に埋めていたのであろうラジオへと接続されていく
"幻黙":「俺の世界へようこそ生贄共!!!お前達が出来るのは黙して翻弄されるのみよ!!」
母衣町カンナ:「うっわまたラジオ!? 攪乱注意っ なんかアタシでも見落としたし!」
GM:ラジオからの怪音波と共に、邪悪なレネゲイドが毒電波となって空間を満たしていく
GM:形の無い有害効果は、さながら毒ガスの如く空間を満たし君達のレネゲイドを変調させていく
"死盤":反対に、虫達は放たれた有害な改変のエネルギーを吸い上げ…より凶悪な形態へと変貌していく!
母衣町カンナ:「うわっきゃ! 衝動干渉とかっ めんどっちぃ手管ばっかりぃ~~っ!」
刀禰 葉月:「『改変』も敵対者を直接無力化したりは出来ないらしい。皆、気をしっかり持ってね!」
井野場 雷那:「なるほど、これは確かに厄介……だけど、翻弄されるつもりはないわ」「あなたごときが私を翻弄できる訳がないでしょう、凡人」
南野 朱斗:「っ、あ……!」 己の内から湧き上がるもの、それは衝動と呼ぶのだという。感じるそれは恐れではなく、むしろ昂ぶりに近く
井野場 雷那:解放衝動の影響か、少々口調が尊大になってしまっている。
母衣町カンナ:「ったくもーっ!キモイ真似しやがってぇ!」
母衣町カンナ:レネゲイドが暴走し、知覚が肉の器を越えて拡散される
母衣町カンナ:グレイプニルに改変される異形な感覚をくっきりと知覚し、しかして
母衣町カンナ:「でもっ アンタの手管は喰らったばっかよ」
母衣町カンナ:自我は零さず己の裡に、そして―――キュカッ
母衣町カンナ:「そんで、今度は容赦なしだかんね」キュ、カカカッ!
母衣町カンナ:キュ カカカカカカカカカカカカカカンンッッッ!!!
母衣町カンナ:「全っ身! 穴だらけにしたげっよぉっ!!!」
母衣町カンナ:虚空から手繰られた弾丸が、幻黙に殺到する―――!
"幻黙":「馬鹿な…お前、そこまでの連射性があっ、ギィィイイ!!!」
"幻黙":文字通り穴開きの体が、鎖で無理やり塞がれていく。
"幻黙":存外に身のこなしは素早く的確だが、この世で最も速い弾体を避けるには荷が勝ちすぎるといったところだ。
母衣町カンナ:「うわっ末端以外もそうなんの? キモイ!グレイプニルキモ!」
"幻黙":「3桁万のスーツがオシャカじゃあねえかよ!!決めたぜ。テメーの生皮剥いで財布にしてやろうじゃあねえか!!」
"幻黙":腕から鎖が伸び…その本数が急激に増大していく!
"幻黙":「行くぜ…"お前以外"からな!!!」フェイントだ!
"幻黙":帯電する鎖が横薙ぎに振るわれ、君達3人を打ち据えにかかる!
母衣町カンナ:「性根までキモイ!!! ちょっ皆避けてぇ!」
刀禰 葉月:「っ……!」(庇うには、相手の手数が多すぎる!)
南野 朱斗:「っ、ぐ……うわあッ!?」 質量を伴う雷撃に撃たれ、自分の肉が焼けるにおいを感じる。それでも命を繋いでいるのは、無意識にレネゲイドが応急再生を働かせているからだ
刀禰 葉月:一瞬の逡巡を挟んで、鎖による打擲をまともに受ける。
GM:鎖の打擲と放電を受けた肉体は、明らかに変質している。脆く、もしくは硬く、元ある肉体を蝕み拒絶を起こすかのような力だ。
刀禰 葉月:「やってくれるじゃない、痛ッたいな……!」感電による焼け焦げには慣れた身だ。最低限、次の一手に足るまで身体を補修させる。
井野場 雷那:「……」(この勢いでは、他人の心配は一旦後) 反射的に体をひねり、受けるポイントを微妙にずらす。直撃を数発受けるが、致命傷は避ける形に
"幻黙":「化け物呼ばわりは慣れても、本当の化け物にはなりたかねえよなあ?」
"幻黙":「その綺麗なツラに肌、メチャクチャにしてやろうじゃあねえか!」
井野場 雷那:「……綺麗なツラ、ね。一応賞賛と受け取っておくけど」「でも、一つ訂正しておくわ」
井野場 雷那:ざわ、ざわ。何かがざわめく音がする
井野場 雷那:ざわめきは、雷那の髪の毛がうごめく音。否、髪と見えているのは、髪の毛と見まごう細さで編まれた
井野場 雷那:「私のツラなんて」
井野場 雷那:茨である。
井野場 雷那:「とうの昔に、メチャクチャよ」
井野場 雷那:ぞぁっ
井野場 雷那:彼女の頭部から生えた茨がその太さを一気に増し、両腕に巻き付いていく
井野場 雷那:「『メアリ』、『ジェーン』、今回は二人にお願いするわ」
井野場 雷那:呼びかけとともに、灰色の茨の先端……両の手に一つずつ、石造りの薔薇が咲く。
井野場 雷那:「双華繚乱」「――私たちは、咲く」
井野場 雷那:薔薇の造花から、石の針とでも呼ぶべき何かが幾つも射出され、幻黙の残った身体の部分を穿っていく。
"幻黙":「グアアアア!!」
"幻黙":穴どころの話ではなく、肉体がちぎれとんでは鎖で補完されていく。改変具合で言うならば、君達よりも遥かに醜悪な化け物じみている状態だ。
南野 朱斗:撃ち出される種子に続き、少年が走る。そこには技巧に満ちた足さばきも、大胆な踏み込みもなく、ただ駆けるのみ。しかし──
南野 朱斗:「改変するのがお前の力なら──その力ごと!」
南野 朱斗:心には闘争への昂ぶりが、手には神殺しの──母衣町カンナに見せたそれより幾分か弱弱しくあるが──血刃がある
南野 朱斗:その血が導くまま、体ごと回転して。血刃を鎖纏う男へと叩き付ける!
"幻黙":その刃は金属製である鎖に弾かれることなく、バターを切り分けるように刃が滑り、肉体を深く切り裂いていく。
"幻黙":「何だこの刃はァ!?」
"幻黙":刃のついた焼きごてで切り裂かれているかのような苦悶の表情。まさに特攻の効果を発揮している。
"幻黙":だが、ただでやられるほどのエージェントではない…切り裂いた鎖から導電し、君の体へ大電流が流れていく
南野 朱斗:「僕だって知るもんか!けど──これは、お前みたいな奴と戦うための力だっていうのは分かる!」
南野 朱斗:返す言葉には、雷撃に焼かれる苦悶が混じるが。それでも、きっぱりと言い放つ
"幻黙":「青二才が吠えるんじゃあねええ~ッッッ!!!」
刀禰 葉月:「うんうん、ちょーっと白熱しすぎかな。敵の言葉に踊らされないでね、新人くん」
刀禰 葉月:サイドボードから取り出した斧や警棒を一掴みに構え、右腕で無造作に車窓の外へと放り投げる。
刀禰 葉月:それらが浮遊する周辺に輝く無数の鏃は、車から噴き出す洗浄液が変じた物だ。
刀禰 葉月:「むしろ、言葉を躍らせるくらいでないと、───ね?」
刀禰 葉月:右指を鳴らすと共に、アクセルペダルを踏み抜く。
刀禰 葉月:車両型RBが擬装するボンネットの中、仮想のエンジンが甲高く回転数を上げる。
刀禰 葉月:それに触発されたかのように、滞空していた武器たちが文字の虫と男目掛けて急激に加速。
刀禰 葉月:大小様々な弧線を描いて飛翔し、到達すると無数の稲妻を炸裂させる!
"死盤":紫電と斬撃が変貌した虫を焼き散らし
"幻黙":穴だらけになった男の最後の体力を奪い去った
"幻黙":「グバッ……グボオオオオ!!!!」
"幻黙":最後の力を振り絞った…というよりは、"扉"のほうが、宿主を強制的に活かそうとするように
"幻黙":僅かに残った無事な部分を鎖の塊に貼り付けているという有り様となっている。
"幻黙":「ゴボッ ゴボボッ」ジャラ ジャラ「俺は…無敵…グレイプニル…お前達を皆殺し……」
刀禰 葉月:「……あれでまだ意識があるなんて」
母衣町カンナ:「でももう死に体っしょ!このまま捻り潰しったらぁ!」
刀禰 葉月:反動を受けて流れる血を拭いながら、次の一手に備える。
井野場 雷那:「驚嘆するべきか、憐れむべきか、悩みどころではありますが」「終わらせない理由もないでしょう」
南野 朱斗:「ここで、決めなきゃ……!」
GM:君達が今一度とどめを刺そうと意思を固めた、その刹那である
菱刈 和義:ギシ……ジャラララララ!!!!
母衣町カンナ:「うわひゃっ!?」
菱刈 和義:気絶していたはずの菱刈の胸部の"扉"が開き
菱刈 和義:そこから伸びた鎖が、"幻黙"であった存在を自らの中に引きずり込んでいく…!
南野 朱斗:「……!僕らを落とした時みたいにするつもり……!?」
"幻黙":「な、貴様ァ……!?」
井野場 雷那:「元凶たる彼を呑み込む……いえ、取り込むつもりですか!?」
刀禰 葉月:「っ、中に逃げるつもり、……!?」
"幻黙":「飢餓状態かよ…!クソ、やめろ!!!」
母衣町カンナ:「いやあの反応って、まさか……暴走してるーっ!?」
"幻黙":「アアアアアなんで、テメエ、俺の踏み台が、オイ!!!」
"幻黙":鎖が絡み、千切れ、醜悪な怪物の末期が訪れる。
"幻黙":「ウガアアアアアアア!!!」
南野 朱斗:あるいは、自分が手にする刃なら。この鎖を断つことができるのでは。そんな思考に体が追い付かなかったのは、"化け物"を助けることへの躊躇か、それとも──
菱刈 和義:かつてのFHエージェントだった遺骸が飲み込まれ…そして
菱刈 和義:今度は"扉"そのものが拡大し…空間そのものを蝕み広がっていく!
母衣町カンナ:「うぇあっ!? ちょちょっ これマズい奴!」
刀禰 葉月:「………変なもん無理に取り込むと、自分の文体壊すだけだぞー、作家くん」
刀禰 葉月:一筋伝う冷や汗を感じながらも、努めて軽い調子で言葉を飛ばす。とは言え、笑いごとになる状況ではない。
GM:完全な暴走状態である。
井野場 雷那:「マズいのは見たままでしょうが、このままでは……」 イージーエフェクト構造看破を宣言。この現象の構造を見破ろうと試みます
南野 朱斗:「……だめだ、こんなの斬れっこない……!」
母衣町カンナ:「とりま下がろ!次は出てこれっかわかんねーし!」
母衣町カンナ:周囲は空き地、どこまで広がるかにもよるが被害はそう出ないはず……!
刀禰 葉月:「皆、乗って!ショートカットするわ!」車の運転席から声を掛ける。
母衣町カンナ:「刀禰さん助かる~~~っ!追いつかれない程度に間ぁ置く感じでっ!」
南野 朱斗:「わ、わかった……!」 開いた車両の扉、そこへと転がり込む
井野場 雷那:「了解! 適度に収まってくれればいいのですが……!」 来た時と同様助手席に飛び込む
GM:刀禰の機転により、"扉"の拡大に追いつかれず君達は逃げおおせた。
GM:拡大は空き地の半分ほどを覆うサイズになって停止したようだ。
GM:シーンカット ロイスと購入が出来ます
母衣町カンナ:ロイスは一旦保留、購入はボデマ狙っておこう
母衣町カンナ:1dx+1>=12 ボデマ
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 4[4]+1 → 5 → 失敗
南野 朱斗:同じくロイスは保留!購入は同じくボディスーツ狙いで
母衣町カンナ:ハイ これでオッケー
南野 朱斗:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 9[4,9] → 9 → 失敗
刀禰 葉月:井野場ちゃん 成長◎/心配 最近また頼もしくなったなぁ。
南野 朱斗:ウム! こちら以上です!
井野場 雷那:ロイスどうしようかな、ひとまず保留します。購入は高性能治療キット狙いで
刀禰 葉月:購入はー、折角だしパイルバンカー試すか。難易度13。
井野場 雷那:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 10[3,3,10]+6[6] → 16 → 成功
井野場 雷那:成功です。おまけのキャラメルとかついてそうな治療キットが手に入りました
刀禰 葉月:8DX+1>=13
DoubleCross : (8DX10+1>=13) → 8[1,2,2,2,3,4,7,8]+1 → 9 → 失敗
刀禰 葉月:駄目だね。まあ次回。
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ミドル5
GM:ミドルシーンでゴンス
GM:全員登場でゴンス
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を+1D10(→ 1)(63 → 64)
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を1D10(→ 1)増加(68 → 69)
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を1D10(→ 5)増加(52 → 57)
南野 朱斗:南野 朱斗の侵蝕値を1D10(→ 4)増加(68 → 72)
GM:かくして、覚醒を果たし母衣町共々生還を果たした南野と、任務を遂行した刀禰、井野場は、急変した事態を支部へと連絡し
GM:空き地は素早く封鎖され、関係者のみが見聞出来る状態となった。
GM:現在の君達は、HB支部の調査班からの報告を受けるべく、空き地近隣に配置された対策本部へと詰めている。
小笠原雄大:「まずは、全員ご無事で何よりです…しかし、覚醒をしたことそのものは…良かったと言えるのかは難しいところですが。」
小笠原雄大:慎重な面持ちで、君達の前に資料を手に喋り始めた。後ろには写真や関係性等が記述されたホワイトボードがある。
GM:君達の手元には茶菓子や水分、そして資料が揃っている。補給があるということは、この後も動いて欲しいという支部からの要請が待っているということだ。
南野 朱斗:「……僕にも分からないです。でも……無意味じゃないといいな、と思います」
母衣町カンナ:「うんうんっ おかげでアタシも助かったし!」もきゅもきゅ、ぐびー 遠慮なしに茶菓子に手を付けている
刀禰 葉月:「ま、そうでなきゃ菱刈くんの中から出て来れなかったんじゃない?」
刀禰 葉月:「その後の"幻黙"との交戦でも二人がいて助かったし」
母衣町カンナ:「ホントホント、しょーじき2人が来てくれるまで戦い通しか~?とか思ってたからマジ感謝な!」
井野場 雷那:「同感です。怪我の功名という面はあれど、現時点ではかろうじてプラスでしょう」「とはいえ……」
井野場 雷那:ちら、と空地の方に視線を向ける。今の位置からでは扉が直接視界に入るわけではないが
刀禰 葉月:車のボンネットの隙間に『食べる?』と労いの茶菓子を差し込むが反応がない。好みではないようだった。
井野場 雷那:「……それも、あれを鎮圧出来たらの話ではあります」
母衣町カンナ:「うーんそれはその通り」うんうん、と頷く
小笠原雄大:「その通り。」
刀禰 葉月:「弱った“親”を取り込んで、さらに規模を拡大させるか……」
刀禰 葉月:「これがヒト型のグレイプニルに共通した能力なら、かなり始末に負えないわね」
小笠原雄大:「あちらの巨大な"扉"…レネゲイドの暴走によって出現したようですが、調査の結果…」
小笠原雄大:「内部空間は物理的な制約を無視し、広大な異空間を持つことが判明しております。」
小笠原雄大:「おそらくは最奥らしき場所に、漸増していくレネゲイド反応も確認されました。つまり、これは"繭"であるようです。」
母衣町カンナ:「繭?なんか出てきそーってこと?」
小笠原雄大:「放っておけば、何かがこちら側へと手を伸ばしてくるか…それに類する破滅的な現象が伴う可能性が高いでしょう。」
南野 朱斗:「けれど……外から閉じたり埋めたりするのは無理、なんですよね……?」
刀禰 葉月:「確か、菱刈君の中からさっき虫みたいな文字の集合体を引っ張り出してたわね」
母衣町カンナ:「うんうん、アタシらが迷い込んだ迷路みたいな?とこにもウジャウジャいてさ~~」
小笠原雄大:「基本的にレネゲイドの力は暴走していたり、ジャームのものだったりするほどに強大です。それに匹敵する出力を出すことはこちらにも大きなリスクが伴うでしょう。」
小笠原雄大:「つまり封印は現実的ではありません。」
井野場 雷那:「あの虫……のような物は何なのでしょう」「尋常の存在でないことは確かですが、あれもグレイプニルの産物なのでしょうか」
母衣町カンナ:「それに、刀禰さんの知り合いなんしょ?被害者ってんなら助けたいよね」
母衣町カンナ:「あーアレ、なんだろ、中でかじられた感じウロボロスかなーとか思ったんだけど」
刀禰 葉月:「そうね………手遅れじゃないといいんだけど」大きく溜息。
小笠原雄大:「虫…現場に散っていた残骸を調査してみましたが」
刀禰 葉月:「まったく、何に唆されたんだか。この間賞も取ったって言ってたのに」
母衣町カンナ:「なんてーかねー、虫も中も齧った文字をテキトーにコピペしてるよーな……」ろくろの手つき
母衣町カンナ:「おおっ さっすが話が早いじゃんオガさーん!」
小笠原雄大:「あれは菱刈さん本人の…というよりは、"扉"そのもののレネゲイドが菱刈さんの精神を出口にして出力されているように見受けられました。」
小笠原雄大:「言い回しが少々複雑でしたね。要は、菱刈さん自身がオーヴァードやジャームには"まだ"なっていないようです。」
小笠原雄大:「"扉"は、単独で力を持つものの、それを出力するためには宿主である人間の媒介が必要である、ということが、これで判明しました。」
母衣町カンナ:「おおっなら手遅れじゃな―――ってオーヴァードにもなってないの?アレで?マ???」
井野場 雷那:「……なるほど。つまり、あの『扉』がグレイプニルを保有するレネゲイドビーイングで、菱刈さんは寄生されている状態、ということですか」
南野 朱斗:「……つまり、助けられるかもしれないってこと……ですか?」
刀禰 葉月:「妖刀の類かな……昔もEXレネゲイドでそういう案件があったわ。振るうための器にされてる訳ね」
母衣町カンナ:「あっなるほど~、流石雷那ちゃんかしけーっ」
井野場 雷那:「レネゲイドビーイングでは稀にみられる形態です。俗に共生型などと呼ばれますが……言葉の講義をしている時間はなさそうです」
刀禰 葉月:「はぁ~っ、正直“幻黙”を取り込んだあたりで最悪の予想してたけど……」
刀禰 葉月:「何とかなるかもしれないわね!よかったぁ!」
母衣町カンナ:「共生ってか寄生みたい……んん?ってことは……ねねっ南野クン」
刀禰 葉月:「……って言うには、ちょっと新種が厄介すぎるんだけど。まぁ、一個進展、ね」
南野 朱斗:「……な、何かな母衣町さん」
母衣町カンナ:「"アレ"、なんかがじわじわ染み込んでるとか言ってなかったっけ、確か」
井野場 雷那:「(距離が近い……!)」 内心穏やかでない
南野 朱斗:「そ、そういえば──調べるから預からせてほしい、って言われたから渡したけど……」
南野 朱斗:「……母衣町さんと迷宮の中を進んでて見つけたというか、拾ったというか、持ってたというか……」
南野 朱斗:これまで以上に言葉から饒舌さが失われてゆくが、なんとか用件──迷宮で拾いものがあったこと──は音にする
井野場 雷那:「……状況が分かるようでよく分からないわね」 溜息 「小笠原さん、その辺りの解析はどうなのでしょう」
刀禰 葉月:「遺産の類……ではないわよね?話を聞く限り、迷宮は菱刈くんの領域みたいなもののようだし……」
小笠原雄大:「はい。結晶状の物質でしたね。」後方の金庫らしきものから密封されたものを取り出してくる
小笠原雄大:「そして、鍵状の物体…は。」
小笠原雄大:「こちらに。」南野君に手渡しで返却します。
小笠原雄大:「調査の結果、この2つの物には共通点がありました。」
南野 朱斗:「あ、どうも……。……共通点?」
小笠原雄大:「どうやら、両方とも"思念が物質化したもの"のようです。」
井野場 雷那:「思念が……物質化?」 思わずオウム返し
小笠原雄大:「鍵は、南野さんの"脱出したい"という思念が、ミストルティンのレネゲイドを巻き込みつつ析出したもの。」
小笠原雄大:「結晶のほうは、本体である菱刈さんの意思が析出したもののようです。」
小笠原雄大:「これは調査班からの報告を読み上げているだけで、詳しい調査機序は確認しておりませんが。」
小笠原雄大:「そういう結論以外は考えられない、とのことです。」
母衣町カンナ:「ほうほう……あっそういや何か声聞こえてたね!そっかそっか、あれが菱刈って人の~」
井野場 雷那:「な、なるほど……そういう事もあるのですね」 さすがの天才も納得するまで数瞬を要した
刀禰 葉月:「思念の……言い換えれば、『魂の物質化』って所かしら」
南野 朱斗:「……なんだか、苦しんでるみたいな声だったね。迷宮の中で聞こえたのは」
井野場 雷那:「苦しんでる声……菱刈さんの物。侵蝕されたことによる苦しみですか?」
刀禰 葉月:「苦しみの結晶……じゃあ、菱刈くんの方は意識的に生み出した訳じゃないのかな……」
南野 朱斗:「……ううん。確かに、あの虫や迷宮の中の黒いところは、嫌な感じがしたけど……」
刀禰 葉月:「新人く……南野くんの方は、それが脱出の鍵になったのよね、文字通り」
南野 朱斗:「あれは、人としての苦しみだった。……作家さんなんだよね、あの人。きっと、悩みながら、苦しみながら書いてたんだと思う」
母衣町カンナ:「んむむ確かに……そこを突っつかれちゃったのかもね、あのヤローに」
南野 朱斗:「あ、はい。鍵穴があったわけじゃないけど、これを持って、ここを通りたい、外に出たい、って思いながら扉に触ると開くというか」
南野 朱斗:返却された銀色の鍵を、軽く握っては手を開き、を何度か繰り返す
母衣町カンナ:「あっそうそう!その鍵無かったら全然扉とか開かなくってさ~」
小笠原雄大:「…となると、やはり…」
小笠原雄大:「これからの進展は、南野さん無しでは芳しくないと言えるでしょう。」
母衣町カンナ:「ってことは……やっぱ、中に踏み込まないとダメっぽい感じ?」
小笠原雄大:「巨大化した"扉"は、こちらからの干渉を殆ど受け付けません。内部調査も反響定理を使ったものであり、直接の視認は出来ていません。」
小笠原雄大:「"扉"を開ける可能性があるものは他にあるかもしれませんが…早急な手を打つ、となると、そちらの鍵と…南野さん自身が必要となるでしょう。」
刀禰 葉月:「そうね……これは既存種相手の話だけど。私みたいに抜け道を作れても、相手の領域内では使えない事が殆どなの」
刀禰 葉月:「新種相手にどんな手段が通るのかを試してる、悠長な時間がなさそうなのも事実」
井野場 雷那:「UGN外部の方の手を借りるのは出来れば最小限にしたいですが、そうも言っていられませんか」
南野 朱斗:「……もう一度入らなきゃいけない、ってことですよね。きっと、さっきよりも広かったり、危険だったりするところに」
母衣町カンナ:「南野クン……んむ、そだよ」
刀禰 葉月:「こんな断り辛い状況でごめんね」眉を下げる。
母衣町カンナ:「だからま……嫌なら今の内に言っときなよ、さっきまでの突発とはわけ違うんだし」びしっ と指差す
南野 朱斗:向けられたそれぞれの気遣いに、ありがとう、と小さく零すように応じて
南野 朱斗:「……手伝わせてください。さっきみたいに、簡単に衝動に呑まれちゃうかもしれないけど──」
南野 朱斗:「この力を、誰かを助けるために使えるなら、僕はそうしたい」
井野場 雷那:「……」 眩しい物を見るように目を細める
南野 朱斗:「……小説やマンガみたいに、カッコよくは決められなくても。せめて、人として道を外れたくはないから」
刀禰 葉月:その姿に、何を重ねたのか満足気に微笑んでいる。
小笠原雄大:「…申し訳ございません。我々も、手段を選べるならばそうしたいのですが」
小笠原雄大:「誘導するような形になったこと、深くお詫び申し上げます。」
母衣町カンナ:「……ばっか、オガさん こーゆーときは」ニカッ 指差していた手を解いて笑い
母衣町カンナ:「あんがと!助かる!よろしくなっ!」握手の形にキミに差し出した
南野 朱斗:「──うん……うん!」 まだ、こんなに明るくは振る舞えないけれど、それでも
南野 朱斗:「よろしく、お願いします!」
南野 朱斗:精一杯、力強く頷いて。差し出された手を、今度はしっかりと意識して握り返す
刀禰 葉月:「やー、懐かしいなぁ。あたしがユーゴさんと初めて組んだ時もこんなんだったなぁ」
井野場 雷那:「……カンナさん、そういう事を躊躇なくするから男子が変な勘違いをするんです……と言うのは無粋ですか」
母衣町カンナ:「えーっ!いーじゃん雷那ちゃん!こっちのが盛り上がんだから~!」
刀禰 葉月:「あっはっは、いーねぇ。そのノリでいつもみたいに、どうにもできない事をどうにかしちゃおう」
南野 朱斗:「……い、いやそういうのじゃなくて、母衣町さんには迷宮でいろいろ教えてもらった恩もあるし……!」 などとしどろもどろになりつつも
南野 朱斗:「……え、ええと」
井野場 雷那:「ぐ、確かにその側面は否定できませんが……正直私のクラスメイトでも結構カンナさんに向ける視線が怪しい男子が少なくないんですよ」
刀禰 葉月:「きっと新種だってじきに、いつも通りの乗り越えられる非日常になるよ!」
南野 朱斗:こほん、と咳払い一つ。握手を解く時に名残惜しさを感じもしながら
母衣町カンナ:「むぅ、アタシってば罪深い女……雷那ちゃんだってカワイーのにな~~」
南野 朱斗:「……改めて。南野朱斗です。みんなみたいなコードネーム…?はまだ、ないけれど」
南野 朱斗:「自分にやれることは、精一杯やります。だから──」
南野 朱斗:もう一度。よろしく、と。今度は少し恥ずかしそうに、か細い声で告げた
GM:シーンカット!ロイスと購入が可能!
GM:購入はこれが最後である
母衣町カンナ:井野場雷那:〇頼れる!/可愛いのに……
母衣町カンナ:治療キットとか使っておいた方がいいかもですわね、購入は高性能治療キット狙いで
母衣町カンナ:1dx+1>=9
DoubleCross : (1DX10+1>=9) → 8[8]+1 → 9 → 成功
母衣町カンナ:お、ラッキー
南野 朱斗:ロイス!刀禰さんに「■尊敬/隔意」、井野場さんに「■誠意/劣等感」にて!
南野 朱斗:購入は自分でも狙ってみよう、高性能治療キット
南野 朱斗:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 10[6,10]+8[8] → 18 → 成功
南野 朱斗:?????
南野 朱斗:ここでさっそく使っても……?
井野場 雷那:おまけつきの治療キットですね。ガンプラとかが付いてくる
刀禰 葉月:南野くん ☑懐旧/危惧 で取得。いらっしゃい新人くん。
刀禰 葉月:じゃーあー、折角だしもっかい狙うか。パイルバンカー。
南野 朱斗:食玩!食玩です!(ガム1個とクソデカ箱)
刀禰 葉月:8DX+1>=13
DoubleCross : (8DX10+1>=13) → 9[1,1,2,3,3,6,8,9]+1 → 10 → 失敗
刀禰 葉月:うーん、ダメ!致し方なし。
南野 朱斗:惜しい、あとちょっと…!
井野場 雷那:ロイスは母衣町カンナ ○やはり安心感があります/あの、距離が近いんですが? 刀禰葉月 ○経験からくる強さ、頼れます/ユーゴさんって日本支部長ですか?はははまさか
井野場 雷那:購入は……せっかくなのでパイルバンカーにチャレンジしてみましょう。出目勝負
井野場 雷那:3dx>=13
DoubleCross : (3DX10>=13) → 9[1,2,9] → 9 → 失敗
井野場 雷那:ダメでした。残念
刀禰 葉月:挑戦してくれてありがと……!
GM:ではシーンをまとめるぞい
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ミドル6
GM:ミドルシーン6
GM:シーンプレイヤー:南野 朱斗
GM:登場侵蝕をどうぞ!
南野 朱斗:南野 朱斗の侵蝕値を1D10(→ 4)増加(72 → 76)
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を1D10(→ 4)増加(57 → 61)
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を1D10(→ 6)増加(69 → 75)
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を+1D10(→ 4)(64 → 68)
GM:HB市郊外 "扉"前
GM:前衛芸術家が勝手に特大の落書きを描いたかのようなサイズの"扉"。君達の足元に広がっているものだ。
GM:表面は波打つように震動しており、ものものしいレネゲイド圧を感じる。一般人は近づくだけで《ワーディング》相当のレネゲイドにより気絶してしまうだろう。
小笠原雄大:「…さて。南野さん。これは前例の無い挑戦ですので、確実なことは申し上げられませんが…」
小笠原雄大:「貴方がたが脱出までこぎつけられたのは、そのままそういう意思を汲み取った鍵が、その道を選び取ったと解釈できます…即ち、今回は逆の手順で侵入が出来るのではないか…というのが、調査班の推論です。」
南野 朱斗:「なら……辿り着けるかどうかは僕次第、ってこと……?」
小笠原雄大:「平たく言えばそうなります。」
小笠原雄大:「もちろん、難しい話だと思います。南野さんには面識が殆ど無く、僅か1度の邂逅で、しかも襲われている相手…」
小笠原雄大:「菱刈和義に対して、貴方がたどり着きたいという思いを抱けるかどうか、ですから。」
小笠原雄大:「オーヴァードにとっての思い願いは形骸的なお為ごかしではなく、強く現実に影響する要素です。形だけの思いは意味がないでしょう。」
小笠原雄大:「…我々UGNは、常人とオーヴァードの調和を願い活動する組織です。それを今貴方に無理強いすることは、命題に反しているかもしれません…ですが…」
小笠原雄大:「重ねてお願いします。貴方の力が、この事件の、まさしく"鍵"です。」
南野 朱斗:「……僕がどう思うかが、鍵」
GM:シナリオロイスをこのタイミングで取得できます
GM:取得したシナリオロイスの名義や感情を確認した後、このシーンは進行できるようになります。
南野 朱斗:恨みや怒りががあるかと問われれば──是、だ。自分たちを扉の向こうに落としたこと、そして──自分たちは脱出できたが──そのまま行方知れずになっている人も、きっといるのだろう
南野 朱斗:だけど、自分が何を望むかと問われれば──
南野 朱斗:「……分かりました。難しいことかもしれないけど──」
南野 朱斗:「やれる限りは、やってみます。……倒すんじゃなくて、助けるために」
南野 朱斗:シナリオロイスとして、菱刈和義に「■尽力/執着」で取得します
GM:君の手に持つ鍵が、きらりと光った気がする
小笠原雄大:「…立派な方だ。我々が存続できているのは、貴方のような方のおかげです。感謝致します。」
小笠原雄大:礼
GM:ズズズズズズ
GM:地面の"扉"が音を立てて開いていく
南野 朱斗:丁重すぎる礼に戸惑いを覚える。──こうして前を向いていられるのは、きっと。最初に見た光が、あまりに明るかったからで──
母衣町カンナ:「あははっ いーじゃん、かっけーよ!」
母衣町カンナ:サムズアップし笑いかける
母衣町カンナ:「アタシらならやれる!ぜってー助けてやろーね!」
刀禰 葉月:「本当、助かるわ。……君はおかしくなった所しか見てないだろうけど、悪い奴じゃないんだよ」
井野場 雷那:「……なるほど。これがミストルティンの、いえ、南野さんの力」「時間があったらじっくり見せていただきたくなったわ。非常に興味深い」
刀禰 葉月:「人並みに悩むし、人並みに夢があるし、人並み以上の才能もある。作家になりたくて、こないだも賞を取ったんだって」
南野 朱斗:「……うん」
刀禰 葉月:「…助けに行く人となりが分かった方が、動機付けにはなるでしょ?」
刀禰 葉月:「あいつをよろしく頼むよ、南野くん」
南野 朱斗:皆それぞれの言葉を、ひとつひとつゆっくり飲み込むように頷く。──皆、それぞれの理由で、自分と一緒に戦いに身を投じようとしている
南野 朱斗:そのすべてを、正しく理解できるとは限らないけれど。誰かに思いを抱くということの意味を噛みしめながら
南野 朱斗:「──よし。行こう、迷宮へ……!」
GM:プライズ判定フェイズ
GM:迷宮内部は南野と母衣町が取り込まれた際のものよりも一気に複雑化している。鍵の誘導を頼りに進むにしてもそれなりの困難さが伴うだろう。
GM:合わせて環境異常の部屋の影響も強くなっている。"幻黙"を取り込んだ影響だと推察できるだろう。
GM:そのため、この空間を進むための判定を繰り返す必要がある。
GM:プライズポイント:7 情報:UGN、裏社会、知覚、知識:レネゲイド シーン数6
GM:毎回全員でプライズを振り、出た目の最大値の2桁目+1ぶんプライズポイントを加算。一定数量ごとに情報が提示されていきます。
GM:判定ごとをシーンとして扱い、新しいシーンになるたびに侵蝕率を+1d4してもらいます。
GM:また、部屋の状況は1d10でこちらが決定し、難易度もそれによって変動します。適したイージーがあれば達成値補正がもらえるかも!
GM:といってもプライズ量的にもそこまで沢山のシーンはかからない可能性があります。適度にやっていきましょう!
GM:ではシーン1!
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1
南野 朱斗:なんかさっそく極端な出目が!
GM:大広間のような場所。特に判定に影響はない。
GM:エントランスのような場所だったようです
GM:早速皆さんはプライズを振ってみてください
母衣町カンナ:よし、《雑踏の王》で周囲の状況を探ることで知覚判定にボーナスとかもらえますか!
GM:良いでしょう。達成値に+1します。今回は大広間なので影響が少なめ。
南野 朱斗:では母衣町さんに期待しつつ、素の知覚で…振る!
母衣町カンナ:いけーっ
南野 朱斗:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[6,9,9,9,10]+3[3]+1 → 14
南野 朱斗:????
母衣町カンナ:つよい!
井野場 雷那:ヒューッ
刀禰 葉月:ナイス!
母衣町カンナ:問題なければ続けて振っていきますわ、知覚!
母衣町カンナ:(6+1)dx+1+1
DoubleCross : (7DX10+2) → 8[1,2,4,6,6,7,8]+2 → 10
母衣町カンナ:ありがとう雑踏の王
GM:プライズは最大値を振ったひとのやつを参照するので
GM:全員ガンガン振っていいぜ
刀禰 葉月:なるほどね
刀禰 葉月:情報:UGNによるプライズ判定の直前、『ミーミルの覚書』の効果を使用し<コネ:霧谷雄吾>に変更。『キリタニコネクション』の効果を適用し、情報:UGNのダイスと達成値に+3。
母衣町カンナ:あっそうだった、ゴーゴー
刀禰 葉月:11DX+3
DoubleCross : (11DX10+3) → 10[1,2,2,3,3,5,5,7,8,9,10]+2[2]+3 → 15
刀禰 葉月:オッケー、とは言えプライズ的には同値と。
井野場 雷那:皆さん流石ですね。私も本気で行かねば無作法と言う物
井野場 雷那:【花々の記憶】:《コンセントレイト:モルフェウス》《巨匠の記憶》
南野 朱斗:本気だー!?
母衣町カンナ:マジだ!
GM:マジかよ
井野場 雷那:これを知識:レネゲイドの判定に適用しつつ、イージーエフェクト構造看破で迷宮の構造を見抜いてボーナスを得たいです
GM:通常知覚だと把握が難しいかもしれませんが有用なエフェクトですね。達成値+2です
井野場 雷那:OK。ではダイスロールGO!
井野場 雷那:(3+2+0+1)dx(7+0)+0+2
DoubleCross : (6DX7+2) → 10[3,4,5,7,8,8]+6[3,4,6]+2 → 18
GM:ヒェ~
井野場 雷那:思ったより振るいませんでしたが、最大値なので良しとします
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を4増加(75 → 79)
GM:残り2点分の財産点を使うとプライズが3点になります
GM:もしくはそういう支援等ですね
GM:そういうのが無ければこれで良いでしょうか
井野場 雷那:あ、ではちょうど財産点があるので足していきます。2点投入
井野場 雷那:チャリンチャリン
井野場 雷那:20になりました。プライズ3点!
母衣町カンナ:さすが~!
南野 朱斗:ナイスゥ!
刀禰 葉月:流石井野場ちゃんね!
GM:成功!一気にいったわね
GM:プライズ3/7
GM:では、探索をすることで、君達は記憶の結晶を再び見つけます。今度は空色だ。
GM:プライズ1:"扉"の正式名称は『リンクレス』。"幻黙"を始めとするエージェントがさる上位の存在から渡されたものを、無辜の人間にバラ撒いている。
GM:プライズ3:『リンクレス』を接続された人間は、その扉の中に精神と実在が曖昧になった心象迷宮を構成し始める。迷宮の力を拡大させるには他者の思念…即ち、人間そのものを扉の中へ取り込む必要がある。
GM:--------------------
GM:扉をくぐると、南野と母衣町は既に見覚えのあるような空間へ入った…しかし、1部屋のサイズは大きく拡大している。迷宮が複雑になっている証左である。
母衣町カンナ:「よーっし突入……おわっめっちゃ広がってんじゃん!」
南野 朱斗:「最初に入った時と雰囲気は似てるけど……広さが段違いだ……!」
刀禰 葉月:「領域に準ずるものなら、サイズや構造は力次第でどうとでもなるからね」
刀禰 葉月:「“幻黙”を取り込んだことが大きいのかもしれない」
南野 朱斗:「……なんとなく、こっちの方だろうなっていうのは感じます。あとは……道さえ見つかれば、なんとか……」
母衣町カンナ:「ははぁなるほどっ そーやって人を中に入れるほどでっかくなるってわけね」
母衣町カンナ:「まっアタシらには頼れる助っ人が付いてんだし、ざくざく進んじゃおっ!」
井野場 雷那:「道ですか。では南野さん、大雑把な方向を指示していただけますか?」「すこし、『観察』してみようと思います」
南野 朱斗:「う、うん……お願い、井野場さん」
南野 朱斗:鍵を強く握りしめると、特定の方向に(とてもぼんやりとしてはいるが)光を放つ
井野場 雷那:「こちらの方ですか。なるほど……ふむ」 光の指す方向に少しだけ進み、しゃがみこんで地面(?)や壁(?)を検分すること十数秒
井野場 雷那:「……ここですね。構成している文字群に不自然な切れ目があります」
井野場 雷那:ちょいちょい、と後ろ手で手招き
母衣町カンナ:「おおっマジ?さっすが雷那ちゃん!」とてとてっと駆け寄り肩越しに覗き込む
刀禰 葉月:「相変わらずの観察力ねぇ。楽でいいわー」
南野 朱斗:「切れ目……?……そうか、それなら」
南野 朱斗:井野場さんの隣に膝をついて、その切れ目に鍵の先端をそっと差し込む
南野 朱斗:そしてそのまま、するりと鍵は地面に沈んで。軽くひねると、かちりと、どこかで何かが開く音がする
GM:部屋が開放される。小部屋のように見受けられるが、部屋の中央には水色の結晶が析出している。
GM:南野と母衣町には、それがどういうものかをすぐに推察できるだろう
刀禰 葉月:「水晶……?」
母衣町カンナ:「あっあの結晶!アレだよアレ、"物質化した思念"ってやつ!」
南野 朱斗:「うん。……たぶん、菱刈さんの中の、まだグレイプニルの力に染まってない部分……だと、思う」
井野場 雷那:「なるほど。となれば、回収したいところですね」
南野 朱斗:「ひょっとしたらあれから、声が聞こえたり、何かが見えたりするかもしれない」 井野場さんの言葉に、こくりと頷いて
刀禰 葉月:「なるほど……意志の表象か。頼めるかしら」
母衣町カンナ:「よーっし、パパっと回収しちゃおっか」
南野 朱斗:「うん…!」
南野 朱斗:小部屋の中心のそれに駆け寄り、そうっと持ち上げる
GM:ひとりでに頭の中に声が聞こえてくるだろう
"幻黙":『今日は浮浪者を3人は飲み込んでやった…俺の迷宮は既に小さい村並のサイズに至っている。最高だ。』
"幻黙":『HB市はまだ誰も手を付けていないブルーオーシャン。意志薄弱そうな馬鹿を捕まえ扉を押し付け…ちょいと頭をいじくれば大金が転がり込む。最高の商売だな!』
"幻黙":という調子で、"扉"の名称、その作用などがわかります。
母衣町カンナ:「……そっちかよっ!ってかもーマジで無いわ~~~コイツ!」
井野場 雷那:「少しだけあった同情する気持ちも消え失せるわ……まぁ、情報はある程度役に立ちそうだけど」
母衣町カンナ:「むぅぅ、確かに初耳情報多いけどもぉ…………もっと早くぶっ飛ばせてればなぁ」ぽつりとぼやく
刀禰 葉月:「……本人はあの様子じゃもう戻って来れないだろうしね。それにしても、大金……?」
南野 朱斗:「……今は、急ごう。菱刈さんがこいつも迷宮に「取り込んだ」んなら──今度こそ、手遅れになる前に」
母衣町カンナ:「……ん、気になること多いけど、今は救助ゆーせんだもんねっ」
刀禰 葉月:(力そのものを求めてるわけじゃなく、誰かとの商売として迷宮を育てている…?)考えを切り上げ、首肯する。
刀禰 葉月:「そうね。まだまだ最深部には通そう、急ぎましょう」
GM:ネクストシーン、全員侵蝕+1d4です!
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を+1D4(→ 3)(68 → 71)
南野 朱斗:1d4+76
DoubleCross : (1D4+76) → 3[3]+76 → 79
井野場 雷那:1d4
DoubleCross : (1D4) → 3
南野 朱斗:次のDBまであとちょっと!
母衣町カンナ:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を3増加(79 → 82)
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を2増加(61 → 63)
GM:ハプニングなやつ
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3
GM:プールや台所など、水気で満ちたエリア。水性の虫が突如として襲ってくる等危険だ。
GM:難易度+1d10
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7
GM:難易度16!
母衣町カンナ:ウワッ高難易度!
南野 朱斗:ウワーッ新たな虫!
南野 朱斗:ではひとまず通常知覚振り!
南野 朱斗:5dx+1>=16
DoubleCross : (5DX10+1>=16) → 9[1,1,5,8,9]+1 → 10 → 失敗
母衣町カンナ:同じく知覚!
南野 朱斗:出目は悪くなかったが……ダメ!
母衣町カンナ:(6+1)dx+1+1>=16
DoubleCross : (7DX10+2>=16) → 8[2,3,4,4,5,6,8]+2 → 10 → 失敗
刀禰 葉月:こーれは、とりあえず井野場ちゃんより先に振るわね。
母衣町カンナ:ウギャーッ!
刀禰 葉月:情報:UGNを用いたプライズ判定の直前、『ミーミルの覚書』の効果を使用し<コネ:フィン・ブースロイド>に変更。
刀禰 葉月:自分の判定には使わず、そのまま振るわね。
刀禰 葉月:8DX
DoubleCross : (8DX10) → 8[1,2,5,6,7,7,8,8] → 8
刀禰 葉月:失敗。井野場ちゃんの判定の直前に<コネ:フィン・ブースロイド><キリタニコネクション>予約しておくわ。
井野場 雷那:では予約分を受け取りつつ、知識:レネゲイドで判定です。イージー宣言は先ほどと同じく
刀禰 葉月:効果としては『他のコネと併用可能』『達成値に(+5+3=)+8』。
母衣町カンナ:つよい!
井野場 雷那:【花々の記憶】:《コンセントレイト:モルフェウス》《巨匠の記憶》
井野場 雷那:(3+2+2+0)dx(7+0)+0+2+8
DoubleCross : (7DX7+10) → 10[1,5,5,7,7,9,10]+10[1,1,6,8]+2[2]+10 → 32
刀禰 葉月:ワァッ
井野場 雷那:どかーん
南野 朱斗:ワッ……
母衣町カンナ:ひゅーっ!
GM:ヒッ
GM:上限叩いちゃった!一瞬でプライズ満了です!
GM:7/7
GM:次シーンでクライマックスに入れます
GM:情報も開示だ
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を4増加(82 → 86)
GM:プライズ5:迷宮の性質上、特異な物質を具現化することが出来る。例えば遺産やEXレネゲイド等の欠片を放り込み、人間を餌にすることで、完全な品として具現化し、外へと持ち出せる。これを利用することで一部の利用者は金稼ぎを行っているようだ。
GM:プライズ7:迷宮の成長についていくことが出来れば、人間のままグレイプニルシンドロームの使い手となることが出来る。逆にその人物が器として不適格な場合、迷宮内で具現化した欲望が意思を持ち、自分を乗っ取ってしまう。迷宮が育ちきれば最早器は必要無く、現実世界へとその怪物は姿を表し、欲望の赴くままに活動するだろう。つまりは、ジャームである。
GM:天井を水面が反射した光が照らしている。
GM:この部屋は水気に満ちている。湯気がそこかしこから吹き出し、あちこちに水が滞留。用水路めいた流れも存在する。
GM:よくよく見れば、流れの中に文字が流れている…否、それは虫だ。
GM:油断をすれば、水棲の虫が君達へと飛びかかってくるだろう。
母衣町カンナ:「ジメジメするし虫だらけだし最悪~~~っ」
南野 朱斗:「こんなところにも虫が……でも確かに方向はこっちのはず、なんだ」
刀禰 葉月:「この手のは……ちょっと待ってね」ぱらぱらと白紙の本を捲り、通信機とやり取りをしている。
刀禰 葉月:「……ええ、ええ。ありがとうございます、Mr.ブースロイド。…あはは、こちらに来た時に御馳走しますよ。ではまた」
母衣町カンナ:「ここ電波通ってんだ……ってか誰?お得意様的な?」
刀禰 葉月:「お待たせ。ちょっと外部の人に情報を共有して貰ってね」
井野場 雷那:「……聞き捨てならない姓が聞こえたけど、きっと気のせいね。アドバイスはありがたく受けましょう」
刀禰 葉月:「新種が出てくるのは日本だけじゃないからね。で、特徴としては……」と、井野場ちゃんに共有
南野 朱斗:こっちの業界では有名な人なんだろうか、と小首をかしげつつ、水路の虫を警戒している
刀禰 葉月:「……というわけ。此処は井野場ちゃんの見識が頼りかも。出来る?」
井野場 雷那:「これはなかなかの難題ですね。自信を持ってできますとは言えません……と、普段なら言う所です」
母衣町カンナ:「おおっ てことは……?」
母衣町カンナ:ワクワクと期待して続きを待つ
井野場 雷那:「ええ。今回はうっかり『できません』などと言うと大ブーイングをしてくる方々が『身内』にいるので」
井野場 雷那:「『やります』。ただ、先ほどよりも考える時間はいただきたいです」
井野場 雷那:「先ほどの倍。およそ30秒と言ったところで結論を出します」
南野 朱斗:「さ、30秒……!?」
母衣町カンナ:「おっけー!それまで虫の相手はまかせ……はやっ!?すげぇ!」
刀禰 葉月:「凄いでしょー」何故か自分のことのように自慢気。
GM:一箇所に固まっている間にも、水辺から弾丸のように飛び出してくる甲虫。
GM:かなりの速度と重量があり、本当に銃弾の如く当たれば身を傷つける結果となるだろう
母衣町カンナ:キュカッ
母衣町カンナ:「やーホントすごいって!アタシじゃさっぱりだも~ん」
母衣町カンナ:ニコニコと笑いながら矢が虫を撃ち墜とす
刀禰 葉月:「っと、二人共!深追いせずに、凌ぎ重視ね!」
刀禰 葉月:言う間にオルクス能力によって『隙間』を作り、突撃してくる虫を見当違いの方向へと弾き出す。
母衣町カンナ:「だね!ってか探索とか手ぇ回んないし!」キュカカッカカカッ
南野 朱斗:「う、うん……!手出しなんてさせるもんか……!」
南野 朱斗:とはいえ、飛来する虫相手に、母衣町さんの光と違って剣を形作る隙はない。血が導くまま、反射的に虫を掌で打ち、払ってゆく
井野場 雷那:5秒:部屋全体に視線を走らせる。4秒:刀禰からのアドバイスを脳内で再度精査。6秒:アドバイスを元に部屋の構造への違和感を把握。
井野場 雷那:3秒:室内の特に精査すべき場所のピックアップ。6秒:該当箇所の徹底検証。4秒:10cm四方単位での『勘所』の割り出し。3秒:出した結論の検算。
井野場 雷那:「……分かりました。こちらから見て向かって左側の壁面の手前から5mほど先、水面下10㎝程のエリアにポイントがあります」
井野場 雷那:「おそらく、先ほどのように南野さんの鍵に反応するはずです。少々遠いですが、お願いできますか?」
南野 朱斗:「……!わかった……母衣町さん、刀禰さん、虫を頼む!」
母衣町カンナ:「さっすが!道はまかせてっ!」キュカカカカンッ!光が乱舞し虫の群れに空隙を作る
刀禰 葉月:「お手柄ぁ!道は開ける!」《ロードローラー》。虫が散った一瞬を見て用水路を『均し』、一直線の通路を形成する。
南野 朱斗:井野場さんの言葉を聞いて、鍵を握りしめて足を動かす。眼前に広がる光、そしてあらぬ方向へと逸れてゆく虫の中に開いた道をかき分けるように走って──
南野 朱斗:──タッチダウン。ばしゃりと半ば水に飛び込むように、示された場所へと鍵を叩き付けるように挿入する
GM:ダムの開門のように、大量の水流を導きながら、新たな部屋が開放された
母衣町カンナ:「やたっ!ゴーゴーゴー!」
井野場 雷那:「……30秒を切る、とはいかなかったわね」 小さく呟きつつ、開いた部屋に足を踏み入れていく
GM:濡れた表面を輝かせながら、再び鉱脈が見つかる。
刀禰 葉月:「これは……さっきのと同じ、思念の結晶かしら」
母衣町カンナ:「ふぅー虫はもう勘弁……おっ、今度は本人のかな?」
"幻黙":『セルからちょろまかした遺産の欠片はまだストックしてある。後は作家志望のやつで育てて埋め合わせりゃ文句なんざでないだろう…カスみたいな仕事しか回さねえ連中にはうんざりだ。』
"幻黙":『俺は適合者だ…いずれリーダーをブッ殺し、俺が全部を牛耳ってやろうじゃあねえか。シャルヴだかなんだか知らねえが、成り上がるのに余計な障害が減って大助かりだ。』
GM:という旨が再び確認できた。
母衣町カンナ:「しょうもない奴~~~っ ってか全然アイツの力じゃねーじゃん!」
南野 朱斗:「あいつも……レネゲイドに呑まれちゃってたのかな」
南野 朱斗:同情するわけではなく。どちらかといえば、恐れや怖さが声には滲む
母衣町カンナ:「むぅ……そうかもね、アイツらってそれをヨシとしてっから」
井野場 雷那:「そうね、カンナさんが言う通り、彼らは個人の欲望の遂行を是としているから」「レネゲイドがそれを助長したとしても、止めることはないでしょう」
刀禰 葉月:「それに……新種同士とはいえ、グレイプニルの力は既存種とは大きく在り方が異なるわ」
刀禰 葉月:「あいつの使ってた『扉』の場合は猶更ね」肩を竦める
刀禰 葉月:「その恐れがある限りは、君はきっと大丈夫よ。長生きするタイプね」
GM:鍵の放つ光が強くなっている。どうやら最奥は近づいているようだ。
南野 朱斗:「────はい」 その柔らかい言葉の中に、刀禰さんがこれまで見てきたものが何なのかを考えさせられたような気がして。少し、言葉に詰まりながらも頷く
母衣町カンナ:「そうそう!非日常にどっぷり浸かんないのが一番だかんね!」
南野 朱斗:「……行こう、きっともう少しだ。このままじゃ……この迷宮から、怪物が溢れ出てしまう」
母衣町カンナ:「うん!やっちゃおう!」
井野場 雷那:「ええ」 短く呟いて、頷く
GM:シーンカット!ロイスのみ
南野 朱斗:7枠満杯なので取得なし!
母衣町カンナ:菱刈 和義:〇尽力/罪悪感 遅くなってゴメンの気持ち
母衣町カンナ:これで満杯、準備よしだ
刀禰 葉月:母衣町ちゃん ☑安心/同情 分け隔てなく距離近いのよねこの子……
井野場 雷那:南野 朱斗:○日常で生きてきた明るさを感じるわ/あまりこちらに近づくと不安ね、少し
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クライマックス
GM:クライマックス 全員登場!
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を1D10(→ 10)増加(63 → 73)
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を1D10(→ 3)増加(86 → 89)
南野 朱斗:南野 朱斗の侵蝕値を1D10(→ 1)増加(79 → 80)
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を+1D4(→ 4)(71 → 75)
刀禰 葉月:ちげぇわ
刀禰 葉月:1D10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 8[8]+71 → 79
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を+4(75 → 79)
南野 朱斗:ではこの機会に使っておきます、高性能医療キットを
南野 朱斗:3d10+7
DoubleCross : (3D10+7) → 18[3,5,10]+7 → 25
南野 朱斗:いい感じに回復したのでこれでOK!
母衣町カンナ:ならこちらのキットは不要かな、1個あるけど誰かいります?
井野場 雷那:私か刀禰さんか。そういえば私も道中で買っていた気がする
南野 朱斗:回すなら造花で装甲のある井野場さんかな
母衣町カンナ:自前で持ってるならこちらの分は刀禰さんに使いますわ
刀禰 葉月:あらそう?悪いわね。
井野場 雷那:はぁい(カンナさんからのプレゼント実績の解除ならず!?)
母衣町カンナ:5+3d10 刀禰さんを回復
DoubleCross : (5+3D10) → 5+14[1,7,6] → 19
井野場 雷那:2+3d10 高性能医療キット、セルフ使用です。
DoubleCross : (2+3D10) → 2+19[7,6,6] → 21
母衣町カンナ:雷那ちゃんへのプレゼントはまた今度だ……一緒にパフェでも食べに行こう
刀禰 葉月:センキュー!回復しておくわ。
井野場 雷那:少し傷が残りましたが致し方ないですか。パフェ、約束ですよ。
刀禰 葉月:刀禰 葉月のHPを14増加(5 → 19)
GM:全員よいかな
井野場 雷那:こちらはよいです。
母衣町カンナ:オッケーです!
南野 朱斗:押忍!
刀禰 葉月:オッケー!
GM:迷宮の最奥
GM:大仰な扉の奥は、円形の闘技場めいたエリアとなっており
GM:中央には文字で構成された二足歩行の巨怪存在が仁王立ちをしていた
"菱刈 和義"の怪物:『リアリティ、だ…』
"菱刈 和義"の怪物:『俺の描写に厚みを与えるのは、分厚い人生経験…即ち、"人間そのもの"』
"菱刈 和義"の怪物:『人を取り込むだけ、俺の文学は完成に近づく』
GM:菱刈和義の声をエフェクターにかけたかのように歪めて、怪物はひとりつぶやき続けている
南野 朱斗:「あれが虫の親玉、迷宮の主……」
井野場 雷那:「…………」「悩んでるのは伝わるけど、そうはならなくない?」
母衣町カンナ:「うーんすっかり暴走してら」
母衣町カンナ:「でもでも、オガさんたちの見立てどーりならまだ何とかなるっしょ!」
刀禰 葉月:「うーん……鮫映画にリアリティ出すためにフカヒレ食うようなもんじゃないかなぁ……」
井野場 雷那:「その例えで言うなら自力で鮫を捌かないといけないような……と、のんびりお喋りしている暇はあるのかしら」
"死盤":筆が空中を走るたびに、圧縮され虫の形を取っていく
母衣町カンナ:「フカヒレシャークとか出てきそうだなーそれ、っとと、向こうもテンション上がってんね」
刀禰 葉月:「言霊じゃなくて、文字通りに文字を操るのが面白いな。多分この発現の仕方は作家くんだからか……」
刀禰 葉月:「ま、他人の人生を味わうより、もっといい方法があるでしょ!」
刀禰 葉月:「自分の身で、得難い経験を味わってもらおう」
"菱刈 和義"の怪物:空間を揺るがすような咆哮が響く…!
GM:衝動判定!
GM:難易度は9です
母衣町カンナ:(1+1)dx>=9 衝動
DoubleCross : (2DX10>=9) → 8[1,8] → 8 → 失敗
母衣町カンナ:グワーッ!意志が弱い!
刀禰 葉月:オッケイ!あとこの空間天井高い?飛行できそう?
母衣町カンナ:73+2d10
DoubleCross : (73+2D10) → 73+8[1,7] → 81
南野 朱斗:3dx+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 6[1,1,6]+1 → 7 → 失敗
南野 朱斗:グワーツ!
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を8増加(73 → 81)
南野 朱斗:2d10+80
DoubleCross : (2D10+80) → 15[6,9]+80 → 95
刀禰 葉月:9DX+1>=9
DoubleCross : (9DX10+1>=9) → 10[1,5,5,7,7,7,7,10,10]+2[2,2]+1 → 13 → 成功
GM:飛行はしていいです
刀禰 葉月:ありがとう。じゃあ折角だしイリーガルモービルにはヘリになってもらおう。
刀禰 葉月:2D10+79
DoubleCross : (2D10+79) → 11[4,7]+79 → 90
井野場 雷那:(3+2+1)dx(10+0)+0+2>=9 〈意志〉判定。ホールスキン&モデルチルドレンがクライマックスになり復活!
DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 10[2,2,6,9,9,10]+9[9]+2 → 21 → 成功
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を+11(79 → 90)
井野場 雷那:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[2,8] → 10
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を10増加(89 → 99)
GM:Eロイスは相変わらずミドルで出た"黄昏の果"を所持している。こいつはRBだが、菱刈がこいつを生んだ原因なので連動しているわけですね
GM:その連動性の表象として同時にEロイス:ファイトクラブを所持しており、こいつを撃破することで菱刈和義は人間として救出が可能です。
南野 朱斗:やったー!
刀禰 葉月:良かった……
母衣町カンナ:やったぜ!やるぞやるぞ~
井野場 雷那:よしよし。後はきっちりやるだけね
GM:ではセットアップ
GM:の前に初期配置だ
GM:怪物・"死盤"×4-(10m)-PC一行
GM:ではセットアップ
母衣町カンナ:武器作成だ~
母衣町カンナ:【照準は良好、よく見えるよ】《光の銃》/武器作成/侵蝕+5
"菱刈 和義"の怪物:《束縛の鎖》母衣町カンナを指定。行動値を-9します。
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を5増加(81 → 86)
母衣町カンナ:これで光の銃をさくせ……グワーッ!?
母衣町カンナ:行動値が……18から9に!
"菱刈 和義"の怪物:フハハ
南野 朱斗:ウワーッ!!
"死盤":虫は永劫無いよ
井野場 雷那:か、カンナさん……こちらはありません。
母衣町カンナ:母衣町カンナのイニシアチブを9減少(18 → 9)
南野 朱斗:自分も…ないぜ!
刀禰 葉月:こっちもなし!
GM:ではイニシアチブ
"菱刈 和義"の怪物:怪物くんの手番です
"菱刈 和義"の怪物:イニシアチブで《リーシュチェイン》、刀禰さんを自分のいるエンゲージに強制移動!
"菱刈 和義"の怪物:マイナーで《オリジン:ヒューマン》!
"菱刈 和義"の怪物:人の創りしもの
"菱刈 和義"の怪物:エフェクトを使用した判定達成値+7
"菱刈 和義"の怪物:メジャー!《ウォーキングカラミティ》+《支配の鎖》!
"菱刈 和義"の怪物:対象は引き寄せた刀禰さん
刀禰 葉月:ゲッ
"菱刈 和義"の怪物:〈意思〉で対決を行い、勝つとメジャーアクションを1回行わせるぞい
"菱刈 和義"の怪物:ナーヴジャックみたいなもんですね
刀禰 葉月:ナーヴジャックだ!やったー!!
刀禰 葉月:やったーじゃないわ 皆!私が操られたら頑張って耐えてね!
南野 朱斗:ナ!
"菱刈 和義"の怪物:8DX+18
DoubleCross : (8DX10+18) → 8[2,2,4,4,5,6,8,8]+18 → 26
"菱刈 和義"の怪物:対応せよ
刀禰 葉月:高いなぁ!意志で抵抗!
刀禰 葉月:10DX+1
DoubleCross : (10DX10+1) → 10[1,2,2,3,3,5,5,6,9,10]+7[7]+1 → 18
刀禰 葉月:頑張りはした
"菱刈 和義"の怪物:《ウォーキングカラミティ》はエフェクト使用時の達成値を係数3で稼いでくれるのだ
"菱刈 和義"の怪物:シーン1回
"菱刈 和義"の怪物:ではメジャーアクションせよ!
"菱刈 和義"の怪物:雨粒とダンシミをPC全員(自分も含む)に向けて放つのじゃ
母衣町カンナ:ウワーッ!そんな……刀禰さん!?
刀禰 葉月:ト~~ネトネトネ!!貴様らUGNを《雨粒の矢》+《ダンシングシミター》の錆にしてやるでトネよ!!
南野 朱斗:刀禰さーん!!
井野場 雷那:そんな雑な偽物みたいなセリフを本人に言わせるなんてゆるせなウワーッ
刀禰 葉月:対象は南野くん、母衣町ちゃん、私、井野場ちゃん!使う武器はスタニングバトン×3と斧×1!判定!
刀禰 葉月:10DX+1
DoubleCross : (10DX10+1) → 10[1,3,4,4,5,5,8,8,9,10]+5[5]+1 → 16
母衣町カンナ:暴走してるのでリア不!喰らう!
刀禰 葉月:対象は回避かガードを!
南野 朱斗:暴走中につき……リア不!素っ食らいします
刀禰 葉月:私も回避しておこうね リアクション権は一応あるからね
GM:そうだぜ
GM:自分の攻撃を自分で避けても良い
刀禰 葉月:7DX
DoubleCross : (7DX10) → 9[1,2,2,5,7,8,9] → 9
刀禰 葉月:ダーメ!あとは井野場ちゃんの去就が確定したらダメージ出すよ!
井野場 雷那:ガード値のある武器がないので回避ワンチャンに賭けるわ。ホールスキン&モデルチルドレンが効くのが救いね
井野場 雷那:(1+2+1)dx(10+0)+1+2 〈回避〉判定
DoubleCross : (4DX10+3) → 10[2,4,7,10]+9[9]+3 → 22
南野 朱斗:ナイスゥ!
井野場 雷那:(ぐっ)
GM:そういえば復活してるじゃん…!最強のエンブレム!
刀禰 葉月:やってくれると思ってたわよ では3人に向けてダメージ!装甲有効!
刀禰 葉月:2D10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 10[2,8]+14 → 24
刀禰 葉月:8を斧の効果で振り直し!
母衣町カンナ:ぎえっ ギリギリやられる!リザ!
母衣町カンナ:おおっ
南野 朱斗:おお…!
井野場 雷那:く、クレバー!
刀禰 葉月:斧の効果はメジャーアクションって訳じゃないからね。通る?
GM:なるほどね
GM:良いでしょう。咄嗟の機転です
刀禰 葉月:1D10+16 ではこれが最終値!
DoubleCross : (1D10+16) → 3[3]+16 → 19
南野 朱斗:やったー!いい具合にHPが残る!
刀禰 葉月:…………
GM:振り直しがダメージを減らす方に機能させられるの初めて見たな
刀禰 葉月:ひとつ忘れてたわ
母衣町カンナ:ヤッター残る! っとと?
刀禰 葉月:ごめん、私が適合してる遺産は【雷神の戦鎚】って言ってね
母衣町カンナ:あっ
井野場 雷那:あっ
刀禰 葉月:ダメージ+10だわ……………
GM:痛い目に遭うわね
母衣町カンナ:アアーッ!リザ!
南野 朱斗:ウワーッ
GM:なんならバックファイアも入るね
井野場 雷那:そっちの効果は回数制限ありませんからね。なんてこと
刀禰 葉月:いい感じに使えると思ったのになぁ!私はリザレクトしてからHP-3してメジャーの侵蝕増加!
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を1D10(→ 2)増加(86 → 88)
南野 朱斗:南野 朱斗の侵蝕値を1D10(→ 10)増加(95 → 105)
母衣町カンナ:間違えた
母衣町カンナ:母衣町カンナのHPを21減少(23 → 2)
南野 朱斗:ヨシ!(HPが4点以上になったので)
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を1D10(→ 6)増加(90 → 96)
刀禰 葉月:刀禰 葉月のHPを-13(19 → 6)
刀禰 葉月:バックファイアでHP3点失う
刀禰 葉月:刀禰 葉月のHPを-3(6 → 3)
GM:でもって
刀禰 葉月:で、メジャーでコスト7増加と。侵蝕値は支払うでいいのよね?
GM:支払うわね
GM:"行わせる"なので
GM:お願いします
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を+7(96 → 103)
GM:イニシアチブ
刀禰 葉月:オッケー、壁越えて打点は上がったわ。結果オーライ!
南野 朱斗:そうだぜオーライ!
"菱刈 和義"の怪物:じゃなかった、メジャー終わったタイミングで《ゴーストチェイン》
"菱刈 和義"の怪物:未行動、行動値0になります。
"菱刈 和義"の怪物:以上
GM:ではPCのイニシアチブです
母衣町カンナ:はーい、では動きます!
母衣町カンナ:まずマイナー、侵蝕的にこのままだと切り札が使えないので……ジェネシフトで!
GM:どうぞなのだ
母衣町カンナ:2つくらいでいいかな、いい感じになーあれ
母衣町カンナ:88+2d10 侵蝕上昇
DoubleCross : (88+2D10) → 88+7[6,1] → 95
母衣町カンナ:1足りてねぇ!
母衣町カンナ:あ。いや足りてた、せーふ!
母衣町カンナ:これでばっちりだ、メジャー!
母衣町カンナ:【弾丸はもう、キミに届いてる】《ギガンティックモード》《コンセントレイト》/範囲攻撃、武器破壊/侵蝕+5
母衣町カンナ:怪物と死盤x4を対象に攻撃します!妨害なければ判定!
"菱刈 和義"の怪物:きな
母衣町カンナ:(8+2)dx7+2 攻撃力28+1d10
DoubleCross : (10DX7+2) → 10[2,2,3,3,4,6,7,8,10,10]+10[4,5,6,9]+3[3]+2 → 25
母衣町カンナ:そこそこだ、リアクションどうぞ!
"菱刈 和義"の怪物:ガードです
"死盤":《イベイジョン》14で駄目!
GM:ダメージどうぞ
母衣町カンナ:はーい、ダメージ!
母衣町カンナ:28+1d10+3d10 装甲有効
DoubleCross : (28+1D10+3D10) → 28+8[8]+11[7,2,2] → 47
"死盤":ウギャーッ
"死盤":全員吹っ飛ぶ
母衣町カンナ:ヨッシャー!
母衣町カンナ:母衣町カンナの侵蝕値を12増加(88 → 100)
南野 朱斗:でかした!
"菱刈 和義"の怪物:こっちも痛い!
母衣町カンナ:ぴたり賞になりつつ手番終了!
GM:イニシアチブ、9組!
井野場 雷那:では、よければ先に行きます
南野 朱斗:お願いします!
井野場 雷那:マイナー
井野場 雷那:【狂い咲き】:《ハンドレッドガンズ》《ダブルクリエイト》
井野場 雷那:ハンドレッドガンズを2つ生成し侵蝕+6
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を6増加(99 → 105)
井野場 雷那:そしてメジャー!
井野場 雷那:【荊棘なる野薔薇の花束】:《コンセントレイト:モルフェウス》《ペネトレイト》《コンバットシステム:射撃》《マルチウェポン》
井野場 雷那:対象は怪物君。判定前に何かあれば
"菱刈 和義"の怪物:ナイヨ
井野場 雷那:(3+4+3+1)dx(7+0)+4-3+2 命中判定
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,3,3,4,4,5,5,6,8,9,10]+10[3,8,8]+10[6,7]+10[10]+5[5]+3 → 48
"菱刈 和義"の怪物:ガード
井野場 雷那:ダメージ行きます
"菱刈 和義"の怪物:どうぞ!
井野場 雷那:5d10+32+0 ダメージ。装甲無効ガード有効
DoubleCross : (5D10+32+0) → 31[3,10,10,5,3]+32+0 → 63
井野場 雷那:63点
"菱刈 和義"の怪物:《復讐する鎖》
"菱刈 和義"の怪物:全部返す!
井野場 雷那:ウワーッ
南野 朱斗:グエーッ!!
"菱刈 和義"の怪物:こっちもその分のダメージを受けます
母衣町カンナ:オワーッ!
井野場 雷那:流石にそれは一度倒れますね。小笠原さんのロイスをタイタスにして蘇生します
井野場 雷那:そして攻撃分の侵蝕+12
井野場 雷那:井野場 雷那の侵蝕値を12増加(105 → 117)
"菱刈 和義"の怪物:結構痛いが丈夫なのでまだもつ
GM:ではイニシアチブ、南野君の手番!
南野 朱斗:では続いて動きます!
南野 朱斗:マイナー:心象抜剣 《神殺す刃/狼の魔剣》 白兵武器を作成・装備後、戦闘移動
南野 朱斗:刀禰さんと怪物がいるエンゲージへ移動!
南野 朱斗:南野 朱斗の侵蝕値を7増加(105 → 112)
南野 朱斗:おっと忘れてた 武器作成時にHPを3点消費、武器の攻撃力に+9します
南野 朱斗:南野 朱斗のHPを3減少(10 → 7)
南野 朱斗:メジャー:神喰らう剣 《C:ミストルティン/鋭き魔剣/パニッシュメント》 対単体白兵攻撃
"菱刈 和義"の怪物:きなはれ
南野 朱斗:そして対象がグレイプニルなので、判定ダイスがもひとつ増えます
南野 朱斗:12dx7+2
DoubleCross : (12DX7+2) → 10[2,2,3,3,4,4,5,5,5,7,7,8]+10[2,5,8]+10[10]+6[6]+2 → 38
南野 朱斗:割と頑張った!
"菱刈 和義"の怪物:ガード
南野 朱斗:ではダメージ!
"菱刈 和義"の怪物:ダメージ+10されてるのを忘れぬようにな
南野 朱斗:4d10+33
DoubleCross : (4D10+33) → 28[9,9,2,8]+33 → 61
南野 朱斗:これに10を足して71点、装甲ガード有効!
"菱刈 和義"の怪物:グエーッ痛い!《蘇生復活》
"菱刈 和義"の怪物:HP1に
南野 朱斗:ヨシ!
GM:侵蝕を増やすんじゃ
南野 朱斗:南野 朱斗の侵蝕値を7増加(112 → 119)
GM:ではイニシアチブ
"菱刈 和義"の怪物:《星を飲み干す者》
南野 朱斗:ムムッ
"菱刈 和義"の怪物:指定は南野君。HPを5d10チューチューするぞい
母衣町カンナ:なにぃっ
井野場 雷那:ワァ
"菱刈 和義"の怪物:5d10 チュー チュー
DoubleCross : (5D10) → 23[4,7,1,10,1] → 23
"菱刈 和義"の怪物:HPを23点チューチューしたぞい
南野 朱斗:では23点のダメージを喰ら……ん?
南野 朱斗:なるほどダメージか。なら
南野 朱斗:オート:心象暴走 《血返しの魔槍》 受けたダメージと同じダメージ(最大40点)を与える
南野 朱斗:プラマイゼロだ!
"菱刈 和義"の怪物:ゲエ~ッ!?
母衣町カンナ:おおっ!
"菱刈 和義"の怪物:え、HP1に…!
南野 朱斗:命中判定もリアクションもないけど、「ダメージを与える」と書いてある以上これや《鏡の盾》は使えるはず!
南野 朱斗:南野 朱斗の侵蝕値を7増加(119 → 126)
南野 朱斗:そして戦闘不能になるので、初期ロイスのひとつ、壊れゆく日常へのロイスをタイタス化、昇華して復活
GM:では刀禰さんのターン!
刀禰 葉月:オーライ!
刀禰 葉月:まずはマイナーで『ヘリ』へ搭乗。高い所を取って精神的有利を得る!
刀禰 葉月:メジャーアクション、以下のコンボを使用!対象は"菱刈 和義"の怪物!
【重金属の雨に唄えば】《雨粒の矢Lv2》+《ダンシングシミターLv5》<斧,斧,スタニングバトン,スタニングバトン,素手>/RC/視界/シーン(選択)/コスト7/攻撃力+29の射撃攻撃を行なう。ダメージダイスを1個選択して振り直し可能。HP-3
刀禰 葉月:妨害あればカモン!
"菱刈 和義"の怪物:ないよ
刀禰 葉月:11DX
DoubleCross : (11DX10) → 10[2,2,2,2,4,5,7,9,9,10,10]+7[5,7] → 17
刀禰 葉月:追加で、5回宣言!
刀禰 葉月:【手の舞い足の踏む所を知らず】《神速舞踏Lv6》/コスト1/攻撃の判定直後に使用。達成値+[LV×2]。一判定に[攻撃に使用した武器の数]回まで重複して使用可能。
刀禰 葉月:【手の舞い足の踏む所を知らず】《神速舞踏Lv6》/コスト1/攻撃の判定直後に使用。達成値+[LV×2]。一判定に[攻撃に使用した武器の数]回まで重複して使用可能。
刀禰 葉月:【手の舞い足の踏む所を知らず】《神速舞踏Lv6》/コスト1/攻撃の判定直後に使用。達成値+[LV×2]。一判定に[攻撃に使用した武器の数]回まで重複して使用可能。
刀禰 葉月:【手の舞い足の踏む所を知らず】《神速舞踏Lv6》/コスト1/攻撃の判定直後に使用。達成値+[LV×2]。一判定に[攻撃に使用した武器の数]回まで重複して使用可能。
刀禰 葉月:【手の舞い足の踏む所を知らず】《神速舞踏Lv6》/コスト1/攻撃の判定直後に使用。達成値+[LV×2]。一判定に[攻撃に使用した武器の数]回まで重複して使用可能。
刀禰 葉月:合計で達成値+60!
刀禰 葉月:77!これを避けるならラッキーボーイだ。
"菱刈 和義"の怪物:うおおやってやろうじゃねえか
"菱刈 和義"の怪物:6DX+7
DoubleCross : (6DX10+7) → 10[4,4,4,5,7,10]+7[7]+7 → 24
"菱刈 和義"の怪物:頑張ったけど駄目
刀禰 葉月:技能抜いても同値だね……最後にもう一つ、このタイミングで宣言。
刀禰 葉月:【旋る車輪が鍛つは雷霆】『雷神の戦鎚』/ダメージロールの直前に使用する。ダメージD+2。シナリオ1回。
"菱刈 和義"の怪物:ヒィ―ッ
刀禰 葉月:最終10D10でダメージ算出!行くよ!
刀禰 葉月:10D10+29 装甲ガード有効
DoubleCross : (10D10+29) → 44[4,8,3,1,2,8,3,7,1,7]+29 → 73
刀禰 葉月:1を振り直し!
"菱刈 和義"の怪物:耐えられねえ~ッ
刀禰 葉月:1D10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 6[6]+72 → 78
刀禰 葉月:最終、78ダメージ!
"菱刈 和義"の怪物:死…
"菱刈 和義"の怪物:完全死亡!復活なしです!
南野 朱斗:やったー!!
GM:~戦闘終了~
井野場 雷那:(FF的な勝利ポーズ)
母衣町カンナ:(ファンファーレ)
GM:バックトラック
GM:Eロイスは3つ
GM:オリジナル"黄昏の果"と"ファイトクラブ"
GM:ふるもふらぬも自由!
南野 朱斗:振るのかい!振らないのかい!
南野 朱斗:振ーーーる!!
南野 朱斗:126-3d10
DoubleCross : (126-3D10) → 126-10[5,2,3] → 116
南野 朱斗:ぬうッ
母衣町カンナ:ふふ、確定帰還だから素で1倍振りだ
刀禰 葉月:おっと、さっきの7コストと5コスト上げとこ。
母衣町カンナ:100-6d10
DoubleCross : (100-6D10) → 100-29[1,6,2,4,10,6] → 71
刀禰 葉月:刀禰 葉月の侵蝕値を+12(103 → 115)
南野 朱斗:ロイス5つで116、期待値ラインですが怖いので倍振りします!
刀禰 葉月:刀禰 葉月のHPを-3(3 → 0)
刀禰 葉月:Eロはなくても良いかな。そのまま等倍振り!
井野場 雷那:万が一があったらこまるので……まずEロイス分を振ります
南野 朱斗:116-10d10
DoubleCross : (116-10D10) → 116-63[8,9,2,6,4,5,4,6,10,9] → 53
井野場 雷那:116-3d10
DoubleCross : (116-3D10) → 116-18[8,1,9] → 98
南野 朱斗:いけてたがまあ結果オーライ!
刀禰 葉月:6D10-115
DoubleCross : (6D10-115) → 27[1,6,7,1,7,5]-115 → -88
井野場 雷那:帰還確定なのでのびのび振れます。等倍で。
井野場 雷那:98-5d10
DoubleCross : (98-5D10) → 98-27[10,5,1,8,3] → 71
井野場 雷那:ピッタリ5点の境界ですね。クリア
母衣町カンナ:かんぺき~!5点!
刀禰 葉月:オッケー5点で帰還!
南野 朱斗:こちらは3点!
GM:OK!
GM:シナリオ4点+いつもの4点+D・Eロイス3点
GM:11点+侵蝕点があなたたちの点数です
南野 朱斗:14点!
刀禰 葉月:16点!
母衣町カンナ:16!
井野場 雷那:16!
GM:GMは21点
GM:めでたしめでたし
"菱刈 和義"の怪物:『ワープ航法に入ったこの船においては、光は船員の知覚域に一歩遅れる現象として扱われ、代替として……』空に怪しげな文言を書きつけるやいなや、世界へと染み込んでいく
"菱刈 和義"の怪物:途端に母衣町さんは、周囲の空気の粘性がいや増すように感じるだろう。行動の自由が一気に低下していく。
母衣町カンナ:「うぇっ! なんだコレ!? なんてーか重い!」指先を躍らせ、光を手繰ろうとした途端のことだった
母衣町カンナ:普段と違う"感触"に戸惑い、一手分だけ遅れた
南野 朱斗:「菱刈さんが心の中で書いた通りのことが起きる……ってこと!?」
"菱刈 和義"の怪物:『ヘリは無謀にも、巨巌と見紛うばかりの怪物へ接近していく…』
井野場 雷那:「恐らくはその通りね。厄介な……っ、次、来ます!」
刀禰 葉月:「思った以上に熟達してるわね……!次の描写が来るわよ!」
"菱刈 和義"の怪物:続いて、刀禰さんの機体が不可視の鎖に絡め取られたかのように一気に引き寄せられ
"菱刈 和義"の怪物:『己の保身を第一とするならば、まず相手の言うことを聞かざるを得なかった。隙を見て裏切るしかあるまい。面従腹背の算段とは裏腹に、正直な気持ちでは…』
"菱刈 和義"の怪物:さながら操り人形のように、己の知悉する攻撃動作を味方に向けて振るわせていく
"菱刈 和義"の怪物:言葉の表現力としては凡庸だが、この世界は彼自身の表象だ。故にそれは強い力を働きかける
刀禰 葉月:「くっ!?」危ういところで制御し墜落を免れるが、しかしそこまでだ。間近で記された言葉を『認知』してしまう。
刀禰 葉月:意に添わず操縦桿を離れた腕がゆっくりと振るわれれば、身に帯びた武器たちがひとりでに浮遊する。──嵐の予兆だ。
刀禰 葉月:「他者の強制操作まで……!ごめん、皆!避けて!」切迫した声と共に振り下ろされた腕を指揮棒とし、帯電した武器が君たちに向け鋭角に跳ね回る!
母衣町カンナ:「うわっやりたい放題……! 刀禰さんだいじょー―――ぶぁぁ!?」
母衣町カンナ:心配の声が変な悲鳴に変わり、避ける間もなく滅多打ちにされる!
南野 朱斗:「ぐあっ……!」 雷に焼かれ、意識が弾ける。──死を意識するのは、確かこれで2度目だろうか
井野場 雷那:「あれは、刀禰さんの超広域攻撃……!」 以前行った彼女との模擬戦では、一度も躱すことが叶わなかった一撃。だが、今は
刀禰 葉月:「……っとに、やるなぁ作家くん!押し付けられた力じゃなきゃ推薦してるわ!」
南野 朱斗:──小説やマンガの出来事みたいだと、浮かれていた気持ちは正直、いくらかあった。けど現実は痛くて、辛くて、いっそこのまま倒れた方が楽だろかと思わせるもので
井野場 雷那:「……軌道が、読める範囲に収まってる」 いかなる要因かは雷那には読み切れない。しかし、それでも 「これなら……!」 体をひねり、転がし、かろうじて攻撃を避ける
南野 朱斗:けど、それでは駄目だと血が騒ぎ立てる。憧れを捨ててでも、やるべきことがあるだろうと。その声に従い、意識を覚醒させる
刀禰 葉月:自らをも焼いた武器を引き抜きながら、強がるように笑う。最低限、次の一手に必要な補修は済ませた。
"菱刈 和義"の怪物:筆は止まらない。今度はエッセイを綴り、無限に自分を語る文脈を作り出していく。
母衣町カンナ:「っで、てて……! ったくもぅ好き勝手やってくれちゃってぇ!」吹っ飛ばされた体を跳ね起こし、びしっと彼に指を向ける
母衣町カンナ:「さっきっから他人の言葉ばっか聞き入れて、んなもんつまんねーだろ!」
母衣町カンナ:「教えてやっからみとけ!もっと自由な形ってやつ!」
母衣町カンナ:「ワープ航法とか何とか言ってたけど、光がなんだか知ってるかぁ!?」
母衣町カンナ:「眠たい科学は願い下げ―――光はアタシの、遊び道具だ!!!」
母衣町カンナ:……彼女はよく『陽光の下の光使い』を『雨の中の水使い』に例えているが、質量の差がある以上は全くの別物だ
母衣町カンナ:奔れば波、量れば粒、形は移ろい、時は揺蕩う
母衣町カンナ:彼がたっさ今さっき書き込んだように、それが数多の天才たちが紐解いてきた光の形……だが
母衣町カンナ:母衣町カンナはそれを知らぬまま、想像のままに―――空に流離う光を手繰り、象り、自由な形を与えられる!
母衣町カンナ:瞬間、光は彼を"掴んでいて"
母衣町カンナ:「おっらぁぁぁぁぁあああ!!!」
母衣町カンナ:物理的衝撃を伴って、周囲の虫を巻き込みジャイアントスイングをかました!!!
"菱刈 和義"の怪物:質量を持たぬ光子は物体に与える運動エネルギーとしては最低の部類のはずだ。自然科学においてはそういう存在だが
"菱刈 和義"の怪物:レネゲイドは条理を覆す。掴まれた表皮を焼き焦がしながら、その巨体は周囲の虫を巻き込み転がされていく
母衣町カンナ:「ふふーん!文字書いてる間ぁあげねーもんね!」
母衣町カンナ:「やっちゃえ!」
"菱刈 和義"の怪物:筆は手から離さないものの、それなりに大きい隙だ
井野場 雷那:「ええ」「やるわ」 カンナの言葉に応えると同時、ぞわり、と雷那の髪が広がっていく。
井野場 雷那:「――『アビー』『エイダ』『アグネス』『エイミー』……あら、『アリス』まで。みんな我慢が効かないのね」
井野場 雷那:雷那が名を呼ぶたび、一輪一輪、茨にバラが咲く。そして
井野場 雷那:「……いいわ。『みんな』出てきなさい。早い者勝ちよ」
井野場 雷那:宣言とともに、数多のバラが咲き、それらが同時に怪物の方を向く。
井野場 雷那:「さあ、『私たちは咲く』わ、小説家さん」「貴方は何を、返してくれる?」
井野場 雷那:幾十、幾百もの石の針が、機関銃のように怪物に降り注ぐ!
"菱刈 和義"の怪物:文字の塊である肉体に鋭利な石片が隙間無く突き立てられていく。
"菱刈 和義"の怪物:ダメージは文字そのものを崩し、意味を消失した筆致は怪物の存在を希薄化させていく…しかし、それをただ見ているだけではない。
"菱刈 和義"の怪物:『その技は己の身にも相応の消費を要する両刃の業であった…』と"勝手に設定した"文言が鎖と変じ、君へと巻き付けられていく
井野場 雷那:「――なるほど」「そういう事もできるの。本当に法外な能力ね」 針を放った花が、茨が、ざらざらと崩れ落ちていく。
井野場 雷那:「でも、いいのかしら。私に気を取られて」 砂と崩れ落ちる体を、己のモルフェウス能力で何とかつなぎとめる。この言葉は双方に聞かせる必要があるから。
井野場 雷那:「本当の天敵の方が、お留守になってるんじゃない?」
井野場 雷那:さあ、行きなさい南野君。行きなさいミストルティン。
井野場 雷那:私に気を取られて討ち損じたりしたら、承知しないわよ。
南野 朱斗:──光に、薔薇に、稲妻に目を奪われなかったと言えば嘘になる。そしてそれ以上に、恐れがなかったとはとても言えない
南野 朱斗:だがそれでも、やるべきことは定まっていた。そして、それを後押しするように、血は昂ってゆく
南野 朱斗:……母衣町カンナは、少年の持つ衝動を「自傷」ではないかと踏んでいた。覚醒の状況を見れば、なるほど確かにそうも感じただろう。しかし──
南野 朱斗:「う……おおおおおおッ!」
南野 朱斗:ぞぶりと、己の腸に手を突き入れ。迸る血を、それに宿る祖先の宿業──闘争に明け暮れた戦国の記憶を解き放つ
南野 朱斗:抜き出した血まみれの手にあるのは、七尺にも及ぼうかという大太刀。脈打つ血により形成されたそれを──
南野 朱斗:「──こいつを、喰らえ!」
南野 朱斗:敵へ、そして太刀へと向ける言葉を放ちながら。本能のなすがままに、怪物へと切りかかる!
南野 朱斗:──触れる切っ先は、怪物を構成する文字そのものを、無意味な直線と曲線の羅列へと解体してゆく
"菱刈 和義"の怪物:猛烈な異臭と、焼け付く煙が吹き出し、怪物はおぞましい咆哮と共に肉体を切り裂かれていく
"菱刈 和義"の怪物:体液らしきものはなく、循環する粒子の細かい文字があらゆるものを汚しながら流出。流石に致命たりうるか…と思った刹那
"菱刈 和義"の怪物:細かい文字の羅列がひとりでに意味ある文言へと並び、南野君へと這い寄ってくるではないか…!天敵であるシンドロームに対してであろうと、死にものぐるいでその精気を吸い上げねば臨死であると直感しているが故だ
"菱刈 和義"の怪物:文字の波は触れると直接エネルギーを食らっていく…!
南野 朱斗:「……!」
南野 朱斗:喰われる。そう感じた時、更なる恐怖と共に湧き上がるもの。それは衝動による闘争心と、そして──
南野 朱斗:「お前が、そのつもり、なら──」
南野 朱斗:──喰うというのなら
南野 朱斗:「──喰って、やる!」
南野 朱斗:魂を喰らうものへの対抗種たる、神を喰らうものの力そのものと言える血が、内側から怪物を貪り喰らう
"菱刈 和義"の怪物:予想を超えた力が、怪物の中を駆け巡る。必死であったとはいえ、怪物の取った行動は喉の乾きを潤すために毒を飲んだに等しい
南野 朱斗:──結果、起こることを端的に言ってしまえば「痛み分け」だ。互いに貪りあい、どちらも満身創痍なのは変わらない
南野 朱斗:しかし、ただひとつ。怪物と自分たちに大きな違いがあるとすれば──
南野 朱斗:「──お願い、します!」
南野 朱斗:ふたりが自分に繋いでくれたように。作り出した隙を、次へと繋ぐ
刀禰 葉月:「新人君のデビューなのに、美味しいとこ取りになっちゃうな」
刀禰 葉月:「でもまぁ、さっきのが全力と思われたら不本意だからさぁ」
刀禰 葉月:不意に、頭上から声が落ちる。
刀禰 葉月:「『本物の雷』ってヤツを体験させてあげる。──次のホンのネタにしていいわよ」
刀禰 葉月:見上げれば、ヘリの操縦席から身を躍らせる姿。
刀禰 葉月:それを追い越し、大気を劈くようにして駆ける四つの影。
刀禰 葉月:「クイック」
刀禰 葉月:1投目。──電瞬の速度で迫った警棒が、回避動作の起こりを捉えしたたかに打擲する。
刀禰 葉月:「スロー」
刀禰 葉月:2投目。──初動を潰して得た大きな隙に、怪物の左腕目掛けて紫電纏う斧を悠々と投げ落とす。
刀禰 葉月:「クイック」「クイック」
刀禰 葉月:3投目、4投目。──幾度も鋭角に軌道を変え、特大の雷撃で怪物の両膝裏を痛打する。次の攻撃を確実なものとするためだ。
刀禰 葉月:「───スロー!」
刀禰 葉月:5投目。──自身そのものを武器として捉え飛翔し、振り被った拳に全霊の雷霆を込める。
刀禰 葉月:「これで、終わり、だーッ!」
刀禰 葉月:渾身の雷霆が叩く。その結果は、言葉にするまでもない。
"菱刈 和義"の怪物:全身の文字が雷電に焼け焦げ、意図を伝える形として成立しなくなっていく。
"菱刈 和義"の怪物:君達は気づいているかもしれない。この迷宮の全ては文字で出来ているが…本は一冊もない。不確かな言葉だけが躍り、曖昧に消えていくのみ。
"菱刈 和義"の怪物:本も鎖も、文字を繋ぎ止めるべきものは最早何もなく…菱刈和義の肥大化した怪物性は、その姿を散らしていくのみであった。
GM:―――全てが那辺に消えていった。その数瞬後
GM:世界そのものが鳴動を始め、迷宮が崩壊を始めた…!同時に南野を中心として、以前脱出できた際のひび割れが床に広がっていく!
南野 朱斗:「……!母衣町さん、これって……あの時と同じ!」
母衣町カンナ:「お、おおっ!っしゃ!あのひび割れから外出れるはず!」
刀禰 葉月:「オッケー!皆自分で立てるわね!?」
母衣町カンナ:「……ってか放り出されんね!?コレ!?」
井野場 雷那:「私は何とか。では、皆さん無事で脱出しましょう」
南野 朱斗:「うん、還ろう…!」
井野場 雷那:「脱出後無事でなかった場合の手立ては……まあ、小笠原さんとかが考えてくれるわ」
刀禰 葉月:「そうそう、そういうのは大人の仕事!じゃあ、──脱出!」武器をしまった後、ヘリを罅割れへと進める。
母衣町カンナ:「だね!その辺はだいじょぶっしょ!ゴーゴー!」
母衣町カンナ:ひび割れへと飛び込む!
井野場 雷那:「じゃあ、帰りましょうか」 後ろは振り向かず、そのままひび割れへと突入する。
南野 朱斗:──そして3人が割れ目に消えていったのを確認してから。最後に
南野 朱斗:レネゲイドの昂ぶりが少しずつ落ち着いてゆくのを感じながら。もう一度、文字の迷宮を振り返る
南野 朱斗:──昨日と同じ今日。今日と同じ明日。しかし世界は、既に変貌していた──
南野 朱斗:そんな、いつかどこかの小説で呼んだ一説を思い出しながら、しかし
南野 朱斗:「……うん。やっぱり、僕は──」
南野 朱斗:自分のいるべき日常へと、帰還の一歩を踏み出した
GM:ここではない場所
???:「…部屋が、消えた。」
???:「やっぱり、あのシンドロームは、僕の家を台無しにするのが好きなんだ…」
???:「……HB市。」
???:「まだ、少ないはず。」
???:「もっと送ろう…間取りは、広い方が良い。"窓"も使って、引っ掻き回すんだ。」
???:「帰る場所が要るんだ…誰にも邪魔はさせないよ。」
(目次に戻る)
エンディング
GM:こうして、一連の事件は全て収束した
GM:"幻黙"の行動履歴をたどると、別の市でも同様の行為を働き大金を生み出していたようだ。HB市では菱刈の被害が初めてであり、その菱刈も君達2人以外を取り込んではいないことが確認された。
GM:改ざんされたとはいえ、菱刈は出来事の全てを覚えており、UGNが記憶処理に当たった。とはいえ処置の前も後も変わらず筆は折るそうだ。
GM:他にも似たような事件は各所で勃発しているようだが…南野の生み出した"鍵"は、それを鋳型に他のミストルティンも各々の"鍵"を生み出すに至っており
GM:"扉"に対する抑止力としてそれぞれの場所で機能を始めた。この事件に対してようやくUGNは抵抗する手段を得たのである。
GM:ちなみに、UGN側の責任者である小笠原は、今回イリーガルに頼り切りだったことを重く見て、自ら日本支部へ赴きミストルティンシンドロームを付加してもらったらしい。
GM:そういうわけで、君達は事件の通常通りの報酬とは別に、HB支部では特別報酬として支払われるレクリエーションチケットを提供され
GM:HB市でも有名なスパリゾートへ来ているのであった。
GM:UGNの事情を知るスタッフが経営に関与しており、事件で侵蝕の高まったオーヴァードを効率よく日常へ返す手伝いをしている。
小笠原雄大:「以上がことのあらましです。皆さんお疲れ様でした。」
南野 朱斗:「は、はい。それは分かりました……けど……」
南野 朱斗:「こういうのって、もうちょっとちゃんとしたというか、会議室でやるお話じゃないんですか……?」
母衣町カンナ:「オガさんも大変だねー、後片付けおつ~」ぐてー

小笠原雄大:日本支部に"鍵"の鋳型を取らせ、シンドロームの改造を受けた上で直行で帰ってきた後、一緒に温泉に入っていたのであった。
小笠原雄大:今は皆さんと同様ゆるい館内用の服を来てクッションに座っている
小笠原雄大:「お恥ずかしい話ですが、私も改造を受けて直ぐなので、経過観察も含め侵蝕低下に務める必要があり…」
小笠原雄大:「今回は同伴させていただきました。」
井野場 雷那:「会議室が会議室として機能するのはその機密性が主よ」「であれば、建物自体に機密性が確保できるのであれば、その内側がどんな構造をしていても問題ない」
母衣町カンナ:「んははっ 確かにここアタシら御用達だもんね~」
刀禰 葉月:「いーのいーの。前にちょろっと話したけどさあああーー」身を預けるマッサージ器が叩くタイプの振動に切り替え、語尾を揺らしながら続ける。
母衣町カンナ:ぐてーっと行儀悪くソファーに寝そべりながら緩ーく喋っている
刀禰 葉月:「……あたし達オーヴァードは、ストレスが人間としての生死に直結するの。これも必要な福利厚生ってわけよ」
南野 朱斗:「……僕らと怪物は紙一重、ってやつですか」
母衣町カンナ:「そだねー、行きついちゃったらこーやってノンビリもできねーもん」
井野場 雷那:「そういうこと。会議でストレスが溜まってうっかり紙を破りました、なんて冗談にもならない」
母衣町カンナ:衝動に呑まれれば、そのような余分なことをする思考は消え去る
刀禰 葉月:「ま、ジャームとして暴れ回るかどうかは一部例外もいるけど……ほんとに一部ね」
母衣町カンナ:「だからまっ こーやって楽しむのを目標に頑張るくらいがちょーどいいってもんよ~」
南野 朱斗:「な、なるほど……?」
南野 朱斗:返事が煮え切らないのは、なんとなく腑に落ちない感じがすることと、もうひとつ
南野 朱斗:「(……無防備すぎる……!)」
南野 朱斗:湯浴み着でぐでーっとしている母衣町さんが視界に入る度に、意識しないよう必死に視線をそらしているからでもあり
井野場 雷那:「納得いかない、という顔ね?」 空の紙コップをゴミ箱に捨てがてら、南野の近くに来て問いかける
母衣町カンナ:事実、ゆったりとした格好でぐでーっと、無防備に寝転んでいる
南野 朱斗:「そ、それはまあ──」
南野 朱斗:「……菱刈さんほどじゃないけどさ。僕も小説……特に、現代伝奇っていうジャンルには馴染みがあって」
南野 朱斗:「物書きになりたい、なんて思うことはなかったけど。憧れみたいなのはあったんだ」
母衣町カンナ:ほむ、と寝返りを打ちつつ話題に視線を向ける
井野場 雷那:「目くるめく現代異能バトルの世界、というやつかしら」「実際に足を踏み入れてみた感想はどう?」
南野 朱斗:「それは──」
南野 朱斗:血の昂ぶり。仲間の頼もしさ。手に入れた力による──優越感のような何か。問われればたくさんあるけれど
南野 朱斗:「……怖かった。さっき言われたみたいに、僕も何かが掛け違ってたら、あっち側ににいたかもしれないっていう怖さがあった」
井野場 雷那:「……」「そうね。ミストルティンは特殊なシンドロームではあるけれど、ジャーム化を克服できているという話は聞かない」「その怖さは必要な恐怖よ」
刀禰 葉月:「あの迷宮で、得るものはあったみたいね」
母衣町カンナ:「そだねー、めっっっちゃ助かったけども、ちゃんと怖がんのって大事だしねぇ」
刀禰 葉月:「菱刈くんはラッキーだったけど、基本的にはジャームは二度と元の人間には戻れない。臆病すぎるぐらいでいいのよ、この仕事は」
南野 朱斗:──その明るさで。その冷静さで。その懐の深さで。何度も励まされてきたけれど
南野 朱斗:「──そっか」
母衣町カンナ:「むぐぐ、突っ込んで落っこちた耳に痛いよ刀禰さぁん……!」
母衣町カンナ:ワチャワチャと刀禰さんにじゃれる
南野 朱斗:「僕らは、人間なんだ」
刀禰 葉月:「あははは、まー二対一だったんでしょ。しょうがないしょうがない」
井野場 雷那:「カンナさんも、気を付けるようにしてくださいね。次があるとは限りませんよ」 ジュースサーバーから紙コップに注いだジュースを手にしつつ
母衣町カンナ:「むぎぃ…… んむ? そだよ?」そのぼやきに、キョトンとしながら返す
南野 朱斗:傷つき、恐れ、時に膝をつく。そんな当たり前の隣人なのだと、すとんと何かがはまったような気がして
刀禰 葉月:じゃれついてくる少女の髪を撫でつけ、それとなく崩れかけた気付けを直す。ちょっと青少年が見辛そうだからね。
井野場 雷那:「……そうね」 南野の言葉に応える 「私達は人間よ。ちょっと常人が知らない力を持ってはいるけど、それだけ」
南野 朱斗:「……うん。だから、改めて」
南野 朱斗:「世界の裏側に足を踏み入れた人間、そのひとりとして」
南野 朱斗:「イリーガル、っていうんだっけ。……これからも、協力させてもらえたら嬉しい」
小笠原雄大:「それは…大変な道のりですが…」
小笠原雄大:「我々としては断る理由がありません。」
母衣町カンナ:「!」その言葉にバっと顔を上げて、ぱぁと笑顔を見せる
小笠原雄大:「バックアップを最大限させていただきましょう。」
母衣町カンナ:「マジ!? うんうん、めっちゃ手ぇ貸すから、手ぇ貸してね!」
刀禰 葉月:「お。エージェントじゃなくて?」
小笠原雄大:「そう簡単にエージェントにはなれないですよ。特にHB支部の形態だと…」
南野 朱斗:「そういう手続き的なこともあるだろうし、それに──」
小笠原雄大:「それよりも、イリーガルとして、しっかりと日常を送っていただくほうが、我々としては良いと思っております。」
刀禰 葉月:「そっかぁ……ちなみに、チルドレン登録も無理だね。井野場ちゃんみたいな子達は、生まれつきの能力者だから」
井野場 雷那:「それに?」
南野 朱斗:「人の道を照らせるくらい眩しい光になれるのは、まだまだ先になりそうだから、ね」
母衣町カンナ:「?」キョトン
井野場 雷那:「……なるほど」「責任重大ね、カンナさん」
南野 朱斗:……まあ、その光を直視できないのは、(特に今は)別の理由があるのだけれど、それはそれ
刀禰 葉月:「……ほほーう」にやにやと、何かを察した様子で若人達を見守る。
母衣町カンナ:「??? まぁうん!きっちりサポートすっし!」
母衣町カンナ:フンス、と薄い胸を張った
刀禰 葉月:「まぁ、目標も守るものもあるに越した事はない。期待してるよ、後輩くん」
井野場 雷那:「そうね。改めまして、よろしく南野くん」「……あぁ、そうだ。色々と落ち着いてからでいいけど、後であなたの武器を観察させてもらえないかしら」
井野場 雷那:「魂から鋳造された武器というのは初めて見たけれど……興味深いのよね」
南野 朱斗:「お、お手柔らかに頼むね、井野場さん……?」
井野場 雷那:「ええ、それはもちろん。ふふ、ふふふ」
南野 朱斗:……正直、期待よりも不安が大きくて、先も見えない道だけど。大丈夫だという確信もある
南野 朱斗:明るい光に導かれて踏み込んだ道だから、というのはもちろんだけれど──
南野 朱斗:この人たちと共に、世界の守り人として戦うなら、きっと
南野 朱斗:──これからも、僕は人のままでいられると。そう思ったんだ
GM:世界は大きく変貌しているかもしれない
GM:しかし、変わらないものもそこにはあったのだ。
GM:ダブルクロスシナリオ『id-nor-lost』 全工程終了!
GM:お疲れ様でした
母衣町カンナ:お疲れ様でした~!
南野 朱斗:お疲れ様でしたーッ!
井野場 雷那:お疲れ様でしたー!
刀禰 葉月:お疲れ様でしたー!
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