Mechanically Metamorphoses


GM:紅井寿甘

"クレステッド"八津郷 玲音(やつごう・れおん)キャラシート)PL:しんごろ

"エアレンデル"清峰 穹(きよみね・そら)キャラシート)PL:サムトー

"ウェザーコック"金子 慕(かねこ・したう)キャラシート)PL:さささ



メイン 見学


目次



プリプレイ



GM:◆◆◆◆◆
GM:Preplay
GM:◆◆◆◆◆

GM:本日からセッションを始めていこうと思います
GM:よろしくお願いします
清峰 穹:よろしくお願いします!
八津郷 玲音:よろしくお願いします!
金子 慕:よろしくお願いします!
GM:では早速ですが、PC番号順に自己紹介をしてハンドアウトをぺたぺたしていきましょう

GM:今回のPC1、玲音くん、お願いします!
八津郷 玲音:はーい!
八津郷 玲音:「テメェも次の査定の足しにしてやる!」
八津郷 玲音:"クレステッド"八津郷 玲音やつごう・れおん、16歳の高校生男子です!
八津郷 玲音:FHが起こした事件に巻き込まれ、身体の大部分を機械に置換されながらも帰還、現在はイリーガルとして活動中
八津郷 玲音:頭は良くなくキレやすい、ガキ大将がそのまま成長したような男ですが、それ故か義理人情はきっちり守るタイプ
八津郷 玲音:イリーガル契約を結ぶ際に支部長と面談を行い、その際に一目惚れ。以後、良い成績を上げて褒めてもらうのを目標に頑張っています
八津郷 玲音:シンドロームはブラックドッグ/エグザイル、Dロイス:秘密兵器で取得した特殊装甲義肢と経験点で追加したアーマメントベルトで殴りにいきます
八津郷 玲音:自己紹介は以上で!
GM:はい!
GM:ではハンドアウトをお持ちします

【PC1:八津郷玲音】
推奨シナリオロイス:丹羽円寿 有為/厭気
キミはFHの起こした事件に巻き込まれ、機械人間として覚醒したUGNイリーガルだ。
最寄りの支部で技師メイドである丹羽円寿にメンテナンスを受けながら、どうにか日常生活をこなしている。
そんな中、憧れの支部長メイドである茶臼木葉から支部に召集を受ける。
なんでも、市内でオーヴァードの活動が活発化しているという報告があり、警戒を行うためらしい。

GM:というわけで、イリーガルのお仕事です
八津郷 玲音:仕事……つまり実績を残すチャンス……!
茶臼 木葉:「働きを……期待、していますね」
八津郷 玲音:はい!!(クソデカ返答)
丹羽 円寿:「バカがはしゃぐな。みっともない、な」
八津郷 玲音:ぐむっ……(世話になってるので強気に出れない(かもしれない))
GM:というわけで、クール属性っぽいヒロインとがんばってください
八津郷 玲音:押忍!よろしくお願いします!

GM:続いてPC2! 穹くん! お願いします!
清峰 穹:はい!
清峰 穹:清峰 穹(きよみね そら)です。17歳男、高校二年生。
清峰 穹:幼少期にレネゲイド周りの事件で両親を失いUGNに拾われた典型的なUGNチルドレン。
清峰 穹:ちょっと周りと違うことと言えば……優秀ってことぐらいかな……
清峰 穹:かのゾディアックウェポンの使い手であり、模範的モデルチルドレンと評価されております。
清峰 穹:本人は表情の変化に乏しく常に冷静沈着なクール系二枚目キャラ物憂げな美少年
清峰 穹:というような自己評価を真顔で主張するズレたアホ天然系男子です。容赦なく突っ込んでもらって大丈夫です。
清峰 穹:戦闘では相手の能力の無力化と、軍刀型のゾディアックウェポンを用いた白兵戦が得意です。希少な持久戦重視のオーヴァードとして重宝されております。
清峰 穹:性能はウロボロスピュア白兵型。売りはアンチェインアームズの新エフェクト命の鎧(原初の虹)とマイスターハンド(原初の黄)。
清峰 穹:戦闘開始と同時にシーン中の攻撃命中回避に強烈な補正をかけ、あとはひたすら素殴りと回避で戦います。シナリオ1回連続攻撃もあり。
清峰 穹:あと素殴りなのでゾディアックウェポンの効果は起動しません。スターアリズンを使える尊厳破壊されたただの大剣です。
清峰 穹PC1熱血といがみ合うPC2クール系を目指して頑張っていきます。よろしくおねがいします
GM:よろしくお願いします
GM:こちら食後のハンドアウトになります

【PC2:清峰穹】
推奨シナリオロイス:芳野舞香 連帯感/不安
キミはゾディアックウェポンの使い手として名高いエリートUGNチルドレンだ。
近隣の支部からの救援要請を受けて、同じくチルドレンである芳野舞香を連れて応援に向かう事となった。
指定された座標に到着したキミたちを迎えたのは、紅茶の香りとポップなレタリングの施された看板だった。
『コンセプトカフェ・ますかれ~ど』……本当にここで合っているのだろうか?

清峰 穹:なるほどな……任務了解
清峰 穹:これよりコンセプトカフェに侵入する 任務のためだから!任務のためだから!
芳野 舞香:「はい! ……ところで、これってどんなカフェなんですの?」
GM:今ならバディもついてくる
清峰 穹:芳野にはまだ早すぎたようだな……
清峰 穹:新たな世界の扉だよ
GM:いいのか? このお嬢様は好奇心旺盛だぜ……ほらもう目がきらきらしてる
清峰 穹:きちんとだまくらかさ説明しなければな
GM:なんとかしてください よろしくおねがいします

GM:それでは最後にPC3! 慕さん! お願いします!
清峰 穹:よろしくお願いします!
金子 慕:はーい
金子 慕:”ウェザーコック”金子慕(かねこ・したう)、25歳男子。
金子 慕:とある路地裏に『銀鶏堂』という古本屋がありまして、小さいがそれなりに雰囲気と品揃えにこだわりがある店です。
金子 慕:で、親から継いだその店の裏で情報売り買いする商売を勝手に始めた不孝者がこいつです。
金子 慕:普段はこざっぱりとした格好で日当たりの良い席に陣取り、店番をしながら気楽に過ごしている青年。
金子 慕:性格は表面上冷静、一歩引いて見ているタイプの人に見えますが、本来はそういうわけでもなく。
金子 慕:遺産『八意指矩』(白猿の額冠相当)の影響で落ち着いていないと頭いたいいたいされてしまうので、そういう風にしています。
金子 慕:手に入れた経緯は謎です。なぜか記憶がないので。
金子 慕:シンドロームはオルクス/ソラリスで《神の御言葉》などを使いシンプル交渉攻撃するタイプ。
金子 慕:遺産の力で《風の渡し手》を取得しており、複数体攻撃も可能です。
金子 慕:相手の脳に直接情報を流し込んで痛めつけてやるぜー!!
金子 慕:オルソラなので社会全般も得意なはず、おそらく。
金子 慕:がんばっていきたいと思います。よろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします! 保護者としてがんばったり頭痛ないないしたりしてください
GM:おみやげにハンドアウトはいかがですか
金子 慕:いただく!

【PC3:金子慕】
推奨シナリオロイス:羽生菫 有為/不信感
キミは由来も忘れられた遺産の所持者になってしまったオーヴァードだ。
UGNとはギヴアンドテイクの関係を結んでおり、今日はその『支払い』に向かっていた。
支部に所属する諜報メイドと技師メイドから、遺産についての解析を手伝ってもらう代わりに、労働で返済する、そういう取引の。

GM:というわけで労働してもらいます
金子 慕:労働します
金子 慕:ギヴアンドテイク、いい響きだね
羽生 菫:「本日もお疲れ様です~! あ、お茶要ります? 勝手にカフェのストックからいただいてきたんですけど。ふふふ、共犯ですね~」
GM:諜報メイドもいます
金子 慕:「なんでこっちが巻き込まれてるんだろう……まあ、いいが」
金子 慕:「こっちの労働力を差し出すからには、そちらもしっかりお願いしますよ」
GM:がんばらせます
金子 慕:うおー
GM:では最後にトレーラーでお会計しましょう

・トレーラー
世の秩序が乱れようとも、不倶戴天の敵は変わらず。
新たな敵対組織、新たなシンドロームが生まれても、UGNの目下最大の胸囲はFHであった。
街の裏で進行する謀略。組み上げられていく脅威。
血も涙も通わない暴虐に、終止符を打て。
Double Cross The 3rd Edition『Mechanically Metamorphoses』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。


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  • OP1



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:OP-01
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:シーンプレイヤーは玲音くん。他登場不可。
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    八津郷 玲音:1d10+34
    DoubleCross : (1D10+34) → 2[2]+34 → 36

    八津郷 玲音:よしよし

    GM:----
    GM:コンセプトカフェ・ますかれ~ど バックヤード
    GM:----
    GM:首都圏から新幹線でおよそ1時間半。地方都市、S県K市。
    GM:雑居ビルの1階に居を構えるコンセプトカフェ、ますかれ~どとは世を忍ぶ仮の姿。
    GM:その正体は、UGN支部である。
    GM:支部長である茶臼木葉から連絡を受け、支部に召集されたキミは、裏口からバックヤードに入ってきた。
    八津郷 玲音:「こんにちわーッす!」 大きく元気な挨拶!
    丹羽 円寿:「アホ」

    丹羽 円寿:バックヤードでスマホを弄っていた、メイド服に白衣という奇抜なファッションの少女が出迎え……出迎え? ともかく声をかける。
    丹羽 円寿:「表はまだ営業中だ。男がぎゃんぎゃんわめくな」
    八津郷 玲音:「ぐむっ……ド正論……!」
    丹羽 円寿:「カヴァーとはいえ、逆に面倒が起こると困る、だろ」
    丹羽 円寿:「足りないなりに頭を回せ、だ」
    八津郷 玲音:「そりゃ困る、支部長が困るのはオレも困る」 ぐぬぬ、と唸りつつ
    丹羽 円寿:「で、何の用だバカ玲音。定期メンテはもうちょっと先のはずだ、ろ」
    八津郷 玲音:「おう、今んトコ調子はバッチリだ。……って、円寿には話が行ってないのか?」
    八津郷 玲音:「支部長のお呼びだってんで、速攻で駆けつけたトコなんだけど」
    丹羽 円寿:「……研究室から出てきたのが昼前だから……」
    丹羽 円寿:「朝礼に出てない、な」
    八津郷 玲音:「ってことはまた朝飯抜いたのかオマエ……」
    丹羽 円寿:「昼はまかないで食べた、ぞ」
    八津郷 玲音:「一日トータルで、なんならひと月トータルで栄養とカロリーのバランス取れてればOKみたいなこと考えてらっしゃる?」
    丹羽 円寿:「……横に置く、ぞ」
    丹羽 円寿:「支部長からの呼び出しであれば、おそらくキナくさい案件だ、ろ」
    丹羽 円寿:「コトが起こる前に再調整したほうがいい。あとでラボまで来ること」
    八津郷 玲音:「お、おう……念入りに頼むぜ」 話題を逸らされたがまたド正論なので、流れに身を任せる他ないのだった
    八津郷 玲音:「……オレに声がかかるってこたぁ、十中八九何かしらやり合うのが前提だってことだしな」
    丹羽 円寿:「道具は使いようだからな」
    丹羽 円寿:「適材適所、だ」
    丹羽 円寿:「まぁ、心配はしなくていい、ぞ。私の技術だからな」
    八津郷 玲音:「ああ、最初ハナッから心配なんてしてねぇよ」
    八津郷 玲音:「誰のおかげでこうして生きて、戦ってられるかくらいは、いくらオレだって忘れてねぇから」
    丹羽 円寿:「……む。」
    丹羽 円寿:「殊勝な心掛けだ、な」
    丹羽 円寿:うむうむ、と頷く。
    丹羽 円寿:「支部長もすぐに来るだろう」
    丹羽 円寿:「茶でも出せ」
    丹羽 円寿:しれっと来客に要求する。
    八津郷 玲音:「……今更だけどコンセプト完全無視なの、いっそ清々しいな……」
    八津郷 玲音:などと言いつつ、勝手知ったるバックヤード、休憩用の茶葉の置き場所なら知っている
    丹羽 円寿:「私は店に出てないからな」
    丹羽 円寿:「支部長にビジネスおもてなしされたければ、金を払って客として来るんだ、な」
    八津郷 玲音:「それはオレも考えた……けど、違うんだよ……欲しいのはビジネススマイルじゃない、オリジナルスマイルなのさ……!」
    丹羽 円寿:「……いいこと言った風な顔するな」
    丹羽 円寿:「きも」
    八津郷 玲音:「……いっそ通ってポイント貯めて円寿を指名してやろうかと今思った。籍がある以上断れないだろうからな……!」
    八津郷 玲音:などと軽口……軽口?を叩きつつ、やたら所帯じみた所作で紅茶を淹れ、ストックから適当に菓子を見繕う
    丹羽 円寿:「……ぐ……!」
    丹羽 円寿:「頭を……回しおって……!」
    八津郷 玲音:「くくく……自称天才技師サマの世話になってりゃあ知恵もつくってもんよ……!」
    丹羽 円寿:「自称は余計、だ……!」
    GM:……そんなところに。
    茶臼 木葉:「……相変わらず、仲がいい……ですね」

    丹羽 円寿:「よくない、です!」
    八津郷 玲音:「そうっすよ!円寿のヤツ顔を合わせればやれ体の使い方が荒いだの何だの……!」
    八津郷 玲音:反射的に反論してから
    八津郷 玲音:「……って、うおッ!支部長!お疲れ様ッす!」
    八津郷 玲音:姿勢を正してオジギ
    茶臼 木葉:「……はい、お疲れさまです」
    茶臼 木葉:「遅刻も無し。……感心ですね」
    八津郷 玲音:「そりゃもう、支部長のお呼びとあらば世界の裏側からだって定刻通りに!」
    茶臼 木葉:「では……ミーティングを。今日はゲストもいらっしゃいますので」
    八津郷 玲音:「うっす。……ゲストってーと、支部ここの人じゃないンすか?」
    茶臼 木葉:「はい。……少々大事になりそうなので、応援を」
    茶臼 木葉:「後ほど、紹介しますので」
    八津郷 玲音:「なるほど。……っと、じゃあ待ってる間に」
    八津郷 玲音:「どーぞ。葉は休憩用のを拝借しました」
    八津郷 玲音:スタッフ休憩用の簡素な長椅子に、温かい紅茶で満たされたカップがふたつ。支部長と、円寿の前に
    茶臼 木葉:「あら……気が利きますね。いただきます」
    丹羽 円寿:「玲音が効かせた気じゃ、ない……!」
    八津郷 玲音:「あっバカ、そこはバラすとこじゃないだろ!?」
    GM:……あたたかな休憩を経て、君たちはミーティングに向かうのだった。

    GM:シーンカット。ロイスの取得のみ可能です。
    八津郷 玲音:丹羽 円寿 ■有為/厭気 HOの指定通りにこれで!
    GM:OK!

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  • OP2



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:OP-02
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:シーンプレイヤーは穹くん。他登場不可。登場侵蝕をどうぞ。
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(32 → 36)

    GM:----
    GM:コンセプトカフェ・ますかれ~ど 店舗入り口
    GM:----
    GM:キミたちはUGNチルドレンである。
    GM:この街の支部から応援の依頼を受け、指定された座標に到着した……のだが。
    芳野 舞香:「……コンセプト、カフェ?」

    GM:そう。
    GM:君たちを出迎えたのは、紅茶の香りと『コンセプトカフェ・ますかれ~ど』というポップなレタリングの踊る看板であった。
    GM:同行しているチルドレン、芳野舞香も困惑しているようである。
    芳野 舞香:「……コンセプト? 普通の喫茶店とは、どう違うのでしょう?」
    芳野 舞香:「ケーキが特に美味しいとか、紅茶の銘柄にこだわっている、とかでしょうか……?」
    清峰 穹:灰色の髪と、同じ色をした切れ長の瞳。口を真一文字に結んだ表情からは感情が読み取れない。
    清峰 穹:「芳野はこういう場所は初めてか」
    清峰 穹:無表情で。
    芳野 舞香:「はい! 喫茶店には、ホテル併設のものなどに何度か行きましたが……」
    芳野 舞香:「街にある喫茶店で、こんせぷとかふぇ? というのは、初めてですわ!」
    芳野 舞香:胸を張る。
    芳野 舞香:「もしかして、穹さんはご存じなのですか……?」
    GM:……芳野舞香は有数の資産家の家庭の生まれである。
    GM:大衆文化の理解には、偏りがあるようだ。
    清峰 穹:「……そうだな」
    清峰 穹ちょっと困ったように無表情で
    清峰 穹:「ザックリ言え簡潔に説明するならば」
    清峰 穹:「男の人ってこういうのが好きなんでしょ?世の男性の好みを叶える場所だ」
    芳野 舞香:「まぁ……!」
    清峰 穹:「男の欲望浪漫と言ってもいい」
    芳野 舞香:「すごいお店なのですね! 穹さんの夢もお叶いに?」
    清峰 穹:「いや……クール系二枚目キャラ冷静沈着な美少年の俺はこういう場所にはなかなか行くことができないんだ」
    清峰 穹:「キャラが違う解釈違いと言われるからな……」
    芳野 舞香:「……では、今日はどうしましょう」
    芳野 舞香:「座標はここで合っているのですよね?」
    清峰 穹:「行こう。任務だからな」
    芳野 舞香:「そうですわね!」
    清峰 穹若干被せ気味に無表情で
    芳野 舞香:からんから~ん、と意気揚々とドアを開ける。
    茶臼 木葉:「……お帰りなさいませ、旦那様、お嬢様」
    清峰 穹:「モデル優秀なチルドレンとして、任務を怠るわけにはいかないからな……」
    芳野 舞香:「まぁ!」
    清峰 穹立ち絵が近い無表情で
    芳野 舞香:くいくい、と穹さんの袖を引く。
    芳野 舞香:「ここは穹さんの別荘だったのですか? メイドさんもいらっしゃるのですね……!」
    清峰 穹:「……しまった」
    清峰 穹:顔色を変えて。
    清峰 穹:「メイドが当たり前日常のお嬢様にはこの非日常浪漫が理解できない……!」
    清峰 穹:何故か悔しそうに。
    茶臼 木葉:「……お久しぶりのお帰りですね」
    茶臼 木葉:「お席までご案内させていただきます」
    清峰 穹:「ああ、失礼を」
    茶臼 木葉:「もしお忘れになったことがございましたら、気兼ねなくお呼び立てください」
    清峰 穹:即座に切り替える。モデルチルドレンチルドレンの鑑である。
    GM:そして席まで案内される。二人掛けの向かい合わせの席だ。
    清峰 穹:「労働厚生省より参りました」
    茶臼 木葉:「……かしこまりました」
    茶臼 木葉:「少々、歓迎の準備で席を外させていただきますが……」
    茶臼 木葉:「整うまで、お茶を楽しみながらお待ちください」
    清峰 穹:「了解です」
    茶臼 木葉:「お代は気にせずに。サービス、ということで」
    清峰 穹:「ありがたく」
    清峰 穹ちょっと嬉しそうに無表情で
    芳野 舞香:「『ご奉仕オムライス』……は少々重たいですわね。時間もかかってしまいますし」
    清峰 穹:案内された席に座り、店内を見渡す。無表情で。
    芳野 舞香:「こちらのパンケーキと、おすすめの紅茶をお願いします!」
    清峰 穹:「では、彼女と同じものを」
    GM:店内では見目麗しい少女や女性がクラシカルメイド服で数人行きかっている。
    GM:調度品は落ち着いたものが選ばれており、どうやらそういうコンセプトカフェの中でも店名に反してやや硬派な部類のようだ。
    清峰 穹このセリフ良いなというドヤ顔無表情で
    GM:おそらく、プロデュースしたものの『こだわり』なのだろう。
    GM:……しばらくして。先ほどのメイドがパンケーキとお茶を配膳してくる。
    茶臼 木葉:「では、仕上げを」
    茶臼 木葉:穹さんの目を見つめる。
    茶臼 木葉:「お好きなところで御止めください」
    清峰 穹:「……?はい」首を傾げる。
    茶臼 木葉:目を見つめながら、パンケーキにシロップをかけていく。
    茶臼 木葉:だが笑顔というよりは無表情であり、上目遣いではあるのだがどうにも可愛げには欠けている。
    清峰 穹:「………」
    清峰 穹:「なるほどな……」
    清峰 穹嬉しそう無表情で
    清峰 穹:そして止めない。
    芳野 舞香:「虫歯になりそうなシロップ量になっていますわ~!?」
    清峰 穹:「こういうのもあるのか新しいですね
    茶臼 木葉:「人気のご奉仕のひとつです」
    清峰 穹:なにか得心したように頷いている。
    茶臼 木葉:小瓶をまるまる使い切ったので、ここでストップ。
    茶臼 木葉:「お嬢様にも」
    芳野 舞香:「お願いしますわ」
    清峰 穹何かを成し遂げた顔無表情
    茶臼 木葉:再び見つめ合ってだばだばするが、こちらは程々のところで舞香からストップがかかる。
    茶臼 木葉:「では、ごゆっくり。お食事が終わり次第、会計でお声がけいただければ、ご用件について話せる場所へご案内いたします」
    芳野 舞香:「ありがとうございます!」
    芳野 舞香:「では……いただきます」
    芳野 舞香:綺麗な所作で手を合わせる。
    清峰 穹:「ありがとうございます。いただきま……」
    清峰 穹:パンケーキを見つめる。シロップが海のようになっている。
    清峰 穹:「………」
    芳野 舞香:「……こっちのパンケーキで、ちょっと吸いますか? シロップ……」
    清峰 穹:「やっべ参ったな……」
    清峰 穹:「いいのか芳野。頼めるか」
    芳野 舞香:「美味しく食べるのが一番ですもの!」
    芳野 舞香:「カロリーは……ちょっと訓練と実戦に気合を入れるという事で……!」
    清峰 穹:「我が子房を得たり俺は良い相棒を持った……」
    芳野 舞香:「それにしても……ふふふ」
    清峰 穹:「どうした?」
    芳野 舞香:「最近、お友達が研修に行って、その先で……」
    芳野 舞香:「男の人と食事やお出かけを楽しんできたそうですの」
    芳野 舞香:「これで私も似た体験をしたと一緒にお話しできますわ!」
    清峰 穹:「興味がありますなるほど
    清峰 穹:「……いやそれはなるほど?」
    芳野 舞香:「チルドレンとイリーガルの交流研修……だったでしょうか」
    清峰 穹なにか若干不味い気がするという顔無表情
    芳野 舞香:「わたくしのお友達はイリーガル側だったのですが」
    芳野 舞香:「なにやら素敵な体験をしたようで、大層楽しそうにしていらっしゃいました」
    芳野 舞香:「わたくしだって大変興味深い交流をしたと、自慢し返してあげなければ!」
    清峰 穹:「……」
    清峰 穹:「期待に添えるよう努力はしよう」
    芳野 舞香:「差し当たって……」
    芳野 舞香:「ケーキも紅茶も確かに美味しいですけど、どのあたりがこのカフェのコンセプトなのでしょう?」
    清峰 穹:「噂されると恥ずかしい話す相手は考えてほしいが……」
    芳野 舞香:「お店の良さを理解できていないとお話が弾みませんもの……!」
    清峰 穹:「……」
    清峰 穹:ふー、と大きく息をつき。
    清峰 穹:「メイドさんっていいよねって哲学的な話になるぞ」
    芳野 舞香:「まぁ……!」
    清峰 穹:「……いやちょっと恥ずかしいんだけど説明しなきゃだめついてこれるか?」
    芳野 舞香:「覚悟の上ですわ!」
    清峰 穹:「マジか了解した……」
    GM:ルビの上の方しか聞こえていないのである。
    清峰 穹:ルビの上の方しか言っていないのである。
    GM:かくして、哲学の話を交えながら、シロップでひたひたのパンケーキを食し、紅茶を堪能し――
    GM:店長、もとい支部長に連れられて、君たちは今回の協力者と出会うことになるのだった。

    GM:シーンカット。ロイスの取得のみ可能です。
    清峰 穹:ロイス 芳野舞香 ◯連帯感/不安
    清峰 穹:以上で!

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  • OP3



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:OP-03
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:シーンプレイヤーは慕さん。他登場不可。登場侵蝕をお願いします。
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(37 → 42)

    GM:----
    GM:S県K市支部 地下空間
    GM:----
    GM:裏口から業務エレベーターを使い、地下に作られたスペースへ。
    GM:ここはUGN支部としての能力の大部分を担う空間である。
    GM:地上階……特に二階から上にも支部機能は存在するが、大部分は地下に集約されている。
    羽生 菫:「いらっしゃ~い。一ヶ月ぶりですかね? ともかくお疲れさまで~す」

    羽生 菫:情報収集・分析・分配を支部で担っている、諜報担当の羽生がキミを出迎える。
    金子 慕:「ああ、どうも」笑顔ながらも、感情を押し殺したような平坦な声で応える。
    羽生 菫:「早速、こっちの進捗なんですけど……」
    金子 慕:「今日は……ああ、進捗よろしく」
    羽生 菫:「微々たるものですね。当時の記録や資料をあたったり、逆に遺産の来歴を当たったりしたんですけど……」
    羽生 菫:「記憶の欠損を埋める手掛かりには、程遠い感じです」
    羽生 菫:「デバイスの機能面については解析が進んでるんですけどね~……」
    金子 慕:「……予想はしていた、な」少しだけ肩を落とす。
    金子 慕:「まあ、頼らせていただいている身だから。感謝はしてます」
    羽生 菫:「記録や演算、情報の収集や拡散ができるデバイスなので……」
    羽生 菫:「その遺産のロックを外せれば、一気に解決しそうなんですけど」
    羽生 菫:「人体の負荷とかも未知なので……慎重にならざるを得ないんですね~」
    金子 慕:「だ、そうだが」言った瞬間、顔を顰める。
    羽生 菫:「……出ました? 『代償』」
    金子 慕:「……ああ、こいつがまた不機嫌になってる」こめかみから伸びる髪飾りをとんとん叩く。
    金子 慕:「全く参るよ」
    羽生 菫:「難儀ですねぇ」
    羽生 菫:「素直に羨ましいとも言えないですね、遺産」
    羽生 菫:「今よりもっと情報が読める、というのは楽しそうではあるのですが」
    金子 慕:「表裏一体、という感じかな」
    金子 慕:「読めるものが増えて、僕の世界は広がったけど……」
    金子 慕:「知りたくないものまで見る羽目になって、結果頭痛持ちだからね」
    金子 慕:「おすすめはしないけど、譲れるなら譲ってもあいたたた」
    金子 慕:少し涙目になって頭を押さえている。
    羽生 菫:「……よほどそちらがお気に入りと見えますね」
    羽生 菫:「まぁ推しは尊いですからね。人間も遺産も一緒か~」
    金子 慕:「厄介は勘弁願いたい……」
    羽生 菫:「模範的でありたいですね~」
    羽生 菫:「で、正直こっちから大してギヴできてないのにテイクの話ばっかりするんですけど」
    羽生 菫:「今回は敵対組織の調査と、場合によっては撃退ですね」
    金子 慕:「話が大きくなったじゃないか」
    羽生 菫:「言っても、まだ火が見えてるわけじゃないんですけど……」
    羽生 菫:「支部長が嫌な予感がするって言うんでね?」
    金子 慕:「ふうん」
    羽生 菫:「応援まで事前に呼んで、すごい肝いりっぽいんですよね~」
    金子 慕:「ああ、他にも人がいるのはありがたい。単独じゃどうもね」
    羽生 菫:「荒事に強そうなイリーガルもいるんで、暴力の心配はだいじょぶそうですね」
    羽生 菫:「ま、この手の支部長のカンはそうとう当たるので」
    羽生 菫:「お覚悟~、ですね」
    金子 慕:「やれやれ……」
    金子 慕:髪をかき上げて、髪飾りにまた手をやる。
    金子 慕:「調査だとさ。活躍できるかもしれないぞ」
    金子 慕:「………」
    金子 慕:「こいつ、嬉しいかもって時には何も反応しないんだよな……」
    羽生 菫:「めんどくさいカノジョみたいですね」
    金子 慕:「面倒で厄介で、有能な……」
    金子 慕:「僕の相棒さ。とりあえず今はどうしようもなくね」
    羽生 菫:「ま、祟られない程度に手助けはしますんで」
    羽生 菫:「今回の労働も、よろしくお願いしま~す」
    金子 慕:「こちらこそ。今回のデータでまたわかることもあるだろうしね」
    金子 慕:「ギヴアンドテイク、ちゃんとやってきますよ」手を振る。
    羽生 菫:は~い、という返事と同時に、羽生の端末が短く鳴る。
    羽生 菫:「あ、支部長が協力者つれて下に来るそうです」
    羽生 菫:「顔合わせてミーティングしちゃいましょ」
    金子 慕:「了解。たまには表でゆっくりお茶もしたいもんだけどね」
    羽生 菫:「その時には是非ご指名を~。指名されると小金がもらえるので」
    金子 慕:「知らんでいい裏事情を知ってしまった」
    羽生 菫:「知的好奇心が満たされるでしょ」
    金子 慕:「じゃあ、終わったらついでにカップの紅茶も満たしておくれ」
    羽生 菫:「はいは~い」
    金子 慕:「よろしく。ここからは"ウェザーコック"として動きます」
    GM:……エレベーターの音が聞こえる。
    GM:労働の時間がいよいよ始まりそうだ。

    GM:シーンカット。ロイスの取得のみ可能です。
    金子 慕:羽生さんに〇有為/不信感で取得します
    GM:OK!

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  • ミドル1



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Middle-01
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:全員登場推奨。登場侵蝕をお願いします。
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(34 → 42)
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(42 → 51)
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(36 → 46)
    清峰 穹:揃いも揃って
    金子 慕:わー
    八津郷 玲音:金子さーん!?
    GM:では合流しましょう

    GM:----
    GM:S県K市支部 地下
    GM:----
    茶臼 木葉:「お集まりいただきありがとうございます」
    茶臼 木葉:「私がこの支部の長……"キリングハウス・キーパー"、茶臼木葉……です」
    丹羽 円寿:「……"マシニーカ"、円寿、だ。そこの玲音の技師として同席する」
    丹羽 円寿:玲音くんの背中にひっこんで、半身だけ出しながら言っている。
    清峰 穹:「“エアレンデル”清峰穹、要請を受け参りました」
    羽生 菫:「"ニュースポスト"、羽生です~。情報収集の時には手伝いますので~」
    清峰 穹:「至らぬ身ですが全力を尽くします。こちらが……」
    清峰 穹:芳野の方を向いて促す。
    芳野 舞香:「"花霞サクラヘイズ"、芳野舞香と申しますわ! 皆様、よろしくお願いします!」
    金子 慕:「……若い子ばっかりだな。"ウェザーコック"金子慕。外部の使い走りみたいな感じかな」
    八津郷 玲音:「へぇ、アンタらが助っ人ゲストってワケだな!オレは玲音、八津郷玲音だ!ここでイリーガルをやってる」
    八津郷 玲音:「ここじゃあ男は少数派でさ、支部長が呼んだ助っ人だから、またどこかからメイドさんが来るのかと思ってたけど、男女ひとりずつでよかったぜ」
    芳野 舞香:「ここもメイドさんがたくさんいらっしゃいますのね~」
    八津郷 玲音:「オレも金子さんも、日々肩身の狭い思いを……いやゴメン嘘、正直眼福だと思ってる」
    清峰 穹:「なるほど、メイドさんハーレムだった肩身が狭かったのか」
    清峰 穹:「俺も邪魔にならないよう努力しよう。よろしく頼む」
    八津郷 玲音:特に支部長のメイド姿が、というのはなんとか言葉にせず飲み込む
    金子 慕:「僕は肩身狭いけどね。表で紅茶を注がれてる方がまだ優雅でいい」
    金子 慕:「とはいえ、お仕事だ」
    茶臼 木葉:「カヴァーの都合上……どうしても男性スタッフは控え目で……」
    茶臼 木葉:「では、皆さまをお呼びした事情を説明しましょう」
    清峰 穹:「よろしくお願いします」
    茶臼 木葉:「と言っても……確か、"ニュースポスト"は事前に"ウェザーコック"に……」
    羽生 菫:「説明しましたね~」
    羽生 菫:「まぁここは二度手間ですが、ざっくり言いますと」
    羽生 菫:「FHっぽいやつらの暗躍の気配があるので、調査と討伐をお願いします~ってことですね」
    清峰 穹:「気配と言うと……?」
    茶臼 木葉:「監視網に……レネゲイド特有の反応が引っかかったのです……」
    茶臼 木葉:「磁場の乱れや異常な熱反応など……様々な形で検出されることがあります」
    八津郷 玲音:「普段は、何かが起こってから駆け付けるってパターンが多いからなあ……先に手を打てるに越したコトはないってワケか」
    茶臼 木葉:「あるいは、野生動物の大移動なども含まれますが……」
    羽生 菫:「まぁ、そういう観測データに異常が出た、ってコトですね」
    金子 慕:「何かが起こっている、その予兆だかがある、と」
    羽生 菫:「詳しく深掘りするのはこっからの私たちの仕事、ってワケです」
    清峰 穹:「直接的な被害が出る前に、と」
    金子 慕:「了解。まだ曖昧な話とはいえ、調べるのはわりと得意だ」
    芳野 舞香:「お任せくださいまし! 微力ながら尽力しますわ!」
    金子 慕:とんとん、とこめかみを指で叩いている。
    清峰 穹:仕事できそうな仕草だな……と思っている。今度真似したい。
    八津郷 玲音:「"いざ"って時には任せてくれよ。助っ人のお株を奪うくらいに大暴れして見せっからさ!」
    丹羽 円寿:「いざってときにしか役に立たんからな、玲音は」
    丹羽 円寿:相変わらず半分隠れている。
    清峰 穹:「競争しに来たわけじゃない。あまり意識されすぎては困る」
    八津郷 玲音:「……いざって時以外に役に立つ機能とか希望したら、何付けられるか分かったモンじゃないからな……」
    八津郷 玲音:「ぐむ……こ、こいつもド正論を……!」
    清峰 穹:「……だが、士気モチベーションが高いのはありがたい」
    清峰 穹:「もしものときは頼りにさせてもらう」
    八津郷 玲音:「……おう!そっちも頼らせてもらうぜ、清峰」
    金子 慕:「まあ、若い子同士はそうしていい感じにやってってくれ。僕はマイペースでいくから」
    羽生 菫:「いやいや、オトナなんだから監督頼みますよ」
    八津郷 玲音:気持ちのいい、と呼ぶにはいささか粗削りだが。前向きな笑顔で応じる
    金子 慕:「監督……そっちは大して得意でもないぞ。店番ならともかく」
    金子 慕:「放任主義なんだ」
    羽生 菫:「放任か~」
    金子 慕:大体こんな子供たちに付き合ってたら、すぐに頭痛がぶり返してしまうわ、と思っている。
    清峰 穹:「問題ありません。俺は手がかかりませんから」
    芳野 舞香:「モデルチルドレンですものねっ」
    八津郷 玲音:「なんだかわからねぇけど凄い自信だ……!」
    金子 慕:「自分で言うかー」軽く目を細める。少しピリッと来たので。
    清峰 穹:「『サバンナに放っておいても死ななさそうなキャラ性』と同期からお墨付きをもらっています」
    芳野 舞香:「サバイバル教導訓練でのお褒めでしょうか……?」
    芳野 舞香:おそらく『いい性格』だと言われている、とは微塵も思っていない。
    金子 慕:「それはお墨付きというか……あいたっ」顔を顰めて。
    八津郷 玲音:「……オレも会ったばかりの円寿に似たようなこと言われた気がするなー……」 ※正しくは「バカは死んでも治らない」である
    清峰 穹:「大丈夫ですか?先程からなにか……」
    金子 慕:「……まあ、その通りであることを期待するよ」
    金子 慕:「いや、全然平気。何も大丈夫」
    八津郷 玲音:「あー、確か代償ってやつだっけ、金子さんの頭痛それ。詳しくは知らねぇけど」
    八津郷 玲音:「ま、金子さん本人が平気って言ってんだ、信じようぜ」
    金子 慕:「……今はまず調査だ」髪を整えて。
    清峰 穹:(謎めいた大人の秘密かと思ったら一瞬で解答バラされた)
    清峰 穹ちょっと残念そう無表情
    茶臼 木葉:「……では、施設はこちらのビル内であれば何を使っても構いませんので」
    茶臼 木葉:「よろしくお願いします」
    金子 慕:「はい。いつもの通り、世話になります」
    八津郷 玲音:「うっす!任せてください支部長!」
    清峰 穹:「よろしくお願いします」

    GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
    清峰 穹:八津郷 玲音 ◯P連帯感/N隔意
    清峰 穹:調達はしません モデルチルドレンであり続けたいので
    清峰 穹:以上!
    八津郷 玲音:清峰くんに「■仲間意識/不信感」、金子さんに「■連帯感/疎外感」で!
    八津郷 玲音:調達は武器も装甲もあるので、無しでいいかな
    金子 慕:うーん、清峰くんに〇興味/隔意 かな
    金子 慕:調達、自分も防具は持ってるのですが
    金子 慕:なんかほしいものがあったら代行できます
    清峰 穹:私の方も防具はあります!
    清峰 穹:あ、回復アイテムはあると助かるかも
    清峰 穹:万一ミドルでダメージ受けたときにセレリティ用のHP回復したい
    金子 慕:じゃあまず高性能治療キットで!
    八津郷 玲音:そうすね、自分も狙ってみましょう高性能治療キット
    八津郷 玲音:1dx>=9
    DoubleCross : (1DX10>=9) → 4[4] → 4 → 失敗

    金子 慕:6dx+6>9 強化ビジネススーツ
    八津郷 玲音:ウス……
    金子 慕:まちがい
    金子 慕:6dx+6>=9 強化ビジネススーツ
    DoubleCross : (6DX10+6>=9) → 10[1,4,5,9,9,10]+3[3]+6 → 19 → 成功

    金子 慕:一個ゲット、持っておきます
    清峰 穹:ありがたい
    金子 慕:以上!
    八津郷 玲音:こちらも以上で!

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  • ミドル2



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Middle-02
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:情報収集シーンです。登場自由。出る方は登場侵蝕をお願いします。
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(46 → 53)
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(42 → 43)
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(51 → 54)
    八津郷 玲音:よしよし
    金子 慕:よかった
    GM:では最初に項目出して判定して後からロールするいつものやつでいきましょう
    【情報収集項目】
    ・最近起きた不審な事(表)〈情報:噂話5〉
    ・最近起きた不審な事(裏)〈情報:UGN、裏社会6〉
    ・この街で過去にあった事件〈情報:UGN7〉

    GM:このシーンの情報収集項目はこの3つです。
    清峰 穹:では裏社会で起きてる不審な事を!
    清峰 穹:UGN幹部を使用します
    八津郷 玲音:自分は不審な事(表)を!
    清峰 穹:3DX+2+2@10>=6 情報:UGN
    DoubleCross : (3DX10+4>=6) → 9[3,5,9]+4 → 13 → 成功

    八津郷 玲音:コネ:噂隙の友人を使って……
    清峰 穹:オッケー
    八津郷 玲音:3dx+1>=5
    DoubleCross : (3DX10+1>=5) → 10[6,9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

    八津郷 玲音:なんかすっごい詳しかった
    金子 慕:この街で過去にあった事件〈情報:UGN7〉を強化ビジネススーツの効果乗せて
    清峰 穹:すごいぞ友人
    金子 慕:6dx+4>=7
    DoubleCross : (6DX10+4>=7) → 10[2,2,5,5,8,10]+10[10]+6[6]+4 → 30 → 成功

    金子 慕:?
    八津郷 玲音:もっとすごい人がいた
    清峰 穹:プロだ
    金子 慕:回るとは
    GM:みんな凄いね
    GM:ではどどんと公開
    ・最近起きた不審な事(表)
    家電量販店やスクラップ業者など、様々な場所から電子機器が盗難されている。
    種類に傾向は無く、ただ単に量を求めて略奪されたようだ。
    現場からは僅かにレネゲイドの残滓が確認された。
    ・最近起きた不審な事(裏)
    FHと思わしき集団が、街の外部からExレネゲイドを持ち込んだ形跡がある。
    ブラックドッグシンドローム感染物特有の磁場の乱れなどが観測されたが、詳細は不明。
    搬入から隠蔽までがスムーズであり、土地勘が元からあったことが推測される。
    ・この街で過去にあった事件
    兵器開発系FHセル"ジャンクヤード"が起こした事件により、
    高校生一人が死亡、覚醒してオーヴァードとして蘇生する事件があった。
    まったくの事故、まったくの偶然であるが、彼の存在はセルが目標としていた『自律機械兵』の在り方に非常に近い。
    被害者の名を八津郷玲音という。
    清峰 穹:ほほ~ん
    清峰 穹:お前だったのか……
    金子 慕:なるほど……?
    八津郷 玲音:オレだったのか……

    GM:----
    GM:S県K市支部 地下
    GM:----
    GM:情報を収集した君たちは、羽生の管理する情報編纂室の一角を借りて集まっていた。
    八津郷 玲音:「……っつーワケで、オレの方はダチの伝手を辿って何かヘンなコト起きてねぇか、って聞いてみたんだけどさ」
    八津郷 玲音:卓上に広げるほどの資料もなく、置いたスマホにメールやSNSのやりとりを表示しながら
    八津郷 玲音:「ジョーソンやらヤメダやらの家電屋、後はスクラップ屋でバイトしてる奴らから、やけに盗難が多いって話があった」
    八津郷 玲音:「んでまあ、ここんトコ支部でも色々警戒してんだろ?念のため現場をこっそり調べたらしいんだわ。そしたら──当たりだ」
    八津郷 玲音:「いや、当たりって程ドンピシャじゃないか。とにかく、レネゲイドの痕跡がちょびっ……とだけ見つかったんだと」
    八津郷 玲音:「……俺の方はこんなとこか。意気込んだ割に浅くてスマン!」
    清峰 穹:「……いや」
    清峰 穹:「当たりかもしれない」
    金子 慕:「ほう?」
    八津郷 玲音:「……っていうと?」
    清峰 穹:「茶臼支部長の仰っていた観測データ」
    清峰 穹:「平時と改めて比較してみたが、確かに僅かだが残留した反応がある」
    清峰 穹:「何かが起きているのは間違いない……だが大規模な能力の使用などではない」
    清峰 穹:「考えられる可能性の一つは、新たなオーヴァードの出現、あるいは来訪」
    清峰 穹:「磁場の乱れを考えればブラックドッグの可能性が高い」
    清峰 穹:「そしてもう一つ。残っていた残滓の一つは、反応の特徴が人のそれじゃない」
    清峰 穹:「おそらく、誰かがEXレネゲイドを持ち込んでいる」
    八津郷 玲音:「……家電やらスクラップやらをパクってんのは、そいつを持ち込んだ奴かもしれないってことか?」
    金子 慕:「その持ち込んだという奴、匂うな」
    清峰 穹:「断言はできないが、可能性はあると思う。ブラックドッグなら奪った機械の悪用もお手の物だろうからな」
    清峰 穹:「なにか心当たりが?」
    金子 慕:「今回の支部長の心配が当たっていたら、と思ったのさ」
    金子 慕:「それに、今の情報を得てこちらの解析も終わるところだ」
    金子 慕:いつの間にか髪飾りが長く伸び、アンテナか翼のように広がっている。
    清峰 穹:「金子さん。もう一つ追加の情報が」
    清峰 穹:「さっきの話……Exレネゲイドの搬入について」
    清峰 穹:「かろうじて痕跡は見つかりましたが、外部の人間にしては周到すぎる」
    清峰 穹:「元々この街に詳しい人間が関わっているのではないか、と」
    金子 慕:「なるほど。八意、最後の一手だ」
    金子 慕:ばっ、と翼は瞬時に折りたたまれる。
    金子 慕:「僕が調べていたのは、この街で過去に何か関わりのある事件がないかどうか」
    金子 慕:「支部長の心配通り、FHが絡んでいたとしたら。"ジャンクヤード"というセルがかつて事件を起こしている」
    八津郷 玲音:「……金子さん、そいつぁ……。……いや、ごめん。続けてくれ」
    八津郷 玲音:思わず口をはさみかけて、また閉じる
    金子 慕:「高校生一名が死亡、覚醒、そしてオーヴァードとして……ん?」はた、と口を閉ざす。
    金子 慕:「ちょっと待て、これは……被害者は……ったたた」驚きのあまり頭を押さえて。
    金子 慕:「……君か? 八津郷くん」
    清峰 穹:「……」
    清峰 穹:わずかに目を見開いて少年を見る。
    八津郷 玲音:「まァ、隠すコトじゃあねぇか。……そうだよ、その時死んだのがオレだ」
    金子 慕:「悪い、まさかこんなところに突き当たるとは思わなかった……」
    金子 慕:「どうしてこの事件が引っかかったのか、おそらくキーワードはこれだな。『自律機械兵』」
    金子 慕:「例のセルが目標としていたものらしい」
    八津郷 玲音:「なぁに、金子さんが気にすることじゃねぇ。清峰たちもな。……つまり、縁があったってことだ。それか、これも支部長の予感の為せる巡り合わせか」
    清峰 穹:「……覚醒に恐怖心トラウマを抱えているオーヴァードは多い」
    清峰 穹:「支障があるなら後方支援に回ってくれても構わないが」
    八津郷 玲音:「オレがそんな繊細なヤツに見えるか?……それにまあ、縁があったならそれこそ重畳だ」
    八津郷 玲音:「せめてもの恩返し、ってな。いっぺん死んで、でもバケモノにもならずこうしてヒトのカタチのまま生きてるのは、この支部のおかげなのさ」
    八津郷 玲音:「……ま、より正しく言えば、この支部のカフェの仕事ほんぎょうをサボってる誰かさんの、だけどな」
    金子 慕:「……今回のFHセルは"ジャンクヤード"の再来ということになるんだろうか? だとしたら」
    金子 慕:「また君も危ないかもしれないぞ」八津郷くんに。
    八津郷 玲音:「お手本サンプルにされるかも、ってか?……上等だ」
    八津郷 玲音:「手前がどんなモンを生んだのか見せつけてやろうじゃねえか」
    清峰 穹:「……わかった」
    清峰 穹:「決意が硬いならそれでいい」
    八津郷 玲音:口調はこれまでと変わらず軽い。……が、僅かに滲むのは闘志と、ひとさじの怒り
    清峰 穹:金子の方を向いて
    清峰 穹:「確定したわけではありませんが、もし敵の目的が八津郷なら」
    清峰 穹:「下手に護衛するような動きを見せればかえって気取られかねません」
    清峰 穹:「表向きは任務という形で我々が同行し、襲撃に備えるのも一つの手段かと」
    清峰 穹でっち上げたそれらしい理屈を語って。
    清峰 穹:「それに」
    清峰 穹:「やられたらやり返したいものでしょう」
    金子 慕:「……君、言いたいのは後半の方だろ」
    金子 慕:「まあ、僕の仕事はこの先も続くわけだし。別にそれで構わないよ」
    金子 慕:こちらも、軽い口調で建前を語って。
    八津郷 玲音:「スカした面して、わかってんじゃねぇか清峰」 くつくつと、凶暴さを隠しきれない笑みを浮かべて
    金子 慕:ずきずきと痛むこめかみを手で押さえる。
    八津郷 玲音:「……もちろん、一人で突っ走るつもりは無ぇよ。そんなことしちゃ、支部長に迷惑がかかっちまうし──」
    金子 慕:(……一度殺された子をまた狙う? しかもサンプルのために?)
    八津郷 玲音:「変な具合に身体をブッ壊すと、整備中にずっと円寿の小言を聞かされるハメになっちまう」
    清峰 穹:「デレの多いクーデレ意外と話の分かる男で通っている」
    金子 慕:(気に入らないな、FH。別にUGN贔屓なわけでもないが……腹が立つ)
    清峰 穹:「……」
    清峰 穹:「さっきからちょくちょく思っていたんだが」
    清峰 穹:「ノロケかお前丹羽とは随分仲が良いんだな
    金子 慕:思わず吹き出したせいでまた頭が痛み、とうとうしゃがみ込んでいる。
    八津郷 玲音:「そりゃあ、オレがいっぺん死んで以来世話になってんだ。自分の体を預ける程度には信じて──うおっ、どうした金子さん」
    金子 慕:「だ、大丈夫……遺産が……遺産が全部悪くて……」
    八津郷 玲音:「そ、そうか……。前から思ってたけど、大変なんだな遺産それ……」
    清峰 穹:「お前も別の意味で羨まし大変そうに見える」
    清峰 穹:「いや……大変なのは丹羽のほうか」
    清峰 穹:勝手に納得している。
    八津郷 玲音:「大変か……そうだよな。男は苦手だって最初に言われたけど、それを押してまで整備してくれてんだから」
    八津郷 玲音:勝手な納得に更に納得している
    清峰 穹:「………」
    清峰 穹:「金子さん、これは……」
    金子 慕:「え? まあ、こういう子だよ」
    清峰 穹:「とても面白大変そうですね」
    GM
    GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
    清峰 穹:金子 慕 ◯P連帯感/N不安
    清峰 穹:調達なしの以上!
    金子 慕:八津郷くんに 〇親近感/不安
    八津郷 玲音:ロイスは先ほどお二人に設定したので、新規はなし!
    金子 慕:調達はなんかしとこうかな……ブルゲチャレンジかな
    八津郷 玲音:自分は…ワンチャン、素手用に強化素材かな
    八津郷 玲音:1dx>=15
    DoubleCross : (1DX10>=15) → 2[2] → 2 → 失敗

    金子 慕:あっ強化素材の方がいいか。そっちにします
    八津郷 玲音:ダメ!自分は以上です!
    金子 慕:6dx+6>=15
    DoubleCross : (6DX10+6>=15) → 10[1,2,2,8,9,10]+7[7]+6 → 23 → 成功

    金子 慕:あげるー
    清峰 穹:つよい
    八津郷 玲音:あっ、これ自分で調達しないと意味ないかもなのです…!
    金子 慕:あっそうなんだ!?
    清峰 穹:あっそうだっけ!
    八津郷 玲音:(記述が「取得時にあなたが所持している武器」というのがある)
    清峰 穹:なんてこったい
    八津郷 玲音:なので、調達で取得→譲渡がちょっと怪しいかなと……
    金子 慕:裁定次第な感じもしますが怪しげ
    金子 慕:仕方ない、自分の素手のガード値を+1します……
    八津郷 玲音:これが命を救うかもしれない
    GM:……今回は譲渡OK!
    八津郷 玲音:あっやったー!
    清峰 穹:わ~いありがとう!
    金子 慕:あっじゃあお言葉に甘えます!
    金子 慕:あげるー
    八津郷 玲音:では頂きます!メンテの先取り!
    金子 慕:こちら以上

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  • ミドル3



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Middle-03
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:シーンプレイヤーは玲音くん、他登場自由。登場する方は登場侵蝕をお願いします。
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(53 → 61)
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(43 → 47)
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(54 → 62)
    八津郷 玲音:ふたりともーッ!?
    清峰 穹:問題ない
    金子 慕:やってやるぜ

    GM:----
    GM:S県K市支部 研究室
    GM:----
    丹羽 円寿:「来た、か。玲音」
    GM:研究室の主が君たちを迎える。
    GM:様々な機械が整頓されて置かれている部屋だ。
    八津郷 玲音:「おう、思ったより調べものが順調だったんでな。ちょっと早いけど、大丈夫だったか?」
    丹羽 円寿:「問題ない、ぞ」
    八津郷 玲音:「そりゃよかった。……でまあ、どうやらオレの身体のことも今回の厄ネタに絡んでるっぽくてさ」
    丹羽 円寿:「む……」
    八津郷 玲音:「説明するよか見てもらう方が早いと思って、連れてきた。……こっちも大丈夫か?」
    丹羽 円寿:「……問題、ない」やや問題ありそうだったが、なんとか我慢は出来そうだった。
    金子 慕:「……邪魔するよ。本題の方の障りにはならないようにするから」
    清峰 穹:「無理はするな。八津郷もそれは本意じゃないだろう」
    丹羽 円寿:「……さっさとやる、ぞ。手を出せ」
    丹羽 円寿:自分の椅子と向かい合わせに椅子を置き、対面でどっかりと腰掛ける。
    八津郷 玲音:「おう。……ってもまあ、前のメンテから大差ない状態とは思うんだが」
    八津郷 玲音:示された椅子に座り、右手を差し出す。その手は一見、何の変哲もないように見えるけれど
    八津郷 玲音:よくよく観察すれば、皮膚は精巧に作られた人工物で。耳を澄ませば、微かなモーター音すら拾えるだろう
    丹羽 円寿:「……始めるぞ。外野は驚くなよ」
    丹羽 円寿:キミの手に己の手を重ねる。
    丹羽 円寿:レネゲイドを浸透させるようにして、過度な機械化を封じ込めているベルトの機能を無効化。
    丹羽 円寿:同調を進めていく。
    八津郷 玲音:「ぐ……」 小さなうめき声と同時、パキ、と何かがひび割れる音がする
    八津郷 玲音:──己のそれに重ねられた小さな手を飲み込むように。皮膚そうこうが割れ、骨格フレームが展開し。辛うじてヒトの掌のカタチを保った、機械のアームが形作られる
    八津郷 玲音:無秩序に変形、展開する素振りを見せた腕は、しかし。己と、そして己以外の意志により、人の枠に収まっている
    丹羽 円寿:「……機械化の進行速度に変わりはない、な」
    丹羽 円寿:「今の機構で充分抑制できているし、万一の時にもここまで戻ってくるくらいはもつだ、ろ」
    八津郷 玲音:「そりゃよかっ、た。まだ飯を食ってもちゃんと味は感じられそうだ」
    丹羽 円寿:「……義体の人体再現はボクの研究テーマだ」
    丹羽 円寿:「人が人であることを、手放さなくていいための技術だ」
    丹羽 円寿:「問題が生じたらすぐに言え。レポートを上げて改善する」
    八津郷 玲音:「ああ、そん時は──這いずってでもここに来て、実験体になってやるさ」
    八津郷 玲音:苦し気になんとかレネゲイドを制御しつつ、減らず口を叩いて笑う
    丹羽 円寿:「ん。よし」
    丹羽 円寿:「約束したからな」
    丹羽 円寿:「じゃ、引っ込めろ。手伝う」
    丹羽 円寿:人体に戻す方向に、義体を操作。
    丹羽 円寿:同調したレネゲイドで後押しする。
    八津郷 玲音:「ん……」
    清峰 穹:「"心配だ"と"大丈夫だ"ぐらい素直に言えないものなんでしょうか」
    八津郷 玲音:目を閉じて、深い呼吸を繰り返す。二度、三度、四度──そのたびに、異形化した腕は収縮し、皮膚を再構成してゆく
    清峰 穹:金子に小声で声をかける。
    金子 慕:「あれが彼らなりのやり取りなんだろ。知らないが」
    金子 慕:自分の遺産と少し重ね、こめかみを軽く掻いている。
    八津郷 玲音:「……そこ、聞こえてっからな。とまあ、こういうワケで……」
    八津郷 玲音:「円寿のおかげで、なんとかオレは人間のままで踏みとどまってる。"ジャンクヤード"とかって連中がお手本にするには不安定すぎるんじゃねぇかとは思うんだが……」
    八津郷 玲音:「よくよく考えたら、FHってのは「人間のまま」なんて思う連中じゃねぇな」
    清峰 穹:「……ふむ」
    清峰 穹:なにかを思いついたように頷いて。
    清峰 穹:「丹羽先生」
    丹羽 円寿:「な。なんだ」ちょっとビビってる。
    清峰 穹:「素人質問で恐縮ですが……」
    丹羽 円寿:「それやめてくれ……」何かしらのトラウマ。
    清峰 穹若干ドヤ顔で無表情で
    清峰 穹:「冗談はさておき。技師、研究者としての意見を聞きたい」
    丹羽 円寿:「ん」
    清峰 穹:「"不安定"というのは、研究者にとって興味を削がれる要因だろうか?」
    丹羽 円寿:「答え方がいろいろある、な」
    丹羽 円寿:「目的があるのならば、不安定は克服すべき障害だ」
    丹羽 円寿:「だが、世界には『元から不安定なもの』も存在する」
    丹羽 円寿:「そこを決まった出力を得るために捻じ曲げるのは大変だろうな」
    丹羽 円寿:「……『興味』が削がれるかは、人次第だ」
    丹羽 円寿:「ただ、研究者であれば。そう簡単に諦めはしないだろうな」
    丹羽 円寿:「……望む答えになった、か?」
    清峰 穹:「十分だ。警戒を下げる理由にはならないことがわかった」
    金子 慕:「むしろ思った以上に気をやらないといけないかもしれないな」
    八津郷 玲音:「ヘッ、こっちは元から全力でブン殴る気満々だ」
    金子 慕:「やる気だね。頼りがいがあっていいことだが」
    丹羽 円寿:「……その、なんだ」
    丹羽 円寿:「2人とも。このバカ玲音を頼む」
    丹羽 円寿:「ほっとくとすぐ無茶して帰ってくるからな」
    八津郷 玲音:「オマエはオレの母ちゃんか……!?」
    金子 慕:清峰くんの方に顔を合わせる。
    金子 慕:「ほら」
    金子 慕:「これがこの子らなんだよ、多分ね」
    清峰 穹:「なるほど」
    清峰 穹:納得したように頷く。
    金子 慕:「そう頼まれるほどガンガン行く方じゃないが、仕事は仕事、ちゃんとやりますよ」
    清峰 穹:「殿は得意だ。最悪でも逃げ帰らせよう」
    清峰 穹:「そういうことだ。体を張りすぎるのはやめておけよ」
    八津郷 玲音:「気遣いは有難ェけどな。最後尾しんがりをひとりに任せて平気でいられるほど人が出来てねぇのさ」
    八津郷 玲音:「……でもまあ、その、なんだ」
    八津郷 玲音:「ありがとうよ。オレひとりじゃねぇてだけでも、助かる」
    清峰 穹:「もらえるものはもらう主義だ。感謝はありがたく受け取るが」
    清峰 穹:「最初に言うべき相手は俺達じゃないだろう」
    八津郷 玲音:──などと口にしたのは、いつもは2人だけで行うメンテの場に、ふたりの仲間がいたからか
    八津郷 玲音:「そりゃあ……ああいや、それは、うん」
    八津郷 玲音:「……言うべき時には、きっと、必ず」
    金子 慕:軽く口元を押さえているのは、頭痛ではなく笑みを隠しているからだった。
    GM
    GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
    清峰 穹:ロイス保留
    金子 慕:ロイス保留
    八津郷 玲音:ロイス保留で!
    八津郷 玲音:高性能医療キットを狙っておきます
    八津郷 玲音:1dx>=9
    DoubleCross : (1DX10>=9) → 10[10]+8[8] → 18 → 成功

    清峰 穹:一応応急手当キット狙ってみるか ダイスボーナス手にしたことだし
    八津郷 玲音:買えてしまった
    金子 慕:クリスタルシールドチャレンジしちゃおうかな……
    清峰 穹:2DX+2+0@10>=8 調達
    DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 2[1,2]+2 → 4 → 失敗

    金子 慕:7dx+6>=25
    DoubleCross : (7DX10+6>=25) → 9[3,4,4,5,6,6,9]+6 → 15 → 失敗

    清峰 穹:あ、モデルチルドレンの+2忘れてる
    八津郷 玲音:お二方ーッ!?
    金子 慕:むり! 以上です
    清峰 穹:それ込みでも失敗だけど金を出して成功にします
    清峰 穹:以上!
    八津郷 玲音:モデルチルドレンは守られた
    清峰 穹:清峰 穹の財産を2に変更(4 → 2)

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  • ミドル4



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Middle-04
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:ミドル戦闘あります。全員登場推奨。登場する方は登場侵蝕をお願いします。
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(62 → 72)
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(47 → 55)
    金子 慕:ぎえ
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(61 → 69)
    八津郷 玲音:うぬーっ
    八津郷 玲音:侵蝕高い人はカバー入りますのでね……
    金子 慕:たすかる

    GM:----
    GM:S県K市 市街地
    GM:----
    GM:市内の磁場検知の情報網を強化したことにより、FHらしき一団の動きをキャッチした。
    GM:今は誘導をかけ、市街地のはずれに追いやっている最中だ。
    GM:トラックが空き地に止まる。
    八津郷 玲音:「──よっしゃ、支部長の読みがドンピシャだ!」
    清峰 穹:「情報が欲しい。逃さず捕らえるのが理想だな」
    金子 慕:「こっちから上手く仕掛けられるとはね。いい流れになるといいが」
    "ジャンクヤード"構成員:「……」
    "ジャンクヤード"構成員:周囲を警戒しながら、ツナギ姿の男がトラックから降りる。
    清峰 穹:「流れは自分たちで持ってくるものです。受け売りですが」
    金子 慕:「面倒だな。でもまあ……やってみるか」
    芳野 舞香:「はいっ。射撃でバックアップしますので……!」
    八津郷 玲音:「おうよ、ここでバッチリ決めて──次の査定の足しにしてやらぁ!」
    清峰 穹:「後衛は任せる。前衛は……」
    清峰 穹:「任せろ」
    清峰 穹:腰に差した軍刀を抜き払う。
    "ジャンクヤード"構成員:「……貴様ら、UGNか」
    "ジャンクヤード"構成員:姿を現した君たちを見て。
    八津郷 玲音:「それ以外の何に見えるってんだ!」 ※ほぼチンピラ
    金子 慕:「僕は一応雇われだからね……」
    清峰 穹:「芳野、UGN成分は俺達に一任されているらしいぞ。気合を入れろ」
    芳野 舞香:「はいっ! あの、できれば投降してくださいませ!」
    芳野 舞香:「手荒な真似はこちらとしても望むところではありませんの!」
    "ジャンクヤード"構成員:「はいそうですかと受け入れられるか!」
    "ジャンクヤード"構成員:鈍色の何かを懐から取り出す。
    八津郷 玲音:「──なんだァ?」
    "ジャンクヤード"構成員:巨大な釘のような金属塊だ。握った手からはみ出すほどの大きさがある。
    "ジャンクヤード"構成員:それを、トラックの助手席に向けて投げ込む。
    GM:『――――!!』
    GM:犬の鳴き声のような叫び。
    GM:それを皮切りに、トラックがバキバキと音を立て変質を始める!!
    GM:変貌が収まった後、場に残されたのは……
    機械猟犬:『――――』
    機械猟犬:機械的な駆動音を立てる、犬型のロボットが3体。
    "ジャンクヤード"構成員:「行け!!」
    八津郷 玲音:「……ちょっとカッコいいじゃねぇか。けど──」
    "ジャンクヤード"構成員:何かしらのコントローラーを操作しながら、機械猟犬に指示。
    清峰 穹:「ジャンクヤードは兵器開発セル……研究成果か」
    八津郷 玲音:「向かってくるんなら、遠慮は要らねぇなァ!」 乱暴に制服のネクタイを緩めながら、吠える
    金子 慕:「なるほどね、こういう段階もあるわけか」ぴん、と髪飾りを指で弾く。
    金子 慕:「行くぞ」

    GM:戦闘を開始します。

    GM:エンゲージは(PCたち)-5m-(機械猟犬×3)。
    GM:またNPCカード:芳野舞香を獲得します。
    清峰 穹:よろしく!
    GM:『ラウンド1回:判定直後に使用する。その判定の達成値を+3。』
    清峰 穹:バデム!
    金子 慕:バデムだ!
    八津郷 玲音:優秀!

    GM:▼ラウンド1
    GM:セットアップ
    GM:エネミーはありません。
    金子 慕:こちらもないです
    清峰 穹:<原初の虹:命の鎧>+<原初の黄:マイスターハンド> コンボ:明けの明星
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を9増加(69 → 78)
    清峰 穹:このシーンの間、自身の装甲値+3、【肉体】を使用した判定の達成値+24、ゾディアックウェポンの攻撃力+15
    八津郷 玲音:アーマメントベルトを使用、装甲値を得て素手のデータが変更されます
    清峰 穹:以上!
    八津郷 玲音:こちらも以上!
    GM:ではイニシアチブ
    GM:行動値8に穹くんと機械猟犬3体
    GM:PC優先で穹くんからどうぞ
    清峰 穹:はい!
    清峰 穹:では私の手番
    清峰 穹:マイナーで戦闘移動、機械猟犬のエンゲージへ
    清峰 穹:ゾディアックウェポンで白兵攻撃を行います。 コンボ:超新星
    清峰 穹:白兵技能2、原初の虹:命の鎧の効果で【肉体】判定の達成値+24、モデルチルドレンで+2
    清峰 穹:ダイスは侵蝕B込で4、固定値は25 対象は機械猟犬1 対応なければ命中判定!
    GM:妨害なし!
    清峰 穹:4DX+2+24-3+2@10 超新星(侵食なし) (侵蝕60~)
    DoubleCross : (4DX10+25) → 10[1,6,10,10]+8[7,8]+25 → 43

    清峰 穹:お、回った!43です
    八津郷 玲音:ナイス!
    金子 慕:いけー
    機械猟犬:高すぎる……ガードします!
    清峰 穹:5d10+26
    DoubleCross : (5D10+26) → 33[6,8,1,9,9]+26 → 59

    清峰 穹:ダメージも高め 59点装甲ガード有効です
    機械猟犬:ガード値が3、装甲値が5なんですけど
    機械猟犬:HPは35です 爆散!
    GM:1号が死にます……
    清峰 穹:おっ結構固めだったな だが撃破!
    清峰 穹:素殴りなので侵蝕上昇はなし。ターン終了です
    GM:では割り込み無いと思うので機械猟犬2号機と3号機の手番です
    機械猟犬:2d3
    DoubleCross : (2D3) → 5[3,2] → 5

    機械猟犬:穹くんと慕さんにそれぞれ攻撃!
    機械猟犬:"リニアキャノン"+《アタックプログラム》+《雷光撃》
    機械猟犬:穹くんへが
    機械猟犬:5dx+13 命中
    DoubleCross : (5DX10+13) → 10[1,2,5,9,10]+7[7]+13 → 30

    清峰 穹:回しおって!
    機械猟犬:慕さんへが
    機械猟犬:5dx+13 命中
    DoubleCross : (5DX10+13) → 8[2,2,3,6,8]+13 → 21

    機械猟犬:リアクションどうぞ!
    清峰 穹:ドッジを行います。 コンボ:遥か空の星
    八津郷 玲音:避けられなかったらカバーするぜ!
    清峰 穹:回避技能3、原初の虹:命の鎧の効果で【肉体】判定の達成値+24、トレーサーズジャケットで攻撃判定を除く【肉体】判定+3、モデルチルドレンで+2
    清峰 穹:ダイスは侵蝕B込で4、固定値は32なんだけど
    GM:ファンブルチェックしな!!
    清峰 穹:リニアキャノンってドッジにマイナスとかありましたっけ?
    金子 慕:とりあえずこちらもドッジ
    GM:ダイスが-1個ですね
    GM:固定値へは影響ないです
    清峰 穹:了解
    清峰 穹:ではダイス3つ!ドッジします
    清峰 穹:3DX+3+24+3+2@10 遥か空の星(侵食なし) (侵蝕60~)
    DoubleCross : (3DX10+32) → 6[3,4,6]+32 → 38

    清峰 穹:回避!
    金子 慕:1dx+1>=21
    DoubleCross : (1DX10+1>=21) → 9[9]+1 → 10 → 失敗

    金子 慕:だめ! うーん、カバーをお願いしたいかも
    八津郷 玲音:ではダメージロールに割り込んで、《マグネットフォース》で金子さんをカバーリング!
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を02増加(55 → 57)
    金子 慕:感謝……
    GM:ではダメージだ
    機械猟犬:3d10+20 ダメージ
    DoubleCross : (3D10+20) → 17[7,9,1]+20 → 37

    GM:装甲ガード有効37点!
    八津郷 玲音:装甲ガードで15点削って、22点!
    八津郷 玲音:八津郷 玲音のHPを22減少(31 → 9)
    清峰 穹:硬い
    金子 慕:ありがとーー
    八津郷 玲音:よーし攻撃で失う分は残った
    清峰 穹:えらい!
    金子 慕:ナイス
    GM:カタい……!
    GM:ではイニシアチブで行動値7
    GM:慕さんの手番です
    金子 慕:はーい
    金子 慕:マイナーはなし
    金子 慕:メジャー、『テイルフォローズ』《絶対の恐怖》+《神の御言葉》+《コンセントレイト:ソラリス》+《風の渡し手》侵蝕12上昇。
    金子 慕:対象は残った機械猟犬二体。
    金子 慕:命中判定します
    金子 慕:7dx7+6
    DoubleCross : (7DX7+6) → 10[3,3,4,6,6,6,9]+10[9]+10[10]+4[4]+6 → 40

    金子 慕:よしっ
    八津郷 玲音:グッド……!
    清峰 穹:良い出目!
    GM:ヤバ
    機械猟犬:《マグネットフォース》!
    清峰 穹:なにっ
    機械猟犬:2号が3号をかばう!
    金子 慕:なにーっ
    八津郷 玲音:なんだとー!?
    金子 慕:ではダメージ出します
    GM:ダメージどうぞ!
    金子 慕:5d10+21 装甲無視
    DoubleCross : (5D10+21) → 32[9,6,1,9,7]+21 → 53

    清峰 穹:高い
    金子 慕:出目結構いいな
    GM:50点の倍付けで100点くらい、2号が爆散します
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を12増加(72 → 84)
    GM:ではイニシアチブ 行動値5の玲音くんです
    八津郷 玲音:はーい!マイナーで戦闘移動、前方エンゲージへ!
    八津郷 玲音:メジャー:破壊する 《C:ブラックドッグ/アームズリンク/ライトニングリンク》
    八津郷 玲音:残った機械猟犬3に白兵攻撃!
    八津郷 玲音:9dx7+4
    DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,1,1,2,5,5,6,6,7]+4[4]+4 → 18

    八津郷 玲音:ヌゥーッ
    清峰 穹:ドンマイ
    金子 慕:あっ
    金子 慕:+3!
    清峰 穹:あっそうだ
    八津郷 玲音:あっ もろてええですか!
    芳野 舞香:おまかせですわっ
    清峰 穹:ありがて~!
    八津郷 玲音:ヤッター21!
    清峰 穹:これがバディのちから!
    機械猟犬:ガードします
    金子 慕:やったー
    八津郷 玲音:ナイスバディ!(?)
    機械猟犬:ダメージどうぞ
    八津郷 玲音:3d10+22
    DoubleCross : (3D10+22) → 13[4,1,8]+22 → 35

    八津郷 玲音:くっ
    清峰 穹:それだけ削ってくれれば十分だ
    八津郷 玲音:あとは……頼む!
    八津郷 玲音:というわけでこちらはバックファイアでHPを失います
    金子 慕:うおーナイスダメージ
    八津郷 玲音:八津郷 玲音のHPを5減少(9 → 4)
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を6増加(57 → 63)
    八津郷 玲音:こちらは以上!
    GM:ではイニシアチブで誰も未行動がいないのでクリンナップ
    GM:特にないはずなので

    GM:▼ラウンド2
    GM:セットアップももうないはずなのでイニシアチブ
    GM:8、PC優先で穹くんからです
    清峰 穹:はい!
    清峰 穹:マイナーなし、ゾディアックウェポンで白兵攻撃を行います。 コンボ:超新星
    清峰 穹:ダイスは侵蝕B込で4、固定値は25 対象は機械猟犬3 対応なければ命中判定!
    GM:妨害なし!
    清峰 穹:4DX+2+24-3+2@10 超新星(侵食なし) (侵蝕60~)
    DoubleCross : (4DX10+25) → 5[2,3,3,5]+25 → 30

    清峰 穹:ちょっと低めかな、30です
    機械猟犬:ガードです
    清峰 穹:4d10+26
    DoubleCross : (4D10+26) → 25[5,6,4,10]+26 → 51

    機械猟犬:ダメージどうぞ
    清峰 穹:おりゃっ!
    金子 慕:つよくえらい
    機械猟犬:残りHP8!! 爆散!!
    清峰 穹:侵蝕上昇なし!
    GM:あなたたちの勝利です!
    清峰 穹:完勝!
    金子 慕:やったー
    八津郷 玲音:やったぜ!
    GM
    機械猟犬:機械猟犬たちが群れを成し、あなたたちに迫りくる!
    清峰 穹:軍刀を平正眼に構える。
    清峰 穹:鋼色の刀身に刃文はない。純粋な武器としての機能しか持たないその刀に、美術品としての価値はない。
    清峰 穹:ゾディアックウェポンと呼ばれるその刃を持つものに、弱兵は存在しない。
    清峰 穹:猟犬の一見不規則な動きに操作する人間の意思を見つけ出し、次の動作を予測するパターンを読む
    清峰 穹:「はぁっ!」
    清峰 穹:放った突きが頭部装甲を貫き、そのまま左に振り抜く。砕けた部品が血のように舞う。
    機械猟犬:『――――』
    機械猟犬:警戒を強め足を止め、後ろに跳び退って距離を取る。
    機械猟犬:そのまま口腔を大きく開き、喉奥からせり上がるのは砲身。
    機械猟犬:電磁加速された弾体が、清峰と金子を狙って飛ぶ!!
    八津郷 玲音:「……!させっかよ!」
    金子 慕:「しまっ……」
    八津郷 玲音:金子への車線上に割り込むように駆ける。──と同時、毟り取るようにブレザーとシャツを脱ぎ捨てる
    八津郷 玲音:ブレザーに隠れていた腰には、いかにも機械的メカニカルなパーツで出来た金属のベルト。そこから、抑揚のない機械音声が流れる
    八津郷 玲音:──Rアブソーバー、抑制律20%低下──
    八津郷 玲音:その声をかき消すように、砲弾が炸裂する。しかし響くのは肉が爆ぜる音でも、骨が砕ける音でもなく
    八津郷 玲音:「痛────くねえ!!」
    八津郷 玲音:金属が軋み、電光が走る音だった
    金子 慕:「……八津郷くん」
    八津郷 玲音:「へへ、カッコイイだろこの身体。まあ──」
    八津郷 玲音:「清峰あっちの格好良さといい勝負ってトコか?」
    八津郷 玲音:視線の先にあるのは、自分と同じく砲撃を受け止める姿──では、ない
    清峰 穹:下手にかわせば流れ弾で被害が出る。
    清峰 穹:「しっ!」
    清峰 穹:弾丸に軍刀の切っ先を合わせ、威力を全身で受け流しながらベクトルを変える。
    清峰 穹:軽い音を立てて弾丸が地に伏せる。
    金子 慕:「……あんまり格好いいところを見せてくれるなよ」ばち、と火花が散り、髪飾りがするすると伸び出す。
    金子 慕:「わくわくするじゃないか……痛いんだ」アンテナが、翼のように、大きな後光のように広がる。
    金子 慕:彼の持つ遺産『八意指矩』は遠隔で様々なデータベースから情報を読み取り、スタックする中継地のようなものだ。
    金子 慕:本体である金子自身の脳に悪影響が及ばぬよう、必要以上のデータは堰き止められる。
    金子 慕:故に、その中には有用な情報として届かなかった様々な……実に種々の内容が留められており、指先の動きひとつでそれは外へと撃ち出される。
    金子 慕:常人にはとても耐えきれぬほどの、記憶にも残らず、脳を焼く情報の洪水。機械猟犬目掛け、制御系に干渉すべく、火花が散る。
    機械猟犬:不可視の情報弾を、「受ける」ということができたのは偶然に近い。
    機械猟犬:たまたま重なるような位置にいた2匹のうち、1匹が……
    機械猟犬:『!?!?!?』
    機械猟犬:挙動がみるみるおかしくなる。
    機械猟犬:機械である制御中枢。そのメモリが一瞬でパンクしたのだ。
    機械猟犬:ぶすぶすと内側から煙を上げ、また1匹機械猟犬が動きを止める。
    八津郷 玲音:「なんかエゲツネェことしてんなァ!そんじゃあオレも──やりますかァ!」
    八津郷 玲音異形のアシンメトリーな右腕を大きく振りかぶり、数mの距離をワンステップで駆ける
    機械猟犬:『……!!』逃走を匂わせる一瞬の逡巡。そこを、
    芳野 舞香:「逃がしませんわ!!」
    芳野 舞香:血色の拳銃から放たれた紅い弾丸を以て逃げ場を封ずる。
    八津郷 玲音:「うおおおおおおおおお──りゃぁッ!」
    八津郷 玲音:大型のクローアームと化した手が、機械猟犬の胴を鷲掴みにして──掌から電撃が迸る!
    八津郷 玲音:そしてそのまま──
    八津郷 玲音:「清峰ェ!トドメだ!」
    八津郷 玲音:油断なく剣を構える清峰へと放り投げた!
    清峰 穹:「良い球だ」
    清峰 穹:軍刀を袈裟懸けに振り下ろす。
    清峰 穹:刃が空中の猟犬を捉え、真っ二つに寸断すると共にその場に落とす。
    清峰 穹:「本塁打といくと後処理が面倒だからな。これで許せ」
    機械猟犬:全機沈黙。
    "ジャンクヤード"構成員:……いつのまにか姿を消している。追跡作業は振り出しに戻ったかに思ったが……
    機械猟犬:……破片の様子がおかしい。
    清峰 穹:「……なんだ?気をつけろ、残骸が」
    機械猟犬:発声器官は既に残っていない。しかし、レネゲイドの震えで感じる。
    機械猟犬:おそらくは、断末魔。
    八津郷 玲音:「……お、おう……?」
    金子 慕:「これは……?」
    機械猟犬:バキバキと音を立てて変形し……最初に見た、巨大な釘のような金属塊の形になり、止まる。
    GM:……うっすらとレネゲイドの気配は漂うものの、それ以上の変化は現状起こりそうにない。
    芳野 舞香:「証拠品……ということでよろしいのでしょうか?」
    芳野 舞香:「さっきみたいな侵蝕が起こると困りますが、どうやら小康状態にはあるみたいですわね」
    八津郷 玲音:「今んトコ唯一の手掛かり……か」
    金子 慕:「支部で確認してもらうかい」
    清峰 穹:「それが良いかと。丹羽たちならなにかわかるかもしれません」
    八津郷 玲音:機械化の影響が薄い左手でベルトを操作。抑制率を高める旨の機械音声が鳴って、体は人間のソレに戻ってゆく
    芳野 舞香:ささっ、とそっぽを向く。
    清峰 穹:「八津郷、さっき被弾していたな」
    芳野 舞香:「その……色々な戦い方をなさる方がいるのは理解しているのですが……」
    芳野 舞香:手で目を隠している。隙間もない。
    金子 慕:「ああそうだ、おかげでこっちは助かったが……」
    芳野 舞香:「あっ! お怪我はいけませんわ! ……義体ってどうやったら治るのでしょう?」
    芳野 舞香:目を隠したまま慌てる。
    八津郷 玲音:「ああ、けど──問題無ェよ、円寿の世話になるほどの損傷ケガじゃない」
    八津郷 玲音:脱ぎ捨てていた服を拾い、手早く着込む。皮膚に残った傷を隠す意味も込めて
    八津郷 玲音:「それに、こんなこともあろうかと、ってな。簡単な修復キットを支部から持ってきてる」
    芳野 舞香:「ご用意が良くて何よりですわ。備えあれば憂いなしですわね!」
    芳野 舞香:「……もう目を開けてよろしくて?」
    八津郷 玲音:「おう。……けど、なんでまた急に自分で目隠しなんてしてんだ……?」
    八津郷 玲音:※メンテの時には脱ぐのが基本なのであった
    清峰 穹:「状態はできるだけ万全に整えてくれ」
    清峰 穹:「これで終わりではないだろう。無茶をすると聞いているからな」
    清峰 穹:「それと」
    清峰 穹:「俺の方は心配は要らない」
    清峰 穹:淡々としていた声に僅かに力が籠もる。
    清峰 穹:「見ての通り生き延びるのは得意だ。自分と金子さんや芳野に集中してくれ」
    八津郷 玲音:「ああ、見てて分かったよ。清峰は一対一サシなら大抵のヤツと渡り合える」
    八津郷 玲音:「──けどな、確約は出来ねぇよ。清峰の腕を信頼はするけど、心配すんのはこっちの勝手だ」
    清峰 穹:「……」
    清峰 穹:僅かに目を閉じて。
    清峰 穹:「判断は任せる。お前が迷う必要のないように努力しよう」
    八津郷 玲音:「そうしてくれ。俺もやっぱ痛ェのは嫌だし、円寿に手間かけさせるのも──あとメンテの時の小言が増えるのも嫌だ。それに」
    八津郷 玲音:「そっちも相棒バディには心配かけたくない、だろ?」
    清峰 穹:「………」
    清峰 穹:「そうだな。……わかっている」
    清峰 穹:芳野に僅かに視線を送って、それだけ答える。
    八津郷 玲音:「おう!つーわけでだ、俺も清峰も芳野も、今んトコ心配無用だ金子さん!」
    八津郷 玲音:──先の戦闘と、その後に自分に声をかけられた時。この人は微かに、表情を歪めて──苦痛に耐えていたような気がした
    金子 慕:「……え?」片目の瞼を持ち上げる。「いや、心配とかは……っ」
    金子 慕:「あいたた……参るよな、これ。わかった、わかったよ」頭を押さえながら。
    八津郷 玲音:「……あ、悪ィ。なんか余計なこと言ったかオレ……!?」
    金子 慕:「放任主義でいられればそれが一番楽なんだ。だからどうか……そのまま、心配いらずでいてくれよ」
    金子 慕:どうしようもない、たまたま行き会った相手になんとなく思い入れてしまうのも、そのせいで遺産に頭を殴られるような痛みを貰うのも。
    金子 慕:だから、元気で、とそれだけ思った。

    GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
    清峰 穹:ロイス保留、調達もいいかな……お金ちょっと使っちゃったし温存で
    清峰 穹:以上!
    金子 慕:ロイス保留! またクリスタルシールドいきましょうか
    八津郷 玲音:ロイスも調達も保留でいいかな……HP回復アイテムは次シーンで使います
    金子 慕:8dx+6>=25
    DoubleCross : (8DX10+6>=25) → 10[2,3,3,4,7,7,8,10]+5[5]+6 → 21 → 失敗

    金子 慕:ぬっ
    八津郷 玲音:回った!
    金子 慕:あと4……財産点で買っちゃおかな……カバーリングしてもらうかもしれないけど
    金子 慕:買っちゃおう!
    金子 慕:金子 慕の財産を4減少(4 → 0)

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  • ミドル5



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Middle-05
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:情報収集シーンです。登場自由。登場する方は登場侵蝕をお願いします。
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(78 → 83)
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(84 → 88)
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(63 → 68)
    GM:では収集してもらう情報はこちらになります
    GM:【情報収集項目】
    ・謎の金属塊の分析結果〈知識:機械工学〉5(ロイス:丹羽円寿を持つ場合、達成値+2)
    ・"ジャンクヤード"セルの狙い〈情報:UGN〉7
    ・"ジャンクヤード"セル撃退作戦立案〈情報:UGN〉8

    清峰 穹:セルの狙い行こうかな 作戦は金子さんにお願いしていいかしら?
    八津郷 玲音:では分析結果をこちらで!
    清峰 穹:任せた!
    金子 慕:はーい作戦いきます
    清峰 穹:狙い!コネ:UGN幹部使用!
    八津郷 玲音:コネ:専門家も使います 円寿さんへのロイスもあるので達成値も盛る!
    清峰 穹:5DX+2+2@10>=7 情報:UGN
    DoubleCross : (5DX10+4>=7) → 9[4,6,8,9,9]+4 → 13 → 成功

    清峰 穹:オッケー!
    金子 慕:8dx+4>=8 強化ビジネススーツ
    DoubleCross : (8DX10+4>=8) → 9[1,3,3,3,4,8,8,9]+4 → 13 → 成功

    八津郷 玲音:4dx+2>=5
    DoubleCross : (4DX10+2>=5) → 9[1,5,8,9]+2 → 11 → 成功

    八津郷 玲音:ヨシ!
    金子 慕:うおー
    GM:では順番に開示していきましょう

    ・謎の金属塊の分析結果
    "ジャンクヤード"セルがどこかから発掘し、研究していたExレネゲイド。
    内部のレネゲイドを揺さぶることで、生体・金属と融合。侵蝕して機械生命体に変えてしまう。
    八津郷玲音の体内に残留し、分解できなかったブラックボックスの中身もおそらく同一のもの。
    制御機能が備わっておらず、放置すれば無限に生体侵蝕が続き宿主を喰い尽くし、最終的に元の金属塊形状に戻ってしまう。
    ・"ジャンクヤード"セルの狙い
    セルの開発目標であった自律機械兵の実現のため、金属塊を制御する方法を探していたようだ。
    事故被害者であった八津郷玲音が機会と一体化しなが未だに生存していることを知り、
    『外部から制御する方法がある』と推測。八津郷玲音本人か周囲にその鍵があるとして、
    支部を襲撃してその制御手段を強奪しようとしている。電子機器の盗難は戦力集めのためだったようだ。
    ・"ジャンクヤード"セル撃退作戦立案
    "ジャンクヤード"セルの動きを放置すれば、いずれは丹羽円寿の存在に辿り着き、その身に危機が及ぶ。
    支部で円寿を守る役割とセルの拠点を攻撃する役割の二班に分かれ、速やかに壊滅させる必要があるだろう。
    攻撃班をキミたちが担当することになるが、同行者を茶臼木葉と芳野舞香から選ばなくてはならない。
    現在所持しているNPCカードを次のものに入れ替えることができる(入れ替えなくてもよい)。
    茶臼木葉
    『シナリオ3回:ダメージロール直前に使用する。その攻撃の攻撃力を+10。』

    GM
    GM:----
    GM:S県K市支部 地下
    GM:----
    丹羽 円寿:「解析結果、出た、ぞ」
    丹羽 円寿:「そっちに資料を回す」
    八津郷 玲音:「助かる。……まあ実のところ、だいたい想像はついてんだけどな……」
    八津郷 玲音:送られたデータを見る。その中身はほとんど理解できないけれども──
    八津郷 玲音:「……つまり、オレの中身・・ってことだろ、あれ」
    八津郷 玲音:実際にやり合って感じたことと照らし合わせれば、そのくらいの想像はつく
    丹羽 円寿:「……そう、だ」
    丹羽 円寿:「制御ができないバカでも、力を振り回すことはできる」
    羽生 菫:「UGNの遺産コード……『祈りの造花』」
    羽生 菫:「タチの悪いアレみたいなものですね」
    羽生 菫:「使い続けるとジャーム化する前に取り込まれてしまう」
    金子 慕:「どっちがマシかは人によるかもしれないな……タチが悪いのは同意」
    清峰 穹:「その"制御"というのがポイントだろうな」
    八津郷 玲音:「オレの身体も、放っときゃ内臓まで機械になっちまう始末だ。いやまあ、全身義体そんなふうになっても生きてるヤツがいるって話は聞いたこたぁあるが……」
    八津郷 玲音:「……んでも、さっきの流れを見る限りじゃあ、あちらさんも制御なんてできてないっぽかったぞ?」
    清峰 穹:「だが事実として、八津郷は今も生きている」
    清峰 穹:「連中も制御できていないからこそだ。制御に成功しているように見えるお前に関心がある」
    清峰 穹:「あるいは……」
    清峰 穹:「制御を成功させている・・・・・誰かにな」
    金子 慕:首を巡らし、その誰かの方を見る。
    丹羽 円寿:「……」
    丹羽 円寿:「ふん。それがなん、だ」
    丹羽 円寿:「ボクだってUGNの研究員だ」
    丹羽 円寿:「イリーガルである玲音が巻き込まれていることこそ遺憾であれ……」
    丹羽 円寿:「危険も。覚悟の上、だ」
    丹羽 円寿:その声は、少しだけ震えている。
    八津郷 玲音:「……そりゃあそうかもしれねぇがよ」
    八津郷 玲音:「もしあちらさんが円寿を狙うってんなら、ブッ潰さなきゃならねぇデッカイ理由が増えるってことだ」
    金子 慕:「その通り、危険だってないに越したことはないだろ」
    清峰 穹:「覚悟があるということと、無謀であることは違う」
    羽生 菫:「ウチとしても、カワイイ支部員を黙って危険に晒しておくわけにはいかないんですよね~」
    清峰 穹:「当然だろうな。となると……」
    金子 慕:「……あちらが動くなら、こっち側も速やかに対応する必要があるな」
    羽生 菫:「お。考えがおありで?」
    八津郷 玲音:「策があんのか、金子さん……!?」
    金子 慕:「考えってほどでもない。彼女を守る部隊と撃って出る部隊、ふたつに別れて行動するってくらいのものさ」
    金子 慕:「このまま放置してたんじゃ、あっちに主導権を握られっぱなしだからな」
    金子 慕:「僕は……これでも少し怒っていて、頭が痛くて、イライラしてる」片目を細める。
    金子 慕:「今のこの面子で攻めるのがいいんじゃないかと思うね」
    八津郷 玲音:「……確かに。オレとしても、殴りこんで一発……いや、二発でも三発でもブチ込んでやらなきゃ気が済まねえ」
    羽生 菫:「ふふ。張り切ってますね~」
    清峰 穹:「本拠となると頭目リーダーが居るでしょう。身勝手な主張を聞かされて頭痛が激しくなるかもしれませんが」
    清峰 穹:金子に冗談めかして。
    金子 慕:「もうそろそろ閾値を超えそうなんだよな……」やれやれという顔。
    金子 慕:「ま、つまりはどうとでもなれ、ということでもある」
    清峰 穹:「では、どうにかなる前に俺も同行しましょう」
    八津郷 玲音:「オレとしても、そんくらいの気持ちで見ててくれる方がありがてぇ。世話かけるが、頼んだぜ」
    羽生 菫:「では、攻撃班と防御班で編成しましょうか」
    羽生 菫:「そちら3人に攻撃班として出てもらうとして……」
    羽生 菫:「この支部、支部長の改造のせいで見た目からは想像できないハリネズミですからね」
    羽生 菫:「防御陣営はかなり数少なくていいので、もう1人くらい表に出てもらえると思います」
    羽生 菫:「誰に声かけるかとかも考えておいてくださいね~」

    GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
    金子 慕:ロイスは保留ー
    清峰 穹:ロイス保留
    清峰 穹:あ、八津郷君は今のうちにHP回復しておいてもいいかも
    八津郷 玲音:同じくロイス保留!あとここで高性能医療キット使っていいですか?
    清峰 穹:こっちはオッケーです
    GM:よいですよ~
    八津郷 玲音:わーい
    八津郷 玲音:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 19[7,3,9] → 19

    八津郷 玲音:八津郷 玲音のHPを-19減少(4 → 23)
    金子 慕:高性能治療キットまだあるよー
    八津郷 玲音:あっ、じゃあ頂いてもいいですか…!
    金子 慕:あげます!
    八津郷 玲音:わーい!
    八津郷 玲音:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 16[8,3,5] → 16

    八津郷 玲音:全快!
    清峰 穹:オッケー
    八津郷 玲音:八津郷 玲音のHPを-16減少(23 → 31)
    清峰 穹:多分もうミドル中判定機会なさそうだし
    八津郷 玲音:ありがとうございます!こちら以上で!
    清峰 穹:狙っちゃおうかな 強化素材
    八津郷 玲音:いけるいける
    金子 慕:いけー
    清峰 穹:3DX+2+2@10>=15 調達
    DoubleCross : (3DX10+4>=15) → 4[1,2,4]+4 → 8 → 失敗

    清峰 穹:だめでした
    金子 慕:あっじゃあ譲渡可能ということで自分もやりましょうか
    清峰 穹:俺はモデルチルドレンじゃない(冨岡顔)
    清峰 穹:あっお願いできるなら!
    金子 慕:8dx+6>=15 強化ビジネススーツ
    DoubleCross : (8DX10+6>=15) → 10[3,3,4,5,6,7,8,10]+4[4]+6 → 20 → 成功

    清峰 穹:すげえ
    八津郷 玲音:ナイス!
    金子 慕:いえい 清峰くんにあげます
    清峰 穹:ありがとう!ゾディアックウェポンの攻撃力を+1!
    清峰 穹:こちらは以上です
    GM

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  • ミドル6



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Middle-06
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:クライマックス前のNPCとの交流シーンです。
    GM:シーンプレイヤーは玲音くん、他登場自由。出る方は登場侵蝕をお願いします。
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(68 → 70)
    八津郷 玲音:うーん低燃費
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(83 → 90)
    清峰 穹:ずっと高いな……
    金子 慕:今回はお休みいただきます
    GM:はーい

    GM:S県K市支部 支部長室
    GM:----
    八津郷 玲音:──扉の前で深呼吸。普段は雑に結んでいるネクタイに、今ばかりは緩みがないように手で確認して
    八津郷 玲音:極めて慎重に、ノックを2回
    茶臼 木葉:「……はい、どうぞ」
    八津郷 玲音:「うす!失礼します!」
    八津郷 玲音:とまあ、このように大声げんきなこえで入室するものだから、結局はいつも通りなわけではあるが
    茶臼 木葉:「どうかしましたか? 八津郷さん」
    八津郷 玲音:「ああいや、聞いたんすよ。支部長が防衛戦の指揮を執る予定だって」
    茶臼 木葉:「耳が早い……ですね。はい」
    茶臼 木葉:「防衛基地として改造した支部と、狙撃手としての私は……相性が良いので」
    八津郷 玲音:「羽生さんが言ってたもんな、ハリネズミって……」
    八津郷 玲音:「それ自体に異議があるとかじゃないんすよ。ただ、その……なんつーか……」
    八津郷 玲音:支部長相手でも普段はハキハキと喋っているが、今回ばかりは何やら歯切れが悪い
    茶臼 木葉:「……八津郷さん」
    茶臼 木葉:「私は、あなたの……真っ直ぐなところを、評価しています」
    茶臼 木葉:「どうぞ、あなたの素直な考えを、口にしてください」
    茶臼 木葉:「……丹羽さんと喋るようには、いかないでしょうか?」
    八津郷 玲音:「や、さすがに最低限の礼儀は必要っすよ。……ええと、何が言いたいかっつーとですね」
    八津郷 玲音:「……オレがここに担ぎ込まれた時、円寿のやつ、今よりずっと他人、っつーか男を怖がってたんすよ。それでも、オレの命を繋ぐために頑張たたかってくれた」
    八津郷 玲音:「あいつ自身が言うとおり、あいつは研究者であって、支部長みたいに戦う手段を持ってるワケじゃあない。でも、あいつはあいつのやり方で戦ってる」
    八津郷 玲音:「さっき、地下で顔合わせした時にだって、オレの後ろに隠れるくらい怖がってたのに。……その円寿が狙われるかもしれねぇって考えると──」
    八津郷 玲音:「二発三発どころじゃねえ。再起不能になるまで殴ってやらなきゃって気持ちになる」
    八津郷 玲音:「……実際、そうできるかはわからねぇけど。オレたちで出来る限りの大暴れをしてきます。だから、その間」
    八津郷 玲音:姿勢を正し、そして──片膝をつき、握った右手の拳を床につけて、深く頭を下げる
    八津郷 玲音:「円寿のことを、お願いします」
    茶臼 木葉:「はい」
    茶臼 木葉:「私自身の、支部長の責任とは別に……」
    茶臼 木葉:「あなたの想いも。しかと……受け止めました」
    茶臼 木葉:「頼れる支部長としての姿を、見せて……あげましょう」
    八津郷 玲音:「支部長……!」
    八津郷 玲音:抱く好意と同じか、それ以上に大きな敬意を宿した視線で見上げる
    茶臼 木葉:「あなたは、あなたの仕事を」
    茶臼 木葉:「無事、帰ってきたら……皆でお茶にしましょうか」
    八津郷 玲音:「はい、是非とも……!……欲を言やぁ、それプラスイリーガルとしての報酬、にもひとつくらいご褒美が欲しいトコっすけど」
    八津郷 玲音:安堵からか、ようやく緊張がほぐれて。普段、円寿と交わすような軽口がついて出る
    茶臼 木葉:「組織としては難しいですが……個人で叶えられる範囲でしたら」
    八津郷 玲音:「──!」
    八津郷 玲音:「マジっすか……!約束っすよ支部長!」
    八津郷 玲音:支部長の前でなければ、今にも踊り出しそうな──実際、ちょっとばかしジャンプガッツポーズなんぞをしていたのだけれども──声色
    八津郷 玲音:──なおこの後、出撃前のメンテで円寿から史上最も蔑んだ声色の「バカ」との評を頂くことになる

    GM:----
    GM:S県K市支部 地下
    GM:----
    清峰 穹:出撃準備。装備の状態を確認し、問題がないと判断して一息。
    清峰 穹:「芳野、行けるか」
    芳野 舞香:「はい! 準備はばっちりですわ!」
    清峰 穹:「よし」
    清峰 穹:短い言葉を返して頷く。
    清峰 穹:「最悪の場合、敵本拠地での戦闘後に支部に取って返してもう一戦ということもありうる」
    清峰 穹:「くれぐれも無理はするな」
    芳野 舞香:「侵蝕的な余裕も大丈夫そうですし……気力も十分ですわ!」
    芳野 舞香:「そもそも、犬さんに気を取られてジャンクヤードセルの構成員を取り逃してしまったのはわたくしの不始末……」
    芳野 舞香:「ここで名誉挽回ですわ!!」
    清峰 穹:「……戦闘中に逃亡されたんだ。不始末というほどのことではないと思う」
    清峰 穹:「結果こちらに大きな被害は出なかったし、手がかりも手に入ったんだ」
    清峰 穹:「逃げる敵に気を取られて被害が増えるよりはずっと良かっただろう」
    芳野 舞香:「……ですわね! 切り替えていきませんと!」
    芳野 舞香:「一流は失敗しないし、もし失敗しても次のために切り替える!」
    芳野 舞香:「そういうものだと聞いています!」
    清峰 穹:「……なにか」
    清峰 穹:「気負うようなことでもあったのか?」
    清峰 穹:「士気モチベーションが高いのは良いことだが」
    芳野 舞香:「そんなことはないのです!」
    芳野 舞香:「ただ、わたくしは……清峰さんと同じく、模範生モデルチルドレンなどと呼ばれてはいますが……」
    芳野 舞香:「わたくし自身の力がそこまでとは、思えないのです」
    芳野 舞香:「ですが……だからといって腐って弱気になっていて、いつ一流になれましょう?」
    芳野 舞香:「いつでも元気に、問題に向き合う……」
    芳野 舞香:「そう、己に課しているのです」
    清峰 穹:「……」
    清峰 穹:「なるほど、な」
    清峰 穹:なにか得心したように頷く。
    芳野 舞香:「ですので、いつでも出撃の覚悟はできておりますわ!」
    清峰 穹:「芳野」
    芳野 舞香:「はい?」
    清峰 穹:「完璧な人間は、模範になると思うか?」
    芳野 舞香:「う~ん……どうでしょうか」
    芳野 舞香:「仮に実在するとすれば、それは模範になるでしょう」
    芳野 舞香:「けれど、前提が間違っていると思いますわ」
    清峰 穹:「というと?」
    芳野 舞香:「人間である以上、完璧ではありえない」
    芳野 舞香:「だから、模範というのは……」
    芳野 舞香:「高潔な心でも、臆病を越える勇気でも……きっと形は問わないのです」
    芳野 舞香:「ただ結果として、問題に立ち向かい、解決に導く姿」
    芳野 舞香:「周りの皆に、活力を与えられる存在」
    芳野 舞香:「きっと、そんな人だと思いますわ」
    清峰 穹:「半分は同意見だ」
    芳野 舞香:「では、もう半分は……?」
    清峰 穹:「俺は、仮に完璧な人間が存在したとしても」
    清峰 穹:「模範にはならないと思う」
    芳野 舞香:「まぁ。完璧なのに、ですか?」
    清峰 穹:「お前の言う通り、人間は完璧じゃない。普通の人間は間違えるし失敗もする」
    清峰 穹:「そんな人間たちが間違えないものを目指したところで、上手くいくはずがない」
    清峰 穹:「道筋の険しさに途方に暮れるのが関の山だ」
    清峰 穹:「模範的というのは、みんなが目指すべきところだ」
    清峰 穹:「そのために必要なのは、完璧であることじゃない」
    清峰 穹:「足りないことを自覚していることこそが必要なのだと、俺は思う」
    芳野 舞香:「なるほど……!」
    清峰 穹:「長くなったが、要するに」
    清峰 穹:「上の判断は間違っていない。お前は十分に模範的で優秀なチルドレンだ」
    清峰 穹:「自信を持っていいと思う」
    芳野 舞香:「それはできませんわ!」断言!
    清峰 穹:「言うと思ったですよね
    芳野 舞香:「なぜなら……わたくしの納得は、わたくし自身のものですから!」
    芳野 舞香:「わたくし自身が、胸を張って一流だと言えるようになるまで……がんばりますわ!」
    清峰 穹:「頑固なやつめ……」
    清峰 穹:だが、あるいは。
    清峰 穹:完璧など存在しないことを知りながら完璧を目指す、この矛盾した精神性こそが、模範にふさわしいのかも知れない。
    清峰 穹開き直られたら嫌だから言わないけど本人に伝えるべきではないだろうが
    清峰 穹:「……」
    清峰 穹:「ところで芳野」
    清峰 穹:「一流は失敗しないんだったな」
    芳野 舞香:「基本的には……?」
    清峰 穹:話しながら再調整していた軍刀を見せる。
    清峰 穹:うっかり手元が狂い、手入れ用の油が刀身にべっとり。
    清峰 穹:「………」
    清峰 穹:「俺は模範生失格です……」
    芳野 舞香:「い、一度や二度の失敗でくじけないことこそ、ですわ!」
    清峰 穹:「調整班にキレられる……丹羽に頼めば調整してもらえるか……?」
    芳野 舞香:「完璧な人間などいないのNobody's perfectですから!」

    金子 慕:改めて登場します……
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(88 → 92)
    金子 慕:なんとか
    GM:----
    GM:S県K市支部 地下
    GM:----
    羽生 菫:「……さて。敵拠点の情報はこんなもんですかね」
    羽生 菫:資料をまとめる。
    金子 慕:「ああ、ありがとう」
    金子 慕:なんとなくしかめ面のままで。
    羽生 菫:「……遺産の代償、ってやつです?」
    金子 慕:「それもある、んだけど……」
    金子 慕:「UGNさんの前だと言いづらいな」
    羽生 菫:「……じゃあ、ここだけの話ってことで……」
    羽生 菫:「いや別に私がUGNだから無意味っちゃ無意味ですけども」
    羽生 菫:「これでも情報職なんでね、口は堅いですよ?」
    金子 慕:「特に、君みたいなエージェントには……なんだけど、まあ」
    金子 慕:少しだけ顔を緩める。
    金子 慕:「同業のよしみかな」
    金子 慕:「僕はさ、自分が子供を頭数に入れるような作戦を言い出したのに腹を立ててる」
    金子 慕:「……僕がUGNに入らない理由だ」
    金子 慕:「でも、同時に」
    羽生 菫:「……そりゃそうですよね」
    羽生 菫:「私たちだって慣れたくはないんですけどね」
    羽生 菫:「同時に?」
    金子 慕:「それだけじゃないのも知ってる。自分で戦いたいと思った奴に機会を与えてくれてるのも」
    金子 慕:「だから、僕はそちらに協力してる」
    金子 慕:「どっちもどっちで、ぶつかるだろう、頭の中で」
    金子 慕:「でもこの遺産は僕に考えることを放棄させてくれない。だからずっと頭痛持ちのままだよ」
    金子 慕:「……この遺産のこと、いつか解き明かしてくれるんだろう」
    羽生 菫:「えぇ。レネゲイドと一緒に生きていく」
    羽生 菫:「そこに不満は少ない方が良い、ですからね」
    羽生 菫:「とくに遺産とか……オールド・レネゲイドは研究が進んでませんので」
    羽生 菫:「歴史が古いのに解明は進んでないというのもどうにもですけどね」
    羽生 菫:「さっさと光を当てたいな~とは思ってます」
    金子 慕:「頼りにしてるよ。そしたらこいつに大馬鹿野郎と伝える方法も教えてくれ」
    金子 慕:やれやれ、と息を吐く。
    金子 慕:「……わかってはいるんだよな、ほら、そちらが出してくれた調査結果」
    金子 慕:「こいつが僕にちょっかいを仕掛けるのは、感情に任せて情報の渦に溺れないためだ」
    金子 慕:「でも、そんなのは、無理だよ」
    金子 慕:一度死亡したはずの少年がいて、その少年をどうにか人に留めようとしている少女がいて。
    羽生 菫:「そりゃ、ね。俯瞰に徹するのが無理筋だってのは痛いほど」
    金子 慕:狙われた少女を守ろうとする人々がいて。
    金子 慕:「わかってくれるよな。でも」貰った資料をトントンと叩いて。
    金子 慕:「やらなきゃならない、辛いところだ」
    金子 慕:「……聞いてくれてありがとう」
    羽生 菫:「いえいえ」
    羽生 菫:「ここだけの話にしときますんで」
    羽生 菫:「お礼はカフェで指名してくれれば十分ですのでぇ」
    金子 慕:「スタンプカード、そろそろ特典がつきそうなんだよな……」
    金子 慕:「まあ、内緒にしててくれよ。UGNの話だとか、今回の話だとか……」
    金子 慕:「僕がわりと気分屋ウェザーコックな話とかはさ」
    金子 慕:「全部、ここだけの内密情報だ。よろしく」

    GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
    八津郷 玲音:ロイスは戦闘中に取ることを想定して保留!購入もなしでいいかな
    金子 慕:羽生さんへのロイスを◎安心/不安に変更します
    清峰 穹:モデルチルドレンなくして失うものないしワンチャン狙うか ブルーゲイル
    清峰 穹:3DX+2+0@10>=20 調達
    DoubleCross : (3DX10+2>=20) → 5[1,4,5]+2 → 7 → 失敗

    清峰 穹:ダメ!以上!
    金子 慕:じゃあ自分もブルゲー
    金子 慕:8dx+6>=20
    DoubleCross : (8DX10+6>=20) → 10[2,7,8,8,8,9,10,10]+8[5,8]+6 → 24 → 成功

    金子 慕:マジ?
    金子 慕:ゲットしました、以上
    清峰 穹:強い
    清峰 穹:全員オッケーかな!
    金子 慕:うす!
    八津郷 玲音:あっそうだ こちらもロイス感情を変更しておこう 円寿ちゃんへのロイスを「■尽力/悔悟」に!
    八津郷 玲音:あとブルゲチャレンジはしておきます
    八津郷 玲音:2dx>=20
    DoubleCross : (2DX10>=20) → 9[1,9] → 9 → 失敗

    八津郷 玲音:くっ
    八津郷 玲音:以上です!

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  • クライマックス


    GM:◆◆◆◆◆
    GM:Climax
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(92 → 95)
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(90 → 91)
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(70 → 78)
    八津郷 玲音:うぬーっ次のダイボ乗らず!

    GM:----
    GM:"ジャンクヤード"セルアジト
    GM:----
    GM:大量の機械が設置されたアジトは、市のはずれに存在した。
    GM:簡単な隠蔽が施されてはいるが、この街に戻ってきて日が浅いらしく、凝ってはいない。
    GM:もともと人は少ないが、念のための人払いも既に済んでおり、後は突入するばかりだ。
    芳野 舞香:「気配は……うまく探れませんね」
    芳野 舞香:「とはいえ、今度は取り逃がさないことに重点を置きながら、全員確保してしまいましょう!」
    清峰 穹:「了解。準備はいいな?」
    八津郷 玲音:「ああ、いつでもいいぜ!」
    金子 慕:「こちらも問題なし」
    芳野 舞香:「では!」
    GM:陣形を組みながら、キミたちは奥へと踏み込んでいく……!

    GM:機械式のトラップなどはあったが、戦闘員とも研究員とも接触せず、最奥らしき空間に辿り着く。
    GM:そこには数名の人影がキミたちを待ち構えていた。
    "ジャンクヤード"構成員:「……来たな」
    清峰 穹:「ジャンクヤードセルだな」
    八津郷 玲音:「待ち構えてやがったか……けど、大人しくお縄につこうって感じでもねぇな?」
    清峰 穹:「降伏を勧める。怪我をしたくなければな」
    金子 慕:(読まれてはいたか……数が多くないのはまだいいが)
    "ジャンクヤード"構成員:「降伏することで研究が成就するならいくらでもするのだがな」
    "ジャンクヤード"構成員:「怪我もいまさらどうでもいい。もとより、以前の戦いで崩壊しかかっているセル」
    "ジャンクヤード"構成員:「一手逆転に縋るほかないほどの戦力だ」
    金子 慕:「研究への執着、か」
    "ジャンクヤード"構成員:「そうだ。理解しがたいか?」
    "ジャンクヤード"構成員:「別に理解を求めてはいないがな」
    "ジャンクヤード"構成員:「さて。これ以上の問答がないなら始めようか」
    "ジャンクヤード"構成員:「実験を」
    "ジャンクヤード"構成員:全員の手に金属塊がある。
    清峰 穹:「事情も知らない他人の思いを理解できないの一言で片付けるつもりはない」
    清峰 穹:「だがお前たちに欠けているとすれば
    清峰 穹:「自分たちを理解させることではなく、他人を理解しようとする努力だ」
    清峰 穹:「何を犠牲にしてでも願いを叶える。犠牲にされようとしている側が黙っていると思ったか?」
    "ジャンクヤード"構成員:「黙らないなら黙らせるまで」
    "ジャンクヤード"構成員:「人の道などという真っ当なものが残っているのを期待するな」
    "ジャンクヤード"構成員:「月並みな言葉で言うならば、進歩に犠牲はつきものというやつだ」
    "ジャンクヤード"構成員:「我々かお前たちか、どちらが踏み台になるか」
    "ジャンクヤード"構成員:「我々の方が、より高いところを目指しているというだけだよ」
    八津郷 玲音:「……だいいち、テメェら……そいつを使ったらどうなんのか──」 分かってるのか、と問いを投げようとして、飲み込む。分かっていないはずがない、と思い至ったからだ
    八津郷 玲音:「……そうかい。とっくに覚悟は決まってるってワケか。なら、テメェらにぶつける理屈も文句も無ェさ。ただ」
    八津郷 玲音:「その進歩とやらのため、何を踏みにじろうとしてんのか……言葉以外の手段でぶつけてやる」
    八津郷 玲音:「テメェらが撒いた種が咲かせたオレもの、冥土の土産に目に焼き付けていきやがれ!」
    金子 慕:「……」二人を見て、少しだけ安堵したような顔になり。
    金子 慕:「放任主義だったんだが、二人ともやる気は十分みたいだ。僕も……」
    金子 慕:「これでも監督を期待されてる。せいぜいやらせてもらうさ」キン、と髪飾りを指で弾く。
    "ジャンクヤード"構成員:「では。実験、開始」
    "ジャンクヤード"構成員:……金属塊を、それぞれが己の胸に突き刺す。
    "ジャンクヤード"構成員:鋼鉄の柱が足裏から広がり、周辺にある機械を貪り喰らう。
    "ジャンクヤード"構成員:金属が擦れ砕ける不快な音を奏でながら、巨大なシルエットが組み上がっていく。
    機械巨兵:『駆逐する――』
    機械巨兵:身の丈3mほどのなかに火器を満載した巨人。
    機械衛兵:その周囲に隊列を組み、砲を構える2mほどの鉄人形。
    GM:――戦いが始まる。

    金子 慕:4dx+5>=9 思い出の一品(ブランケット)
    DoubleCross : (4DX10+5>=9) → 9[2,8,9,9]+5 → 14 → 成功

    金子 慕:よーし
    清峰 穹:6DX+0+1+2@10>=9 意思
    DoubleCross : (6DX10+3>=9) → 6[1,1,1,3,4,6]+3 → 9 → 成功

    八津郷 玲音:2dx>=9
    DoubleCross : (2DX10>=9) → 7[6,7] → 7 → 失敗

    清峰 穹:あっぶね
    八津郷 玲音:グワーッ
    金子 慕:あっ
    清峰 穹:あらま
    清峰 穹:よしよし
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を2D10(→ 11)増加(91 → 102)
    清峰 穹:まあ平均
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を2D10(→ 4)増加(95 → 99)
    八津郷 玲音:さすがに技能もアイテムもなしだと……な!
    金子 慕:なんだと
    八津郷 玲音:うーんどうするか カバーリングのためにも成功しときたいとこなんですが
    GM:あ
    清峰 穹:あっ
    金子 慕:あ
    清峰 穹:芳野さんのカード使える?
    GM:舞香ちゃんが使えてラウンド入ったら回数リセットです
    八津郷 玲音:あっ そうか今はまだラウンド開始前
    金子 慕:やったー!!
    清峰 穹:ありがてえ!
    八津郷 玲音:じゃあ頂きます……!
    八津郷 玲音:+3して10ヤッター!
    GM:そして前回言い忘れてたんですが、舞香ちゃんのNPCカードを強化します
    八津郷 玲音:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 15[5,10] → 15

    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を15増加(78 → 93)
    八津郷 玲音:ほうほう(がっつり増えたのから目を逸らしながら)
    GM:NPCカード:芳野舞香
    『ラウンド1回:判定直後に使用する。その判定の達成値を+10。』

    八津郷 玲音:つよい
    GM:バディムーブから夢の雫になりました
    八津郷 玲音:ピチョン
    清峰 穹:ありがたすぎ
    金子 慕:やったーーー

    GM:エンゲージは
    GM:(PCたち)-5m-(機械巨兵、機械衛兵×3)
    GM:ではラウンド進行入りましょう

    GM:▼ラウンド1
    GM:セットアップから
    GM:エネミーは巨兵のみあります
    機械巨兵:《フルオープン》
    機械巨兵:ラウンド中攻撃のダメージ増加、移動不可を受ける。
    GM:これだけです
    金子 慕:ブルーゲイル使用。行動値と侵蝕が+5。行動値12に。
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を5増加(99 → 104)
    清峰 穹:<原初の虹:命の鎧>+<原初の黄:マイスターハンド> コンボ:明けの明星
    八津郷 玲音:アーマメントベルトを使用!装甲を得て素手が強化されます
    清峰 穹:このシーンの間、自身の装甲値+3、【肉体】を使用した判定の達成値+27、ゾディアックウェポンの攻撃力+18
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を9増加(102 → 111)
    GM:ではよさそうなので、イニシアチブ
    GM:最速は……12になった慕さん!
    GM:どうぞ
    金子 慕:はーい
    金子 慕:マイナーはカバーもあるしなしでいきましょうか
    金子 慕:メジャー、『テイルフォローズ』《絶対の恐怖》+《神の御言葉》+《コンセントレイト:ソラリス》+《風の渡し手》侵蝕12上昇。
    金子 慕:風の渡し手が4体まで攻撃できるので、敵全員に交渉攻撃します。
    金子 慕:命中判定いきます
    金子 慕:9dx7+5 強化ビジネススーツ+2・クリスタルシールド-1
    DoubleCross : (9DX7+5) → 10[1,4,5,7,7,8,9,9,10]+10[2,3,3,6,7,9]+10[2,8]+10[7]+1[1]+5 → 46

    八津郷 玲音:ないすゥ!
    金子 慕:まわった
    GM:エネミー全員ガードを選択。カバーリングはありません。
    金子 慕:うおーダメージ
    金子 慕:5d10+27 装甲無視
    DoubleCross : (5D10+27) → 30[6,1,7,8,8]+27 → 57

    清峰 穹:いけーっ
    GM:ギャーッ
    金子 慕:いい感じになった~
    八津郷 玲音:でかい!
    機械衛兵:衛兵はガードが3のHPが30なので
    機械衛兵:全員爆散!!
    金子 慕:うし!
    清峰 穹:やったー!
    機械巨兵:機械巨兵のHPを51減少(0 → -51)
    金子 慕:金子 慕の侵蝕率を12増加(104 → 116)
    金子 慕:以上!
    機械巨兵:巨兵がガード値6ですがけっこういたい
    清峰 穹:なかなか硬い
    八津郷 玲音:うぬーッ
    金子 慕:あとは頼みます
    清峰 穹:任せて
    GM:ではイニシアチブ10 巨兵が動きます
    機械巨兵:マイナーはなし
    機械巨兵:メジャー
    機械巨兵:"インプラントミサイル"+《C:ブラックドッグ》+《アームズリンク》+《アタックプログラム》+《雷光撃》
    機械巨兵:射程:20m、対象:範囲(選択)の射撃攻撃。
    機械巨兵:PCエンゲージを打ちます。
    機械巨兵:9dx7+11 命中
    DoubleCross : (9DX7+11) → 10[2,2,5,6,6,8,8,8,10]+10[2,6,10,10]+10[8,10]+6[5,6]+11 → 47

    八津郷 玲音:うおでっか
    GM:まぁまぁの出目
    金子 慕:たかいー
    清峰 穹:むっ 高いな
    清峰 穹:回避!
    GM:固定値がけっこうすごいのだ
    清峰 穹:回避技能3、原初の虹:命の鎧の効果で【肉体】判定の達成値+27、トレーサーズジャケットで攻撃判定を除く【肉体】判定+3、モデルチルドレンで+2
    清峰 穹:ダイスは侵蝕B込で7、固定値は35、回避判定!
    清峰 穹:ダイスは6でした 失礼
    清峰 穹:6DX+3+27+3+2@10>=47 遥か空の星(侵食なし) (侵蝕100~)
    DoubleCross : (6DX10+35>=47) → 10[1,4,5,7,9,10]+7[7]+35 → 52 → 成功

    清峰 穹:っしゃ!
    金子 慕:すご!!
    八津郷 玲音:スゲエ!
    八津郷 玲音:こちらはガード!
    金子 慕:カバーしてもらうのは大丈夫そうです?
    GM:金子さんのリアクション後かな?
    金子 慕:こっちもクリシーあるからガードもできなくはない
    清峰 穹:そうですね、カバーはダメージロール直前とかだったから
    八津郷 玲音:カバーはダメージ前なので、まずリアクションをしてもらって大丈夫なのだ
    金子 慕:あ、のでリアクションどっちにしようかなって
    金子 慕:回避チャレンジしてみますかー
    八津郷 玲音:うす、失敗したらカバーに入る形で!
    金子 慕:4dx+1>=47
    DoubleCross : (4DX10+1>=47) → 6[3,4,5,6]+1 → 7 → 失敗

    金子 慕:ぜんぜんだめっ
    金子 慕:お願いします~~
    八津郷 玲音:では金子さんをカバーリング!
    金子 慕:ありがたすぎ
    GM:ならばダメージだ
    機械巨兵:5d10+3d10+22 ダメージ
    DoubleCross : (5D10+3D10+22) → 27[9,3,6,4,5]+12[6,3,3]+22 → 61

    清峰 穹:流石につよい
    GM:装甲ガード有効、61点!
    金子 慕:ひえー
    八津郷 玲音:装甲とガードで15点引いて46、これを2倍して92点!流石に戦闘不能なので……リザレクト!
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(93 → 102)
    八津郷 玲音:おっよしよし
    金子 慕:おおっ
    GM:巨兵の行動おわり。
    GM:イニシアチブ8、穹くんの手番です
    清峰 穹:あっカバーリング分の侵蝕上げたかな
    八津郷 玲音:あっそうだった 上げます
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を2増加(102 → 104)
    八津郷 玲音:チェックありがとう!
    清峰 穹:いえいえ!では改めまして
    清峰 穹:マイナーで戦闘移動、機械巨兵のエンゲージへ
    清峰 穹:<セレリティ> コンボ:閃光
    清峰 穹:即座に2回メジャーアクションを行います
    清峰 穹:清峰 穹の侵蝕率を5増加(111 → 116)
    清峰 穹:ゾディアックウェポンで白兵攻撃を行います。 コンボ:超新星
    清峰 穹:白兵技能2、原初の虹:命の鎧の効果で【肉体】判定の達成値+27、モデルチルドレンで+2
    清峰 穹:ダイスは侵蝕B込で6、固定値は28 対象は機械巨兵 対応なければ命中判定!
    GM:対応ないです! 今後もない!
    清峰 穹:6DX+2+27-3+2@10 超新星(侵食なし) (侵蝕100~)
    DoubleCross : (6DX10+28) → 10[1,4,7,8,9,10]+3[3]+28 → 41

    清峰 穹:よし、40超えた!
    八津郷 玲音:いい数字!
    金子 慕:いけーっ
    機械巨兵:ガード!
    清峰 穹:ダメージ!
    清峰 穹:5d10+30 (侵食100~)
    DoubleCross : (5D10+30) → 11[5,1,1,1,3]+30 → 41

    清峰 穹:腐ったな 41です
    清峰 穹:装甲ガード有効
    機械巨兵:この巨兵はガード値が6だが
    機械巨兵:なんと装甲も8あるのだ
    清峰 穹:硬いな!
    機械巨兵:機械巨兵のHPを25減少(-51 → -76)
    清峰 穹:ボデマ着てやがる
    清峰 穹:14点軽減なら27点じゃないかな?
    GM:……そうですね!!
    機械巨兵:機械巨兵のHPを2減少(-76 → -78)
    GM:引き算入れる数字をミスりました ありがとうございます
    清峰 穹:いえいえ
    清峰 穹:それはそれとしてセレリティの二撃目です ゾディアックウェポンで白兵攻撃を行います。 コンボ:超新星
    GM:では2撃目もどうぞ
    清峰 穹:6DX+2+27-3+2@10 超新星(侵食なし) (侵蝕100~)
    DoubleCross : (6DX10+28) → 10[1,1,2,3,8,10]+5[5]+28 → 43

    清峰 穹:おりゃっ
    機械巨兵:ガード!
    清峰 穹:5d10+30 (侵食100~)
    DoubleCross : (5D10+30) → 23[4,3,2,9,5]+30 → 53

    清峰 穹:よし、今度は多少マシ 53点です
    機械巨兵:機械巨兵のHPを39減少(-78 → -117)
    GM:だいぶ痛いぞ
    清峰 穹:メインプロセス終了時、セレリティの効果でHPを8点失います
    清峰 穹:清峰 穹のHPを8減少(30 → 22)
    清峰 穹:以上!後は任せた!
    GM:ではイニシアチブ5……の前に、割り込み!
    清峰 穹:むむっ
    金子 慕:ぬっ
    機械巨兵:《鼓舞の雷》
    機械巨兵:自身を対象にイニシアチブ行動を行わせます。
    八津郷 玲音:なにーッ
    金子 慕:うわー
    清峰 穹:自分を鼓舞
    機械巨兵:マイナー無しの、メジャー。
    GM:頑張れジャンクヤード頑張れ 俺は今までよくやってきた
    機械巨兵:"インプラントミサイル"+《C:ブラックドッグ》+《アームズリンク》+《アタックプログラム》+《雷光撃》
    機械巨兵:射程:20m、対象:範囲(選択)の射撃攻撃。
    機械巨兵:慕さんと玲音くんのエンゲージを撃ちます。
    機械巨兵:9dx7+11 命中
    DoubleCross : (9DX7+11) → 10[1,2,2,2,8,9,9,10,10]+10[1,1,3,5,10]+2[2]+11 → 33

    GM:リアクションどうぞ。
    八津郷 玲音:まずは各自リアクションといきますか…!
    金子 慕:はーい
    金子 慕:あ、カバーする余裕ってあります? なかったらガードしますが
    金子 慕:さっきのと考えるとまあ……ですが……
    八津郷 玲音:しますぜ!2人で1つずつロイス消すより、こちらのひとつで止めた方がよいかなーと
    金子 慕:ありがとうございます! じゃあドッジ!
    金子 慕:4dx+1>=33
    DoubleCross : (4DX10+1>=33) → 10[2,7,9,10]+10[10]+2[2]+1 → 23 → 失敗

    金子 慕:?
    八津郷 玲音:こっちもドッジ!
    八津郷 玲音:8dx>=33
    DoubleCross : (8DX10>=33) → 10[2,3,3,3,7,8,10,10]+10[3,10]+3[3] → 23 → 失敗

    八津郷 玲音:???
    金子 慕:あの、これなんですけど、どっちか+10してもらえる?
    GM:でも結局ロイスは1個なくなるからカバーで変わらんかも?
    金子 慕:ああーそっか
    八津郷 玲音:そうすね……良ければこちらでカバー入ります!
    金子 慕:したらお願いします……!
    八津郷 玲音:+10はこちらの攻撃に…頂けると…!
    金子 慕:どうぞどうぞ
    八津郷 玲音:というわけで《マグネットフォース》で金子さんをカバーリング!
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を2増加(104 → 106)
    金子 慕:いつもありがとうねえ
    機械巨兵:ならばダメージだ
    八津郷 玲音:それは言いっこなしだよお前さん
    機械巨兵:4d10+3d10+22 ダメージ
    DoubleCross : (4D10+3D10+22) → 19[7,4,1,7]+11[2,8,1]+22 → 52

    GM:装甲有効52点!
    八津郷 玲音:装甲で12点止めての40、かけ2の80!
    八津郷 玲音:"ジャンクヤード"セルに「執着/■憤懣」でロイスを取得、タイタス化して昇華、HP15で復活!
    GM:むむむ
    金子 慕:こちらはカバーしてもらって無傷です。ありがとー
    GM:ではイニシアチブ5で、玲音くん! どうぞだ!
    八津郷 玲音:はーい!マイナーで機械巨兵へエンゲージ!
    八津郷 玲音:メジャー:粉砕する 《C:ブラックドッグ/アームズリンク/ライトニングリンク/ジャイアントグロウス》 対象:範囲(選択)の白兵攻撃
    八津郷 玲音:これで機械巨兵にアタック!
    GM:妨害なし!
    八津郷 玲音:13dx7+4
    DoubleCross : (13DX7+4) → 10[1,1,1,4,5,7,7,8,8,9,9,9,10]+10[2,3,4,4,5,8,9,10]+10[3,4,10]+10[9]+10[8]+10[10]+4[4]+4 → 68

    八津郷 玲音:おっ回った
    金子 慕:いいぞ
    八津郷 玲音:ラウンドのラストだし、芳野さんの支援を頂いてもよかですか!
    金子 慕:いっちゃえー
    清峰 穹:やっちゃえ!
    芳野 舞香:サポートいたしますわ!
    芳野 舞香:達成値を+10!
    八津郷 玲音:では+10して78だ!
    機械巨兵:ガードするほかない!!
    八津郷 玲音:ではダメージが……
    八津郷 玲音:8d10+26+2d10
    DoubleCross : (8D10+26+2D10) → 39[8,6,5,4,8,3,2,3]+26+14[9,5] → 79

    八津郷 玲音:装甲ガード有効、79点!
    清峰 穹:良いダメージ出てる
    金子 慕:すごい
    機械巨兵:機械巨兵のHPを65減少(-117 → -182)
    八津郷 玲音:そして自分は侵蝕を上げつつHPを5点消費
    八津郷 玲音:八津郷 玲音の侵蝕率を11増加(106 → 117)
    八津郷 玲音:八津郷 玲音のHPを115減少(15 → -100)
    八津郷 玲音:違う違う
    GM:この機体のHPは……160!
    GM:爆散! 復活無し!
    八津郷 玲音:ヤッター!
    GM:キミたちの勝利だ!
    金子 慕:うおーーーー

    GM:では先にバックトラックしてしまいましょう
    清峰 穹:はーい!
    金子 慕:ロイス一個取ってなかったので、ジャンクヤードセルに取りたいです!
    GM:どうぞ!
    清峰 穹:あっ同じく!
    金子 慕:無関心/〇憤懣 かな
    GM:Eロイスはございませんが、スパリゾート施設相当のコンカフェおもてなしがございます
    GM:望むならバックトラックダイスを+1d10できます
    八津郷 玲音:オ・モ・テ・ナ・シ……
    清峰 穹:ジャンクヤード P執着/◯N隔意
    金子 慕:のぞむー
    清峰 穹:あっありがたい!もらいます!
    清峰 穹:これは先にスパリゾートの効果かしら
    八津郷 玲音:117でロイス5つ、安定を取って使わせてもらいます!せっかくの支部長のおもてなしだし……(多分違う)
    GM:実際組み合わせ方が分からないので
    GM:今回はロイスぶんを振る前に1d10振れるEロイスと同じ処理にしましょう
    金子 慕:たすかりすぎ
    清峰 穹:ありがたい!
    清峰 穹:では先に降ります
    清峰 穹:116-1d10
    DoubleCross : (116-1D10) → 116-3[3] → 113

    金子 慕:116-1d10
    DoubleCross : (116-1D10) → 116-5[5] → 111

    八津郷 玲音:117-1d10
    DoubleCross : (117-1D10) → 117-6[6] → 111

    清峰 穹:113か
    八津郷 玲音:ここでも仲良し
    金子 慕:おそろい
    清峰 穹:倍で振ります
    清峰 穹:113-12d10
    DoubleCross : (113-12D10) → 113-43[3,4,3,4,5,2,2,1,3,4,10,2] → 70

    八津郷 玲音:こちらは5つ等倍で!
    清峰 穹:帰還!
    金子 慕:残りロイス6個なので等倍かな……
    八津郷 玲音:111-5d10
    DoubleCross : (111-5D10) → 111-24[8,8,6,1,1] → 87

    八津郷 玲音:OK!
    金子 慕:111-6d10
    DoubleCross : (111-6D10) → 111-40[6,5,10,5,6,8] → 71

    金子 慕:ちょうど!
    GM:みんな帰還!
    清峰 穹:ただいま~
    金子 慕:やったねー
    GM:経験点はいつもの5点にシナリオ5点、最終侵蝕を各々足して算出ください
    八津郷 玲音:13点!
    清峰 穹:3点で13点!
    八津郷 玲音:じゃない15点か
    金子 慕:15点かな
    GM:私は15点かな いただきます

    機械巨兵:『――』
    機械巨兵:アンカーを展開。ミサイルハッチを開放。
    機械巨兵:攻撃準備を整える。
    機械衛兵:砲を構え、飽和射撃の体勢。
    金子 慕:機械の兵士の群れに退治し、髪飾りを展開、大きく翼のように。
    金子 慕:「あいつらのこと調べるのは……まあ、今はさすがに無理か。それなら……」
    金子 慕:「吐き出せ、八意」
    金子 慕:翼の先端ひとつひとつに小さな火花が点る。それは、これまで得てきた情報の残滓。
    ・最近起きた不審な事(表)
    ・最近起きた不審な事(裏)
    ・この街で過去にあった事件
    ・謎の金属塊の分析結果
    ・"ジャンクヤード"セルの狙い
    ・"ジャンクヤード"セル撃退作戦立案
    金子 慕:その中から『重要でない』と判断されたジャンクのようなデータが一斉に、敵に向けて放たれる。
    金子 慕:「……こいつはこれでも、僕には優しいんだ。一時の頭痛で済むからね」
    金子 慕:「君らはどうかな?」
    機械衛兵:『――――!?!?!?』
    機械衛兵:バイザーのような部分にノイズが走る。
    機械衛兵:乱れず構えられていたはずの砲身がふらつき、明後日の方を向く。
    機械衛兵:エラー。エラー。エラー。
    機械衛兵:砲身に光が集まり――暴発。
    清峰 穹:(攻撃の正体が掴めない……あれは俺でも防げるかどうか)
    清峰 穹:改めて認識する。遺産使いは出鱈目だ。
    金子 慕:「まだ残ってる。気をつけて」二人に声を掛ける。
    GM:硝煙が流れた後、残っている影は一つ。
    八津郷 玲音:「──早速やりやがるみてぇだぞ、あちらさん!」
    機械巨兵:巨兵がロジックエラーから復帰。
    機械巨兵:照準プログラムを再起動し、ミサイルの雨を降らせる。
    清峰 穹:「庇う相手は迷わせないと言った」
    清峰 穹:突き出した軍刀の切っ先に飛来する誘導弾の弾頭を乗せる。
    清峰 穹:触れた炸薬に抵抗を与えず、ただその力の向きベクトルを制御する。
    清峰 穹:逆進した誘導弾が別の弾と衝突、空中で炸裂。誘爆の連続。
    清峰 穹:爆炎を抜けて剣士が駆ける。
    清峰 穹:「はっ!」
    清峰 穹:咆哮は一つ、斬撃は二つ。袈裟斬りから即座に斬り返した逆袈裟の二撃が巨兵の装甲を裂く。
    機械巨兵:『――!!』
    機械巨兵:傷ついた装甲を爆砕ボルトでパージ。
    機械巨兵:吹き飛んだ装甲板が、鋭利で重厚な刃として金子と八津郷に迫る。
    八津郷 玲音:「っ……!」 清峰アイツのように華麗に捌くことなどできない。できるのはただ、射線に割り込み己の身を盾とすることのみ
    金子 慕:「……!」避けられる状況ではない。防御も無駄だ。だが。
    金子 慕:「……来てくれると、思ってたさ」少年のひたむきさを、既に自分は知っている。
    八津郷 玲音:「は、当たり前だろ。出来ることを出来る限り……ってな」
    八津郷 玲音:雄々しい笑みは、しかし、直後に到達する重刃に穿たれ──
    八津郷 玲音:──Rアブソーバー、抑制律40%低下──
    八津郷 玲音:──穿たれない。制服とシャツを千切り飛ばしながら、皮下から構成された装甲がひび割れ、砕けながらも、ヒトのカタチを保っている
    八津郷 玲音:「そんじゃあ──いくぜ、でくの坊!こいつが、テメェらの──」
    八津郷 玲音:「研究成果やらかしの報いだッ!」
    八津郷 玲音:先の戦闘時よりも更に巨大に──半ば、重機の解体用クローめいた重厚なものに──変形した右腕を振りかぶり、跳躍
    八津郷 玲音:それは巨兵が無数に持つ砲口に対して、あまりに無防備に見えた──だが
    芳野 舞香:「させません……わっ!!」
    芳野 舞香:紅色のハンドグレネードが飛び、爆発。
    芳野 舞香:紅い桜の花弁が吹き荒れ、次々に炸裂。
    芳野 舞香:無数の砲口の射線を弾き、ずらしていく。
    芳野 舞香:「今ですわっ!」
    八津郷 玲音:「応ッ!」
    八津郷 玲音:鮮やかな爆発の中から、無骨で傷だらけのクローアームが飛び出して。機械巨兵の頭部を、がしりと掴む
    八津郷 玲音:「出し惜しみは無しだ!こいつを──」
    八津郷 玲音:──Rアブソーバー、抑制全開放、限定0.5秒──
    八津郷 玲音:「喰らいやがれェッ!」
    八津郷 玲音:全ての制約を解き放つ僅かな時間、その一瞬で生成された莫大な電力が、地から天へと昇る雷となって解放される!
    機械巨兵:『……!!』
    機械巨兵:爆発。
    GM:雷光が周囲を満たし、目を焼く。
    GM:破壊の嵐が吹き荒れた後――
    機械巨兵:ジャンクの山と化し、動きを止める。
    機械巨兵:釘状の金属塊が、屑山の上で砕け散った。
    八津郷 玲音:──がらくたジャンクヤードの中から、黒焦げのクローアームが天を指して突き出している
    芳野 舞香:「けほ、けほ……」
    芳野 舞香:「あの爆発……八津郷さんは……!?」
    八津郷 玲音:鋭さも硬さも失ったそれは、建物内の僅かな風の流れによってボロボロと崩れて──
    八津郷 玲音:「──ぷはぁっ!」
    八津郷 玲音:「……し、死ぬかと思った……」
    清峰 穹:「無茶をするやつだな。丹羽が小言を言うわけだ」
    八津郷 玲音:その下、がらくたの中から、右腕を失い──断面は千切れた機械が火花を散らしている──、けれど無事に生還した少年が這い出す
    金子 慕:「いやあ、ヒヤヒヤさせてくれる」
    芳野 舞香:「あんまり無事じゃありませんわ~っ!?」
    芳野 舞香:「それ、くっつくんですの……!?」
    八津郷 玲音:「あー……ここまで壊しちまうのは覚醒ん時以来だけど……」
    八津郷 玲音:「なんとかなるだろ、多分!それに、腕一本で支部や円寿が安泰なら安いもんだ!」
    清峰 穹:「毎度こうなんだろうな……」
    清峰 穹:諦めたようにため息をつき。
    金子 慕:「安いもんだじゃないんだよ、まったく……」畳んだアンテナにまた痛みを覚えながら。
    清峰 穹:「八津郷はすぐに支部に帰投しろ。丹羽を安心……」
    清峰 穹:「はその姿だとさせられないだろうな……面倒を見てもらえ」
    八津郷 玲音:「お、おう……なんか清峰が悟りを開いたみたいな目をしてるのが気になるが、そうさせてもらうぜ」
    金子 慕:「揃って帰ろうか。僕も報告をしないとだし」
    金子 慕:「ジャンクの中からも拾えるものはあるだろ」

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  • ED1



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:ED-01
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:火曜日の夜。
    GM:普段なら休業であるはずのカフェ・ますかれ~どに、明かりが灯っている。
    GM:打ち上げとして、カフェを借り切ってのミニパーティが開かれていた。

    羽生 菫:「というわけで、お疲れさまでした~。かんぱ~い」
    羽生 菫:手にしているのは、カフェの落ち着いた空気にあったシックなカップ……ではなく、ジョッキである。
    羽生 菫:ジョッキパフェ用とかそういう事もなく、なみなみと生ビールが注がれている。
    羽生 菫:当然、カフェで出すものではない。自前だ。
    金子 慕:「元気だなあ……」こっちはアイスティーのグラスを持っている。下戸なので。
    金子 慕:あと頭痛の可能性をなるたけ下げたい。
    羽生 菫:「引率、ありがとうございます」
    羽生 菫:「おかげで円寿ちゃんも悲しまずに済みましたよ」
    金子 慕:「大した事はしてないよ。見てただけだ」
    金子 慕:「……それは何より」
    金子 慕:自分のこめかみを撫でる。今は遺産は休眠しているようで、落ち着いている。
    金子 慕:「研究研究って言うが、人に迷惑をかけないでやってほしいよなあ」
    羽生 菫:「その通りですね~」
    羽生 菫:「全部が世のために人のためになるとは限らないですけど」
    羽生 菫:「迷惑なのは勘弁ですねぇ」
    羽生 菫:「……今回の金属塊は、遺産ほどの強度は無かったんで破壊できましたけど」
    羽生 菫:「どうです? 仮に可能だとしたら、壊してでも解放されたいです?」
    羽生 菫:自分のこめかみをつんつんと。
    金子 慕:「………」少し考える。
    金子 慕:メリット:情報能力の拡大。デメリット:ひどい頭痛と思考の制限。
    金子 慕:「……壊す、となるとどういうわけか、少し躊躇してしまうんだよな」
    金子 慕:時々妙なところで反応を起こす遺産には、確かに意志が宿っているようでもあり。
    金子 慕:「上手いこと、デメリットを軽くして共存できたらそれで……ってのは、甘い考えですかね」
    金子 慕:「それに、どうしてこいつが僕に取り憑いたのかをまだ知れてない」
    羽生 菫:「そういうのは」
    羽生 菫:ぐっ、と生ビールを煽って。
    羽生 菫:「甘いではなく、優しい考えというんだと思いますよ」
    羽生 菫:ぷはーっ、と酒気を帯びた息を吐きながら言う。
    金子 慕:「そういうものかねえ……」
    羽生 菫:「そういう思考は、UGNとしても大事にしたいので」
    羽生 菫:「まぁ、今後とも良好な関係を、ってことで」
    金子 慕:「それに関しては、こっちも変わらずに、かな」
    金子 慕:グラスを持ち上げて、飲みさしのジョッキに軽く当てる。
    金子 慕:「お疲れ様。今後ともよろしくお願いしますよ」
    金子 慕:「……ふむ」
    金子 慕:「思うんだが、僕はこないだずいぶん自分の話ばっかりしたよなあ」ほろ酔いの顔を見ながら。
    金子 慕:「今日はこういう場だし、君の話も聞きたいな……っと」電気が走ったように一瞬震えて。
    金子 慕:「いたっ」
    羽生 菫:「……もしかして、起きました?」
    金子 慕:「いたいいたいいたい、おい、今別に普通だっただろ……! なんで??」
    羽生 菫:あなたのこめかみをつんつんつつく。
    金子 慕:「まさに今なっています……」
    金子 慕:「なんなんだろうなあ、焼きもちでも焼いてるのか……?」頭を押さえながら。
    金子 慕:「まあ、そういうわけで。この件はまだ続きそうだし」
    金子 慕:「これからも、どうか解決に向けて友好関係を続けさせてほしい、な」涙目で。
    羽生 菫:「ふふふ」
    羽生 菫:「なかなか難儀なお付き合いになりそうですね~」
    金子 慕:「難儀なくらいな方が」
    金子 慕:「やりがいがあるってものだろう? そういうことにしてくれ」
    金子 慕:締め付けられるような痛みに口を歪めながら、精一杯格好をつけてみせた。

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  • ED2



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:ED-02
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:大人たちが話している裏で。
    芳野 舞香:「お疲れさまでしたわっ!」
    清峰 穹:「お疲れ様」
    清峰 穹:麦茶のグラスで乾杯。
    芳野 舞香:紅茶のカップをかちんと当てる。
    芳野 舞香:「この支部とも今日でお別れですか……とっても楽しかったので残念ですわ」
    清峰 穹:「別れは慣れるものじゃあないな」
    清峰 穹:僅かにグラスを傾けて。
    清峰 穹:「けど、もう会えなくなるわけでもない」
    清峰 穹:「時間ができたらまた来ればいい。今度は仕事抜きでな」
    清峰 穹:もっとも。
    清峰 穹:互いに無事ならば、という但し書きはつく。
    清峰 穹:わかりきっていることを口にはしない。
    芳野 舞香:「そうですわね。また来ましょうね?」
    清峰 穹:「……俺もか」
    芳野 舞香:「えぇ。だって、もうお友達でしょう?」
    芳野 舞香:「わたくし、もう次に来ることを見越してポイントカードも作りましたわ!」
    芳野 舞香:スタンプが2つ既に押してある。
    清峰 穹:「友達、か……」
    清峰 穹:友人は多い。
    清峰 穹:もう会えなくなったものも。
    清峰 穹:別れは慣れるものじゃない。あるいはもう友など作るべきではないのかもしれないが。
    清峰 穹:「そうだな」
    清峰 穹:何度失っても、そうすることはできないものだ。
    清峰 穹:「次はゆっくり遊びに来るか」
    芳野 舞香:「えぇ!」
    芳野 舞香:「……ふふふ」
    芳野 舞香:なにやら楽しげに笑っている。
    清峰 穹:「楽しそうだな」
    芳野 舞香:「……だって」
    芳野 舞香:「任務でないのに二人でお出かけですもの」
    芳野 舞香:「ますます自慢ができそうですわ」
    清峰 穹:「……」
    清峰 穹:「それは自慢しなくていいかもしれない……」
    清峰 穹:何かが危ない気がするのである。
    芳野 舞香:「では、二人だけのヒミツに?」
    清峰 穹:「変化したらまた危険球」
    清峰 穹:まったくもって危なっかしい。目が離せないというか。
    清峰 穹:「……ああ」
    清峰 穹:ふと、思い出したように。
    清峰 穹:そういえば、かつて。
    清峰 穹相棒失った一人がそんなことを言っていたような。
    清峰 穹:今自分は、あいつと同じ立場に立てているのだろうか。
    清峰 穹:「いや、まったく」
    芳野 舞香:「?」
    清峰 穹:「悪い。これは大変だな、と思っただけだ」
    芳野 舞香:キミが何を思っているかは分かっていないだろう。にこやかに微笑んでいる。
    芳野 舞香:「精進いたしますわっ」
    清峰 穹:「気を張るのは程々にな」
    清峰 穹:いつかは、彼女がこんなふうに誰かをなだめる時が来るのだろう。
    清峰 穹:精々それまでに良い見本を見せなければ。
    清峰 穹:「大変だ。模範生は」
    清峰 穹:それでも、立ち向かわなければ。
    清峰 穹:弱気になってはいつまで経っても、一流になれないらしいから。
    清峰 穹:「……ところで芳野」
    清峰 穹:何かを置いておくような素振りを見せて。
    芳野 舞香:「はい」こっちも何かを横に置く。
    清峰 穹:懐からカレンダーを取り出し。
    清峰 穹:「どうせ遊びに来るのなら」
    清峰 穹:「せっかくだからなんらかのキャンペーン中を狙いたい」
    清峰 穹:「欲はある他意はないが」
    芳野 舞香:「書いてありましたね。なにやらこすぷれうぃーく? があるとか……」
    芳野 舞香:「こすぷれ……?」
    芳野 舞香:「どういう意味ですの? 教えてくださいまし!」
    清峰 穹:「普段が正統派クラシックだからこそ変化球が映える哲学的な話になるぞ……」
    芳野 舞香:「奥が深いのですね……!」
    清峰 穹:ガス抜きをしてやるのも相棒の使命というものである。
    清峰 穹:つまるところ、そういう建前必要な休息なのである。
    清峰 穹:上手く騙くらかさ説得しなくては。
    GM:パーティはまだ長い。
    清峰 穹:「では、まずクラシカルのよさ根源的の話から始めようか」
    清峰 穹:シロップたっぷりのパンケーキを口に運びながら馬鹿な話を始める。
    GM:君が上手いこと、ご令嬢をだまくらかせたかは当人たちのみぞ知る。
    清峰 穹:戦いの終わった後の日常など、こんな緩いもので十分なのだ。
    GM:だがきっと、揃ってスタンプが押される日が来るだろう。

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  • ED3



    GM:◆◆◆◆◆
    GM:ED-03
    GM:◆◆◆◆◆
    GM:そして、一番大きなテーブルで。
    茶臼 木葉:「……」黙々とパンケーキを切り分ける、右手の女性と。
    丹羽 円寿:「……」じっとりとした目を君に向けながら、カップにお茶を注ぐ左手の少女と。
    GM:その間に、キミはいる。
    八津郷 玲音:右手──茶臼支部長はいい。自分がそうして欲しいと望んだ結果であり、手際の良さに感心したりもする
    八津郷 玲音:問題は左手、妙に不機嫌そうな──身体を派手に壊した後はだいたいそうなのだが──円寿にどう声をかけたものか、ちらちらと視線をやっては冷や汗をかていたりする
    八津郷 玲音:「……ええと、あの、円寿……さん?」
    丹羽 円寿:「なんだ、玲音」
    丹羽 円寿:「おかわりなら今注いだぞ」
    丹羽 円寿:じとーっ。
    八津郷 玲音:「お、おう、ありがとうな」
    八津郷 玲音:カタカタと震える左手で持つカップで、紅茶をひとくち。震えているのは、持っているのが利き腕ではないからだ。多分。きっと。そうに違いない
    八津郷 玲音:いい茶葉、なのだろう。普段バックヤードで拝借して飲む茶と比べて、香りが段違いだ。だが──
    八津郷 玲音:「(……味が分からねぇ……なんだこのプレッシャー……!)」
    茶臼 木葉:「八津郷さん、あーん」
    茶臼 木葉:支部長がフォークの先に細かく切ったパンケーキを刺して差し出してくる。
    八津郷 玲音:「ひゃいっ!?」
    八津郷 玲音:反射的に口を開き、差し出されたそれをぱくり。控えめな甘みで、一旦思考が落ち着いて──
    丹羽 円寿:「……せいぜい噛み締めろ。誰のおかげで機械の体でご飯を食べられてるか、な」
    八津郷 玲音:「そ、そりゃあもちろん円寿のおかげ──むぐっ」
    八津郷 玲音:プレッシャーの中、口の中にものがある状態でしゃべればどうなるかは明白である
    八津郷 玲音:「お、お茶お茶……!」
    茶臼 木葉:「はい、どうぞ」
    八津郷 玲音:一旦皿に置いていたカップを、支部長の介添えで左手で持ち──ぐびりと一口で飲み干す
    八津郷 玲音:──こちらはこちらで、つい先ほど注がれたばかりの温かい、いやむしろ熱いお茶である。結果──
    八津郷 玲音:「────!?!?!!?!?」
    八津郷 玲音:美女と美少女に挟まれて悶絶する少年、という珍奇な光景が現れることになる
    茶臼 木葉:「大丈夫……ですか?」
    八津郷 玲音:「へ、へいきれす……あち……」
    八津郷 玲音:ひーひーと、軽くヤケドした舌を出しながら涙目で頷く
    丹羽 円寿:「……一応診せろ」ぐいーっと顔を引っ張って舌を見る。
    丹羽 円寿:「……」
    丹羽 円寿:じっと真正面から見つめあうことになり
    丹羽 円寿:「……問題、ないっ」ぶんっとぶん投げるように顔をそむけさせる。
    八津郷 玲音:「あ、ああ……そりゃまあ、オーヴァードなんだしこのくらいは、な……?」
    茶臼 木葉:「……ふふ」
    茶臼 木葉:「元通りの仲良しで……良かったですね」
    丹羽 円寿:「そんなんではない、です!」
    八津郷 玲音:「支部長にはオレらが一体どんな風に見えてんすか……!?」
    茶臼 木葉:「私にとっては……皆、大切な同胞ですから」
    茶臼 木葉:「仲が良さそうで、なによりだな……と……」
    茶臼 木葉:「でも、そうですね」
    茶臼 木葉:「八津郷さんは……頼り甲斐が出てきました、ね……?」
    丹羽 円寿:「……!」
    丹羽 円寿:「調子に乗るなよ、バカ玲音」
    丹羽 円寿:「少なくとも義体を壊して帰ってくるうちはダメダメだからな」
    八津郷 玲音:「調子に乗る暇もなくぶっとい釘を刺してきやがった……!」
    八津郷 玲音:いつもなら、ここからやいのやいのと言い合うことになる、のだけれど
    八津郷 玲音:「……でも、そうだな。今回やり合った相手を見て思ったよ」
    八津郷 玲音:「ああはなれねぇな、って」
    八津郷 玲音:なりたくない、ではなく。なれない、なってはいけないと、そう強く感じたままのことを口にする
    茶臼 木葉:「……安心ですね」
    丹羽 円寿:「心構えだけは、な」
    八津郷 玲音:「何事もまずは気持ちから、だろ?……だからまあ、その、なんだ」
    八津郷 玲音:「……これからも、よろしく頼まれてくれねぇか、円寿」
    八津郷 玲音:左手の指で気まずそうに頬をかきながら、ちらちらと左手を見ながら
    丹羽 円寿:「……しょうがないな」
    丹羽 円寿:「まったく。付き合ってやれるのはボクくらい、だ」
    丹羽 円寿:「やってやる」
    丹羽 円寿:「感謝しろ、よ?」
    丹羽 円寿:ぎこちなく、しかし満足そうな笑みを浮かべ。
    八津郷 玲音:「ああ、一生感謝しても足りねえくらいだ。おかげでこれからも   役に立てるってモンよ!」
    八津郷 玲音:誰の、とはさすがに本人の前では小声にならざるを得なかったけれど
    八津郷 玲音:「……っつーわけで、支部長!これからも円寿と一緒に頑張ってくつもりなんで……」
    八津郷 玲音:「ご褒美のお替り、いや前借りっつーことでですね、さっきのをもう一度……」
    茶臼 木葉:「私は……構いませんが……」
    丹羽 円寿:「……バカ玲音っ!!」
    GM:一際大きな声がこだましたという。

    GM:カフェ・ますかれ~ど。
    GM:旦那様お嬢様のお帰りを、お待ちしております。

    GM:Double Cross The 3rd Edition 『Mechanically Metamorphoses』
    GM:CLOSE

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